実は書いている中で色々と悩みましたが、意を決して投稿します。
若し御時間がありましたら、お手柔らかに御願い致します。
予告
これは、とある『人とは異なる存在のコンビ』の物語。
ある所に1人の少女がいた。
平凡で有り触れた日常を過ごしていた彼女は、ひょんな切欠から1体のデジモンと言う電脳世界の生命体と出会った。
しかし、その少女にも普通の人間とは少し違う点があった。
『ルミナは如何して、おウマさんの耳と尻尾を付けているの?』
そう。
彼女の正体は、『馬の耳』と『馬の尻尾』、そして『驚異的な身体能力』を持った『ウマ娘』と呼ばれる存在だったのだ。
お互いに『人とは異なる存在』だった2人は、共に過ごす内にパートナーとテイマーとしての信頼関係を築いていく。
やがて彼女達はその中で、自分と同じ様にパートナーデジモンを持つテイマー達と出会う。
彼等と彼等のパートナーデジモンもまた、ある時は強力や敵対を繰り返しながらも、『ウマ娘』の彼女の存在を受け入れて『仲間』と認めてくれた。
そんな彼女達はやがて、強大な戦乱に巻き込まれていく。
デジモン誕生以前から存在するプログラム----『デ・リーパー』。
増えすぎたデジモンを消し去る単純で原始的なプログラムの存在だった奴等は、元々デジタルワールドの深部の領域で眠りについていた。
しかし人間やデジモン、そしてウマ娘達の行動を学習して進歩した彼等は、デジモンたちの進化により活性化しデジタルワールド、そして人間界を浸食し始める。
ウマ娘の少女と彼女のパートナーデジモンはその戦いの中で、時にはデジモン、そしてウマ娘達に対する世界の差別や偏見、悪意等を目の当たりにし、時に苦しんだり悩みながらも、2つの世界を守る為に、仲間達と共にデ・リーパーと戦っていった。
やがて戦いは彼等の活躍により、終わりを迎えた。
しかし、リアルワールドとデジタルワールドの境界が再び強固な物となった為に、デジモン達はデジタルワールドへ帰らなければならなかった。
『ガンマモン………』
『また一緒に楽しい事をしよう。 ルミナ』
『うん………うん!』
再会の約束を交わす2人。
子供達の手から離れ、デジタルゲートに吸い込まれていくデジモン達。
『ルミナ、何時かルミナがレースする姿を見せてね! 楽しみにしてるね、ルミナ~~!!』
『約束……か』
その言葉を最後にデジタルゲート消える。
こうしてデジモンとウマ娘。
2人の『人とは異なる存在』の冒険の物語は、一旦の幕を閉じた。
それから3年後。
再会の約束は、未だ果たされてはいない。
しかし物語の疾走を付ける鐘が鳴る時は少しずつ、着実に近付いていた。
~予告~
『ルミナ~!』
懐かしい夢。
「起きなさいルミナス!」
「わひゃあ!」
私の名前はホワイトルミナス。
何処にでもいる極々普通で、
「今日からトレセン学園の生徒になるんだから、シャキとしなさい」
今日から中央のトレセン学園に通うウマ娘だ。
「……あれから、もう3年も経つのね……」
「お前の気持ちも分かる。 でも私達に出来るのは、あの子を優しく見守ってやる事だけだ」
「……っ。 そうね」
そしてやって来た中央のトレセン学園。
「此処がトレセン学園……!」
「初めまして。 駿川たづなと言います。何かわからないことがあれば、遠慮なく聞いてくださいね」
(ホワイトルミナス……彼女が『例のウマ娘』か……)
「選抜レース……如何しよう……」
「ええい! こうなりゃ当たって砕けろだ! テイマー舐めるな!」
そして始まる選抜レース。
(皆速い……! けど、こんな事で挫けていたら……ガンマモンとの『約束』を果たす何て、出来る訳無いもん!)
「おい……あの白毛のウマ娘、正気か? 次はダートにも出走だぞ……!」
「短距離、マイル、中距離、さっきまで長距離を走っていたのに……死ぬ気なのか!?」
「しかもあの様子……疲れている感じが全くねぇ……!」
「……嘘でしょ……!」
訪れる様々な出会い。
「ねぇ、ちょっといいかしら?」
「スカーレット、ウォッカ、スペ。テイオー。 や~っておしまい!」
「「「「「「 ようこそチームスピカへ! 」」」」」」
「トレーナー関係で分からねぇ事があったら、この俺に聞いてくれよ♪」
「私の名前には『ブラック』で、ルミナちゃんの名前には『ホワイト』……何だか私達似た者同士感があるね♪」
「君がホワイトルミナスか。 『例の噂』は聞いているよ」
「そこの新入生の貴女! この私と共にバクシンを極めませんか!?」
その中で出会ったとある1人のウマ娘。
「それって、デジモンカードよね?」
「自己紹介が遅れたわね。 私はアーモンドアイ」
「失礼ね。 私だってカードゲーム位するわよ」
「ルミナは、私がデジモンに助けられた事があるって言ったら信じてくれるかしら?」
「確かにあの頃の私はレースだけが好きだったわ。 ……けど今は、それと同じ位デジモンも好き。 だからこうしてデジモン関連の事に触れていけば、また会えるかもしれない……。 それ位私の中では、あの『白いドラゴンのデジモン』の存在が大きく印象に残っているのよ」
「たとえ相手が誰であろうとも、わたしは勝つ。 誰でもないわたし自身が、そう信じているもの!」
そして等々始まるデビュー戦。
「これが私の勝負服……!」
(流石、選抜レースで全種目トップだっただけの事はあるわね……。 でもだからこそ、貴女を超える価値がある!)
(速い……! こんな気持ちになるの、何時以来だろう? このレース……絶対に負けたく無い!)
「これは………そんなっ!?」
「何事だ!?」
「ワ、WILD・ONE…………デジモンです!」
突然の襲来。
「な、何なのこの霧!?」
「これは……デジタルフィールド……!?」
「ギャオオオオオオオオッ!!」
「な、何ですのあの怪物!?」
「これって……現実だよね?」
「皆は逃げて!」
「そんな……! 危険よルミナ!」
(私は諦めないよ……! 諦めるもんかあああ!!!!)
「ブレイクロー!!」
そして------『再会』する2人。
「ガンマモン……なの?」
「うん!」
「……っ! ガンマモーン!!」
「ルミナ……その子って……?」
「聞いて下さい! 皆さんの気持ちも分かる。 でも今だけは……私とガンマモンの事を信じて下さい!」
「……行くよガンマモン」
「うん!」
――EVOLUTION
「ガンマモン進化! ベテルガンマモン!!」
「お帰り。 ガンマモン」
そして明かされる秘密と周囲の反応。
「こんにちは! 俺、ガンマモン!」
「本物のデジモン…?」
「本当にデジタルワールドってあるの?」
「秋川理事長は知っていらっしゃったのですか?」
「マルゼン。 私は彼女……、ホワイトルミナスの事を理解したつもりでいたのかもしれない……」
「如何言う事なの?」
「我々を含めたこの学園のウマ娘達が『アスリート(運動選手)』だとするなら、彼女ーーーーホワイトルミナスは言わば『ソルジャー(戦士)』……戦場と言う所に身を置いていたんだ。 それにデビュー戦でのデジモン騒動の時の立ち振舞い方……相当な数の敵と戦い、倒したのが伺えるよ」
「御免なさい……。 チームの皆さんを騙す形なってしまって……」
「騙された覚え何てない。 ……でも助けてくれた覚えはあるよ」
「皆さん……」
「ルミナス君、ガンマモン。 これから先、君達にはリアライズしたデジモンだけじゃない。 あの時よりも治まったとは言え、またデジモンやウマ娘に対する差別や偏見、悪意の目に晒される事になるかもしれない。 我々ヒュプノスも秋川理事長と同様に出来る限りの支援をしよう」
そして2人のトレセン学園の日々が始まる。
「皆、ルミナスちゃんとガンマモン達の方ばっかり見ているね」
「選抜レースにデビュー戦の一件……そして『世界で最初のパートナーデジモンを持ったウマ娘』であり、世界を救った立役者の1人……唯でさえ、此処までのインパクト要素を持っているのよ。 『注目するな』って言うのも無理な話だわ」
「貴女はこの前のデビュー戦の……」
「正直、今でも戸惑っている気持ちはあるわ。 でも、これだけは言わせて。 助けてくれて有難う」
(ガンマモンとルミナスちゃん……とっても甘やかしたいわ……!)
(また、クリークに変なスイッチが入っているよ……)
(ルミナ……ガンマモン……生きるんやで……)
「タキオンさん……何を視聴してるんですか?」
「ふむ……『デジモン』とは実に奥が深い。 ホワイトルミナス君……君は何処までも興味が尽きないねぇ……」
そんな2人の学園生活に迫る狂騒の数々。
「貴様が件のウマ娘か……」
「勘違いするなよ。 余は別に貴様等と仲良しごっこをするつもり等無い」
「貴女の抱く気持ちもある程度分かるから、否定はしません。 私の事は何を言って構いません。 ……だけど、ガンマモンを……私のパートナーの事を悪く言わないで!」
「グオオオオオオー!!」
「ピェエ!? またデジモンが出てきちゃったよ!」
「あの青いガンマモン、カッコいい!!」
「あの緑のガンマモン、『ロマン』を感じるぜ!』
「ビゴーペガサスさん、滅茶苦茶喜んでいますね……」
その中で繰り広げられるウマ娘とデジモン達との交流----。
「ルミナスちゃんはずるい!」
「要するにウララさんはルミナスさんみたいに、自分もパートナーデジモンが欲しいと言う事かしら?」
「ひゃわわ!? いきなり何ですか!?」
「ねぇねぇそこのお姉ちゃん? オラとデートしねぇか?」
「ジョーダン……。 アタシ……何か悪い事したかしら?」
(今の気配……)
「如何したんですかカフェさん?」
「噂のケーキ人間の正体の謎は、この名探偵ゴルシちゃんが解いて見せるぜ!」
(ケーキケーキケーキケーキケーキケーキケーキケーキ……)
(マックイーン……何だか目が目が据わって怖い……)
「お前、若しかしてデジモンか!?」
「ネイチャがデジモンを泣かした……」
「ちょっ……! 誤解しないでよ!」
「このデジモンさん……恥ずかしがり屋何でしょうか……?」
「若しかしてこの毬……貴方の物?」
「ニャンちゃ~ん! あの珍しい喋るニャンちゃんは何処にいるのですか~!?」
しかし平和の裏で、密やかに蠢く周囲の思惑の影。
「ラモーヌ。 貴女には『例の2人』の監視を御願いしたいのです」
(果たして『彼女達』の存在が、我がメジロ家……否、ウマ娘の世界にとって、『吉』と出るのか、『凶』と出るか……)
「アラ? メジロ家のトリプルティアラの三冠ウマ娘のメジロラモーヌ様ともあろうお方が、新入生をストーカーかしら?」
「確かにお祖母さまの命令も一理あるけど、私個人としても『あの子』には興味があるのよ」
そして----デジタルワールドに再び迫る危機。
「諦めろチンロンモン。 既に他の四聖獣達も我等の手に堕ちた。 残りはお前だけだ」
(すまない……。 私はもう此処までだ……。 頼む! この世界を…………デジタルワールドを救ってくれ! テイマー達よ!)
そしてその先に待つ混沌----。
「それで、まだ件のウマ娘以外の『デジモンテイマー』の情報は手に入らないのか?」
「今のこの世界は間違っている。 そして……選ばれた貴女達は、世界を変える権利があるわ」
「何なの、あのデジヴァイス……?」
「デジモン……そして、彼等に理解を示す人間とウマ娘達に幸福を。 ……逆に彼等を認めず、己の欲望の為に利用する愚かな人間とウマ娘達には……『地獄』と言う名の裁きを」
再び始まる『人とは異なる存在のコンビ』の冒険----。
「行こう! ガンマモン!」
「うん!」
「「「「「「「「ルミナス(さん)(先輩)!」」」」」」」」
「……トレーナー。 お叱りは戻って来た時に受けるわ!」
「! アイ!?」
ウマ娘~ホワイトテイマーダービー~
今、物語が再び疾走する。
此処まで読んでくれて、有り難う御座います。
一応この作品に関しては設定の方も作っているので、具体的な話は其処で説明します。
それでは之にて、失礼致します。