【求む】カオス転生でダークサマナーが就職する方法   作:塵塚怪翁

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続きです。
今回は事件の前後編の後編です。


第37話 地方巡業・実麻集落 後編

 

 

  第37話 地方巡業・実麻集落 後編

 

 

 救助した女性の加奈を背負い脱出のために寺の門の外に出た隆和たちの目に映ったのは、赤黒く曇った空の下で異界へと変わり果てた集落の人間が殺し合う凄惨な状況だった。

 

 それまでは晴れた空のもとで一緒に畑仕事などもしていたはずなのに、集落の老人達が手に手に鎌や包丁に手斧、果ては猟銃を持ち出している人もいた。12、3人程の若者達の方は逃げ出すつもりだったのだろうか、リュックやカバンなどの荷物を持ちバイクで集落の唯一の出口らしいあの谷間の狭い山道の方へと走り出そうとした所を襲われたようだ。

 逃げ遅れたり転倒するなどした彼らに、倍の人数はいると思われる隆和のアナライズにはもう人ではなくレベル5程の【外道フーリガン】と映る老人達が襲いかかり、数人で押さえつけるとその後ろから現れた数体の少女の上半身が生えた蜘蛛の姿のレベル10~15の【妖虫ジョロウグモ】達が覆い被さり、バリバリという咀嚼音と断末魔の声が隆和たちには聞こえてきた。

 

 門の影に隠れてそれを見る隆和たちだったが、その様子を背中で見ていた加奈が隆和に尋ねた。

 

 

「あの、あの人達を助けないと。

 貴方がたの実力なら容易いのではないのですか?」

 

「数がもう少し少なければ、蹴散らして助けているんだが。

 ただ、俺たちの目的は仲間と貴女の救出とここからの脱出だ。

 俺にはあの数の【外道】と【妖虫ジョロウグモ】の群れを、貴女を庇いながら戦うのは難しい」

 

「でも、あなた達も正義と人助けのために戦っているのでしょう?」

 

「……俺が戦うのは、義理と人情と自己満足のためだが?

 それに例え、力があって善人であっても天使みたいなのが居るんだぜ?」

 

「いくらなんでも、“アレ”と一緒にしないで下さい」

 

 

 そう言うと黙り込む彼女と隆和が話していると、集落の方を警戒していたトモエが一方を指さして隆和に知らせてきた。隆和が見ると、集落の入口近くで襲われている集団とは別に高台の方のとある家にもジョロウグモと老人の悪魔の一団が集まっているのが確認できた。

 

 

「主様。あそこの様子が変です」

 

「向こうにも集まっているな。迂回してあそこに向かうぞ」

 

 

 隆和がそう宣言し、彼らは争っている大きい集団に見つからないように移動を始めた。

 

 

 

 

「右方向の曲がり角の先に2体。カーマ」

 

「はいはいっと」

 

「もう一つの左は私が」

 

 

 生き残りを探して巡回していたと思われる複数の老人の悪魔を、隆和がマッパーで位置を確認して指示を出し、陰からカーマの弓とトモエの急所を一撃するやり方で排除しながら高台の目的のその家の側まで来ていた。

 そのやり方を隆和の背中で見て「私より忍者らしい」と愕然としていた加奈が、「老人なのにフーリガンなのはやっぱり変だな?」と自分のアナライズの結果に内心首を傾げている隆和に小声で聞いてきた。

 

 

「あの……」

 

「何かな?」

 

「何でそんなに手慣れているんですか?」

 

「実際に異界の行動で役に立つから、大佐ニキって知り合いの専門家に教えて貰ったのさ。

 こういうやり方は珍しいのかな?」

 

「はあ。実家のやり方と全然違うので驚きです」

 

「実家は代々続く忍びの家なんです。

 嫁ぎ先でもほとんど同じやり方でやっていたので、軍隊みたいなのはちょっと」

 

「なんだ、結婚しているなら尚更生きて帰らないと。

 ……お、着いたみたいだな」

 

 

 隆和たちがその場所の近くの物陰につくと、2体の女性の悪魔が言い争いをしていた。

 1体は先程も見た何処かで見覚えのあるジョロウグモと、もう一体は蜘蛛の図柄の赤い着物を着た黒髪の胸のやたらと大きい美少女のように見えるレベル22【地霊ブラックウィドウ】が立っていた。どうやら、ブラックウイドウが入口を守る家というか小屋の中に入れろとジョロウグモが突っかかっているようだ。

 ジョロウグモの側には2体の老人フーリガンがいるが、止めようがなくオロオロとしていた。

 

 

「お姉さま、そこをどいて下さい。中にいるのニンゲンの男ですよね?

 独り占めするのですか?」

 

「そうよ。旦那さまは私の番にするの~。

 手を出すと言うなら、例え姉妹でもただではおかないわ~」

 

「はっ! 少しばかり早く成長出来ただけで何様のつもりよ!

 いいから、渡しなさいよ!」

 

「彼はね、そこいらにいる並の男とは才能が違うの。

 それをただ喰うだけの貴女に渡すと思うの~?」

 

「お、お母様に逆らう気なの!?」

 

「お母様は姉妹同士の諍いは気にされないわ。

 警告はもう充分よね~、【ザンマ】」

 

「ぎゃふっ!」

 

 

 様子を伺っていると、ブラックウイドウが躊躇なく衝撃魔法をジョロウグモに叩き込んだ。

 衝撃弱点だったジョロウグモは大怪我を負って吹き飛ばされたのを見た隆和は、皆に合図をするとそこに乱入するように物陰から躍り込んだ。

 

 

「手前の3体を排除! 【地獄突き】!」

 

「せいっ」

 

「やあっ」

 

「誰!? ……ふぐっ」

 

「ぐえっ」「ぐをっ」

 

 

 隆和は左手で背中の加奈を掴んで支えながら宙を飛び、頭上からジョロウグモに右拳を叩き込み一撃で消滅させた。その隙に周囲の2体の老人フーリガンもカーマとトモエに処理された。

 驚いた表情でこちらを見るブラックウイドウに、構えたまま隆和たちは向き直った。

 

 

「地霊ブラックウイドウか。

 妖虫や外道の連中よりかはマシなようだが、ここで何をしている?」

 

「なかなか魅力的な殿方ですけど、あなたは誰です?

 あなたも旦那さまに手を出そうと言うのかしら?」

 

「俺は安倍隆和だ。それで、旦那さま?」

 

「ええ。数日前にお父様の元に現れたとても素敵な殿方を見つけまして。

 姿を消して逃げようとなさっていましたけど、匂いでどこに居るのかすぐに判りました。

 そして、見つけて私の愛の巣にお連れしましたのよ」

 

「その声、安倍さん!? オレです。伊東です!」

 

 

 家の中から、ナイスボートニキの声がした。 

 それを聞き、隆和を興味深そうに見るブラックウイドウ。

 

 

「あら、旦那さまのお知り合いでしたの?」

 

「彼を探しに来た友人だ。彼と少し話せないか?」

 

「でも~、彼を連れて行くつもりではなくて?」

 

「そうだな……」

 

 

 ナイスボートニキと会うのを渋るブラックウイドウに、そこで少し考え込んだ隆和がある提案を持ちかけた。

 

 

「なあ、下剋上に興味はないか?」

 

「『げこくじょう』ですか~?」

 

「簡単だ。

 俺がこの異界のボスである女王蜘蛛を倒すなり封印なりして、お前がここの女王になる。

 そして、この地を守る祭神として彼を娶って幸せに暮らす。

 めでたしめでたしって寸法だ。どうだ?」

 

「……それ、本当に出来ます~?」

 

「お前の母親の強さ次第ではあるが、少なくとも俺たちはお前よりは強いぞ?」

 

 

 隆和をじっと見ながらしばらく考え込んだブラックウイドウは、ニコリと笑うと入口の横に移動すると隆和にこう答えた。

 

 

「……その約束、果たしてくださいね?

 私は旦那さまと幸せに暮らしたいだけなのです」

 

「嘘は言わないさ。

 必ず、ここのボスは倒すからな」

 

 

 そう言うと、隆和たちは小屋の中に入った。

 その中は綺麗に掃除され整えられた部屋があり、その奥のベッドの上でナイスボートニキが粘着性のある蜘蛛の糸で手足を拘束されているのを見つけた。その側にはロボットのような球体状のものも転がっている。

 彼は中に入って来た隆和たちを見ると、安堵したように息をつき小声で話しかけて来た。

 

 

「ああ、良かった。助かりましたよ、安倍さん。

 生きた心地がしませんでした。

 ああ、そっちの女性も助けたんですね」

 

「相変わらず、ああいう感情の重い女性に縁があるみたいだな。

 さすが、ナイスボートニキ」

 

「女性関係の事で安倍さんに言われたくありませんよ。

 それで、どうやって出るんです?」

 

「時間がないから、さっさとやるぞ。

 これから拘束を解くから、彼女と一緒にこの『トラエストストーン』で逃げろ。

 集落全体が異界になっているから、これで外に出られるだろう」

 

「安倍さんは?」

 

「ここの後始末だ。

 どうも、異界化の引き金を引いたのは俺みたいだからな」

 

「まだですか~?」

 

 

 外から、焦れているらしいブラックウイドウの声がする。

 トモエが素早く糸を切ると、床に転がっていた球体のロボットを拾ってナイスボートニキは立ち上がった。

 隆和は背負っていた加奈を降ろし、彼の側に立たせるとトラエストストーンを渡した。

 

 

「じゃあ、行け。

 彼女を連れて外で応援を呼んでくれ」

 

「判りました。

 無事でいてくださいね、安倍さん」

 

「助けていただきありがとうございました。

 後で必ずお礼に伺います」

 

 

 そう言うと、2人の姿はこの場からかき消えた。

 中の様子を気配で解ったのか、ブラックウイドウがかなり焦った様子で部屋に飛び込んで来た。

 それに合わせて、3人は彼女にスキルを叩き込んだ。

 

 

「旦那さ……、ガハッ!」

 

「悪いな、【地獄突き】!」

 

「【黒点撃】!」

 

「クスクス、【魅了突き】」

 

 

 そのままその攻撃で致命傷を負ったブラックウイドウは、地面に倒れ伏し呆然とこちらを見上げてきた。

 それに、隆和は冷酷に答えた。

 

 

「……何で? 旦那さまと暮らしたいだけなのに?」

 

「ジョロウグモにしろ、お前にしろ、見覚えのある顔なんだよ。

 お前の母親には因縁があるんだ。

 どちらにしろ、あの人食いの絡新婦の娘どもは鏖殺だ」

 

「……それだけの事で?」

 

「だから、お前は人間と寄り添えないんだよ。じゃあな」

 

 

 そう言うと、隆和はブラックウイドウの頭を踏み砕きマグネタイトの霧へと返した。

 そして、2人に指示を出して集落へと向かった。

 

 

「手始めに集落の中の連中を皆、始末するぞ。

 強くても、レベル15前後のジョロウグモが中心だ。

 氷結弱点だからな、ボスまでカーマは一休みしていてくれ。

 行くぞ、アプサラス」

 

 

 

 

 集落の中の相手はアプサラスの【マハブフ】とトモエの【疾風斬】による範囲攻撃を叩き込み、生き残りを隆和が潰すことで2、30体はいた連中を掃討する事が出来た。その途中で喰い荒らされたあの藤川という男の遺体も発見でき、せめて慰めにと土を掘り返して埋める事にした。そして、隆和は寺の横を通り過ぎて切り立った崖の集落の最奥にある異界の入口らしい洞窟の前にやって来た。

 空を見上げるて雲の色がどんどんと赤黒く濃くなって来ているのを見た隆和は、チャクラポットや傷薬で回復すると洞窟内に向けて大声で呼びかけた。

 

 

「そこにいるんだろう、ジョロウグモ!

 お前の母蜘蛛と姉妹を殺した男が来てやったぞ!

 外にいたお前の娘も全員始末したぞ!

 さっさと出てこい!」

 

「おのれぇぇぇぇ!!

 妾の子らを殺したなぁ、貴様らぁ! 

 殺して引き千切り、臓腑を引き抜きバラバラにして喰ろうてくれるわぁ!!!」

 

「殺したお前の姉妹も同じセリフだったなぁ!

 過去の因縁はもううんざりだ!」

 

 

 返事と共に飛んできた蜘蛛糸を避けた隆和は、姿を現した【鬼女ジョロウグモ】にそう答えた。

 その姿はかつて羅生門で見た下半身の3本足で黒と黄色の縞模様をしている蜘蛛と上半身の長い黒髪の美女の裸身という同じ姿だったが、あの時の個体より若干蜘蛛の部分が大きくレベルも少し上である。

 ただ、違うのはこちらは異界のボスで体力や耐性も上だと言うところだろうが、あの時より大幅に実力を上げて装備も充実し手数もこちらが上だと本気で両者が戦うと理不尽なまでの差が広がっていた。

 

 

「妾は、こんなにも強大で多くの人を喰ろうた大妖怪ぞ!

 何故、小奴らには妾の攻撃が効かぬのだ!!」

 

「あのなぁ、こっちは睡眠も魅了も効かないんだよ。

 それに毒の牙は大ぶりの攻撃がミエミエで、他の攻撃もモーションが姉妹と同じなんだ。

 いくら力が強くなろうと、その単体目標ばかりのスキル構成では勝てるわけがないぞ」

 

「そんな理不尽な理由があってたまるかぁあぁ!!」

 

「アプサラス!」

 

「はい! 【ブフ】!」

 

 

 隆和の背中に張り付くように浮遊しているアプサラスが、ジョロウグモの顔面を狙って氷結魔法をしつこく放ちさらに行動が雑になる隙を狙ってどんどんと体力を削るという攻撃パターンで、既にジョロウグモの体力は底を突きかけていた。

 フラフラになりながらも、矜持だけで攻撃を続ける相手に隆和たちは攻撃を叩き込み終わりにした。

 

 

「何故じゃ、何故なのじゃあ!

 かような餌でしかない人間なんぞにぃぃぃ!!」

 

「親切に説明してやっただろう?

 状態異常は効かなかったようだが、まあいいか。

 それじゃあな、【チャージ】【地獄突き】!」

 

「はぁぁぁ、【黒点撃】!」

 

「私も、【マハブフ】!」

 

「ぎゃあああぁぁぁ!!!」

 

 

 ジョロウグモの巨体が倒れ、マグネタイトの霧へと変わり消えていく。

 ボスが倒れたからだろう、周囲のマグネタイトが薄くなり空も夜空へと変わり集落も異界から元の姿を取り戻した。崖にあった洞窟は崩れ落ち、完全に塞がってしまった。 

 これでもう大丈夫だろう。そう思っていると、隆和の携帯が鳴り出した。

 隆和が出ると、ナイスボートニキの声が聞こえた。

 

 

「あ、つながった。大丈夫ですか、安倍さん!?」

 

「おう、皆無事だぞ。……無事?」

 

「どうかしたんですか?

 これから、応援の人たちが迎えに行くそうです」

 

「ああ、いや。大丈夫だ。それじゃあ、こっちも帰る事にするよ」

 

 

 携帯での連絡を切り、隆和はアプサラスに向けて声を掛ける。

 

 

「よう、強くなれたみたいじゃないか。

 自分の姿を確認してみろ」

 

「はい? これは!」

 

「【天女アナーヒター】。水の精から水の女神様か。

 綺麗な姿になれたし、良かったじゃないか」

 

 

 アプサラスの姿が白い衣を纏った水色の肌の女性から、6枚の金色の板を浮かべその裸身をその水色の波打つ長髪で隠した姿のアナーヒターへと姿が変わっていた。その裸身を片手と髪で隠し頬を赤らめているアナーヒターはニッコリと笑ってこう言った。

 

 

「これでルサルカにも負けませんし、何も言わせません!

 マスター、これからもお願いしますね?」

 

 

 

 

 さて、事件の後日談を語ろう。

 

 ナイスボートニキの呼んだ応援とそこからの通報で警察の調査も入った集落の後始末は、隠し畑から大麻が実際に見つかったが村の人間と直接取引していたバイヤーグループが纏めて行方不明扱いになったため、廃村とされて集落は閉鎖される事になった。

 ここの霊地については、管理者や祭神となるべき対象も消失し関わった関係者も管理するのを断ったため、近隣の地方組織に後援する代わりに管理を引き受けさせる事になった。

 

 ナイスボートニキは、死亡していた彼の専用シキガミで宙に浮く球体のロボット型シキガミの【コズワース】の蘇生も成功し、またホテルガイア大阪での生活を始めたようだ。ただ、この事件から前以上に生活を希留耶に管理されるようになったと、隆和はクスクスと楽しそうに笑うなのはに聞き複雑な想いになったようだ。

 

 そして、事件の一週間後。

 

 大阪の夜の繁華街で隆和と見知らぬ女性がデートしているのを関係者に目撃された後、かつて隆和たちが暮らしていたマンションの部屋に一組の母娘が入居するようになった。

 彼女の名前は、【吉澤加奈】。

 それと、未亡人である彼女と前夫の娘で10歳の桃子という子どもも一緒だった。

 何でも彼女はシングルマザーで頑張っていたが限界を感じた時に、実家の『対魔忍(仮)』とガイア連合との折衝役だった【パパ活サイミンニキ】の紹介で名字も旧姓に戻して関西支部で働かせて貰う事になったのだと楽しそうに語っていたと、ウシジマニキから千早となのはに知らされた。 

 そして、二人から隆和は、色々と詰問され色々と絞られる事になったと言う。

 

 なお、神社の異界に戻った後、アナーヒターにルサルカは満足するまで煽り返されて悔し泣きした。




後書きと設定解説


・関係者

名前:ナイスボートニキ(伊東誠)
性別:男性
識別:転生者(ガイア連合)・19→20歳
職業:高校生→ガイア連合大阪派出所職員
ステータス:レベル9→14・ラッキー型
耐性:物理耐性(装備)・破魔無効・呪殺耐性(装備)
スキル:ディア(味方単体・HP小回復)
    パララディ(味方単体・麻痺を回復)
    イルク(自身を透明化)
    トラフーリ(一部の戦闘を除いて確実に戦闘から逃走する)new!    
    応急処置(戦闘時以外で味方単体・HPと一部の状態異常回復)
    コンピューター操作(プログラム作成含む技術)
装備:物理耐性のペンダント
   呪殺耐性の指輪
   ケブラーベスト(霊装防具)new!
   軍用ヘルメット(霊装防具)new!
   改造モデルガン(霊装武器・破魔弾)new!
詳細:
 某ゲームの主人公に容姿や家庭環境がそっくりに生まれた童貞の転生者
 前世はブラックな現場専門のSEだったのでPCは得意
 関東の高校で女性トラブルから逃げ出して山梨支部へ逃げこんだ
 専用のシキガミを色々と日和見し嫁でなくロボットタイプで注文した
 
名前:コズワース
性別:男性
識別:シキガミ
職業:ナイスボートニキの専用シキガミ
ステータス:Lv9・マジック型
耐性:物理耐性・破魔耐性・呪殺耐性
スキル:グラム・カット(敵単体・小威力の物理攻撃)
    放電(敵複数・2~4回の小威力の電撃属性攻撃)
    フォッグブレス(敵全体・命中、回避率を1段階低下する)
    警戒(奇襲を受けにくくなる)
    アナライズ(レベル、名前、相性が判明する)
    カバー(味方単体・ダメージを受ける際、身代わりになる)
    シキガミ契約のため主人以外からの精神状態異常無効
スキル(汎):会話・家事・浮遊
詳細:
 ナイスボートニキの専用シキガミで某ゲームのロボットタイプ
 本体の大きさは直径30cm程の球体で色はつや消しシルバー
 移動は浮遊し、3つの目のある球体の下に3本のアームが付いた形状
 老練な執事のような口調で常に冷静に話す

名前:パパ活サイミンニキ
性別:男性
識別:転生者(ガイア連合)・30代
職業:ガイア連合山梨支部所属技術者
詳細:
 ガイア連合の技術班でミナミィネキの部下の転生者
 インキュバスの悪魔変身者で、魅了と睡眠を付与するスキル持ち
 別名・光のパ〇活説教おじさん
 群馬県の地方霊能組織『対魔忍(仮)』とガイア連合の窓口役

名前:アナーヒター
性別:女性
識別:天女アナーヒター
ステータス:レベル21
耐性:火炎弱点・氷結吸収・破魔耐性
スキル:ヘルズスプラッシュ(敵全体・中威力の氷結属性攻撃)
    メディア(味方全体・HP小回復)
    ラクンダ(敵全体・防御力を1段階下げる)  
詳細:
 アプサラスが成長し変化した軍神でもある河の女神
 清浄を意味する名を持つ水を司る豊穣の女神でもある
 容姿はメガテン準拠だが、顔つきは若干優しめになっている
 レベルが低いため、黄金の板は8でなく6枚しか無い
 ルサルカとは同じ属性の悪魔として喧嘩仲魔

・敵対者

【地霊ブラックウィドウ】
レベル22 耐性:破魔無効・呪殺耐性・神経耐性
スキル:ブフ(敵単体・小威力の氷結属性攻撃)
    ザンマ(敵単体・中威力の衝撃属性攻撃)
    ディアラマ(味方単体・HP大回復)
    ポズムディ(味方単体・毒状態を治療する)
    巻き付き(敵単体・小威力の物理攻撃・低確率で緊縛付与)
    人化(自身・人間の女性に化ける事が出来る)
詳細:
 ジョロウグモの娘蜘蛛の1体が進化した変異体
 妖虫や妖獣、鬼女に変化せず、比較的善良な地霊に変化した
 黒い長髪をした蜘蛛模様の赤い着物を着た胸がとても大きい美少女の姿
 他の個体よりは善良ではあるが、番以外には姉妹でも冷淡

【妖虫ジョロウグモ】
レベル15 耐性:電撃耐性・氷結弱点・衝撃弱点
スキル:毒かみつき(敵単体・小威力の物理攻撃・中確率で毒付与)
    マリンカリン(敵単体・中確率で魅了付与)
詳細:
 集落に来た人間と姉妹を喰って成長した絡新婦の娘蜘蛛

【外道フーリガン】
レベル5 耐性:銃耐性・呪殺無効
スキル:突撃(敵単体・小威力の物理攻撃)
    銃撃(敵単体・小威力の銃属性攻撃)
詳細:
 麻薬栽培をしていた集落の老人達が異界化の影響で悪魔に変わった
 高濃度のMAGに触れて最後の人としてのタガが外れた
 フーリガンは直訳すれば『乱暴者』なので、暴れる老人でも問題はない
 数人だけ居る猟銃持ちのみ銃撃を行なう

【鬼女ジョロウグモ】(ボス)
レベル32 耐性:破魔無効・呪殺無効・毒耐性
スキル:ドルミナー(敵単体・高確率で睡眠付与)
    マリンカリン(敵単体・中確率で魅了付与)
    毒かみつき(敵単体・小威力の物理攻撃・中確率で毒付与)
    巻き付き(敵単体・小威力の物理攻撃・低確率で緊縛付与)
    人化(自身・人間の女性に化ける事が出来る)
詳細:
 隆和と因縁のある絡新婦の娘たちの最後の生き残り
 軽自動車ほどの大きさの蜘蛛の頭部から女性の裸の上半身が生えている姿
 羅生門の姉妹より食べた人間の数が多いため、少しレベルが上になった
 大麻を栽培する集落のある山にあった異界を乗っ取った
 ※ボス補正によりHPとMPは増大し、破魔・呪殺は無効化、状態異常も耐性あり


次回は中休み回。
もし、読んでくださった方がいるならありがとうございます。
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