気付いたら戦闘描写でテンション上がって次の話を書き終えてました。
それにしても妖々夢の広有射怪鳥事~Till When?って良い曲ですよね。蒼天の庭師という二つ名もかっこいいし妖夢優遇されてるなー。と思った今日この頃
死は万物に有る物だ。
永遠など無い。
それを理解していながらも否定する。
だからこんなにも愚かだというのだ。
何とかではあるが能力者を殺した千夜。
だがこのままではいつか自分が死ぬ。
夜翔流は必殺だ。
だが相手を殺せるからと言って自分が無傷で済むはずがない。
これから先、どう生きて行くか不安を感じたが不意にあることを思い出した。
「学園都市…」
そう、学園都市。
そこでは超能力なる人の秘められた力を開放するための設備が揃っているらしい。
そこへ行けば、あるいは…
最早迷う余地は無い。
今は、一片の可能性にすら頼るしか無い。
「…祖父さん」
その言葉に夜皇はわかっているとばかりに頷く。
踵を返し自室へ戻りながら何度も感謝した。
夜翔流を守るためとはいえ、まだ義務教育過程さえも終えていない自分の孫を見知らぬ地へ送り出すことを許可してくれたことに。
「お兄ちゃん…何してるの?」
そんな由季の言葉は煌貴に届かず。必要なものをショルダーバッグに詰めてゆく。
学園都市はその名の通り学業が盛んだ。そこで煌貴は高校受験も兼ね、学園都市へ行こうと思っている。学校にて配布されたパンフレットによると学園都市内のどの学校も全寮制であるため、遠方から通うことをしなくてもいいという利点がある。そのためか学生が集まりやすい。
一通り準備を終えたところで部屋の中で寛いでいた由季に声をかける。
「…何をしてる、だったっけ。これは俺が学園都市に行く準備だ」
言い切った瞬間待ってましたと言わんばかりに部屋を飛び出す由季。そして十分ほどでボストンバッグを抱え、戻ってくる。
「それなら…連れてってよ!」
これは予想外だった。
今まで超能力などという物には一切の興味が無かったはずの幽季、それが学園都市へ行きたいと云うのだ。
不思議な話ではあるが本人の希望を村長したい煌貴は口を挟むという野暮なことはしなかった。
「行ったとしても、お前は行く宛があるのか?」
自分は受験という名目で行くのだ。
そのため高校も底辺クラスではあるが入れることは入れるであろう。
たが由季はどうか。
自分よりも一つ下だ。能力が無ければどこも受け入れないだろう。
「そ、それは…その…」
どうやらその場の気分で押し切ってしまっていたらしい。
静寂が空間を支配する。
このままでは埒があかないため煌貴は話を切り出す。
「…向こうに着いてしまえばなんとかなるかもしれない。お前は本当に行きたいのか、由季…?」
言わずもがな。
返答は予想通りのものであった。
「…行きたい……学園都市にはね、友達がいるの。私が中学に上がる頃…能力が発症して、学園都市に緊急送還されちゃって…それからは音信不通になっちゃった…」
能力が突然発動して学園都市へ送られる、という事態は少ない事ではない。
学園都市で電極刺して能力を発症させる方法と違い、元々能力を持っている者達は『原石』と呼ばれ、貴重とされている。
幽季の友人はなんらかの形で能力を発動させてしまい、学園都市へ送られた。ならば余程の事がない限りは優遇された生活を送っているだろう。
だが音信不通、というところが引っかかる。
「そうか…俺の方も事情を聞かずに否定するような事云ってすまなかったな、由季…」
不安は残るが行くしかない。
由季は最悪
兄妹揃って無能力者の場合はどうすればいいかなどこの時の煌貴達には考える事もできなかった。
今回は文章少なめで学園都市へ向かうまでを書いてます。
余談ですが次は私の大好きなメインヒロイン登場ですよ、初登場!
銃器製造としてのオリジナルストーリーもいいですけど早くかみやんとかねーちんとか皆のアイドル土御門さんと本編ストーリーで出させたいですね。後インなんとかさんにビリビリ中学生。あれ、もしかすると由季ちゃんとビリビリ同い年?これは胸熱…!(午前3:57でテンションが若干おかしい)
閑話休題。
さて次回からついに学園都市内部での活動開始です。
千夜煌貴大暴れの巻の予感が否めませんができるだけインフレが起きたり無敵になったりするのは抑えようと思います。ではでは。