理由は活動報告15にて
それでは、どうぞ
霊夢Side
「♪~」
霊夢はご機嫌だった。
何故なら今日は零が帰ってくるのである
「久々だから、いっぱい甘えようかしら?」
零から連絡があって一旦帰ってくると言われた。
「今日は天気がいいし、縁側で待ちましょうか」
そう言って外に出ようとすると…
「……」
「あら、零」
すでにそこには零がいた。
「おかえり!零!……どうしたの?」
「……霊…夢…」
零の様子がおかしい。
目は虚ろで足取りも覚束ない。
彼を支えようと立ち上がるがその彼に軽く突き飛ばされ、畳に押し倒される。
「え?!ちょ、ちょっと!」
彼の状態は明らかに異常だった。
「霊夢……」
「ねえ、ほんとに……ひゃん!」
彼が私の首に口を付け、そのくすぐったさに声が出る。
その瞬間、体から徐々に力が抜けていくのがわかった。
「……ぜ…零…?」
彼はそのまま私の体を強く抱き締める。
その様子はあまりにも辛そうで、私は彼の渇望に身を任せることしかできなかった
零Side
「はぁ…はぁ…」
一体何があった?
地霊殿から帰る前に霊夢に連絡をとったところまでは覚えているのだが、そこから先は記憶がない。
そして気が付くと霊夢を畳に押し倒していた。
彼女の首には俺の歯形らしきものがついており、彼女の顔には涙が浮かんでいた。
「霊夢…俺は……」
最悪だ
何が起こったかはわからないが、霊夢を泣かせてしまった。
「もう……大丈夫なの…?」
霊夢がこちらを気遣いながらその手を差し伸べてくる。
俺はただその手を優しくとることしかできなかった
「それで?本当に心当たり無いの?」
「全く……何にも思い付かんな」
体調を取り戻した霊夢になぜああなったのか尋ねられたが、身に覚えがなかった
「不思議ね、あんなになったんだから何かありそうだけど…」
「わからんな、医者に見て貰うか」
「そうね、次は永遠亭でしょ?見てもらってきなさいよ」
「ああ、そうする」
永遠亭には永琳という医者がいたはずなのでついでに見てもらうことにした。
「じゃあ、いくよ」
「ねえ、零」
「ん?」
「さっきみたいな事、あんまり他の娘にしないでね?」
「わかった」
霊夢に釘を刺されつつ、俺は永遠亭に向かった。
幻想郷上空
高度約3000メートルほどのところにその少女はいた
外見の年齢は14歳ほど。
髪の色は空のような水色、瞳は海のような深い青。
背中には機械的な羽が二枚ついている。
彼女は零の式神の中でも最年少の少女であった
親に捨てられ孤児として生きていた彼女は帝国に道具のように扱われ、ただ人を殺すことを教え込まれた。その中でも狙撃の腕がよくパラサイトに寄生された際もその腕前から狙撃手の異名を与えられた。
その後さまざまな戦場を渡り歩き、零に遭遇した。
そこで彼女は初めて死を覚悟した。
あまりにも彼は強く、それでいて優しかった。
「お前に選択肢をやろう。ここで死ぬか、俺たちについてくるか」
死ぬのは怖くなかった。だが、この男についていけば何かが変わると思った。
だから彼女は彼に従った。
それ以降は彼女は以前よりも幸せだった。
先に彼の協力者となっていたパラサイト達に歓迎されたのだ
そして今、彼女は何もすることがなく空を漂っていた
彼女は自身の迷彩で他の生物には探知されないようにしながら自由時間を楽しんでいた。
「翼……か」
翼、それは零が彼女に与えた名前である。
「……ふふっ」
彼女は小さく笑う。
役目が来るその時を夢見ながら……
ところ変わって永遠亭
「……ってことがあったんだ」
零は永遠亭で永琳に何があったのかを話していた。
「なるほど、多分霊力不足ね」
「使いすぎって事か?」
「多分ね、スペルとか使いすぎるとよくあるそうよ」
スペル…式神か
「心当たりありそうね」
「言われてみりゃあ…ってやつだな」
「とりあえず安静になさい」
「はーい」
「さて、どうするかな」
特にやることがなくなってしまった。
「あれ?零さんじゃないですか!」
「ん?ああ、鈴仙か」
鈴仙・優曇華院・イナバ
ここ、永遠亭で働く少女だ。
永琳を師匠と呼んで慕っている
「どうしたんですか?」
「実はな」
少年説明中…
「ってことがあったんだ」
「なるほど、大変だったんですね」
「まあな」
「そういえば、零さんって銃使えるんでしたっけ?」
「一応な」
「へー、意外です」
「そうか?」
「はい」
そんな会話をしているときだった
「零、いいかしら?」
目の前に突如紫が現れた
「どうした?」
「計画を実行したいの」
「……」
「け…計画?」
鈴仙は首をかしげている
「いいんだな?」
「ええ、準備をお願いね」
「…わかった」
そう言って俺は転移する
戦いの準備をするために
次回 第四章 討伐戦争
零達と霊夢達の戦いが始まる
………はい
次回から第四章です
勝手に変更して申し訳ありません
戦闘シーンは頑張りますのでお許しください
それではまた次回に
四章が終わったら…
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描かれなかった日常編
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そのまま五章に突入