メジロ家長男(再)   作:剣崎雷太

4 / 4
 
 我が道を行く、雷速成りて
 
 先頭にいて近くにウマ娘がいないとき、足の回転速度を上げて加速する。スタミナが余っている時は更に加速する



名家の怪物 メジロストライク

 

 「さて、どうするか」

 

学校での合宿を始めるにあたって、全体練習のほかに個人練習をすることになったストライク達だが・・・そのメニューについて悩んでいた

 

「俺の脚質を考えるならスタミナとスピードなんだが、そもそもとしてそこまでの成果をもらえるのか心配だな、レグルスと併走でもいいんだが・・・あいつは自分に負荷をかけてパワーをかけるのが好きだから俺との練習は難しいな、他の二人も同様なら」

 

ストライクは学校から出て近くの山に行く、そこの山は中腹に公園があり頂上には展望台がある所で一般的に公開されている。ストライクはその頂上まで休憩なしで生き頂上で休憩する、ストライクは足に重りをつけていて(合計で50㎏)走っているから下半身が重点的に鍛えられる。

 

「ふぅ、これを続けるには苦ではないが併走相手がいないのは辛いな・・・アルダンはトレセンだし俺の側の三人はそれぞれの練習とすると」

 

ストライクは展望台の階段を負荷を多くして下ったり登ったりしている、繰り返しをしているがその速さは通常のウマ娘に比べて随分早いものである、ストライクはこの練習を三時間ほど続け再び頂上で休憩をする、流石に体力の消耗が激しいのか汗の量が尋常ではない、水を買おうと降りようとしたストライクに声をかける人物が一人

 

「ストライク坊ちゃん」

 

そこに来たのはメジロ家の執事でありマックイーンの担当である爺やであった。

 

「なんでお前が?」

 

「お嬢様からの言伝を伝えようと、レグルスに聞いたら水分補給を持たずに行ったと聞いたので」

 

レグルスはストライクの居場所を来たわけではないが、長年の勘と信頼なのか場所が分かったのである。爺や自身も水分補給を持たないストライクに少し起こりそうになったがその理由を知っているのであまり厳しく言わなかった。

 

「ストライク様は相変わらずですね」

 

「何が?」

 

「ストライク様はお嬢様たちに比べたら使用人の中でも最底辺・・・下です。アルダン様はひどくお怒りになりましたが」

 

「相変わらずだな、俺の評価など気にする必要は無いのに」

 

「アルダン様は貴方に命を救われています、それの恩もあるのでしょう」

 

「お前の前で言うのは失礼だが、あの時のお前達は本物の無能だったな」

 

ストライクは水を飲みながら当時の事を思い出していた、ストライクがまだ八歳の時の事であったメジロ家のウマ娘たちと関係者での意見の食い違いが怒ってしまったのである。

 

 

  数年前

 

ストライクは自室で漫画を読みながら紅茶を飲んでいた、近くにはレグルスが控えていた。

 

「いいのかメジロ関係者全員のパーティーだろ」

 

「別に俺が出る必要は無いだろ」

 

「ドライだな」

 

二人はキッチンから食料を奪い食事を作って自室で食べようとした

 

「いや~楽に行けたな」

 

「警備があまいな」

 

「確かに」

 

二人でパーティーを忘れて食事を食べながらゲームに勤しんでいると

 

「ここにいますか!」

 

「「何が?」」

 

「ストライク坊ちゃん!パーマ様とアルダン様を見ませんでしたか?」

 

「見てないが」

 

「な「本当か?」」

 

婆やの後ろから出てきたのは派手なスーツを着ている中年の男性であった、その男性は口を開けばストライクに対して暴言に近いものを吐いてきた・・・がストライクは聞く耳を持たずゲームを続けた。

 

「で、どうしたん」

 

「パーマ様とアルダン様が失踪しました」

 

「は?」

 

ストライクはその場から飛び出し、ついでに中年の男性を吹き飛ばして走り出した。レグルスはストライクを追うように走り出す(中年は踏んで、ついでに顔面も踏んで)二人の速度は視認が難しいほどの速さで動くのでメジロのウマ娘たちにであっても追いつけない

 

「くっ早すぎる」

 

「お兄様」

 

動く二人に唯一追いついたのはメジロけの現当主であるお婆様であった

 

「(まさかこんなに早いなんて、将来確実に揺るがすわね)」

 

お婆様は何とか二人に追いつき話をしようとするが

 

「外は俺達で探すからお前らは中を探せ!俺が行った所がヒントだ」

 

それだけ言ってお婆様は使用人に指示を出し、ストライクたちは外に飛び出した

 

「レグルス!」

 

「わかってる、俺は庭だな」

 

ストライクはレグルスと分かれて山に向かう、メジロ家が保有している山なので危険は少ないが危ないのは変わりない、ストライクは何も恐れずに山をかける。

 

「アルダンはともかく、パーマはこの山によく行ってたから頂上にいるはずだな・・・アルダンが行けるか不安だな」

 

ストライクは山をありえない速さで駆け抜けていく、途中で切り傷などを受けるが気にせずに走る。そうして頂上に上がろうと

 

「だれかーーー」

 

「パーマ!」

 

小さい崖の所でアルダンとパーマを見つけたストライクは直ぐにレグルスと連絡を取り四人で山を下った。この時にストライクとレグルスは額などに傷をつける事になり更に騒ぎになった。しかし中には二人が隠したのではという声もあったがレグルスとストライクが殴りと蹴りで壁を壊したら全員黙った、中年の男性はメジロのウマ娘を狙っていたらしく二人に近づこうとしてパーマがそれに嫌気がさしたことが発覚しストライクが黙らせた。

 

そして現実に戻り、

 

「あの時の坊ちゃんの行動には驚かされました」

 

「俺は二人が心配なだけさ」

 

「だからこそ・・・アルダン様は言いたいのですね」

 

「何を」

 

「今度のレースで本気を出さないでくれと」

 

「また随分と直球だな」

 

「ええ、あなた様が本気を出せば…」

 

「安心しろ」

 

「坊ちゃ「どうせ本気は出せない」!」

 

ストライクはそうしてまた練習に戻った、あとから季がされたのだが中央でのストライクの相手が決まったらしい

 

 

ストライク対シンボリルドルフ

 

レグルス対エルコンドルパサー

 

蓑下対グラスワンダー

 

グーレスト対ゴールドシチー




対戦カードが決まりました。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。