『三好in山本五十子の決断』   作:零戦

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フォークロア氏が完結したので何とか1日二話投稿は間に合いました。


第二十五話 カ号作戦前編(パナマ運河)

 

 

 

 

 

 

「……………………」

「やはりサンディエゴ攻撃に行きたかったですか?」

「……まぁな。だが、このパナマ運河攻撃も命令だからな」

 

 パナマ方面に向けて航行する第二機動艦隊司令長官の小沢治三郎大将は参謀長の古村少将に苦笑しながらもそう言う。

 旗艦『天城』を筆頭に空母8隻、戦艦2隻を主力とする第二機動艦隊はパナマ運河攻撃を任務としていた。

 

「だがまぁ……うちも随分と大所帯になったものだな」

「GF(聯合艦隊)と海上護衛総隊が2個分ずつ増えましたからねぇ」

 

 そうぼやく小沢と古村である。それでは遅ればせながらも日本葦原海軍の艦艇を紹介しよう。

 

 

 

 日本海軍

 

 戦艦7隻

 『出雲』

 『長門』

 『伊勢』

 『日向』

 『河内』

 『因幡』

 『岩代』

 

 正規空母22隻

 『加賀』

 『天城』

 『飛龍』

 『翔鶴』

 『瑞鶴』

 『大鳳』

 『神鳳』

 『雲龍』

 『蓬莱』

 『葛城』

 『生駒』

 『鞍馬』

 『蔵王』

 『飯盛』

 『信貴』

 『隼鷹』

 『飛鷹』

 『紀伊』

 『信濃』

 『龍驤』

 『鳳翔』

 

 改装空母6隻

 『龍鳳』

 『瑞鳳』

 『千代田』

 『大鷹』

 『雲鷹』

 『冲鷹』

 

 甲巡12隻

 『高雄』

 『摩耶』

 『妙高』

 『羽黒』

 『足柄』

 『青葉』

 『八雲』

 『和泉』

 『伊吹』

 『六甲』

 『利根』

 『鈴谷』

 

 乙巡7隻

 『矢矧』

 『酒匂』

 『五十鈴』

 『天龍』

 『龍田』

 『夕張』

 『大淀』

 

 艦隊型駆逐艦72隻

 『雪風』『長波』…………………。

 

 防空型駆逐艦48隻

 『涼月』『冬月』…………………。

 

 海防艦125隻

 

 

 

 葦原海軍

 

 戦艦10隻

 『大和』

 『武蔵』

 『周防』(『長門』)

 『陸奥』

 『金剛』

 『比叡』

 『榛名』

 『霧島』

 『志摩』(『伊勢』)

 『大隅』(『日向』)

 

 正規空母8隻

 『赤城』

 『土佐』(『加賀』)

 『蒼龍』

 『雷龍』(『飛龍』)

 『飛鶴』(『翔鶴』)

 『神鶴』(『瑞鶴』)

 『龍飛』(『鳳翔』)

 『神龍』(『龍驤』)

 

 改装空母5隻

 『祥鳳』

 『隼鳳』(『瑞鳳』)

 『瑞鷹』(『隼鷹』)

 『翔鷹』(『飛鷹』)

 『鳳龍』(『龍鳳』)

 

 甲巡18隻

 『石鎚』(『青葉』)

 『衣笠』

 『古鷹』

 『加古』

 『妙義』(『高雄』)

 『愛宕』

 『霊仙』(『摩耶』)

 『鳥海』

 『吾妻』(『妙高』)

 『那智』

 『早池峰』(『羽黒』)

 『磐梯』(『足柄』)

 『九頭竜』(『利根』)

 『筑摩』

 『最上』

 『三隈』

 『石狩』(『鈴谷』)

 『熊野』

 

 乙巡17隻

 『長良』

 『阿武隈』

 『鬼怒』

 『名取』

 『由良』

 『手取』(『五十鈴』)

 『球磨』

 『多摩』

 『木曾』

 『大井』

 『北上』

 『川内』

 『神通』

 『那珂』

 『天塩』(『夕張』)

 『穂高』(『天龍』)

 『揖斐』(『龍田』)

 

 艦隊型駆逐艦71隻

 『吹雪』………。

 

 防空型駆逐艦6隻

 『秋月』………。

 

 海防艦16隻

 

 

 鹵獲艦艇

 戦艦

 『Iowa』(修理中)

 『Washington』(同上)

 空母

 『鳳鶴』(『ホーネット』)

 『黒姫』(『サラトガ』)

 

 以上の大所帯になっていたのだ。その為、将和と五十子は聯合艦隊としての再編も行う事にしたのだ。

 

 

 

 聯合艦隊戦隊一覧

 聯合艦隊旗艦

 『大淀』

 第一戦隊

 『大和』『武蔵』『出雲』『長門』『周防』『陸奥』

 第二戦隊

 『伊勢』『志摩』『大隅』

 第三戦隊

 『金剛』『比叡』『榛名』『霧島』

 第四戦隊

 『高雄』『妙義』『愛宕』『霊仙』『摩耶』『鳥海』

 第五戦隊

 『妙高』『吾妻』『那智』『羽黒』『早池峰』『足柄』『磐梯』

 第六戦隊

 『青葉』『石鎚』『衣笠』『古鷹』『加古』

 第七戦隊

 『最上』『三隈』『鈴谷』『石狩』『熊野』

 第八戦隊

 『利根』『九頭竜』『筑摩』

 第九戦隊

 『八雲』『和泉』『伊吹』『六甲』

 第十戦隊

 『北上』『大井』

 第十一戦隊

 『河内』『因幡』『岩代』

 第十二戦隊

 『球磨』『多摩』

 第十三戦隊

 『鬼怒』『長良』

 第十四戦隊

 『神通』『那珂』

 

 第一水雷戦隊

 『阿武隈』

 第二水雷戦隊

 『矢矧』

 第三水雷戦隊

 『川内』

 第四水雷戦隊

 『酒匂』

 

 

 第一護衛戦隊

 『五十鈴』『手取』『名取』

 第二護衛戦隊

 『木曾』『由良』

 

 

 第一航空戦隊

 『加賀』『信濃』『紀伊』

 第二航空戦隊

 『天城』『赤城』『土佐』『黒姫』

 第三航空戦隊

 『大鳳』『神鳳』

 第四航空戦隊

 『飛龍』『蒼龍』『雷龍』

 第五航空戦隊

 『翔鶴』『瑞鶴』『飛鶴』『神鶴』『鳳鶴』

 第六航空戦隊

 『雲龍』『蓬莱』『葛城』『鞍馬』

 第七航空戦隊

 『生駒』『蔵王』『飯盛』『信貴』

 第八航空戦隊

 『隼鷹』『飛鷹』

 第九航空戦隊

 『瑞鷹』『翔鷹』

 

 第一防空戦隊

 『祥鳳』『瑞鳳』『隼鳳』

 

 第50航空戦隊

 『鳳翔』『龍鳳』『龍飛』『鳳龍』

 

 

 

 以上となる。また、戦隊一覧に出てこなかった艦艇は海上護衛総隊に移管され海上護衛に専念している。

 そして小沢の第二機動艦隊は以下の通りの編成である。

 

 

 

 第二機動艦隊

 司令長官 小沢治三郎大将

 旗艦『天城』

 第二航空戦隊

 『天城』『赤城』『土佐』『黒姫』

 第八航空戦隊

 『隼鷹』『飛鷹』

 第九航空戦隊

 『瑞鷹』『翔鷹』

 第三戦隊第二小隊

 『比叡』『霧島』

 第七戦隊

 『最上』『三隈』『鈴谷』『石狩』『熊野』

 第十三戦隊

 『鬼怒』『長良』

 艦隊型駆逐艦8隻

 防空型駆逐艦12隻

 

 

 

 小沢大将の達せられた目的はパナマ運河の破壊であった。

 

「最優先の閘門はガトゥン閘門だったな?」

「はい。ガトゥン閘門を破壊するのが一番との事です」

「まぁ機体は多いから全ての閘門の破壊には何とかなるだろう」

「その通りです」

 

 なお、パナマ運河の説明に関しては某架空戦記小説とアニメが詳しく記載されているので省く。第二機動艦隊は哨戒機等の接触を受ける事なくパナマから約450キロの海域まで接近したのであった。

 

「第一次攻撃隊発艦準備完了しました」

「……第一次攻撃隊全機発艦!! 始めェッ!!」

 

 各空母の飛行甲板で待機していた第一次攻撃隊は発艦を開始する。その見送りを手隙の乗員達が『帽振れ』で見送っていたのである。

 

「全機おるな?」

『無論です』

 

 第一次攻撃隊隊長にはGF司令部も再編されたので前線勤務を志願した淵田大佐であった。操縦士には松崎少佐、無線手に水木少尉と真珠湾コンビでもあった。

 

 第一次攻撃隊

 烈風改90機

 彗星90機

 流星改90機

 彩雲6機

 

 

「さて……(上手くいけばアメリカ……やなくてヴィンランドのアキレス腱を絶つ事になる……絶対に成功させんとな……)」

 

 彩雲に乗る淵田はそう思う。そして第一次攻撃隊は編隊を乱す事なくパナマ運河近海まで到着する。無論、ヴィンランド軍も対空レーダーで第一次攻撃隊を探知していた。

 

「大規模な攻撃隊だと!?」

「馬鹿な、葦原のサルどもがパナマ運河まで来たというのか!?」

「それが事実だから今こうなっているんだ!! 兎に角戦闘機を上げれるだけ上げるんだ!!」

 

 斯くして攻撃隊飛来までに新旧合わせて100機程の戦闘機を上げれる事に成功するも相手は堀越技師が「これが僕の最高傑作」とまで謳う烈風改であった。

 

「全機突撃!! 攻撃隊は守るわよ!!」

 

 制空隊隊長の兼子正美少佐は燃料タンクを投下し操縦桿を倒していの一番に突撃する。その後方を列機が追従して敵戦闘機と空戦を開始するのである。

 

『隊長、リモン湾です!!』

「ヨッシャ!! 見えたで!! 水木、全機突撃準備や!!」

『はい!!』

 

 直ちに『トツレ電』が発信され攻撃隊は各目標への攻撃準備に移行する。

 

「水木、突撃や!!」

『はい!!』

 

 準備が出来たと判断した淵田大佐は『ト連送』を打たせた。ト連送を受信した攻撃隊は直ちに攻撃を開始する。先に攻撃を仕掛けたのは彗星隊だった。

 

「行くぞォッ!!」

 

 彗星隊隊長の垂井充美大尉は列機に合図すると上下反転しそのまま急降下をする。地上では対空火器が銃砲身を上空に向けて銃砲弾を撃ち上げているも垂井機には命中せず垂井大尉は高度600で500キロ爆弾を投下し離脱する。目標の燃料タンクに吸い込まれるように500キロ爆弾は燃料タンクに命中し爆発、炎上する。

 

「よし、此方も行くわよ!!」

 

 炎上する軍港施設を見ながら流星隊隊長の田中正子大尉は列機を率いてガトゥン閘門を目指す。

 

『高度10メートル!!』

「ヨォーソロォー!!」

『投下策、安全装置解除』

 

 田中の小隊は閘門に接近する。そして田中は投下策を引いた。

 

「撃ェッ!!」

 

 田中機の流星の腹から91式航空魚雷改四が投下される。遅れて列機の2機からも魚雷が投下され田中小隊は高度を上げる。そして上昇中に閘門に魚雷が命中して水柱を噴き上げた。

 

「畜生!! びくともしないじゃない!?」

『待って下さい!?』

 

 田中が舌打ちをするが双眼鏡を覗いていた偵察員が声を荒げる。閘門は一瞬の間を置いて鉄扉が開いて海水が地上に勢いよく溢れだしたのである。それは人は勿論、停泊していた艦艇にまで押し寄せたのであった。

 

「何と凄まじいもんや……」

 

 上空から淵田大佐は地上の惨劇を冷や汗をかきながら見ていたが我に返り伝声管を取り水木に叫ぶ。

 

「水木、旗艦に発信や!! 『タカ・タカ・タカ』や!!」

『了解!!』

 

 淵田機は攻撃成功の電文を第二機動艦隊に送るのである。その後、第二機動艦隊は第二次攻撃隊も送り出してパナマ運河は全ての閘門とその周辺の軍港施設を徹底的に破壊されたのである。

 

「さて、後は……三好隊長にやってもらうか」

「サンディエゴで三好長官も大暴れするでしょうね……」

 

 『天城』の艦橋でそう話す小沢と古村であった。

 

 

 

 

 

 




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