幻想郷と別世界からの来訪者   作:フォーウルム

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こんにちは、フォーウルムです
現在、絶賛腹痛と格闘中です。急に冷えすぎなんですよ…ホント

さて、今回からバトルラッシュです
第一戦はフランvs椛です

バトルの前に会話があります


認められたい思い、孤独を知るもの

 

 

「うぐっ」

「呆気ないんですね、妖夢さん」

 

目の前には椛がいる。頬にはオレンジ色の紋様が見える

人里へ買い出しに来ていた最中の襲撃だった

先ほどまで第二小隊と聖、魔理沙が戦闘していたが第二は壊滅、2人もどこかへ行ってしまっていた。

 

「いい加減諦めたらどうです?貴女には勝ち目はもうありませんよ?」

 

虚な目で言われる

実際に妖夢にはこれ以上の戦闘は不可だった

右腕は折れて、左足も痛めてしまった上に右足に関しては感覚が無い

立つことすらできず、絶望的だった

 

「な…なん…で?」

「復讐ですよ、私達を貶してきた連中への」

 

椛の目に怒りが写っている

 

「終わりにしましょう、いい加減辛いでしょうしね」

 

そう言って彼女は刀を構えた

 

「さようなら、妖夢さん」

 

彼女の剣が妖夢に向かう

 

 

「ギリギリセーフ、かな?」

「何?」

「フランさん…」

 

そこにはフランドールがいた

 

「あなたも邪魔をするんですか?」

「仲間が殺されるのを黙って見てられないの」

 

そう言ってフランはレーヴァテインを薙ぐ

それだけで強力な風が巻き起こる

 

「くっ」

 

椛が離れるのを確認しフランは妖夢にカードを渡す

 

「これは?」

「お兄様の。それを使えば永遠亭までいけるから」

「! ありがとうございます…」

 

妖夢は受け取ったカードを使い転移した

 

「さーてと」

「余計なことを」

 

今この場にはフランと椛のみ

 

「やる?」

「いいでしょう、叩き潰してあげます!!」

 

そしてフランと椛は激突した

 

 

 

「へー、やるじゃん」

 

二人は打ち合いをしていた。

切り掛かっては防がれ、斬りかかられては防いでの繰り返しだった

 

「これだけ強いなら妖夢に勝っても不思議じゃないよ」

「よく喋りますね、あなたは!」

 

思い切り振り切るが、バックステップで回避される

 

「ねえ?なんでそんなの(パラサイト)に頼るの?」

「そんなの?決まってるじゃ無いですか?」

 

フランの言葉に椛は怒りを露わにする

 

「復讐のためですよ」

 

 

 

 

 

『天狗のくせに飛べない下等種』

そう言われたことがあった

天狗には鴉天狗と白狼天狗の2つが存在していたが、この世界では白狼天狗は馬鹿にされてきた

椛にはそれが耐えられなかった

どれだけ努力をしても、どれだけ成果を出しても『白狼天狗だから』という理由で認めてはもらえない

 

「悔しい」

 

「強くなりたい」

 

そんな時だった

パラサイトが入って来たのは

 

「チカラガホシイカ」

 

私は

 

「欲しい、誰にも貶されない、誰にでも認めてもらえる力が!」

 

私は悪魔(パラサイト)に魂を売った

 

 

 

 

 

 

 

「なるほどね。」

 

フランはそれを聴きながら切り合っていた

 

「だから復讐?」

「そうですよ、地下に閉じ込められて孤独だった貴女ならわかるんじゃないですか?」

「…」

「レミリアさんに復讐しようとしたはずです」

 

フランに問う

彼女ならきっと

 

「そうね、そう思ったこともあるわ」

「なら」

「でもね、私はそんなふうに思った事は無いわ」

「なっ」

「確かに私は地下では孤独だった、でもそれはお姉さまの愛だった。私が誰かを傷つけないようにする為だった。それに力が制御できる今は自由にさせてもらってるしね」

「恨んで無いのですか?あなたを閉じ込めたのに!」

「ないわ、少なくとも今はね」

 

理解できない

なぜ

なぜ耐えられる?

 

「ねえ」

「…なんですか?」

 

フランから予想だにしない言葉が出てきた

 

()()()()()()()()

「え」

「あなたには何かこだわりがあるのかも知れない。私が嫌なら他の誰かに。あなたはそれ程すごいのよ!」

 

今まであっただろうか

誰かに認められることが

あった

『何してるんです、椛?置いてきますよ?』

『椛さーん!早くー』

 

自分の上司の文とその友人のはたて

二人がいたのに

認めてくれていたのに

 

「私は…私は」

「戻りたい?」

「はい…戻りたいです。でも」

「?」

「私は許してもらえるんでしょうか?」

「大丈夫よ、心の闇なんて皆持ってるだろうし」

「そう、ですか」

 

また始められるなら

私は

 

「うぐっ?!」

「椛?!どうしたの?!」

 

椛の背中から何かが出てきた

 

『ギシャアアアアアア!!!』

 

それはパラサイトであった

 

「椛、こっちに!」

「は、はい!」

 

椛を後ろに下がらせてフランは()()()()()()

 

「力を貸して、お兄様」

 

《武装》ヴァルムヘイル

 

フランの手には真紅に輝く剣が

 

『フシャアアアア!』

 

パラサイトに向かってヴァルムヘイルを振る

 

「失せなさい、見苦しいから」

 

たった一回の振りだったのにパラサイトは跡形もなく消し飛んだ

 

 

 

 

「紫、いる?」

「呼んだかしら?」

 

椛を永遠亭に転移させたフランは紫を呼んだ

 

「椛をお願い」

「貴女は?」

「待機してる、二人が戻るまで」

「わかったわ」

 

そう言って紫はスキマに消えていった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「チッ、椛は駄目だったみたいですね」

 

聖白蓮は舌打ちをした

()()()()()()()()()()()()()()()

 

「さて、どうするか」

「見つけたぞ、虫野郎」

 

そこにはいつの間にか零がいた

 

「あら、零さん。どうされました?」

「やめろ気持ち悪い、大方脳にでも寄生してんだろ?」

「なーんだつまらない」

 

そう言って(パラサイト)は不敵に嗤う

 

「思ったよりお早い到着で、魔女はどうした?」

「霊夢がやってるだろうさ、それよりも」

 

零の言葉に怒気が含まれる

 

「覚悟はいいか?」

「それはこっちの台詞です、貴方ごときが敵うとでも?」

「もちろんさ、それに」

 

零が構えると同時に()()()()()()()()

 

「おいおい、いきなりですか?零」

「機嫌が悪いんだよ、あと喋り方変えんな気色悪い」

 

そして破戒僧(パラサイト)怪物()の戦いが始まる

 

 

 

 

次回 思いがけぬ弱点、新たなる力

 

パラサイト「お前の負けだよ、零」

零「舐め腐ってんじゃねえぞ、虫風情が」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ここまで読んでいただきありがとうございます

次回は零vs聖です
フランの新武器や今後の新武器は最終回後にまとめて紹介いたします。

零が段々不良っぽくなってる……






追記

コメントや感想、質問ください!
自分のモチベーションがめっちゃ上がります!


四章が終わったら…

  • 描かれなかった日常編
  • そのまま五章に突入
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