電気を改正するに突破と書きまして電改突破と申します。
この度は「とある異聞と銃器製造(ガンメイカー)」を読もうと思って下さり、誠に感謝の至りであります。
異聞とは、人の聞き知っていない話、という意味です。人にはあまり知られていない事と、銃器製造というモノの二点。この作品では、主に「力とは何か」という事について物語として伝えていきたいと思っています。
なんだよこんな厨二っぽい設定。だとか、駄文すぎる。もっとマシな文書け。と云われるかと思います。私は未だ勉強中の身でありますが故、設定や文など至らぬ点ばかりで御座います。ですが、日々精進し、改善に取り組んでいければ良いなあ、と思います。
前下りが長くなってしまいましたが、とある異聞と銃器製造をお楽しみください。
降り続く雨は止む事を知らない。曇天の中空を見上げ、そう。呟く。その呟きに反応し、共感する者がいる。同時に、その呟きに気がつく事なく足早にその場を去る者がいる。
紅に染まる地面に咲く銀の花…それは自らの渇きを流れる紅、否。滴る血にて潤す。同時に啜った水分は慟哭する銀の花の蜜となり、地面へと落下する。地に咲く一輪の花。銀色に煌めくその花は今、何を思う…違う。何を感じている…?普通の人間には感じ取る事のできないナニカ。それを、感じているに違いない。だが、それに気がついているのはただ一人だけだった…
お兄ちゃ〜ん、朝だよ〜?という激甘ボイスを響かせながら廊下をドタバタと走り部屋の前にくる。もう何度目だろうか。パターンは把握済みだという事がこいつにはわからないのか?だがそんな事はお構いなしに奴は部屋の扉を開ける。それと同時、ミッションは始まった。すぐさまベッドから跳ね起き、扉へ全速力で走り出す。扉は開かれた。そこに立つのは華奢な触れたらヒビが入りそうなくらい精巧な人形の如し、愛する我が妹だ。扉が開かれた瞬間、こちらへ入ってくるものと思い、全速力でその横を走り去る気でいたが、生憎今日は違った。扉を開けた体勢から全く動かない。このままでは衝突してしまう。だがもはや加速は止まらない。というか第一空中動作でどうにかなる速さではない。
「え、ちょっと…止まっ!」
最後まで云う事は不可能だった。その前に視界は策士気取りの兄で覆われる。これではいけない。せめて衝突のダメージくらいは和らげようと妹の体を抱き寄せ、自らの身体を捻る。そうすることで一瞬、宙に浮くが、妹は上にいる。自分をクッションとして着地させればダメージは無いはずだ。
だが、その考えは甘かった。妹は抱かれた腕を解くと、壁を蹴り、床へ。そこで咄嗟に受け身をする。
「ふむ、これは予想外…」
言うのと床へ背中から着地するのはほぼ同時だった。
「あー、今日日良い天気だなぁ、おいおい」
何事も無かったかのようにリビングへ移動し、少し遅めの朝食タイム。貴重な朝の時間を5分も削られてしまった。全く、後で奴には仕置きをしてやらねばな。
と、淡い銀の髪を肩甲骨の辺りまで伸ばした少年__千夜煌貴は思う。
「そんなこと言ってまた学校サボるの?」
何故あの少しの現実逃避だけでそこまで意図が見抜けるのか不思議でならないこいつは妹の千夜由季。父は春忌。祖父に至っては夜皇。どうしてこうなったのか…全くわけがわからない。
「お兄ちゃん…変な事考えてるね?はいはい閑話休題。今日こそはサボらずに学校来てねー」
それだけ言うと時計を確認してすぐに出て行ってしまう。煌貴は学校に行かず、祖父のいる道場で鍛練に励んでいる。それも全ては父の所為である。厳しい修行に耐え、いざ祖父の守ってきた技を受け継ぐ時になっていきなりいらない、と言い出した。変わりに素質のあるこいつを!と煌貴はスケープゴートにされ、現在に至る。
「…来たか」
低く、凄みのある声が道場によく響く。
この男こそが千夜煌貴の祖父、代々千夜の受け継いできた『夜翔流』の正式な伝統者だ。
今日の修行は軽く、三時間ほどで終わった。
いつもならば踏み込みが遅い!などと難癖をつけられ、七時間ほどかかる時が殆どであるというのに。
「さて、煌貴…心して聞け」
なんだろうか、この後とんでもないことに巻き込まれそうな気がする。
だが、そんな事は夜皇には知ったことではない。
「ここに…お前を仮ではあるが『夜翔流』伝統者として認める」
そう言って祖父は無言で家の方へと向かう。着いていくとそこは物置だった。こんなところに何が…と思っていると、物置の中に刀のようなものがあるのがわかった。
「煌貴よ…それが、夜翔流伝統者が使ってきた宝刀『月耀蓮』だ…」
それは凄い気を放っていた。握れ。そう命令されているようだ。恐る恐る、手を近づける。
この刀は自分のものとなった。だが、何故だか震えが止まらない。
躊躇う事はできなかった。
この刀に触れればいい。
そうすればこの震えも収まると、そう感じたからだ。
千夜煌貴は、その刀-『月耀蓮』-の刃に触れた。
瞬間、何かの情報が煌貴の脳に直接焼き付けられるような感覚に襲われる。
不思議な感覚だった。
焼けるように痛いのだが、何故か、楽園にいるかのような心地よい感覚。
そして、煌貴は、ゆっくりと視界がブラックアウトしていく中で、初めて『死』という感覚も味わった…
前書きで書きたい事の殆どは書き終えてしまいました。
まず、知って欲しいのは絶対的なんてモノは無いんです。
ですので、チート能力を持っていようと一般人に負ける時はあります。
人はその身に余る力を手に入れると暴走してしまう。では、どうすればいいか。
弱点を突く事です。
この作品にも不老不死だとかいうものを出そうと考えていますが、何らかの弱点はあります。
勿論、主人公の千夜君にだって、夜皇さんにも、弱点はあるんです。
要約すると、チート無双モノは書きたくないってことです。
パワーバランスを乱したくないというか…力のインフレを避けたいというか…そんな感じです。
長く書きすぎてしまいましたので、今回はこの辺で失礼致します。