銀の死神   作:日彗

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第三十話 黒竜

 

「バカな……」

 

 その竜の体長は七メートル程。漆黒の鱗に全身を覆われ、長い前足には五本の鋭い爪がある。背中からは大きな翼が生えており、薄らと輝いて見えることから魔力で纏われているようだ。

 

 空中で翼をはためかせる度に、翼の大きさからは考えられない程の風が渦巻く。だが、何より印象的なのは、夜闇に浮かぶ月の如き黄金の瞳だろう。爬虫類らしく縦に割れた瞳孔は、剣呑に細められていながら、なお美しさを感じさせる光を放っている。

 

その黄金の瞳が、空中より睥睨していた。低い唸り声が、黒竜の喉から漏れ出している。その圧倒的な迫力は、かつてライセン大峡谷の谷底で見たハイベリアの比ではない。

 ハイベリアも、一般的な認識では、厄介なことこの上ない高レベルの魔物であるが、目の前の黒竜に比べれば、まるで小鳥だ。

 

けれど、そんなことはどうでもいい。

 

(血族じゃない。けど魔物とも違う。コイツは───)

 

 その黒竜は、ウィルの姿を確認するとギロリとその鋭い視線を向けた。そして、硬直する人間達を前に、おもむろに頭部を持ち上げ仰け反ると、鋭い牙の並ぶ顎門をガパッと開けてそこに魔力を集束し始めた。

 

キュゥワァアアア!!

 

「ッ!退避しろ!」

 

 不思議な音色が夕焼けに染まり始めた山間に響き渡る。その音にハジメは危機感を覚えすぐに一足飛びで退避し、ユエとシアも続く。だがそのハジメの警告に反応できないものが多数、救出対象のウィルと愛子たちだ。紅はそんな彼女たちの前に進み出る。

 

「先生たちは動かないでください」

 

 ハジメ達にアイコンタクトをし、黒竜めがけて突撃する。

 

 直後、竜からレーザーの如き黒色のブレスが一直線に放たれた。音すら置き去りにして衝撃と共に熱波を撒き散らし地面を融解させながら向かって───

 

パキィィン

 

 腕の一振りで弾き飛ばす。黒竜の放ったブレスは先ほどの熱量が嘘だったかのように凍りつき、地面に落下した。

 

「キュアアアア!?」

「うるさい」

 

 想像だにしていなかった現象を前に、叫び声をあげる黒竜の足を掴んだ。

 

「墜ちろ」

 

 その瞬間、黒竜の視界がブレる。その巨体を勢いよく地面に叩きつけたのだ。見たところダメージはそれほどなさそうだが、十分な隙を作ることができた。

 

「グ、グルゥゥアア……」

「〝禍天〟」

 

 その魔法名が宣言された瞬間、黒竜の頭上に直径四メートル程の黒く渦巻く球体が現れる。見ているだけで吸い込まれそうな深い闇色のそれは、直後、落下すると起き上がろうとしていた黒竜を地面に叩きつけた。

 

「グゥルァアアア!?」

 

 豪音と共に地べたに這い蹲らされた黒竜は、衝撃に悲鳴を上げながらブレスを中断する。しかし、渦巻く球体は、それだけでは足りないとでも言うように、なお消えることなく、黒竜に凄絶な圧力をかけ地面に陥没させていく。

 

 地面に磔にされた空の王者は、苦しげに四肢を踏ん張り何とか襲いかかる圧力から逃れようとしている。が、直後、天からウサミミなびかせて「止めですぅ~!」と雄叫び上げるシアがドリュッケンと共に降ってきた。激発を利用し更に加速しながら大槌を振りかぶり、黒竜の頭部を狙って大上段に振り下ろす。

 

ドォガァアアア!!!

 

 その衝撃は、今までの比ではない。インパクトの瞬間、轟音と共に地面が放射状に弾け飛び、爆撃でも受けたようにクレーターが出来上がる。

 

「なんか威力上がってないか……?」

「俺の自慢の一品だからな!」

 

 それは、ハジメがドリュッケンに施した改造のせいだ。主材である圧縮されたアザンチウムに重力魔法を付与してある。ただし、無人偵察機のように重力を〝中和〟するものではなく、逆に〝加重〟する性質の鉱石だ。注いだ魔力に合わせて重量を増していく。

 故に、その超重量の一撃をまともに受けた者は深刻なダメージは免れない。そう、まともに受けていれば……。

 

「グルァアア!!」

 

 黒竜の咆哮と共に、ドリュッケンにより舞い上げられた粉塵の中から火炎弾が豪速でユエに迫った。ユエは、咄嗟に右に〝落ちる〟事で緊急回避する。だが、代わりに重力球の魔法が解けてしまった。

 

 火炎弾の余波で晴れた粉塵の先には、地面にめり込むドリュッケンを紙一重のところで躱している黒竜の姿があった。直撃の瞬間、竜特有の膂力で何とか回避したらしい。黒竜は、拘束のなくなった体を鬱憤を晴らすように高速で一回転させドリュッケンを引き抜いたばかりのシアに大質量の尾を叩きつけた。

 

「あっぐぅ!!」

「おっと……大丈夫か?」

 

 吹き飛ばされるシアをギリギリ受け止めることができたが、黒竜はそんなことお構いなしに黄金の瞳でギラリとハジメ───を素通りして背後のウィルを睨みつけた。

 

「ッ! おいウィル、お前あの竜に何したんだ?」

「私が聞きたいですよ!」

 

 敵は明らかにウィルに狙いを定めている。ハジメは、直ぐさまドンナー・シュラークを抜き発砲する。轟音と共に幾条もの閃光が空を切り裂いて黒竜を襲った。回避など出来ようはずもない破壊の嵐の直撃を受けた黒竜はその場から吹き飛ばされ、地響きを立てながら後方の川へと叩きつけられ、盛大に水しぶきが上がった。

 

 ハジメは、射線上にウィルがいるのはマズイと、自ら黒竜に突貫する。手元でドンナー・シュラークをガンスピンさせ空中リロードをしながら、再度連射し追い討ちをかける。しかし、黒竜は、川の水を吹き散らしながら咆哮と共に起き上がると、何と、ハジメを無視してウィルに向けて火炎弾を撃ち放った。

 

「ッ!」

 

 ウィルが狙われないように、敢えて接近し怒涛の攻撃をして注意を引こうとしたのに、黒竜は、そんなハジメの思惑など知ったことではないと言わんばかりにウィルを狙い撃ちにする。だがそれを読んでいた紅が先回りして火炎弾を切り裂いた。

 

「シア、ユエと一緒に先生達を守っていてくれ。こっちはオレとハジメでなんとかする」

「んっ、任せて」

「はいです!」

 

 ウィル達のことを任せてハジメとの合流を急ぐ。と、その時、生徒達が怒涛の展開にようやく我を取り戻したのか魔法の詠唱を始めた。加勢しようというのだろう。早々に発動した炎弾や風刃は弧を描いて黒竜に殺到する。

 

 しかし……

 

「ゴォアアア!!」

 

 竜の咆哮による衝撃だけであっさり吹き散らされてしまった。しかも、その咆哮の凄まじさと黄金の瞳に睨まれて、ウィル同様に「ひっ」と悲鳴を漏らして後退りし、女子生徒達に至っては尻餅までついている。

 

 その間に、周囲の川の水を吹き飛ばしながら黒竜は翼をはためかせて上空に上がろうとした。しかも、ご丁寧にウィルに向けて火炎弾を連射しながら、だ。

 

 おかしい。先程から一向に注意を引けない。黒竜は執拗にウィルだけを狙っている。まるで、何かに操られてでもいるように。命令に忠実に従うロボットのようである。先程の重力による拘束のようにウィルの殺害を直接、邪魔するようなものでない限り他の一切は眼中にないのだろう。

 

(このレベルを洗脳するとなるとかなりの術者。洗脳と言えば第六位階(オルト・ゾラ)だが……)

 

 態々この黒竜を洗脳してウィルを襲う意味が分からない。だが狙いがウィルであるなら下手に逃がさず止まってもらう方が都合がいい。

 

「おい紅! コイツがお前の言ってた〝血族〟か!?」

「違う、コイツじゃない! けど操られてるのは確定だ! 黒幕がいるぞ!」

「なら取合えず、このトカゲをぶっ殺す!」

「!? ちがっ、ちょっと待て!」

 

 上昇する黒竜を追ってハジメが空を踏みしめる。その間もウィルを狙った火炎弾は放たれ続けている。しかし、火炎弾ではユエの構築した防壁を突破できないと悟ったのか再び仰け反り、口元に魔力を集束し始めた。

 

「ハジメ!」

「上等だ!」

 

 ハジメはドンナーをホルスターにしまうと、〝宝物庫〟からシュラーゲンを虚空に取り出した。即座に〝纏雷〟を発動し、三メートル近い凶悪なフォルムの兵器が紅いスパークを迸らせる。黒竜は、流石に、ハジメの次手がマズイものだと悟ったのか、その顎門の矛先をハジメに向けた。ハジメの思惑通り、無視出来なかったようだ。

 

 死を撒き散らす黒竜のブレスが放たれたのと、ハジメのシュラーゲンが充填を終え撃ち放たれたのは同時だった。

 

 共に極大の閃光。必滅の嵐。黒と紅の極光が両者の中間地点で激突する。衝突の瞬間、凄まじい衝撃波が発生し、周囲の木々を根元から薙ぎ倒した。威力だけなら、おそらく互角。しかし、二つの極光は、その性質故に拮抗することなく勝敗を明確に分ける。ブレスは継続性に優れた極光ではあるが、シュラーゲンのそれは、一点突破の貫通特化仕様だ。したがって、必然的にブレスの閃光を突破して、その力を黒竜に届かせた。

 

「グガァァッ!?」

 

 だが弾丸が届くよりも先に紅が黒竜を蹴り上げる。その衝撃に呻く黒竜だったが、それにより、シュラーゲンによる一撃からの直撃は免れた。

 

「ハジメ! コイツは殺すな! 後が面倒くさくなる!」

「ああ!? 断る!」

 

 殺すだけなら正直容易い。だが相手がマズかった。なぜこんな人里近くいるのか知らないが、殺してしまえば最悪()()()()()()()()()

 

 紅の制止を無視してハジメは〝空力〟〝縮地〟を発動。超速を以て黒竜の腹に〝豪脚〟を叩き込んだ。

 

 ズドンッ! と腹の底に響く衝撃音が轟き、黒竜の体がくの字に折れる。地面は、衝撃により放射状にひび割れた。黒竜が、悲鳴じみた咆哮を上げるがダメージは大きいとは言えないだろう。レールガンに耐える装甲なのだ。しかし、そんなこと想定済みのハジメは、更に追撃をかけるため大きく左の義手を振りかぶった。義手からはキィイイイイイ!!! という機械音が鳴っている。落下する前から発動しておいた〝振動粉砕〟だ。かつて大質量・高速で突っ込んで来た岩石をも一撃で粉砕した破壊の拳を、容赦なく黒竜の腹にぶち込んだ。

 

ドォグゥウウ!!

 

 くぐもった音が響き、腹の鱗に亀裂が入る。衝撃を伝えることを目的とした攻撃なので内臓にも相当ダメージが入ったようだ、黒竜は再び苦悶の声を上げると口から盛大に吐血した。このままではまずいと思ったのか、黒竜は、片翼に爆発的な魔力を込めて暴風を巻き起こし、その場で仰向け状態から強引に元の体勢に戻った。ハジメは、手榴弾を投げつけて再度、〝空力〟を使ってその場を退避する。

 

「クゥワァアア!!」

 

 同じ場所への更なる衝撃に、今度は悲鳴も上げられずくぐもった唸り声を上げることしか出来ない。耐えるように頭を垂れて蹲る黒竜の口元からはダラダラと血が流れ出している。心なしか、唸り声も弱ってきているようだ。

 

「ハジメやり過ぎるな! 洗脳が解ける程度でいい!」

「操られてるかどうかなんぞどうでもいい。コイツは俺達に敵意を向けた。敵は殺す、それだけだろ」

 

 それにあれだけの攻撃を受けてなお、黒竜は操られたままだ。洗脳を解く方法がなく、そもそもハジメにとって生かす価値のないただの魔物だ。そんなハジメが一気に片を付けないのは、愛子達に自分の戦闘力を見せつけるいい機会だと思ったからである。この黒竜はハジメにとってもまだ余裕のある相手だ。愛子達と別れたあと、教会や国、勇者達に愛子から情報がいった場合でも安易に強硬手段に出ることが無いように、実力を示しておこうと思ったのだろう。

 

「(洗脳を解くためって言い訳が通じるといいけど……)だったらオレも混ぜろ。お前に任せると本気で殺しかねない」

 

 不満げながらもハジメがやり過ぎないようサポートに入る。ただでさえ『神』に『翼の血族』と敵が多いのに、その上()()()()まで敵に回したくない。

 

 紅とハジメが並んで黒竜に突貫する。かなり弱っている今、反撃はないだろうと思われた。

 だが……。

 

「――ッ! ハジメ! しゃがめ!!」

「ッ!?」

 

 突如、ハジメと紅の周りを大量の黒球が覆い尽くす。まるで最初から空間の、その座標に設置されていたかのように二十を超える数の黒球が何の前触れもなく、だ。ただこれだけはわかる。()()()()()()()()。その危険性を本能的に感じ取ったハジメは無意識で〝瞬光〟を発動する。そして正体不明の物体を前に、ハジメの取った行動は『紅に従う』だった。

 

 黒球が脈動し、ハジメは身を低く、紅の邪魔にならない位置へ移動する。その一瞬で紅は剣を引き抜いていた。

 そして黒球から全方位に向けて剣の様に鋭く、大きい黒棘が飛び出す。それと銀閃が煌めいたのはほぼ同時だった。

 

ガキィィィイイン!!

 

 銀剣によって凍てつき、斬り刻まれた黒棘がまるで雪のように辺りを舞う。その中でハジメは紅の放つプレッシャーが大きくなっていくのを感じていた。

 

(……見間違えじゃない。今のは〝剣山竜〟(ドルニーア)の〝刺殺魔法〟)

 

 紅は今の魔法を知っているから咄嗟に対処ができたが、今のは未来の紅が戦った『翼の血族』第九位階〝剣山竜〟ドルニーアの刺殺魔法。だが記憶にあるものよりも発動速度・棘の強度が数段低い。が、そんなことはどうでもいい。ここに〝敵〟が来ている。

 

「ハジメ、ユエ達の所にもどっ「チッ、なんや一人も殺せんかったんか。まだ扱いに慣れとらんからなぁ……」」

 

 茂みの奥から一人の男性が現れる。黒髪の鋭い目つきをした関西弁の男だ。

 

「……誰だ?」

 

 どうみても記憶の中にあるドルニーアとは別人だ。だがその()()を見て意識を切り替える。

 

「あ? 人に名前聞くときは自分から答えるのが常識やろ。まあ強いて言えば、アンタ等が痛めつけとるそこの〝竜〟を引き取りにきたモンや」

「つまり、お前がこの駄竜に冒険者を襲わせた犯人って事でいいんだな?」

「………は? 冒険者を襲った? 何のh――」

 

 ドパンッという銃声が響き、電磁加速された弾丸が男の顔の横を通って背後の木々をなぎ倒していく。その圧倒的な『力』に男は顔を青褪めた。

 

「ちょ、待てや! なんやねんその武器!? 反則やろ!!」

「うるせぇ死「ハジメは黒竜の方を頼む。こっちはオレがなんとかしておくから」……チッ」

 

 いいんだな? と目で問いかけてくるハジメに頷きを持って答える。それに対してハジメは溜息を吐くだけで、何も言わずに黒竜との戦闘に戻って行った。

 

「おっ? なんや助か───て、だからその竜は」

 

 離れていくハジメに安心した様子の男の首筋に切っ先を当てて黙らせる。

 

「今からいくつか質問をする。答えなければ首を斬り落とす。嘘だった場合も首を斬り落とす」

「……なんやねん。ワシが何したっちゅうんや……」

 

 無論、紅に真偽を見分ける術はない。ただの脅しだった。両手を上げて降伏の意志を示す男に質問という名の尋問を開始する。

 

「あの黒竜を引き取りに来たと言ったな。それはお前があの竜に洗脳をかけ、人を襲わせたということか?」

「………は? ちょっと待てや、洗脳ってなんや! ありえへんやろ!? あの化物じみた姫サンに洗脳なんてできるか!!」

 

 主観だが嘘は言っていないのだろう。ということはあの黒竜を洗脳し操っている黒幕は別にいるわけだ。

 

「あの竜が何者かに洗脳されているのは確かだ。……二つ目の質問に行くぞ。お前は何者だ? あの黒竜が()()()なのは分かってる。普通に考えればお前もそうなんだろうが、お前からは微かに血族の気配がする。答えろ。お前は竜人か? それとも血族か?」

 

 あの黒竜が血族でも魔物でもないと判断した時点で〝竜人族〟だろうと思い至っていた。だからこそ余計に驚いたし殺すわけにはいかなくなった。他種族に比べて数は少ないが強力な個体の多い竜人族とまで戦争を起こしたら大変だ。

 だがこの男は()()()()()。竜人族のような気もするが、この男の()()からは血族に近い気配もする。何より先程の魔法は第九位階(ドルニーア)だけの魔法だ。

 

「ああ? 血族ってなんやね───ああ、あの()()()のことか。アイツはワシ等の里を襲ってきた敵やからな、一族総出で殺したわ。……まあ被害も尋常やなかったが……」

「―――は?」

 

 まさかの回答に大きく目を見開く。その間も『この男は何と言った? 殺したと言ったのか? 本当に? 見間違えや人違いではなく?』とグルグルと思考するが答えなど出るはずもない。

 

 その様子に焦れたのか。男は声を荒げた。

 

「質問ないんならもうええやろ。つーかこの剣冷たすぎやねん! ホレ見てみい、直接当てられてもないのに皮膚が凍ってもうとるわ! アホか! 危険すぎ『アッーーーーーなのじゃああああーーーーー!!!』───へぁ!?」

 

 突如聞こえた悲痛な絶叫に、紅と男は揃って首を向けた。そこにはに巨大な杭が“ピッー”に突き刺さった黒竜と、その杭の前で驚いた表情で拳を構えているハジメの姿があった。

 

〝お尻がぁ~、妾のお尻がぁ~〟

 

 黒竜の悲しげで、切なげで、それでいて何処か興奮したような声音に全員が「一体何事!?」と度肝を抜かれ、黒竜を凝視したまま硬直する。

 

 どうやら、ただの竜退治とはいかなかったようだが、ただ二人だけ、紅と男は息ぴったりに頭を抱えた。

 




刺殺魔法
 翼の血族第九位階、剣山竜ドルニーアの得意とした魔法。魔力を流した対象を棘状に変形させるという非常に限定的な魔法ながら攻撃範囲が広く(最大で2,300メートルほど)その殲滅能力は決して馬鹿にできない。ドルニーアは神経質な性格であり、設置型の罠を常に周囲に張り巡らせていた。
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