会議から3日ほど経った日のお話です
今後他の隊も徐々に登場します
要望があれば紹介まとめなども作ります
アンケートにもご回答ください!
それではどうぞ!
霊夢は神社の縁側で横になっていた。
天気は快晴で気温もそこそこで最高の昼寝日和だった
「何だらけてんの?」
「んー、いいじゃん。トラブルも起きてないんだし」
霊夢に話しかけたのはフランドールである
彼女は吸血鬼でありながら日陰ではなく日当にいる
本来なら一瞬にして灰になるはずであるが…
「便利になったわね、あんた」
「うん、まさか
それは3日前の夜のことである
博麗神社の居間に8人の人物が集まっていた
居るのは零と霊夢に早苗
紫、幽々子、永琳、さとり、そしてレミリアである
他はそうでもないが早苗は縮こまっている
無理もない、同じ部屋に紫や幽々子、永琳といった賢者に紅魔館の城主と地霊殿の主人
幻想郷最強の霊夢がいる上に外来人ながらチート能力3つ持ちの零がいるのだ
「そんなにビビるなよ」
「は、はい…」
「さて、始めましょうか。みんなに集まってもらった理由は異変に関してよ」
紫が話し始めた
「今回の異変に対して対策本部を設けて対パラサイト用の部隊を編成しようと思うの」
「部隊?随分と警戒してるのね、紫」
「ええ、それで内容なんだけど。4人で一組の精鋭小隊と複数の構成員で組む活動中隊を作るつもりよ」
永琳の質問に答えながら紫は話を進める
「話はわかったがあんたらはどうするんだ?
「私たちは基本的には貴方達に指示を出すわ」
俺の質問もさも当然のように答える
「わかった。それで俺は?」
「あなたには第一小隊に入ってもらうわ」
「メンバーは?」
「決めていいわよ、あなたが信頼できる人を選びなさい」
1番だしな…、なら
「まずは霊夢だな」
「わ、私?!」
「ああ、信頼できるし強いからな」
「な、なんだ…わかってるじゃないの(零と一緒…えへへ)」
(嬉しそうですね、霊夢さん)
心がさとりに読まれていることを霊夢は知らない
「次はフランだな」
「フランを?いいけど無理させないでね?」
レミリアから反発されるかと思ったがあっさり許してもらえた
「最後は妖夢だな」
「妖夢ちゃん?いいわよ〜」
幽々子からの許可もあってメンバーは決まった
「さて、早苗?」
「は、はい!」
「貴女には他の隊を割り振ってもらうわ、お願いできるかしら?
「わかりました!」
「そ、じゃあもういいわ。零」
「あいよ」
「え、どういうk」
言い終える前に早苗を守矢神社まで飛ばした
「…なんか雑いわね」
「気にすんな」
「もう終わりでいいか?」
「ええ、お疲れ様。」
「そうか。零、お願いしてもいい?」
「わかった」
そう言ってレミリアたちを元の場所に転移させた
残っているのは零と霊夢と紫だけになった
「じゃあ、私も帰るわね」
「ええ、じゃあね紫」
そう言って紫もスキマで帰っていった
周りには2人以外居なくなった
「さて、と…霊夢、俺らも寝ようk」
ドサッ
霊夢に寝ようかと言おうとしたら霊夢におっかかれられ、そのまま倒れ込む。
「!? どうした?」
「…ないわよ…」
「?」
「どうしたじゃないわよ!!」
「!」
霊夢は限界であった
そう、目の前にいる彼は数時間前まで瀕死に近い状態で気絶したのだ
しかもその後『もう一人の零』だったとはいえ隣で想い人が死んでしまったかのように感じてしまっていたのだ
今までそういったことがなかっただけに霊夢には耐えられなかった
「どれだけ心配したと思ってるのよ!腕は無くなるし出血も酷かったし、急に雰囲気変わるし!!それに…それに!」
「……」
零にはいなくなった人格の話はしていない
話せば彼が傷つくと思ったから
「そのまんま寝ちゃって…ほんとに心配したんだから!ばかぁ!!!」
「霊夢…」
「…うぅ……ぐすっ…」
そのまま霊夢は暗い居間で零におっかかったまま泣いていた
「落ち着いたか?」
「…うん…」
二人は縁側に座っていた空には綺麗な月が煌々と輝いている
「心配かけてごめんな」
「全くよ、もう」
霊夢は零の隣に座って寄りかかっていた
「もう少しこのままがいいな」
「わかったよ、風邪ひかないようにしておく」
「ふふっ、ありがとね」
そして、霊夢は眠った
次の日
「フラン居るかー?」
零は紅魔館に来ていた
「あ!お兄様!」
フランが抱きついてきた
零が来ると決まって抱きついている
「お姉さまから聞いてるよ、フランを選んでくれたんでしょ?」
「そうだが、嫌か?」
「全然!今日はどうしたの?」
「ああ。試したい事があってな」
そう言って零はフランの頭に手を乗せた
「?何するの?」
「いや、もう終わったよ」
と言って零は
「!!ちょっと…ってあれ?」
フランの体は日光にあたっているが全く変化はなかった
現在
「まさか干渉でそんな事ができるなんてね」
「うん。びっくりだよ」
そんな話をしていると
「霊夢、フラン。ここにいたのね」
「紫、どうしたの?」
紫が現れた
嫌な予感しかしない
「早速出たわ。対処してもらえるかしら」
「…詳しく」
「人里でパラサイト寄生者を確認、数は2。両方とも色は緑よ」
「零と妖夢は?」
「これから伝える予定だけど、先に行っててもらえるかしら?」
「誘導は?」
そう言った時だった
ブゥン
ドサッ
「グウッ」「ギヒィッ」
「!!これって!」
「まったく、これじゃ人か獣かわからんな」
「! 零!」
パラサイトに寄生された町民とそれを連れてきたと思われる零が
ここまで転移したのだ
「すまん、抑えられるか?」
「任せなさい!」
「いくよ!」
そう言って2人は町民を抑える
「さて、やるか」
彼は構える
力を解放させるために
「スペルコード《解放》
ゼロの目が真紅に染まる
「霊夢!フラン!」
「「!」」
零の声で2人は距離をとった
「ギシャァ!!」
「遅えよ」
零は滑るように動き2人の町民からパラサイトを引き剥がした
「じゃあな」
そして、握り潰した
「ふう」
スペルを解除しため息をついた
「お疲れ様、零」
「おつかれー!」
霊夢とフランがそれぞれ労いの言葉をかけた
「ああ、あれ?紫は?」
「先に帰ったわよ」
「そうか。……なんか腹減ったし飯食うか」
「さんせー!」
「妖夢も呼びましょ」
「そうだな。さて、何食おうかな」
昼食の話をしていた時だった
「霊夢様いらっしゃいませんか?!」
何者かが飛び込んできた
見れば鴉天狗であった
しかも体の所々に傷があった
「いるけど、どうしたのよ?」
「フラン様と零様は?」
「いるよー」
「これから飯なんだが、なんかようか?」
元気に答えるフランと、食事を邪魔されて不機嫌な零を確認するとその鴉天狗は用件を言ってきた
「緊急です!パラサイトに寄生された人が人里を襲撃中!加勢してはいただけませんか!」
「「「?!」」」
「前線はすでに崩壊寸前です!これ以上は持ちません!」
「おい、状況をもっと詳しく」
「はい、今現在人里をパラサイト寄生者が襲撃中、数は三人です。今現在精鋭第二小隊とその場に居合わせた妖夢様が対応、第一活動中隊が民間人の避難誘導をしています。」
「二番隊と妖夢で手一杯の上に押され気味って一体誰が?」
「……申し上げます」
そこで鴉天狗は一度、唾を飲み込み、こう言った
「今回の襲撃者は、犬走椛様、聖白蓮様、霧雨魔理沙様です……!」
「はぁ?!!」
「そんな…!」
「嘘でしょ?!」
最悪の事態になった
次回 認められたい願い、孤独を知るもの
霊夢「魔理沙……なんで…?」
魔理沙「私は、もう絶対に負けられないんだぜ…」
フラン「止めて見せる!絶対に!」
椛「どうすれば……認められるんですか…?」
零「来いよ、全力で相手してやるから」
白蓮「迷う必要はありません、私が解放して差し上げましょう!」
さあ、戦いを始めよう
おまけ
「これ渡しとく」
「何よ?これ?」
「? スペカ?」
「対パラサイト用の武器だ、スペカみたいに発動すれば使える」
「「!」」
「あの三人との戦いで必要になるだろうしな…さあ、行くぞ!」
「うん!」
「ええ!」
はい、いきなりクライマックスシーンみたいになってますが、しばらく続きます。
次回予告の台詞ですが、零だけが喧嘩口調っぽいですがお許しを
次回はフランvs椛です!お楽しみに!
追記
おまけのやつはオリジナル武器を渡すシーンです
本編にいれる場所無かったんで
四章が終わったら…
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描かれなかった日常編
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そのまま五章に突入