ポケットモンスターNAVY ~暴投モンスターボール~   作:サンダーゴリラ

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レポート17 シルフカンパニー/理由(トリガー)

 シルフカンパニー本社ビルに到着する。入口をふさぐ団員はただひとり。そしてその男はというと……

「……寝てる?」

 こっくり、こっくりと舟を漕いでいた。よほど疲れが溜まっているのか、立ったまま眠っている。彼を起こさないように忍び足で、真正面からビルに乗り込んだ。

 1階。エントランスになっているフロアにはだれもいない。

「なにか調べられないかな……」

 受付のパソコンを起動してみるも、画面はパスワードでロックされている。書類も専門用語が多くてちんぷんかんぷんだ。わかったことは、11階には社長室があって、そのほかはだいたい研究施設。あちこちにはカードキーで施錠されている部屋があるらしい。

「ほとんどダンジョンだなあ。野生ポケモンは出ないにしても、ロケット団員はあちこちにいるだろうし。なるべくバトルは避けて──いや」

 1階にだれもいない理由を考える。

「社員さんたちは捕まっているのかな。たとえば、カードキーでロックされてる部屋に? だったら、逆に戦いまくって団員の数を減らしたほうがいいな」

 そこまで戦い続けられるか不安だが、いまやポケモンは4匹だ。アクタはエビワラーをモンスターボールから出した。

「いきなり修羅場になると思うけど、頼りにしてるからね」

 エビワラーは力強く頷いて、シャドーボクシングをした。

「…………」

 体長はほぼアクタと一緒。ヒト型のポケモンだ。

「か、かわいがりづらい……」

 もちろんエビワラーにはすでに愛情は抱いているものの、フシギバナたち3匹のような動物的なフォルムではないこのポケモンに、どのようにコミュニケーションを図ったものか、若干悩んだ。

 おもむろに、エビワラーに手を伸ばしてみる。

 エビワラーは、アクタの掌に軽く拳を当てた。

「……いえーい」

 もっと、手を近づけてみる。

 エビワラーはしばらく考えると、その手に頭をこすりつけて、気持ち良さそうにした。

「あ、かわいい。そういうところはみんなと一緒なんだね」

 

 

 シルフカンパニーの戦いは熾烈を極めた。

 ロケット団員は社内のあちこちにいる。黒いスーツの団員だけではなく、白衣の研究者まで敵として立ちはだかる。どうやら、ロケット団のスパイが社員や研究員として潜り込んでいたようだ。なるほど、占拠が上手くいくわけである。

「エビワラー、“マッハパンチ”!」

 エビワラーの拳が相手のラッタを倒した。かくとうタイプの技は、ノーマルタイプのポケモンに有効だった。反面、ひこうタイプには弱いのだが……

「“かみなりパンチ”!」

 電撃をまとった拳でズバットを落とす。戦いの中で、エビワラーはさっそく“かみなりパンチ”、“れいとうパンチ”、“ほのおのパンチ”を習得した。ひこうタイプの弱点を突くのも容易い。

「ぐ! しくじった!」

 逃げていくロケット団員たち。

「きみ……助けに来てくれたのか!」

 その部屋には、数名の社員が閉じ込められていた。

「えっと、そんなところです。このフロアにいたロケット団は倒したけど、外の状況はわかんないので、逃げるなら気をつけてくださいね」

 目立つのは苦手だ。それだけ告げて少年は踵を返すが──

「待って!」

 ひとりの女性が引き止めた。

「あの……9階に回復マシンがあるから、良かったら使って」

「はい、どうもありがとう。──街では空手道場のひとたちががんばってるから、よかったら助けてあげてください。ゲートの外には警察もいるはずです」

 最初から、孤独な戦いだとは思っていない。ポケモンたちが一緒だし、助けるべきひとたちだって味方だ。アクタにはなんの恐怖もなかった。

 

 

 7階の一室。

「助けに来まし──って、あれ?」

 部屋には数人の社員が囚われていたが、そのなかに知っている顔があった。

「待ってたぜ、アクタ!」

 グリーンだった。

 社員の何人かは、アクタに礼を言いつつ部屋から出て行く。アクタとグリーンは見つめ合う。

「なんでここに? 待ってた、って?」

「ひゃはは! ここで待ってれば来るんじゃねえかと思ったのさ。お前、ロケット団の邪魔をしてるって、ちょっと有名になってるぜ?」

「有名って……」

「ハナダ、タマムシ、シオン、だったか? とある子どもが、ロケット団とのトラブルを解決してくれたって噂だ」

「…………」

 目立つつもりはなかったので、すこし複雑だ。自分の行動が褒められるのは、喜んでいいはずなのだが。

「しかしここまで登って来るのに、けっこう時間かかったじゃねえか。ロケット団相手に手こずってるみたいだな! ま……おれさまには関係のないことだけど!」

「関係ないって……じゃあ、もう一回訊くけど、なんでグリーンはここに来たの?」

「もう一回答えるけど、お前を待ってたんだって。ニュースでヤマブキの状況を知って、アクタなら来るだろうと思ってな! だからお前よりも先にこのビルに侵入し、このあたりで待ってたってわけだ」

 ロケット団たちはビルを占拠してから、こともあろうかふたりの少年に忍び込まれてしまっていたのだ。

「そこまでやって、関係ないはないだろ」

「いいや関係ないね。それはお前もだろ」

 グリーンは、アクタの肩を掴んだ。

「マサラに帰るぞ」

「……は?」

 グリーンの表情を見ればわかる。彼は、アクタに怒っているのだ。

「お前、自分がどれだけ危ない橋を渡っているか、わかってんのか? あんな悪党どもから恨みを買えば、ケガじゃ済まねえぞ。今回のことだって、ポケモンバトルで解決できる範疇を越えている」

「……そ、それは」

「おれたちの仕事はなんだよ! ポケモン図鑑を作ることだろ! 他人の面倒ごとに首突っ込みやがって、お前はそういうところまでノーコンなのかよ!」

()()()()()()()ってどういうところだよ!」

「寄り道が過ぎるってんだよ!」

 少年たちは睨み合う。やがてグリーンは、深くため息をついた。

「オーキドのじいさんの気持ちも考えろ。お前の身になにかあったら、送り出したじいさんは責任を感じるぞ」

「……わかってるよ。たぶん、グリーンが正しいんだろうな。ぼくは無謀なことをしている」

 自覚はあった。ロケット団を倒すことで、「善行を積んだ」と増長したことはない。

 タマムシシティのアジトで、サカキに負けて脅かされたことも、忘れていない。

「それでも、見て見ぬふりはできない。助けが必要なひとからも、悪いやつらからも、目を逸らしたくないんだ」

「独りよがりだぞ、それは」

「そうかもしれない。だけど、自分に正直でいなくちゃ、ポケモンたちと誠実に向き合えない。これは、ぼくのポケモントレーナーとしてのポリシーだ」

 ポケモンを育てるにも、ポリシーのある者がプロになれる。──というのは、ハナダシティのジムリーダー、カスミの言葉だ。

「……よーくわかった! まあ、理解できないけどな!」

 グリーンはアクタから離れる。

「じゃあ──」

「わかったのは、お前が相変わらずの頑固者だってことだ! 力づくでもお前を連れて帰る!」

 投げられたモンスターボールをから飛び出したのは、大きな翼と長い尾を持った、リザードンだった。

「──フシギバナ!」

 アクタはフシギバナを放つ。

「へえ、研究所でもらったポケモンが、お互い最終進化系になったか! だがタイプ相性じゃ、こっちのほうが圧倒的に上だぜ! “つばさでうつ”!」

「“ねむりごな”」

 翼がフシギバナにヒットする直前、カウンターのように粉が放出された。

「ごめん、グリーン」

 リザードンは眠ってしまい、地面に倒れる。

 アクタは無傷のフシギバナをボールに戻した

()()()()()()()、ないんだ」

「てめえ……ふざけんなよ! 戦えよ!」

「そうしたいのはやまやまだけど、またこんどね。上の階でも戦いが控えてるから、温存しておきたい」

 グリーンは唇を噛む。“ねむりごな”のタイミングはじつに見事だった。あの指示で見えたアクタの実力の片鱗は、グリーンを委縮させるのに十分であった。

「……ロケット団のボスに挑むのか」

 眠るリザードンをボールに収める。

「うん」

「それは意味があるのか? 戦えるロケット団はだいぶ減った。あとは時間の問題だ、警察に任せてもどうにかなるだろ。それでも行くのか?」

「いくらロケット団とはいえ、シルフカンパニーを()()()()()()のは限界がある。たぶん彼らの目的は、ビルの乗っ取りなんかじゃない。べつの目的があるとすれば、一刻も早くそれを止めないと」

「ふーん、そこまで考えての行動か……」

 グリーンは、アクタに背を向けた。つぎに振り返るとき、声のトーンは挑発的に上がっていた。

「ま、好きにすりゃいいじゃん? さっきも言ったが、おれには関係ない」

「グリーン……」

「ほんじゃま、おれさまは一足先に行くぜ! まともに捕獲もできないアクタにはわかんねえだろうけどさ、ポケモン図鑑やってるうちに、どういうポケモンが強いとか、なにに進化するかとか、わかってきちゃったんだよねえ! おれって天才?」

 明るく、そして意地悪に振る舞う友の姿に、アクタは申し訳なさを感じた。

「ま……そういうことでおれは、チャンピオンを目指すぜ」

「……チャンピオンかあ」

「これからはポケモンリーグの四天王をばっさばっさと倒して、最強のトレーナーになってやろうと決めたのさ! アクタは──まあ無理だと思うけど、せいぜい頑張ってくれい」

「じゃあな!バイビー!」と言い残して、グリーンは部屋を去って行った。

 アクタは、とうとう「一緒に来てくれ」とも「助けてくれ」とも言い出せなかった。懇願を呑み込み、みすみす突き放して──()()()()()()しまった。

「──しょうがないよな。巻き込むわけにはいかないもの」

 寂しさを覚えつつも、顔を上げる。

「あのー……」

 不意に、背後から話しかけられた。「うわっ」と思わず身構えるも、その男は部屋に閉じ込められていた、シルフカンパニーの社員であった。

「あ、ごめんね驚かせちゃったみたいで。話しかけるタイミングを伺ってて……」

「いえ、こちらこそ。ええと、逃げるなら急いだほうがいいですけど」

「いやね、助けに来てくれたきみに、このポケモンを──」

 と、男はモンスターボールを開けた。

 青い、大型のポケモンだった。首長竜のようでありながら、亀のような甲羅を持っている。アクタはセキチクシティで、このポケモンを見たことがあった。

「こいつはラプラスといって、とても頭のいいポケモンだ! シルフの研究室で飼っていたが……ここにいるよりはずっと良いはずだ! きみなら可愛がってくれそうだし、ラプラスも喜ぶだろう!」

「はあ……ん!?」

 アクタは男とラプラスを繰り返し見る。

「く、くれるんですか!?」

「あ、ああ。余計なお世話かな?」

「そんなことない! そんなことないですよ! ありがたくいただきます!」

 アクタは男の手を取り、固く握手をする。男は引いていた。

 これで、アクタのポケモンは5匹。本日だけで2匹の仲間が加わった。

「いやあ、ヤマブキシティって最高ですね!」

「こんなトラブルに巻き込まれておいて……!?」

 

 

「ラプラス、“あやしいひかり”!」

 ロケット団の使うスリープが混乱する。

「“のしかかり”!」

 体重による攻撃で、スリープは倒れた。ロケット団員は捨て台詞を吐きつつ逃げていく。

「ふう。体力があるなあ、ラプラスは。“なみのり”のわざマシン使う? こおりタイプの技も早く覚えないかなあ」

 ラプラスの肌はひんやりとしていて、胸元を撫でると気持ちが良かった。

「おっと、気持ち良がってる場合じゃないや」

 あるいは、現実逃避か。アクタはラプラスをボールに収めた。

 11階。社長室の扉の前に到着する。この扉の向こうには──

「──ビビるよな」

 ごくりと唾を飲み込む。とはいえこれ以上の躊躇は時間の浪費だ。このビルに潜入し、グリーンの制止を振り切った時点で、「行く」ということは決定事項だ。恐怖を振り払うために、あえて丁寧に扉をノックした。

「失礼します」

 返答の前に、扉を開けた。

「おお、アクタか? また会ったな」

 身なりが良く、背の高い男。やはり、サカキがいた。タマムシシティの地下で出会ったときとおなじく、彼はアクタの存在に特に驚いたりしない。

「どうも。……なんでそう、ふつうな感じなんですか。あんたは親戚のおじさんですか」

「おじさんはいま、仕事の話をしてるんだ」

 おどけるサカキであったが、目は笑っていない。そして彼の正面に座る老人──神妙な面持ちでデスクに座っているのは、シルフカンパニーの社長なのだろう。隣で秘書らしき女性が震え上がっている。

「単なる仕事の話には見えませんけど……」

「大人の世界に口を挟まないでもらいたい。なあアクタ、以前の忠告は忘れてしまったのか? つぎはない──そう言ったじゃないか」

「また戦いたい、とも聞きましたよ」

 アクタはモンスターボールを構える。サカキはため息交じりに、少年に向かい合った。

「やれやれ、まあいいだろう。どうしてもというなら、痛い目にあってもらうぞ!」

 飛び出したのは、ガルーラだった。アクタはエビワラーのボールを投げる。一度壁にバウンドしたが、無事にガルーラの前に現れた。

「相変わらず素敵なボールさばきだな。そのエビワラーは新顔か?」

「かくとうタイプだから、岩やノーマル相手でも、有利に立ち回れるでしょ。──“マッハパンチ”!」

「“ねこだまし”」

 しかし不意の衝撃で、エビワラーの拳は止められた。

「まさか、タイプ相性さえ勝っていれば──などと思っていないだろうな?」

 さすがに、一筋縄ではいかない。一瞬、ひるんだエビワラーだが、すぐにガルーラに目線を戻す。

「“マッハパンチ”!」

 もう一度、おなじ技を繰り出す。高速の拳は今度こそガルーラに命中するも──そもそも“マッハパンチ”は威力の高い技ではない。致命的なダメージには至らなかった。

「そんなパンチじゃ、おれのガルーラは倒せんぞ──”メガトンパンチ”!」

 悔しいが、ガルーラの拳のほうが威力は上だった。エビワラーの持つ格闘技は現状、“マッハパンチ”のみ。それ一本ではさすがに厳しいようだ。

「しょうがない、戻れエビワラー!」

 交代でギャラドスを繰り出す。

「“かいりき”!」

 渾身の力を込めて、尻尾でガルーラを殴る。エビワラーによるダメージもあり、ガルーラは戦闘不能となった。

「よし」とアクタは拳を握る。これで、前の戦いの借りはひとつ返せた。

「サイホーン!」

 サカキはつぎのポケモンを放つ。

「もったいない。その若さで、それだけの実力がありながら、正しいことにしか力を使えないなんて」

「なにを言ってるんですか。悪いことに使うほうが、おかしいんですよ!」

「ふふっ、子ども相手に善悪の議論など不毛かな。──サイホーン、“ロックブラスト”!」

 岩が連射される。ひこうタイプのギャラドスに効果抜群であることは、前回の戦いで学習済みだ。ギャラドスは身をひるがえして攻撃をかわし、ヒットした数はたったの2発だ。

「“みずのはどう”!」

 水流に飲まれ、サイホーンは一撃で倒れた。いわタイプ、じめんタイプの両方を持つサイホーンには絶大な効果を放つ技だった。

「憎いか? 我々が」

 サカキはサイホーンを戻す。アクタもギャラドスを交代させることにした。

「世間にとって、ロケット団はポケモンによる悪事を働く集団だ。その認識は間違っていない。我々はポケモンを奪い、ポケモンで奪う。時には命さえも」

「…………」

「アクタ。お前はこれまで、豊かに生きてきたんだろう。親がいて、衣食住に困らず、十歳になったことで世間の慣習に倣い、旅を始める。カントー地方にはどこにでもいる、幸せな子どもだ」

 サカキの言うことは正解だった。自分が置かれた環境が恵まれていることを、疑ったことはない。

「そんなお前が、どうしてロケット団に関わる? 実力のあるお前なら、面倒ごとを回避するのはたやすいだろう。我々のことなど無視して、健全な旅を進めればいいものを」

 サカキは質問を繰り返す。

()()()()()()()()()?」

「……憎いなんて思っちゃいないよ。ただ、怒ってはいます」

 アクタは、フシギバナを呼び出した。

「ポケモンを利用して悪事をする。その時点で、ぼくにとってあなたたちは敵なんです」

「なぜ?」

「ぼくは、ポケモンが好きだから」

 サカキは笑わなかった。

 ただ、モンスターボールを投げる。

「ニドクイン」

 青い鎧のような装甲をまとったドリルポケモンだ。装甲は丸みを帯びているものの、頭の角と背中のトゲには毒がある。

「フシギバナ、“せいちょう”!」

 力を溜める。

「させるか! “のしかかり”だ!」

 体重を乗せたニドクインの攻撃に、運悪くフシギバナはマヒ状態になってしまった。

「負けるかああ! “はっぱカッター”!」

 緑の刃は、ニドクインの急所を切り裂いた。一撃で、ニドクインは倒れた。

「……この俺が負けるなんて」

 サカキは戦闘不能になったニドクインをボールに戻す。

「サカキさん、もう……やめてください。街のロケット団員は制圧されています。このビルにだって、すぐにでも警察は踏み込んできますよ」

「くそ、しょうがない。シルフはひとまず諦めよう!」

 肩を落とすサカキであったが、その手にはもうひとつ、モンスターボールがあった。そのボールを、後方──シルフカンパニー社長たちのほうへ放り投げる。

「シルフは、な」

 大きな角と、紫色の鱗を持つ毒針ポケモン、ニドリーノ。その登場に、社長と秘書は悲鳴を上げる。

「サカキさん、なにを──!」

「動くな!」

 そしてアクタに向けられたのは、黒い鉄の塊。

「こんな手段は使いたくなかった。格好悪い大人だと思うかい?」

 少年の見つめる先には()()の銃口。アクタはサカキが「悪」だということを、改めて実感した。

 




フシギバナ
 れいせいな性格
 ほんとうはリザードンとちゃんと戦いたかった。

ギャラドス
 がんばりやな性格
 アクタがスキンシップとして、口の中に頭を突っ込んでくるのが面白い。

イーブイ
 きまぐれな性格
 アクタの肩に飛び乗ったら、当然ながら「重いな!」と言われた。

エビワラー
 ゆうかんな性格
 なんにもしてないようでも、見えないスピードでパンチを出しまくってるから気をつけろ。

ラプラス
 おだやかな性格
 ひとの言葉を理解する高い知能を持つ。海の上をひとを乗せて進むのが好き。
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