コードギアスの世界にアミバの能力を持った転生者って需要が有るんですかぁ〜!? 作:TNKエース
エピローグ1 皇帝ルルーシュと叛逆の皇子
アミバが消えた後、ルルーシュ達は皇帝とナイトオブゼロとして表に出た。
無論ギアスを使って、
原作と違うのは、オデュッセウス達皇族は王位継承権は捨てられているものの、オデュッセウスは福祉関連の要職。
ギネヴィア達もメイドではなく、能力に見合った仕事をしている。
やっている事は原作とそう変わりがないが……
そして、ラウンズの襲来………は無かった。
理由はアミバが関連していた。
旗印となるビスマルクがいない為、ジノとドロテアはジノの実家であるヴァインベルグ領に、身を寄せていた。
ジノの父であるヴァインベルグ侯爵はルルーシュに対抗する為に多くの貴族と同盟を作り、貴族連合としてルルーシュと対立を始めた。
とは言ってもまだ本格的な抗争はなく、貴族の権力維持を求めての対立なので武力衝突はなく、通信での対論と示威的行為(トリスタンやパロミデスがお供を連れて飛行してくる程度)をしてくる程度だ。
そして、ブリタニア本国をジェレミアに任せてルルーシュは超合衆国にブリタニアが参加する為に日本へと向かう。
原作と違うのは護衛としてナイトオブゼロであるスザクが同行している。
そして、アッシュフォードで会談が始まる。
会談は馬鹿をやらずに普通に進む。
そして、一度超合衆国の面々で話をする為に、ルルーシュにはクラブハウス内の一室(生徒会部屋)にて待ってもらう事となった。
しかし、ルルーシュを待っていたのは……
「ゼロぉ〜〜!!俺達が悪かったから戻って来てくれよ〜〜!!」
玉城が泣きながらルルーシュに黒の騎士団に戻って来てほしいと懇願していた。
「ええい!離せ!後、鼻水をつけるな!洗濯が大変だろう!
スザク!カレン!お前達も見てないで玉城を離せ!」
突如の玉城の愚行に呆気に取られたスザクとカレン達黒の騎士団幹部陣も玉城を取り押さえてルルーシュから離していく。
「ルルーシュ皇帝……」
そして、ゼロがルルーシュの前に立つ。
ゼロは仮面を取ると、
「先生は……アミバ先生はどうなったんですか?」
かつて、メグとアミバに救われた少年。安西守だ。
何故、彼がゼロをやっているのかと言うと……代役である。
黒の騎士団だって無能では無い。
戦闘行為の有った神根島をシュナイゼル側の人間と合同調査。
ゼロの死の誤報と代役。
ゼロの虐殺したと思われる施設の調査。
扇の黒の騎士団除名(実際は保護。現在は精神病院に入院中)
ヴィレッタの処刑。
部隊の再編等多数の職務を(主に星刻や藤堂、カレンやラクシャータに神楽耶)をこなし、
干からびたバトレーや嚮団の無事なコンピューターからのデータを復元した事により、皇帝シャルルの時代から数多の人体実験が発覚した。無論、ギアスもだ。
調査を終えた施設は死者を可能な限り埋葬し、施設そのものを斑鳩のハドロン砲で破壊し尽くした。
そして、ゼロの死の誤報と代役のゼロ。
これに関しては世界中、特に日本人の希望の火を絶やさない為である。
そして、どうしてそうなったのかをきっちり発表する為に、(半ば)偽の診断書による。扇がヴィレッタ・ヌゥの手によって薬物による洗脳を受けていたという事にしたのだ。
そこで、ヴィレッタ・ヌゥを銃殺刑とした。
ブリタニアは何も言わなかった。
まぁ、弱肉強食を国是としているので捕まった軍人は要らないとでも思っているのだろう。
そして、扇は洗脳されていたとはいえゼロを裏切ったのは事実なので黒の騎士団から除名されてしまい、現在では精神病院でゼロがルルーシュが悪いと叫んでいた。
同じく藤堂も自らを更迭しようとしたが、次の人材が各国がせめぎ合いながら自分の国の人間を薦めてくるので中々後任が決まらなかった。
(扇の事務総長の役は星刻が兼任している)
そして、ゼロの代役。
ルルーシュを見つけたらゼロに戻って来てほしい。神楽耶達黒の騎士団幹部……しかし、戻ってくれる迄に超合衆国が崩壊しては元も子もない。故にゼロの代役だ。
そして、ルルーシュと体格の似た守が選ばれた。
しかし、一部の議員はゼロが偽者だと分かってはいるものの、ブリタニアの脅威に対抗する為に残っている。
閑話休題
「………アミバは…死んだ……」
「………そう…ですか………」
守は分かっていた……けど信じたくなかった事を聞いて、静かに涙を流した。
「アミバの馬鹿野郎……」
玉城も拳と掌を叩き合わせアミバの死を悼む。
それを見たスザクは、あの人はこんなにも慕われていたのか……と思った。
自分にとってはユフィを殺したルルーシュの次に憎い人物。
無論、彼の気持ちも分かる。日本人を裏切りあの様な虐殺を行ったユフィを憎いと感じると理性では分かっているが、感情が彼を許すなと叫んでいるのだ。
ルルーシュからは彼は医者だと聞いた。だから…ブリタニアを…‥ユフィを許せなかったのだろう。
スザクは心の底でアミバに謝る。
その後、ルルーシュと黒の騎士団は和解はするものの黒の騎士団に戻りはしない事を告げる。
そして、再びの会談。
結果は否決。
理由は原作と同じ人口差の問題……そして、貴族連合の一件を片付けてから再びの会談迄に、超合衆国の法整備をしていく旨を伝えて、会談は終わる……と思いきや、
「「大変です!!」」
ブリタニアと超合衆国。両方の関係者が体育館内に慌てて入ってきた。
「何事ですか!?」
神楽耶は唯ならぬ二人に速やかに話を聞くことにした。
「本国首都ペンドラゴンが消滅しました!!」
「ブリタニア首都ペンドラゴンが消滅しました!!」
二人は同じ内容を話す。
「何っ!?」
「何ですって!?」
ルルーシュや神楽耶だけではなく、その場にいた議員達全員が驚く。
消滅?どう言うことだ?
何人もがそう思う中、ルルーシュと神楽耶はある結論に至った。
「「フレイヤ………」」
ざわりっ!
第二次トウキョウ決戦にてトウキョウ租界を破壊し、3000万人を超える死傷者を出したあの……フレイヤ……
「シュナイゼルか……」
ルルーシュの呟きに、各国の議員達は騒めく。
最後に彼を見たのは黒の騎士団との神根島の合同調査の一件が最後だ。
ビスマルクの遺体と気を失ったアーニャ、そして二人の機体を持って……何処かに消えてしまったのである。
その後は一切合切表に出てこなくなったのだ。
その場は一度解散となり、ルルーシュは輸送艇の中で画面越しにシュナイゼルと対面する。
そして、ルルーシュを皇帝として認めずにナナリーを皇帝とする旨を伝え、ナナリーはルルーシュとスザクに敵だと宣言してしまう。
『では、ギアスの方が正しいと言うのですか?』
『あら、ではギアスとフレイヤで人を操ろうとするシュナイゼル殿はどうなるのでしょうか?』
『えっ?』
「神楽耶!?」
神楽耶が通信に割り込んできたのだ。
『先程ぶりですわ。ルルーシュ陛下。
それにナナリー様も』
『えっ?あっはい。神楽耶さんもお久しぶりです……』
ナナリーは急展開について行けず、神楽耶に挨拶をしてしまう。
『先程、ルルーシュ陛下に対して、ギアスが正しいか……聞いておられましたが……』
『はい。ギアスを持って他者を操るなんて有ってはならない事です』
『そうですか……ですが、ブリタニアにそれを言う資格はございませんよ』
神楽耶の言葉にナナリーは驚く。
『何故ですか?』
『ブリタニアは古くからギアスを使ってるではありませんか……』
神楽耶の言葉にナナリーはおろか、ルルーシュ達やシュナイゼル達も驚きを隠せなかった。(シュナイゼルの場合は眉が動く程度だったが)
『ブリタニアの銀の狂皇はご存じですか?』
『え…ええ、歴史の教科書程度ですが……』
銀の狂皇。ブリタニアの歴代皇帝の中で、都市一つの民が総突撃した後行方知れずとなった皇帝。
シュナイゼルが知っているのは精々その程度だ。
カノンやコーネリアもまたその程度の認識だ。
『では……彼の狂皇がギアスを所持しているのはご存知でしょうか?』
『なっ!?』
これは流石にシュナイゼルも驚く。
無理もない。全く関係のないところから爆弾がやってきたのだから、
「狂皇……ライヴィル・S・ブリタニアは我が皇家の血を継いでいまして、その最後は神根島にて消息する前に、一度皇家に来ていらしたのですわ。
しかも、その時にギアスなる力の詳細を語ってくれていまして、この様な悲劇を繰り返さない為に色々と教えてくださったのですよ。
私も、ギアスという言葉を知るまでは戯言の類だと思っていましたが……まさか真実だとは思いませんでした」
神楽耶の言葉にナナリーはそんなと驚き、
「それに、旧中華連邦に存在した施設にもブリタニアの特殊部隊のサザーランドやブリタニアが関与した人体実験のデータが見つかりました。
これについてはどう思いでしょうか?」
神楽耶の笑みにシュナイゼルは僅かに黙る。
「………フッ……」
シュナイゼルは僅かに微笑む。いつも通りに、
「ルルーシュ……いけないよ。またギアスで人を操るなんて……』
「は?」
そして、超合衆国……正確には黒の騎士団を取り込むのを切り捨てた。
出汁にされたルルーシュは一瞬思考が止まる。
『どうやら、皇代表はギアスに操られているようだね。
これ以上の問答は無用だよ』
そう言って、シュナイゼルは通信を切る。
ルルーシュはシュナイゼルとは思えない程の杜撰さに偽物かと思った。
(作者の技量不足です。すいません)
その後、首都から離れていた為に無事だったジェレミアと通信し、被害の詳細を聞く。
ペンドラゴンは完全に消滅。そこにいた元皇族も全て死亡。
生き残ったのはグリンダ騎士団を束ねるマリーベルのみ、
更にはユーロブリタニア、複数のエリア、一部本国のブリタニア軍が反乱を起こし、シュナイゼル側に付いた。
それも平民貴族問わずにだ。
反乱後に合流したジェレミアの同期の騎士曰く、
反乱が起こる前にお忍びでシュナイゼルが来たと言う話を聞いたらしい(本人は妻の出産の立ち会いの為に基地に居なかった)
反乱軍に加わらなかった者の大半はその日非番等で基地に居なかった者だったようだ。
「ちぃ!シュナイゼルめ、前々から仕込んでいたな!」
ルルーシュはテーブルを叩きつける。
その瞳には怒りの炎が灯っていた。
凶報は続く。
カンボジアにて浮遊要塞が出現し、こちらに向かってに移動中。
各国の黒の騎士団とブリタニア本国の部隊(ジェレミアやマリーベル含む)は反乱部隊と交戦し、援軍は不可能。
更には貴族連合にいるジノ、ドロテア。更にはノネットまでもがシュナイゼル側に合流。既にいたアーニャを含めて、敵のラウンズは四名。
更には元々のシュナイゼルに付き従う者達を含めれば、その戦力は此方の約3倍以上。
更には機動要塞やフレイヤも含めると……常人なら想像するだけで頭を抱えたくなる程だ。
唯一……正確には二つだが、救いは有った。
黒の騎士団が共に戦ってくれる事、そしてニーナ・アインシュタインがフレイヤの対抗策を作ってくれている。シュナイゼルのギアスに関しては自分のギアスで上書き(ニーナの許可は取った)で原作と同じように動いてくれている。
そして、遂に浮遊要塞ダモクレスが、日本上空に近づいてきた。
可能な限り、黒の騎士団がまともならこうするだろうと思って動かしました。
シュナイゼルに関しては、作者の技量不足です。