遊戯王 デュエリストのお兄さん 蒼銀の導き   作:ひろやん(すぴ出身)

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 ブルーアイズの新カードの情報を見てやる気を出した。それから王国編の後の展開も変える事にしました。


第8話 揃いし白龍

 デュエルが終わると海馬は黒服に連れて行かれた。コスプレという名の罰ゲームを受けるために。

 

 そして私はと言うとギャラリーで観戦していた双六さんの元へ向かった。預かっていた青子のカドを返すために。

 

「双六さん。約束は果たしました。今、青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン)のカードをお返しします」

 

 そう言ってカードを差し出したのだが、双六さんは受け取らなかった。

 

「いや、アーサーとも相談してしめたのじゃがそのブルーアイズはそのまま桐野さんに預ける事にした。ワシ等が持っているよりもブルーアイズを使いこなせるじゃろう」

「レベッカもそれでいいな」

「ふん、あんなのを見せられたら文句は言えないわよ。それに私は機械王(キース)に負けた訳だし」

 

 双六さんがそういい、ホプキンス教授が文句を言いそうなレベッカを説得して最後にレベッカが認めたので青子のカードはそのまま私が使う事になった。これでペガサス会長が預かっているエラーカードが戻ってくれば私のデッキに青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン)のカードが3枚揃う事になる。でもただカードを預かるだけでは悪いのでお返しをする事にした。

 

「じゃあ、代わりにこのカードを渡しておきます。自分で使うなりお孫さんに渡すなり好きにしてください」

 

 そう言って私はデッキからカオスソルジャー-開闢(かいびゃく)使者(ししゃ)-を抜いて双六さんに渡した。

 

「これは!いいのか?」

「今回は使いましたけど私のデッキに闇属性は少ないので(あとカオスを入れるとしたら混沌龍帝(カオスエンペラー・ドラゴン)のほうがいいから、まだ持ってはいないけど)」

「ではありがたく預からせて貰うとしよう」

 

 こうしてカードの交換?を終えると次のデュエルが始まろうとしていた。遊戯は不戦勝だから次は城之内Vs機械王(キース)か。

 

 しかし現れたのは機械王(キース)ではなくてバンデット・キースだった。

 

「キース!その格好はどういうつもりだ!」

「桐野、俺は王国でのデュエルで思い出したんだ!俺のデュエリストとしての有り方を。俺は目の前の相手を倒して上に上がる。そういう生き方が俺らしいと。だから今の俺は王国の機械王じゃねえ。元アメリカチャンピヨンのキース・ハワードだ。そしてこの大会で優勝してもう一度ペガサスと戦う!」

 

 私の詰問にキースはそう答えた。

 

「あんたの部下でいた時の事は楽しかったぜ。でもさらばだ」

「キース、これで負けたらどうなるのか分かっているのだろうな?」

「ああ、全て覚悟の上だ」

 

 そう言ってキースは対戦相手である城之内の方を向いた。

 

「待たせたな。いくぞ城之内」

「へ、よくわから無いけど上等だいくぜ!」

 

 そして始まったデュエル。キースはイカサマなどせず正々堂々た戦った。そして終止有利にデュエルを進めた。しかし原作補正なのか勝利の女神が上之内にほほえんだのか最後の最後で城之内が逆転して勝利した。

 

「よっしゃ!俺の勝ちだぜ」

「キース…」

「…」

 

 負けたキースは顔を俯かせて何も言わなかった。

 

「キースいいものを見せてくれてアリガトウございマ~ス。しかし敗北は敗北です。まして私を裏切るなど覚悟は出来ていますね」

「分かっている。好きにしろ」

 

 ペガサス会長が話しかけキースはようやく顔を上げた。そして2人の会話に会場は静まり返った。

 

「今までの働きによる給料は色をつけて振り込んでおきマ~ス。ではさらばデ~ス」

 

 そう言ってペガサス会長は手元のボタンを押した。

 

「ちょっと待て!!ノォォォォ!!!!!」

 

 するとキースの足元の床が開いてキースは下に落ちていった。

 

「キース、そのリアクションは最高デ~ス」

「ペガサス会長、デュエルリングに落とし穴を仕掛けていたんですね」

 

 そう言いながら私は開いたままのキースが落ちていった穴を覗いた。暗くて中の様子は見えなかったけれども声は聞こえてきた。

 

「やめろ!お前達放せ!お前はウーマン!その手に持っているのは何だ!やめろやめてくれ!女装はいやだ!ノォォォォ!!!!!」

 

 それを最後に落とし穴はガタンといって閉じて言った。

 

「では、ここでランチタイムに入りましょうか。決勝戦はランチの後で行います。遊戯ポーイ、城之内ボーイはデッキの最終調整をしておいてくだサ~イ」

 

 そう言ってペガサス会長は何事も無かったかのように立ち去って言った。

 

 そしてランチタイム後私はペガサス会長に呼ばれた。

 

「キリノ、決勝戦の司会はカイバーマン(海馬ボーイ)にして貰う事にしました」

 

 海馬、結局カイバーマンになったのか。

 

「そして決勝戦後のエキシビションは遊戯ボーイと城之内ボーイそしてミーとキリノのバトルロイヤルにしようかと考えていマ~ス」

「バトルロイヤルですか?」

 

 私がそう聞き返すとペガサス会長は頷いて答えた。

 

「キリノが海馬ボーイに勝ったままドロップアウトしたので皆誰がこの中で一番強いのか知りたがっているのデ~ス。そして私はこのエキシビションをシンクロ召喚のお披露目にしようかと考えていマ~ス。ですからキリノはこれからシンクロ召喚を組み入れたデッキを作ってくだサ~イ」

 

 そのために司会をカイバーマン(海馬ボーイ)にやらせる訳か。

 

「その為にこのカードを返しておきマ~ス。青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン)のエラーカードデ~ス」

 

 エラーカード、これでようやく青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン)が3枚揃う。しかし渡されたカードは前見た時と変わっていた。 

 

「あの、ペガサス会長?」

「キリノがんばるのデ~ス」

 

 渡された青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン)はブルーアイスの部分だけ左右が反転していた。カード事態は通常モンスターの青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン)なのだが肝心のブルーアイズの見た目がSinになっていたのだ。

 

『反省と更生の為にあなたに預けます。Byカードを狩る死神』

 

 テキストを見るとそんな事が書かれていた。…読み終えたら元の青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン)のテキストに戻ったが。

 

「なにか呪われそうなんですけど」

「銀の守護龍が居るキリノなら大丈夫です。あ、呪いで思い出しましたが当然神のカードは禁止ですよ。あとできれば青眼の究極竜(ブルーアイズ・アルティメットドラゴン)の使用も控えてくださ~い」

 

 そう言われて私はデッキ作りの為に追い出された。

 

『憎い、魔法少女が憎い。魔法少女を使うデュエリストが憎い!』

 

 大丈夫か?これ…

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