幻想郷と別世界からの来訪者   作:フォーウルム

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「おーっし、ルール確認すっぞ~」
ここは次元の狭間。
そこに居るのは容姿の違う男女六人
「ルールは単純、俺たちが一人ずつ出て戦うだけ。
あっちは複数人出てくるが問題ないだろ。
あと一般人は殺っちゃ駄目。いいな?」
《捕食者》こと焰が他の面子に確認をとる
「了解です!」「……わかった」「わかりました!」「心得た」
それぞれの反応をして、ルールの確認をする
「あっちはある程度まで叩きのめせば戦闘不能(ピチュる)で復帰不可、ただし一人倒せば復帰できる」
「勝利条件は?」
「あっちの全滅。こっちが全滅すると負け」
「なるほど」
零が紫と進めていた計画
本当はもう少し先の話だったはずだ
「準備いいっすよ?御主人」
振り向いた先には零がいた。
「戦争、といってもこれは遊びさ。楽しもう」
「それで…最初は誰が行くんですか?」
凛音が尋ねる
「僕が行きますよ」
そう声をあげたのは緑髪の少年、《守護者》だった
「行けるのか?()()
陸斗と呼ばれた少年はニッ、と笑う
「行けますよ!頑張ってきます!」
そう言って彼は準備を始めた









第四章 討伐戦争
第四章 討伐戦争 前夜


紅魔館 エントランス

 

「……以上が今回のルールよ、何か質問は?」

紅魔館にいつものように人が集められていた。

最近何かとここに来ることが増えている。

「なあ、それに何のメリットがある?」

口を開いたのはレミリアだった。

「さっき言った通りよ。」

「何故戦力の増加等ということをする必要がある?」

「幻想郷を護るためよ」

「何?」

「今、別の次元ではとある勢力による侵略が行われているわ」

「それに対抗するため、と」

「ええ、ご理解いただけたかしら?」

「まあ、な。ちょうど暴れようと思っていたところだ。」

レミリアはその顔に笑みが浮かぶ

「じゃあ、そう言うことで」

「待ってくれ」

待ったをかけたのは龍義だった

「どうしたの?龍義?」

「何の情報もなく行くのか?」

その言葉に全員がハッとする。

確かに、あの得体の知れない連中を相手にするのは気が引ける

「じゃあ、どうしろって言うんです?」

妖夢が問う

「これ」

そういった彼の手には紙が五枚

「何ですか?それ」

()()()()()()()()

『!?』

あいつら、というのは式神のことだろうが、一体何故?

「今日の朝、あいつが持ってきた。『せいぜい足掻くんだな』だそうだ」

その報告書は龍義が以前言っていたものだろう

「ここには、失踪扱いのパラサイト、つまりあいつが式神として使っている奴らの情報が載ってる」

「信用出来るの?」

「ああ、少なくともこれにかなり近いだろう」

「なるほど。鵜呑みにせずに活用しましょうか」

ハンデのつもりなのだろうか

「ああ、それと」

紫が口を開く

「零には誰が出るか伝えるようにって言ってあるから」

「え?まじで?」

全員が唖然とする

それはつまりあらかじめ、これこれこういうのがこうなるから、と伝えられるということ

こちらには報告書もある。よっぽどの自信があるのだろうか

「んで?最初は誰が来るんだ?」

龍義の問いに紫が答える

「相手の第一陣は《守護者》だそうよ」

「……いきなりかよ…」

「知ってるのね」

「まあな、ってか失踪扱いの連中は全員がヤバいのばかりだからな」

「その守護者ってどれくらいヤバいんですか?」

早苗が聞くと龍義はまるで諦めらかのような雰囲気を発しながら答える

「最強の防御力、最強の耐性。それはあまりにも強力でな」

「でも、それだけなら……」

早苗の反応に龍義はさらに続ける

()()()()()()()()()()()()()()()()って言ったら?」

「な?!」

龍義の一言に早苗は驚愕を露にするが、他の面子はピンと来ていないようだった。

「早苗、そんなにヤバいの?」

「ヤバいなんてレベルじゃありませんよ、霊夢さん」

「その、核ってやつはどんなものなのよ」

霊夢の問いに答えたのは龍義だった

「大量殺戮を元に作られた兵器さ、この幻想郷だったら二、三発で壊滅するだろうよ」

「…なるほどね、それはヤバいわね」

「何はともあれ、作戦をたてましょう」

紫の一言で会議が再開される

最強の盾を倒すために

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回 第一戦 《守護者(ガーディアン)》vs紅魔

 

 

 

 

 

 

 

 

 

陸斗「さーて、張り切って殺りましょうか!」

レミリア「さあ、全力で殺るわよ!」




ここまで読んでいただき、ありがとうございました
一応式神の名前の確認です
捕食者→焰
狙撃手→翼
守護者→陸斗
演奏者→凛音
執行者→竜胆
以上になります
焰だけしれっとでしたが許してください
次回から四章本格スタートですので、お楽しみに!

四章が終わったら…

  • 描かれなかった日常編
  • そのまま五章に突入
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