【求む】カオス転生でダークサマナーが就職する方法   作:塵塚怪翁

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続きです。
今回は事件の前後編の前編です。


第36話 地方巡業・実麻集落 前編

 

 

  第36話 地方巡業・実麻集落 前編

 

 

 昔々、ある田舎に寂れた寺のある集落がありました。

 

 その集落は戦争に若い人を取られ、老人と子どもしか残っていませんでした。

 その集落には、昔から入ってはいけないと言われる山がありました。

 そこには古くから恐ろしい怪異が住んでいると伝えられていました。

 そこに住む怪異は集落の守り神でもあり、外から見つからないように守っていました。

 しかし、その怪異は強欲で、黄金や美食に果ては人を集落から奪っていきました。

 

 集落の人々はその強欲さに苦しんでいました。

 その守り神がもたらした古くから在るとある物により集落は裕福になり、

 そのとある物を求めて若い人達が移住して来てくれていてもです。

 いつ自分達に害を与えるのか分からず不安でならないからです。

 しかし、そのとある物により外から正規の人員を呼べませんでした。

 

 ところが、集落からそのとある物を買い取っている商人は考えました。

 

『報酬は払うので、人知れず山の化け物を退治してくれる人はいないか?』

 

 

 

 

「ナイスボートニキが行方不明になった?」

 

 

 あの何とも言い難い『清姫騒動』からしばらく時間が経ち、夏も終わりとなったある日。

 カプセルホテル『ガイア大阪』にいたなのはからそう連絡が入り、山梨の異界奥での修行を早々に切り上げた隆和はトラポート持ちの腐百合ネキを急遽雇って大阪に大急ぎで帰って来ていた。

 急いで戻った隆和が聞いた第一声が、【ナイスボートニキ】こと『伊東誠』の行方不明の報だった。

 

 

「そうなの。

 最近の彼、頑張ってレベル上げも順調でシキガミも手に入れていたの。

 それで、彼のスキル的に正面からの異界攻略より異界の偵察が得意だからそれをしていたの。

 でも、定期の連絡も無くなって」

 

「それで俺は何をしたらいい?」

 

「すぐに現地へ向かって欲しいの。

 関西支部の占術の人からまだ生存しているから急げって。

 服部さんにはこれから伝えて、正式な依頼として貰うからお願いなの。

 わたしは希留耶ちゃんを飛び出さないように抑えておくから」

 

「何故、希留耶が?」

 

「彼女、ここの地下に引きこもりがちな彼の面倒を見る内に気になり出したらしいの。

 こっちに残ると言い出したのもそれが理由だったらしいの」

 

「分かった。

 すぐに向かうとするよ。それで、その場所は?」

 

「奈良県の山間部にある集落の【実麻村(みあさむら)】なの」

 

 

 隆和は彼が受けていた依頼や現地の情報が書かれた書類を受け取ると、一度華門神社に戻り準備をすると紀伊半島にあるその実麻村へと出発した。

 

 【実麻村】。

 

 資料によると、もともとは密教系の寺があるだけの小さい集落だったようで衣類や寝具に使う麻類を細々と作っていたようだった。その寺も密教系とは言うものの、周囲に在る吉野や高野山に熊野三山といった有名所にも加わっていないモグリだったためか、さらに10人前後しかいない小さすぎる規模だった為かメシア教の焼却からも逃れられた場所だった。

 彼が受けた依頼も、近年限界集落になりかかっていたその村に若者が出入りしていると警察から情報があり、連絡のない現地にあったその霊能組織としての寺の様子を確かめるのと合わせて調査の依頼があったのだ。

 そして、3日前に彼の携帯電話から「何かおかしい。長引きそうだ」との連絡を最後に途絶えたと言う事らしい。

 

 狭い車がようやく通り抜けられるだけの山道を抜け、最近乗り慣れてきた軽自動車に乗った隆和は数時間掛けてそこに到着した。

 

 その集落は戸数20ほどの小ささで棚状の畑では白菜やキャベツが並び、老人たちとポツポツといる若者が一緒に畑の世話をしている奇妙な光景がある山間の集落だった。老人たちは着物や作業着などの古めの衣服に対して、若者は一昔前のヒッピーとでも言おうかどこか緩い感じのTシャツにジーンズに何処か線の細い連中が一緒にいた。

 ただ、双方ともにこちらに対する視線は余所者を嫌うコミュニティのそれだった。

 

 隆和はこの集落で一番大きい建物である寺へと車を進め、唯一そこにある駐車場らしき広場に停車した。そこにはナイスボートニキが乗って来たと思われる軽自動車が停まっていた。トモエと共に車を降りそれを確かめていると、彼らに近付いてくる人影があった。

 手に手に鍬や鎌を持った数人の連中を従えたリーダーらしい若者の男が現れ、いつもの青ツナギ姿の隆和と緋袴の巫女服を着たトモエをジロジロと眺めると訝しげに尋ねてきた。

 

 

「おう、あんたら。その車に何の用だ?

 事と次第によってはただじゃ置かないぞ、余所者」

 

「俺の前に来た若い男は知らないか?

 友人を探しに来たんだ。この車に乗っていたはずなんだが」

 

「ああ、なんだ。お前もフリーのデビルバスターか。

 そいつなら、俺が出した依頼を受けて山で消えたぜ」 

 

「あんたの?」

 

「ああ。俺は【藤川】だ。

 ここの若い連中のリーダーをしている。

 前の奴よりは強そうだ。どうだ、探すついでに仕事も受けちゃくれないか?」

 

 

 どうも何か勘違いしているらしいニヤニヤと笑うそいつに、隆和もニヤリと笑いアナライズには周囲の未覚醒者の連中を従える『レベル7異能者』と映る彼への問いに答えた。

 

 

「仕事か。

 詳しい話を聞かせてくれるなら受けてもいいぞ」

 

「じゃあ、こっちに来てくれ」

 

「いや。俺はこのままあいつを探すから、ここで聞かせてくれ」

 

「な! 藤川さんの言うことが聞けないのかよ!?」

 

「……よせ。いいぜ、聞かせてやるよ。

 あの男は、俺が仕事を頼んだ他のやつと一緒に山の化け物退治をしに行って消えたのさ。 

 もう一人は結構な美人だったしな。いい格好を見せたかったんじゃないか?」

 

「なるほど。

 話を聞かせてくれてありがとう。

 じゃあ、俺たちはまず寺に行ってみるか」

 

「……おう、そうか。

 じゃあ、俺らはもう行くわ。おら、行くぞ」

 

 

 取り巻きのチンピラを黙らせたその男は隆和が寺に向かうと言った途端、黙り込むとそそくさと踵を返して村の方へと引き上げて行った。

 疑問に思う態度ではあったが、それより救助と捜索が先であると考えた隆和はこの集落でまず一番目立つ建物である寺へと向かった。

 

 その一方、隆和たちに背を向けて自分たちのねぐらの家に向かう【藤川洋一】は、嫌な予感がしてならなかった。

 周囲のやつには分からないが、何よりさっきから背中にしがみつきガタガタと震えている自分が契約している【夜魔インプ】の態度がそれを物語っている。

 さっきからインプが彼にこう告げているからだ。

 

 

「お、おい、洋一。早く逃げようぜ。

 寺にいるやつも今の連中もたやすくオレなんか簡単に踏み潰せる相手だぜ。

 あんな奴らがぶつかるかもしれないこんな場所にはもういたくねぇ」

 

「ああ、そうだな。

 アレの買い付けも、当分無理だな。

 しばらくここを離れて様子を見よう」

 

「あ? 何です、藤川さん?」

 

 

 独り言のような会話を聞かれ取り巻きに問われて決心がついた藤川は、周囲の連中に叫びながら走り出した。

 

 

「命の惜しいやつは、今すぐにまとめてある荷物を持って逃げろ!

 俺は惜しいからすぐに逃げるぞ!」

 

「あ、待って下さい!」

 

 

 そして、藤川は荷物を取るために自分が寝起きしていた家に駆け込んだ。

 

 

 

 

 隆和が境内に入るとそこには、かろうじて崩れていないとしか言いようのない廃墟寸前の寺があった。そして入口に近づくと、中から引き戸が開けられ中から機嫌良さそうな男の声が聞こえてきた。

 

 

「そこで呆けて立っとらんで中に入らんか?」

 

「誰だ?」

 

「ここを預かる坊主じゃよ。そこでは話も出来んぞ。入れ入れ」

 

 

 その声に隆和が中を覗き込むと、仏像のある本堂となっており仏像の前には中年の達磨のような容姿の袈裟を着た男性が立っていた。彼はニコニコと隆和に対して手招きをしているが、隆和の目には彼が人ではないと映っていた。

 おもむろに隆和はグローブを着け、彼の合図で刀を抜いたトモエと共に中へと踏み込んだ。

 

 

「初対面の相手にそのような無作法とは、外の者とは乱暴ですなぁ。お客人」

 

「お前、人間じゃないだろう?」

 

「何を申されるのかな? 不審に思うなら近くによって見ると良い」

 

「『見鬼』が使えるんだよ、俺は。

 屍鬼でもない、化けているでもない、その皮の下は何だ?」

 

「……くっ、くははははっ!

 今どきの外の術者は見鬼の術を使える者が多いな!」

 

 

 その男は笑いながらそう言うと、人の姿を内側から被っていた皮を破りながら姿を現した。

 体長は3m以上に達する大きさの鬼のような顔をした大きな蜘蛛の姿へと変貌し、隆和たちへと襲いかかって来た。

 隆和はかなり俊敏な動きで噛みつくために跳びかかって来たそいつを、左右へとトモエと散開して躱した。

 扉を突き破りこちらへと向きを変える大蜘蛛の顔の牙から滴る紫の液体が、地面に落ちた時にジュウッという異音を立てて煙を出した。

 

 

「なかなかすばしっこいじゃないか。大人しくその肉を喰わせろ」

 

「レベル21【妖虫ツチグモ】! 氷結弱点、電撃耐性だ!

 トモエ、毒の牙に気をつけろ!」

 

「はいっ、主様! 【黒点撃】!」

 

「ぐへっ、何だこの強さはよぉ! 【猛反撃】!」

 

「くっ」

 

 

 隆和の声にトモエが名刀ムラサマで脚を切り落とす痛撃を与えたが、逆にスキルによる他の脚の反撃を食らってしまった。

 トモエのその横から走り込んだ隆和も、ツチグモの顎に拳を叩き込んだ。

 

 

「よっと、【地獄突き】!

 さあて、お前【魅了弱点】らしいがこいつが効くかな? 【黄金の指】」

 

「がべっ、……ぐげ? あげげげ? あべ? おほーっ♥」

 

「主様。効いたようですが、醜いです」

 

「自分でやってなんだが、アヘ顔のツチグモは絵面が酷いな。

 それじゃ、いろいろと答えもらおうか」

 

「おほーっ♥」

 

 

 隆和の拳で身体が浮き上がるほどの一撃を受けてのけぞったツチグモは、程なくして隆和のスキル【黄金の指】による状態異常に掛かると白目になり舌を出しながらとても気持ち悪い表情へと変わった。その表情は殊更無視するように、隆和は時々追加の状態異常を加えながらツチグモにここの事を聞き始めた。

 

 ツチグモによると、ここの集落は昔からこいつが巣を張っていた隠れ谷であった。

 ここに住む人間は外界からの脅威から守る代わりに従えていたが、数十年前に1体の深手を負った絡新婦が逃げ込んできてから状況が変わったようだ。その弱点に漏れず、こいつがその美女の姿の絡新婦にまんまと篭絡されたからだ。

 そいつはこの集落の長だった僧侶が修行の薬としていた麻の葉が『大麻草』であると見抜くと、薬の作り方を僧侶から聞き出し中身を食うとツチグモに人への化け方を教え皮を与えたのだそうだ。

 そして、村の者を操って外の裏社会の人間と繋がりを持つと、大麻薬を売り出してさらに多くの人間を餌にするべく集め出したらしい。

 

 

「俺たちの前に来た若い男は知らないか?」

 

「そ、そいつは、使い魔らしい絡繰りの見鬼の術で俺の正体を見抜くと逃げ出したぞ、おほっ♥

 どこに逃げたのかなんて、し、知らねぇ。

 い、一緒にいた女の拝み屋は、つ、捕まえているがな、おほっ♥」

 

「それじゃあ、その絡新婦はどこにいる?」

 

「集落の奥のワシの異界にいるぞ。

 て、亭主のワシの代わりに異界の主になっているんだ、おほっ♥」

 

「さて、聞ける事は大体聞けたな。

 生きているのは分かったが、伊藤くんもどこに逃げたのか。

 こいつ、氷結が弱点だしちょうどいいな。出て来てくれ、アプサラス」

 

 

 封魔管での召喚は隆和では一度に一人までなのでカーマに呼びかけようとしたが、ツチグモのために召喚しないでと中で騒いでいる。仕方なく隆和は最近手に入れた2本目の封魔管に呼びかけ、神社の異界に居るはずのアプサラスを呼び出した。

 封魔管の方は、ガイア連合製で技術班の一人が作ったはいいが使える人がいなくて売れ残っていたのを安く手に入れたものだが、アプサラスがここにいるのは強くなるために隆和の山梨の異界修行に志願していたからだ。

 理由も単純で、同じ異界の水質担当の妖精ルサルカに煽られたからだった。

 

『あっれー、ここで一番レベルが低いのは貴女なんだ。ふーん。

 ここに来た理由も、他の異界で働ける場所を求めて?

 あたしなんて、彼にお前が欲しいって言われて来たんだから。

 それに、貴女より8もレベルが上だしね。

 まあ? あたしに任せてくれたら彼の信用もこっちに来るだろうし、ネ?』

 

 こう煽られた彼女は悔しさから隆和に同行を願い出て、そのままこちらにも付いて来ていたのだ。

 出て来た彼女は目の前のアヘ顔ツチグモから視線を外し、困惑気味に隆和に尋ねた。

 

 

「はい、来ました。それで何をすれば良いんでしょう?」

 

「すまないけど、それに直接触るのはもう嫌なんで魔法で止めを刺してくれ。

 氷結弱点だから早めに済むだろうし」

 

「ええぇ」

 

「すみません、アプサラス。

 なんか刀が穢れる気がするのでお願いします」

 

「はあ、もういいですよ。

 そいつが変なことしないようにだけしておいて下さいよ?

 え~い、【ブフ】【ブフ】【ブフ】!」

 

「おほほーっ♥」

 

 

 アプサラスの放つ冷気の魔法も快感に感じるのか、気持ち悪い表情のままツチグモはマグネタイトとなり消えてしまった。

 アプサラスがぽつりと漏らした。 

 

 

「こんな奴のマグネタイトで強くなるのは嫌なんですけど」

 

 

 

 

 その後、寺の中を捜索し隆和たちは一人の女性を救助した。

 その女性は本堂の奥にあった地下の座敷牢で両手を拘束され、服を破かれて半裸のままあのツチグモに犯されていた状態で発見された。

 アプサラスとトモエに彼女の介護と着替えを任せている間、隆和は何か手がかりはないか他の場所を探っていた。しかし、他の座敷牢に着ていたものから男女だと思える数体の白骨死体以外は発見できなかった。

 隆和が戻る頃には彼女もボロ布を巻きつけるような格好ではあるが、意識もしっかりし立ち上がれるようになっていた。

 彼女は隆和が戻ってくると、頭を下げて礼を言ってきた。

 

 

「助けて頂きありがとうございます。

 私は【久喜本加奈】と言います。こう見えてデビルバスターなんです。

 実家の伝手で回して貰った依頼でここの異界の調査に来たんですけど、こんな様で」

 

「俺は安倍隆和。彼女は助手のトモエ。それと契約しているアプサラスだ。

 君と一緒にいた若い男はどこに行ったのか知らないか?」

 

「彼なら一緒にいたロボットみたいな式神が、あの住職の正体を暴いて襲われた時に別れ別れになりました。

 体から生やした蜘蛛の脚の一撃を式神が庇って倒れた時に、そのまま姿を消してしまって。

 私は逃げ遅れて力付くでここに運ばれました」

 

 

 両手で身体を庇い、すまなそうな表情の彼女に隆和は話を続けた。

 

 

「とにかく。あの蜘蛛坊主はもう始末した。

 後はみんなで脱出するだけだ。

 細かいことは生き残ってからにしましょう、久喜本さん」

 

「ありがとうございます。

 それでこれからどうするんですか?」

 

「集落の中を探すしかないでしょうね。

 異界のボスがツチグモと同じくらいの強さなら、彼なら脱出しようと動き回っているはずだ。

 それじゃ外に出ますけど、あなたは自分の身を最低限でも守れますか?」

 

「すみません。歩くのが精一杯で」

 

「よし、じゃあこうするか」

 

 

 隆和は背負っていた背嚢をトモエに渡すと、意外と長身なのと大きすぎる胸で手こずったが彼女を背中に背負って紐で結びつけた。真っ赤な顔の加奈に隆和は告げた。

 

 

「動きにくいので、両腕と両足は身体に絡めるようにしてしっかり掴まって下さい」

 

「あ、あのかえって動きにくくありませんか?」

 

「貴女の身体が揺れてバランスを崩すよりはマシですよ。

 とても軽いので大丈夫です」

 

「は、はい。どうも」

 

 

 正直隆和にとっては、ショタオジの地獄の特訓で背負わされて戦わされた時のオバリヨンに比べれば羽根のように軽いと思っているのだが。

 真っ赤な顔の加奈を背負うと、トモエとアプサラスに呆れた目で見られながら隆和は外に出た。

 そして、外に広がる赤黒く染まった空と、武器を持って戦い合う集落の老人と若者の血みどろの争いを眼下に見て隆和はため息をついた。

 

 

「ああ、やっぱり一筋縄ではいかないか」




後書きと設定解説


・敵対者

【藤川洋一】
レベル7 耐性:破魔無効
スキル:悪魔召喚(インプ)
    突撃(敵単体・小威力の物理攻撃)
    脅迫・脅し
詳細:
 麻薬のバイヤーでヒッピーグループの代表でもあるダークサマナー

【夜魔インプ】
レベル7 耐性:銃耐性・呪殺無効
スキル:ザン(敵単体・小威力の火炎属性攻撃)
    ドルミナー(敵単体・中確率で睡眠付与)
詳細:
 ダークサマナーと契約し使役されている悪魔

【妖虫ツチグモ】
レベル21 耐性:氷結弱点・電撃耐性・魅了弱点・毒耐性
スキル:毒かみつき(敵単体・小威力の物理攻撃・中確率で毒付与)
    マハジオ(敵全体・小威力の電撃属性攻撃)
    猛反撃(物理攻撃を受けた時、確率で通常攻撃を返す)
    人化(自身・不完全だが人間の男性に化ける事が出来る)
詳細:
 全長3m以上に及ぶ大きさの鬼のような顔をした大蜘蛛の姿の悪魔
 古くからここの山に潜み集落を守っていた祭神モドキ
 この里の住職の身体を中身を食い尽くして化けている
 絡新婦に篭絡され、地霊から妖虫へとそのあり方も堕ちた


次回は後編。
もし、読んでくださった方がいるならありがとうございます。
 
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