ONE PIECE FILM:DREAM   作:霧乃

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第四幕

 

 

 

天の機嫌は悪くなく、多少の雲が空を流れ穏やかな静かな時間。

 

だが本来あるべき姿とはかけ離れ、そこは静かすぎた。

 

 

「…異常なし。突然病気で倒れた、って事はないだろうけど…」

 

 

ルフィの頬をチョッパーが蹄で引っ張る。

ゴムのように伸びた頬を離すとバチィンッと快音がして元に戻るが、ルフィは眠ったままで無反応。

 

升席で何事もなかったかのように眠る他の皆の状態をチョッパーが確認したが本当にただ寝ているだけのようだ。

 

 

「会場中、眠っている人だらけのこの状況とそれに」

 

 

ブルックは升席の外をぐるりと見渡す。

すり鉢のように外に行けば高くなる観客スペースには埋めつくすくらいに倒れている人影が見える。

 

先ほどまで虹色に輝き、照明や天井の光を遮るように動いていた翼のような天蓋がただの大岩になっている。

 

そして、手入れの行き届いていた升席も光り輝いていたステージも会場中どこを見渡してもボロボロだ。

 

とても先ほど大歓声で沸いていた会場とは一致しない光景。

 

 

「まるで何年も放置された廃墟のようですねぇ。

 昔の、船の上での事を思い出して背筋が凍りそうです。私、筋もないですけど」

「船医としてはどう異常なのか分かんなくて困るんだぞ、それ」

 

 

ヨホホと陽気に笑うが、空しく響く。

 

 

「ライブはどうなったんだ…?」

「この様子では、何かに化かされたと言われても信じてしまいそうですが…私、お化けとか苦手なんですよねぇ…」

「お化け!?敵か!?」

「――皆寝てるだけだよ」

 

 

升席からも聞こえる、澄んだ声がステージの方から響き、

ハッとチョッパーとブルックはステージの方へ身構えながら振り返る。

 

ルフィの麦わら帽子の入ったバスケットを持ったウタが歩いてこちらに向かってきていた。

 

よ、っと小さな勢いづけの言葉で踏み出し、ステージの先からウタが音符と共に升席へ飛んでくる。

 

 

「や。ルフィの友達の…えーと…ミンク族の人と…ええ…?」

 

 

ウタも困惑する。

 

アニマルバンドに手伝ってもらっていたので動物の特徴を備えているミンク族はまだわかる。

 

だが世にも奇妙な動く骸骨を目の前にすると言葉がなくなってしまったようだった。

 

 

「ヨホホホ!これは初めましてウタさん。私、麦わら海賊団の音楽家ブルックと申します。

 パンツ見せてもらってもよろしいでしょうか」

「え、嫌」

「やめろバカぁ!」

 

 

べしッとチョッパーに突っ込みを入れられヨホホホと陽気に笑うブルック。

 

 

「それと!おれはチョッパー!トニートニーチョッパー!ミンク族じゃなくてトナカイだ!」

 

 

敵だ、という意識があるのかやや警戒の色味でシャドーボクシングしながら自己紹介するチョッパー。

 

そんな少し間の抜けた様子にウタは毒気を抜かれる。

 

あちら側の世界は麦わらの一味を追い払ったところで、

いなかったらしい二人の話を思い出し見に来てみたらこれだ。

 

 

「流石ルフィというべきなのかなぁ。ま、いいや」

 

 

ウタは哀れなものを見るような目と声音で。

 

 

「君達は新時代に選ばれなかったんだね」

「…新時代?」

「そ、皆寝てるでしょ?そして世界中、私の歌を聞いた皆は新時代へ行ったんだ」

「それがあなたの悪魔の実の能力ですか?」

 

 

ウタはニヤリ、と笑って。

 

 

「そう、私のウタウタの実の能力」

「ではあなたを倒せば皆元に戻るという事ですね?」

「ううん。戻らないよ。言ったでしょ、新時代に行った、て」

「ど、どういう事なんだ!?」

「私のウタウタの能力はね―――」

 

 

 

◆

 

 

 

こっそりと会場から抜け出した林の中でヘルメッポとコビーは電伝虫を使い、

他の場所と連絡を取ろうとするがその通信がつながる事はなかった。

 

 

「どこの電伝虫も返答無しか、まいったな」

「今からでも会場の電伝虫を回収するか?」

「いや、多分無意味だろう。おそらくエレジアがもうウタの能力の支配下になっている」

 

 

エレジアに入る前から島周辺にまで微かだが歌声が響いていた。

この島にいる人間、入ってくる人間すべてにウタの歌を聴かせるために。

 

コビー達の今回の目的はウタの使用する世界中の不特定多数に映像を発信できる特別な電伝虫の回収だった。

 

だが様子を見ているうちに事が始まってしまい、ウタの能力も相まって身動きができなくなっていた。

 

 

「SWORDもウタに目をつけていたのか」

 

 

声と共に林をかき分け上下緑ジャージで頭に花のアクセサリーを付けた大柄の男‐ブルーノ‐が近づいてくる。

 

 

「CP(サイファーポール)だな?何の用だ?」

「気持ちはわかるけど今は縄張り争いをしてる場合じゃない」

 

 

CP―――世界政府の諜報機関の諜報員が現れ、色めき立ったヘルメッポをコビーが諫める。

 

 

「ドアドアの能力は使えますか?」

「…知りすぎじゃないか?」

「そっちこそ」

「…使えるが、ここでは体力の消耗が激しい。連発は無理だな。そちらは?」

「見聞色で会場から去った麦わらの一味の居場所をおおよそ」

 

 

互いに手札を確認する。

 

視線が交わり、協力する価値があるかどうかを値踏みの思案の間。

 

 

「現状を確認する」

「ウタはウタウタの実の能力者であり、特別な電伝虫を使って

 世界中に映像と声を送りそれを聞いた人間を自身の能力下に堕としている」

 

 

ブルーノが頷く。そこまでは両者とも認識している確認。

 

 

「ウタウタの実の能力は多岐にわたり、使用者によってその能力を大きく変える」

 

 

自らの歌を身にまとい戦闘力をあげる者、他者を鼓舞し強化する者、その声色で他の誰かを操る者。

海軍の記録でも世界政府の記録でも、侮る事の出来ない恐ろしい能力として記されているのだ。

 

 

「ウタの能力はおそらく自分の声を聞いた者を眠らせ自分の作り出した精神世界に閉じ込めるもの」

「改めて聞くととんでもないな」

「ああ、だが…これまでの配信では途中で意識を途切れさせている。世界規模で何かをするには」

「…ライブ前にウタがネズキノコを食べた事を確認している」

 

 

その名称を聞いたヘルメッポとコビーはある事実に思い当たった。

 

ネズキノコを食べたものは、眠る事ができなくなり、死に至る―――。

 

 

「ネズキノコ!?死ぬ気か!?」

「能力の維持の為に?」

「おそらく、な」

 

 

 

◆

 

 

 

「馬鹿かお前!ネズキノコは毒キノコで食べたら眠れなくなって死ぬんだぞ!?」

「死ぬって何?大切なのは体より心でしょ?新時代は皆一緒に心で生き続けるものなんだよ」

 

 

ウタはそこまで言い、少し顔を曇らせて。

 

 

「まあ、君達みたいに新時代に選ばれなかった人には悪いけど…仕方ないよね」

「違う!」

「違わない!こんな苦しい事ばかりの現実になんて誰も居たくないでしょ!」

 

 

声を荒げるウタに違う!とチョッパーは首を振って、

 

 

「おれは、ウタに生きててほしいんだ!おれはこの世界でもっとウタの歌を聞きたい!」

 

 

暴力や罵倒で無理矢理どうにかしようとするだろうと思っていたウタは虚を突かれたような顔になる。

 

 

「2年前、俺達は一回バラバラになっちゃって!ひとりぼっちに戻ったって心細くなって!

 それでも…それでもぉ、ウタの歌を聞いて元気をもらったんだ!おれ、おれ…」

 

 

そしてチョッパーにはもう一つ、心に引っかかるものがあった。

 

己の過ち。消す事は出来ない最大の失敗。ドクターヒルルクの事だ。

 

かつての自分は無知でバカだっただから知識がないのに必死になって毒キノコを採取しに行って。

それを命の恩人に、恩師に食べさせたのだ。

 

それが恩師の命を奪う事はなかった。だけど、毒キノコを食べさせた事実に変わりはない。

 

 

「絶対に死なせないからな!おれの目の前で毒キノコで死ぬなんて絶対に許ざない!」

「許さない、て言われてもなぁ」

 

 

かつての過ちが消えることはなくとも。胸を張るためにチョッパーは言う。

 

と、そんな中でヴァイオリンの美しい音色が響く。

 

ブルックだ。いつの間にか手にヴァイオリンを持ち演奏をしている。

 

 

「眠り歌・フラン」

 

 

常時であればこの音色は聞く者を深い眠りに落とす効果を持つ。

 

 

「おー…」

 

 

パチパチパチとチョッパーとウタは拍手をしていた。

 

いつもならチョッパーはこの音色を聞けば眠っていたものだが今日は効き目がなさそうだ。

ネズキノコを食べたウタも同様に眠りに落ちることはなかった。

 

 

「…これでもダメですか」

「すごいと思うよ。いつもならすぐに寝ちゃいそうだもん。でも、今日は駄目」

「聞いてもよろしいでしょうか?」

「何?」

「なぜこのような事を?」

 

 

それは胸を張って答えられる事だと、ウタ。

 

 

「ファンの皆の為」

「死ぬ事が?」

「しつこいなぁ。本当に死ぬわけじゃないって言ってるでしょ?」

 

 

少し苛立ったように、語気を強めるウタ。

 

ウタは目を閉じ、胸の前で手指を組んで、

 

 

「私の夢の、ウタワールドはいつでも音楽に満ちていて、衣食住に困る事もない。

 争いも私が全部どうにかしちゃえる。世界政府も海軍も、海賊もいない最高の世界なの!」

 

 

それを離して、両手を広げくるくる回る。

 

でもすぐに肩を落として、ヘタレたような恰好。

 

 

「でもウタワールドは私が眠ると消えちゃって、皆は弾きだされちゃう。けど、」

 

 

目をかッと開き、拳を握り、天に挙げて、

 

 

「ネズキノコで現実の私が眠らないままに消えていけば、ウタワールドは閉じないまま、永遠の新時代になる」

 

 

ウタは酔ったように言う。

 

 

「私の歌が、世界を変えて、ファンの皆を救うの!これってすごいでしょ!?」

 

 

その目は自分の計画を信じて疑わない強さがあった。

 

 

「…よし、じゃあ!話をしよう!」

 

 

チョッパーが万歳するように両手を広げて宣言する。

 

 

「…話?」

「そうだ!ウタがすっごい事をしようとしてるのは分かった!

 ウタがファンの為っていうけどおれ達は納得できねぇ!ルフィだってきっとそうだ!」

「私達には、私達の目的があります。夢、と言い換えてもいい。

 ルフィさんにはルフィさんの。そして私や、麦わら海賊団の皆さんにも。それは多分あなたの夢の世界では叶わない」

 

 

ウタが言う計画が本当に成せるのかはブルックには判断できない。

 

何せ一度黄泉返った自分という証人がいるのだから、悪魔の実には未知数の部分が多すぎた。

 

けれど、今回の事件のカギになるのは間違いなく目の前にいるウタだろうと判断する。

 

 

「ウタはきっと心が疲れてるんだ!

 そういう時は誰かと話してすっきりすれば大体解決する!」

 

 

問診だ!とドドンとチョッパーは見得を切りながら、

 

 

「名付けて!生きててよウタ大作戦!」

「おー!とても素晴らしい!」

「私の目の前でその作戦言っちゃっていいの…?」

 

 

褒めるんじゃねぇよバカヤロ~と嬉しそうなチョッパーと

ぱちぱちと手を叩くブルックにすっかり脱力してしまった雰囲気のウタ。

 

まあ、新時代に選ばれなかったファンの為だ。とちょっとふふんと鼻を鳴らすウタ。

 

ここでこの茶番に付き合おうと付き合うまいとどちらにせよ、もう結果は変わらないのだから。

 

 

「だけど、私はルフィとの勝負で184戦183勝1敗なんだよ。

 そんな私をどうにかできるかなぁ~?」

「な、なんだってー!?」

「それって多分ルフィさんは自分が勝ってると思ってるやつですよね」

 

 

ウタは笑いながら、両手を顔の横に掲げ空を揉むような仕草。

チョッパーはウタの言葉に驚愕してそれでも負けん気を示すためにシャドーボクシング。

 

チョッパーはふと気づいた事を口にする。

 

 

「…ウタはなんで一回だけ負けたんだ…?」

「負けちゃったな、って思うことがあったんだよ」

「へぇ!どんな勝負だったんだ?」

「ルフィとあたし、先に話しかけた方が負け」

「へ…?」

「ああ、なるほど」

「今にしてみれば、くだらない事だけどね」

 

 

 

―――昔の情景が蘇ってくる。

 

晴れた日の事だった。

 

小さなウタと小さなルフィが、それとない、

会話するでもない、離れるでもない微妙な距離感で海岸の浜辺を歩いていた。

 

ちらっとウタがルフィを見るとばちッと目が合った。

 

それに気づいて慌てて、二人とも反対の方向を見る。

 

ウタは海の水平線をルフィは町の方を。

 

だがふとちらりと、空から何かが降ってきた。

 

貝だ。空から貝が落ちてきている。

 

その不思議な光景を前に勝負なんて忘れて慌ててルフィに呼び掛けていた―――。

 

 

 

話をするという事で移動してウタはルフィの横に三角座り。

チョッパーとブルックは升席のふちに並んで座っている。

 

 

「空から降ってくる、不思議な貝の話を知ってる?」

「…空から?」

「東海(イーストブルー)の、海賊ナンバーの話ですか?」

 

 

ブルックの言った海賊ナンバーの言葉にウタは露骨に嫌そうな顔をする。

 

 

「え!?ウタは海賊ナンバーの事知ってるのか!?どんな話なんだ!?」

 

 

キラキラとした目でチョッパーは聞く。

 

ちょっと嫌そうな顔をしながらも自分の始めた話かと仕方なく話を進める。

 

 

「何にもない空からね貝が降ってくるの。

 その貝は不思議な貝で、触ると歌が流れ出すんだ」

「音貝(トーンダイヤル)?」

「今はそう呼ばれてるらしいね。

 でもそんな呼び名がないずぅっと昔からそういう事があったらしいんだ」

 

 

今でこそ音貝は養殖が成功して一般的なものになりつつあるが、元々空島に生息している種である。

そして空島は人々の間で語られるおとぎ話のような存在だ。

 

空から降る貝も昔はそれこそよくあるホラ話として扱われていただろう。

 

 

「その落ちてくる貝には番号が振られてて、

 貝に入っていた曲を番号順にまとめて海賊ナンバーって呼ばれてるの」

「海賊ナンバーって曲名じゃなかったのか!?」

「驚くのはそっち?」

 

 

かつてのウタとルフィが拾ったそれも「#5」と刻まれていた。

 

 

「私は、そこからヒントをもらったんだ。

 この島から多くの人に私の歌を聴いてもらうためにはどうしたらいいのかなって。

 ゴードンは私をあんまり島の外へ出したくなかったみたいだったし」

 

 

ゴードン?とチョッパー。

私の育ての親とウタ。

 

 

「今でこそ私が拾った新種の電伝虫がいるけど、

 その前は真似をして拾った音貝に歌を込めて海に流したりしてたっけ」

 

 

アハハ、と笑う。

 

 

「自分の歌を誰かに届けたくて、そんな大それた事をして。

 …そんな歌に海賊ナンバーなんて不名誉な総称つけられちゃって可哀想だよね」

 

 

独り言のように悲しげにウタは言った。

 

 

「ま、そんなわけで。私が本当に空から貝が落ちてくるのを見つけてルフィに声をかけちゃって私の負け」

「それは負けなのかな…?」

「その辺りは私の意地の部分だからね」

 

 

今にして思えばそれだけの事。それだけの事だった。

 

ウタとルフィは、歌を聞いたのだ。夢を見る船乗りの歌を。

 

鮮やかに、世界が止まったような衝撃だった。

頭から離れなくて。ドキドキして。ずっと興奮していた。

勝負には負けたけどそんな事より伝えたい事はルフィに全然伝わらない事だけが悔しかった。

 

ウタは昔を思い出す。今の自分には、歌う資格のないその音楽を。

 

 

そんなウタを見ながらチョッパーとブルックは

 

 

(まだ、大丈夫なんですね?)

(今はまだ大丈夫。目に見える疲労がない。

 ネズキノコの作用で多少感情が制御できなくなってるだけだ)

 

 

ウタに聞こえないように互いを見ないままに内緒話。

 

 

(ネズキノコの毒は眠れなくなって、感情が暴走して凶暴性が増すだけ。

 それで死ぬには早くても3日は掛かる。問題なのは多分能力の使い過ぎの方だ)

 

 

ウタがこちらに付き合ってくれているうちにどうにかしなければ、と考えをめぐらす。

 

 

(本来は使い過ぎたら寝ちゃって強引に能力が止まってたけど、

 ネズキノコで休めなくなって体力が尽きて死ぬって事だと思う)

(…対策は?)

(薬でネズキノコの毒をどうにかしてウタを寝かせるか。

 ネズキノコの毒よりさらに強いナニカで眠らせるしか…)

 

 

ブルックとチョッパーは状況を動かせる何かを探していた。

 

 

 

◆

 

 

 

「能力を維持して何になる?」

「わからん。かつて今回の件と似たような事をした人間がいた」

「そいつはどうなった?」

「記録は残っているはずだ。知っているだろう?」

 

 

コビーは知っている。

 

ウタよりも規模は小さいが近い事を成そうとした人間の記録が海軍に残っていた。

 

 

「能力を行使した人間が死ぬと同時に能力は解除され、眠っていた人間は目を覚ましたはずだ」

 

 

このまま事態が進行してウタが死ねば、自然と事件は終わるだろう。

 

 

「そのはずだが、嫌な予感が止まらない」

「見聞色か。難儀だな」

 

 

だが、コビーの見聞色は。

その予知ともいえる直感は嫌な警鐘を鳴らし続けている。

 

 

「戦力を集めて損はないはずだ。協力を頼みたい」

「いいだろう」

 

 

ブルーノは仕方なくといった風に頷いた。

 

 




映画の納得のいかない点・5 麦わらの一味のキャラクターが弱い
尺の問題上一味全員が活躍するってのは少ないけどキャラが多すぎるせいでそこにいるだけ、又は戦闘要員のサブキャラに成り果てているのは寂しい。

単純に描写能力の問題でもあるけど原作に無いシーンを作るのは難しい…。
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