乗り鉄探偵南 達仁 東北新幹線・みちのく特急殺意の旅 作:新庄雄太郎
そこへ、ことりと花陽が様子を見に来ると。
「どうしたの、達仁。」
「大変だよ、女性が死んでるんだよ。」
「えっ、本当。」
「うん。」
そして、達仁は女性の死体を調べた。
「どう、達仁君。」
「被害者は毒入りの缶コーヒーを飲んで死んでるよ。」
「何。」
「やはり、毒殺ね。」
「ああ、犯人が前もって混入したんだよ。」
「そうか。」
暫くして、青森県警のパトカーが到着した。
「青森県警の水沢警部です。」
「同じく、澤井刑事です。」
「鰺ケ沢署の青山です。」
「それで、被害者の身元は。」
「ああ、亡くなったのは東京在住の大野木綾子さん27歳です。」
「ん、君は一体。」
「俺は、音ノ木坂学院の南 達仁っていうだ。」
「南 達仁、あっ、あの高校生探偵の。」
「そう。」
「いやー、驚きましたよ。」
「まさか、音ノ木坂学院の高校生探偵だったとは。」
「それで、死因は。」
「はい、被害者が飲んでいた缶コーヒーに混入していたのは、青酸カリと判明しました。」
「今回の事件は秋田と五能で連続殺人になるな。」
「でも、犯人はどうやって犯行行ったの?。」
「そこなんだよ。」
と、達仁は穂乃果に行った。
「じゃあ、弘前に行こうか。」
「ええ。」
そう言って、達仁と穂乃果達は弘前へ向かった。
「うわー、素敵な町ね。」
「うん、ここはリンゴのふるさとなんだよ。」
「でも、思えば遠くへ来たもんだな。」
「新幹線に乗って東北へ行けれるなんて夢にも思わなかったよ。」
「本当だよ。」
「うん、新幹線が出来てたから便利になったからな。」
「新幹線に乗って東北の旅も中々いいわね。」
「うん、盛岡から秋田へは特急「たざわ」に乗って、秋田からは五能線に乗って、帰りは奥羽本線の特急「鳥海」に乗れるなんて、夢みたいだわ。」
「うん、みちのくの旅も新幹線と特急とローカル線で行くもの悪くないわね。」
と、にこは言った。
「でも、どうやって犯人は五能線に乗ったのかな。」
「よし、時刻表で調べて見よう。」
早速、達仁は時刻表を見て見た。
上野 7時17分発 新幹線リレー号5号
大宮 7時43分 下車
大宮 8時00分 東北新幹線やまびこ13号
福島 9時28分 下車
福島 10時40分 特急つばさ5号
秋田 15時15分 下車
「犯人は、これに乗ったのかな。」
「うん、それも考えられるけど。」
「でも、本当に犯人はこれに乗ったのかな。」
「そこなんだよね。」
「とにかく、弘前へ行こうか。」
「ええ。」
そして、達仁と穂乃果達は弘前へ行って城下町巡りをすることにした。
「凄いのね、弘前は。」
「うん、本当ね。」
「まさに、津軽の旅ね。」
「ほんとうだよ。」
俺たちは、弘前公園へ行った。
築城当初の天守・櫓・門などが残り、史跡に指定されている弘前城跡。夏には本丸西にある蓮池に見事な蓮の花が咲く。水面に浮かぶ涼しげな景色を見ながら散策するのも一興。
「結構古い歴史があるのね。」
「そうだよ。」
犯人は、それを利用したのかな。
誰なのか