乗り鉄探偵南 達仁 東北新幹線・みちのく特急殺意の旅 作:新庄雄太郎
11時17分、達仁と穂乃果達が乗った東北新幹線「やまびこ13号」は定刻通り盛岡へ到着した。
「やっと、盛岡か。」
「でも、そこからどうするの?。」
「うん、盛岡から秋田へ行くには田沢湖線経由の特急「たざわ」が盛岡で連絡しているんだ。」
「へぇー、盛岡に特急と連絡しているんだね。」
「そうだよ。」
特急「たざわ」は昭和57年11月のダイヤ改正で新たにに導入したL特急電車である、ヘッドマークには田沢湖と美しい女性の辰子像が描かれている、特急「たざわ」は1日6往復運転されており、盛岡から秋田へ行くには便利な特急列車である。
12時31分、達仁と穂乃果達は特急「たざわ5号」に乗って田沢湖へ向かった。
「うわー、いい景色ね。」
「本当だ。」
「うん。」
13時09分、特急「たざわ5号」は定刻通り田沢湖へ到着した。
「ここが、田沢湖ね。」
「うん。」
「美しいわ。」
と、真姫は言う。
「あれっ、穂乃果は。」
「そういえば、にこと花陽とことりと一緒だけど。」
「キャーッ!。」
穂乃果の悲鳴を上げた。
「穂乃果、どうしたんです。」
「どうした、何だこれは。」
それは、50代の男の死体だった。
数分後、秋田県警のパトカーがやって来た。
「秋田県警の徳永です、あなたが遺体の発見者ですね、あなたの名前は。」
「私は、南 達仁です。」
「おっ、あの高校生探偵の。」
「身元は、特定できましたか。」
「ああ、被害者は東京の人間のようだな。」
「うん、それで身元は?。」
「ええ、被害者は辰巳 良介さん51歳です。」
「それで、死因は。」
「ああ、恐らく溺死でしょうね。」
「うん。」
そして、南達は田沢湖とみちのく角館を見物し、乳頭温泉で1泊することにした。
「はぁー、やっぱり温泉はいいよね。」
「うん、旅行と言ったら温泉だよね。」
「やっぱり、温泉は最高だにこ。」
「うん、本当ね。」
と、風呂をは行った後は穂乃果とことりとは達仁に言った。
「やはり、犯人に殺されたの。」
「ああ、犯人は首を絞めて田沢湖で遺棄したと考えられるんだ。」
「なるほど、犯人はそれを利用したって事ね。」
「それは考えられるよ、ことりちゃん。」
「だろ、問題は犯人は誰かって事だ。」
「そうよね。」
穂乃果は達仁に言った。
「おっ、穂乃果すべすべになったな。」
「うん、結構いいお湯だったわよ。」
「とても気持ち良かったよ。」
と、ことりは言った。
「へぇー、結構人気なんだよな。」
「うん。」
「乳頭温泉は、秋田の中でも大人気なんだって。」
「そうなんだ。」
そして、次の日は秋田から五能線に乗って旅をする事になる。