二次創作アルバム   作:睡眠タイム

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久し振りの作者が唐突に考えた長編ネタです。
連載は諸々の事情で今の所考えていませんが、せっかく思い付いたので短いながらプロローグと言う形式で書いて見ました。

最初は『W』にしようかと思いましたが、他の方と被ってしまう為、『赤&最強』繋がりでこのライダーにしました。

それと『リコリス・リコイル』のSS自体を書くのは今回が初めてなので、若しお時間がありましたら、お手柔らかに御願い致します。



思い付きネタ一覧
天の道を行く彼岸花(リコリス・リコイル×仮面ライダーカブト) プロローグ


 

 

それは暗い夜の出来事だった。

 

 

「――――――!」

 

 

宇宙からやってきた地球外生命体・通称ワーム。

 

 

その一体である蛍の様な見た目のワーム――ランピリスワームが襲い掛かる。

 

 

迎え撃つ青い複眼の銀色の鎧に身を包んだ仮面の人物は、すかさず強烈なパンチを次々に繰り出し、ワームを圧倒する。

 

 

更に仮面の人物は、左腰に携帯されていると思われるクナイと銃を組み合わせた特徴的な武器を構えると、ワーム目掛けて光弾を連射する。

 

 

その衝撃でワームが吹っ飛ばされて転がり込むが、なおも仮面の人物はワームを追い、持っている武器から光弾を撃ち続ける。

 

 

やがて光弾を耐え続けていたワームの姿が消える。

 

 

「……クロックアップ……か……」

 

 

仮面の人物の口から、甲高い声が零れる。

 

 

 

 

クロックアップ。

 

 

 

 

それはワームが使用する能力。

 

 

これによってワームは超高速で別次元の速さへと移行する。

 

 

クロックアップを発動させたランピリスワームが超高速で仮面の人物に強烈な打撃を次々とぶち込む。

 

 

強固な銀色の鎧に身を包んだ仮面の戦士もさすがに防ぎきれずに吹き飛ばされる。

 

 

するとこれを好機と見たワームは再びクロックアップを行い、仮面の人物の視界から姿を消した。

 

 

「そっちがそうなら、こっちも行かせてもらうよ」

 

 

そう言って仮面の人物は、腰のベルトに装着された赤いカブトムシ――カブトゼクターを操作して呟く。

 

 

「キャストオフ」

《CAST OFF!!》

 

 

すると仮面の人物を覆っていた装甲が一気に剥がれていく。

 

 

《CHANGE BEETLE!!》

 

 

現れたのは先程までの蛹の様な姿――――マスクドフォームから一転してカブトムシのような角を持ち全身を赤でおおった姿――――ライダーフォームへと姿を変えた仮面の戦士――仮面ライダーカブトだった。

 

 

「クロックアップ!」

《CLOCK UP!》

 

 

その瞬間、カブトの姿が消える。

 

 

そして超高速の別次元に来たカブトの目の前には、ランピリスワームの姿があった。

 

 

「――――!?」

 

 

一方相手の方も、自分以外にクロックアップが出来る存在に対し、驚愕した様子を見せる。

 

 

そして両者の激突が再び始まる。

 

 

しかし先程とは違い、カブトは相手の攻撃を最低限の動きで回避しながら、逆に自身の拳や蹴りによる打撃を決め、ワームにダメージを与えて行く。

 

 

そしてカブトはより一層力の籠もった蹴りを相手のがら空きの胴体に叩き込んだ。

 

 

 

 

《CLOCK OVER》

 

 

 

 

同時にクロックアップが解除され、再び元の世界へ戻る。

 

 

殆ど無傷と言う状態のカブトと既に息も絶え絶えで疲労の状態のワーム。

 

 

この時点で既に結果は見えていた。

 

 

自棄を起こしたワームは此方に背を向けて立つカブトに対し、そのまま突進してくる。

 

 

一方カブトはゼクターの上部の3つのボタンを押し、その角の部分を動かす。

 

 

《1…2…3…》

 

 

その動きに合わせて音声が流れる。

 

 

「ライダー……キック!!」

《RIDER KICK!!》

「はああぁ!」

 

 

カブトは勢いよく回し蹴りの要領で敵を蹴り上げる。

 

 

直撃を受けたランピリスワームは為す術も無く爆裂四散した。

 

 

「……はあぁ……」

 

 

やがてゼクターがベルトから離れ、カブトの変身が解ける。

 

 

「お疲れ様。 カブちゃん」

 

 

カブトゼクターを労いながら現れたのは、ボブカットの黄色みがかった白髪のまだ二十歳にも満たない容姿をした赤い服の少女だった。

 

 

一方のカブトゼクターも彼女の言葉を聞いた後、自分の役目は終わったと言う様に飛び去った。

 

 

「ふ~……あ、マズい! 早く帰らないと!」

 

 

そう言うと少女は再び自分の住む家への帰路を歩き出す。

 

 

(先生が言ってた今度『リコリコ』に来る新しい子……ふふっ、楽しみだなぁ)

 

 

赤服の少女は帰宅するまで、終始自身が『先生』と呼ぶ勤め先の喫茶店のオーナーから聞かされた話の事を考えながら、内心楽しみを抑えきれない様子で歩いて行った。

 

 

 

 

そして赤服の少女が立ち去った後、その場はまるで先程の戦いは夢だったのと言う様に、再び夜の静けさに支配されるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ(簡易的な予告)

 

 

「此処が喫茶店『リコリコ』……」

「きゃーっ可愛い! 此方こそよろしくねたきな!」

「それで……カブトの行方は?」

「―――――!」

「ワーム!?」

「今まで正体隠してきたけど……こうなっちゃ仕方が無いか……。 たきな。 アタシの秘密を知るのは、先生とミカさんを除けば、たきなが初めてだからね」

「その赤い甲虫……千束……貴女まさか……!」

「変身!」

 

 

これは、天の道を行く彼岸花の物語。




此処まで読んでいただき、大変有難う御座います。

それでは、之にて失礼致します。

若したきなのイメージを2号ライダーに例えるなら、一番しっくりくるのはどれ?

  • 仮面ライダーG3
  • 仮面ライダーガタック
  • 仮面ライダーイクサ
  • 仮面ライダーバース
  • 仮面ライダーマッハ
  • 仮面ライダーバルカン
  • 上記の6人以外
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