ハイスクールドロップキック   作:ガラクタ山のヌシ

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せっかくなのでゆりね以外のOGにゲスト出演してもらいます。


第7話

「でも先輩…急に堕天使の掃討とは言っても手がかりが…」

 

何とも情けない限りだが、情報がなければ如何ともし難いのもまた事実。

 

「それなら問題ないわ。ちょっと待ってなさい」

 

そう言うなり、ゆりねは携帯を取り出し何処かへ電話をかけはじめる。

 

「久しぶりね…ええ…私は元気よ。実はね…うん…頼めるかしら?…ありがとう。後でお礼はするわ。じゃあ」

 

少しの間話し込んではいたが、その後再び携帯をしまうゆりね。

 

「ちょっと人を待つわよ」

 

非常事態ではあるものの、だからこそ焦ってはならないのだろう。

それから十分ほど経過した頃、一台のワゴン車がオカルト研究部一行の前に止まる。

そして、そこから降りてくるのは日焼けした抜群の肉体美を持ち、短くカットされた髪とアンニュイな表情がセクシーな海パン姿の人物だった。

 

「オッスオッス」

「久しぶりね、それで頼みたいのはこの辺の堕天使の情報なんだけど…」

「バッチェ、任しといて下さいよ〜!!」

「相変わらず頼れるわね。それじゃ、頼めるかしら」

「いいよ!!来いよ!!」

 

そう言うなり、その人物は乗ってきた車の後ろの座席を親指で指し示す。

恐らく乗れと言うことなのだろう。

 

その人物はそのまま運転席に引っ込んで地図やらPCやら携帯やらと睨めっこしており、五分と待たず、ゆりねにウインクしつつサムズアップを見せる。

 

「それじゃみんな、彼女の車に乗って」

「えぇ…」

 

木場、小猫の二名は困惑しきりであるが、何やら朱乃とリアスは顔見知りの様子。

 

「その…一体どなたなんですか?」

 

木場が遠慮がちに問いを投げかけるも

 

「それは道すがら教えるわ」

 

と、いつの間にか助手席に座っていたゆりねが言う。

 

流石に先に乗り込んだ先輩を待たせるわけにもいかず、全員乗車するなりそのまま発進する車。(なお、話しをしている隙にイッセーくんの体にはリアスがこっそり何かした模様)

 

「それじゃ、紹介するわね。彼女はたどちゃん。堕天使追跡のエキスパートで、元オカルト研究部のエースよ。とは言っても空手部と掛け持ちだったんだけどね」

「オッスお願いしま〜す」

 

運転しながら片手を上げつつ元気よくそう言うたどちゃんに、部員達は困惑しきりである。

 

「いやあの…元オカルト研究部ってことは…その…当時は女子校ですよね?」

「?何言ってんの、当たり前じゃないの」

「それで、その…たどっち先輩?見たところ成人なさっているみたいですけど…」

「二十四歳です」

「そ…そうですか…じゃあお仕事とかは…」

「学生です」

「学生あっ…(察し)」

「まぁ彼女、色々と訳ありでね。突っ込んだことは聞かないであげて貰えると助かるわ」

「は…はぁ…」

 

いくつかある信号を越え、徐々に人気のない方へと車は進んで行く。

 

「そろそろ着きますよ〜着く着く」

「ありがとうたどちゃん」

 

そうしてやって来たのは、どこからどう見ても廃れた教会だった。

 

この人の交友関係ってどうなってるんだろう?

 

そう思ったのはリアスだけでは無さそうだ。




たぶん次からは出ないでしょ(テキトー)。
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