幻想郷と別世界からの来訪者   作:フォーウルム

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ほう
椛とかいうやつはヴァルムヘイルを知っているようだな
そういえば居るんだったか
俺たち以外の使い手が
是非ともそいつとも殺り合いたい物だな


捕食者(プレデター)》 他者の知識を喰らうもの

なぜ?

ヴァルムヘイルといえばフランさんが持っている剣のはず。

「驚いた、って顔をしてんな?」

互いの剣で切り結びながら相手が聞いてくる

「その様子じゃあ、他の連中からは聞かなかったみてえだな」

「何をです?」

「俺たちの武器についてだよ」

そう言って焔と名乗った男が剣を振り抜きこちらを押し退け距離を取る

「俺たちはそれぞれ武器を持ってる。それを統一して『ヴァルムヘイル』って名前にしてるんだよ」

式神たちの武器が全てヴァルムヘイル?

だが、それでは…

「じゃあ、お前と最初に2人の武器が違うのは?」

そう言いながら切り掛かるのは天子

緋想天の剣を思いっきり振り下ろす

「性質の違いさ」

それを彼は笑いながら受け止める

「陸斗の性質は『防御』、凛音の性質は『音色』だからな。それぞれ盾と楽器になったのさ」

つまりは所有者の魔力や妖力によって変化するという事なんだろう

フランが剣の状態なのはおそらくレーヴァテインが原因だろうな

「そんなこと教えていいんですか?」

「構わんよ、知ったからどうにか出来まい、貴様等には」

癪に障る言い方だが事実、それだけでは突破出来ない

実力だってあんな大剣振り回しているのに、速さはこちらより上

ただ戦っても勝ち目は無い

「諦めるな!」

「「!」」

そこへ、2人の少女が舞い降りる

1人は金髪の魔法使い

もう1人は同じ金髪だが、背中に羽が生えている

「魔理沙さん、フランさん!」

「やっほー、椛」

「こっからは私たちも加わるぜ!」

二人が来てくれた、これなら!

「ふん、どうするの?」

緋想天の剣を焔に向ける

「こっちは4人、対してお前は1人。戦力差は目に見えているぞ?」

「………」

焔はこちらを一瞥し

「くだらねえな」

「「「「!!」」」」

「人数差がなんだ?」

「…何が言いたい?」

あからさまに何かを企んでいる

「いいことを教えてやるよ」

焔が剣を持っているのとは逆の左手を突き出す

その手に赤い光が灯る

「いくら雑魚が集まろうと」

 

 

その光が

 

 

弾ける

 

 

 

 

「俺には勝てねえよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「!? なんだ!」

紅魔館が揺れる、まるで巨大な地震のようだ

「一体何が起こったの?」

「わからん、どうなっている?」

すると

「紫さま!」

「藍!どうしたの?」

紫の式神の藍が部屋に駆け込んできた

そして次の一言は

「妖怪の山が、半壊しました!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

焦げた匂い

火が弾ける音

 

どうなったの?

 

椛は?

 

魔理沙やフランドールは

 

 

どう……なって……

 

 

 

 

 

目を覚ました天子が見たのは

 

 

 

 

木々が焼け、土は抉れて変わり果ててしまった

 

 

 

 

妖怪の山だった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数が多ければいいのか?

違うだろう?

強くなければならない

どんな手を使っても

俺は怠惰だった

自分ではやろうとせず、周りがやっていることを見て盗み

他人の技術を自分のものにする

だから捕食者(こんな名前)を与えられるのだ

有象無象の集まり

ただの市民

腐りきった貴族共

殺すのも億劫だ

くだらない

 

 

 

「お前は随分退屈そうだな?」

 

 

 

 

「そんなとこにいないで、俺たちと来い」

 

 

 

初めて楽しい殺し合いをした

白髪白眼の男だった

 

あんたのしたに居れば楽しそうだ

 

 

 

あんたの為に

 

 

俺は破壊の限りを尽くすと決めた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回 破壊と堕落の魔法剣士

 

 

 

 

 

 

 

 

 

焔「うーん、マシュマロもってくりゃあ良かったな」

 

 

 

 




ここまで読んでいただきありがとうございました!
何か変な文になってますがお気になさらず

新しい小説始めました!
よかったらそちらもどうぞ!

四章が終わったら…

  • 描かれなかった日常編
  • そのまま五章に突入
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