柊一郎、千咲都、ノアの3人が妙花へのプレゼントを考えるお話です。
時系列はグランドルート後を想定しています。
★場所:LALEオフィス
【柊一郎】
「伊栖未ー、ノアー。ちょっと話があるんだけどー」
【伊栖未】
「そ、そこ。スキップトラベルしたほうがはぁ、早い」
【ノア】
「ですね。こっちから行きますか」
【柊一郎】
「…………」
【柊一郎】
「ゲームしてたのか」
【ノア】
「……ん、柊一郎? どうかしましたか?」
【柊一郎】
「ふたりに話があったんだけど」
【伊栖未】
「まぁ、待って。いま、いいとこだから」
【ノア】
「もうちょっとしたらセーブするので少し待っててください」
【柊一郎】
「……なんのゲームやってんの?」
【ノア】
「ゼ〇ブレイド3」
【柊一郎】
「…………」
【柊一郎】
「そういや最近買ったんだっけ」
【ノア】
「ええ。私このシリーズのファンなので。発売日に即DLしましたよ」
【柊一郎】
「いまどの辺やってんの」
【ノア】
「もうクリアしたので、まだやってなかったヒーロークエストに手を付けているところです」
【柊一郎】
「早い」
【伊栖未】
「ほ、本編の終盤、展開”最高”だったな」
【ノア】
「何回泣いたかわかりませんね」
【柊一郎】
「……ちなみに、推しのヒーローとかいる?」
【ノア】
「あのヒーラーの子ですね。唯一無二の性能してて強いですし、それに……」
【柊一郎】
「それに?」
【ノア】
「――めちゃかわいいと言っても過言じゃありません」
【柊一郎】
「わかる」
【伊栖未】
「でもい、いまは別のヒーロー使ってるだろ」
【ノア】
「クリア後ですからね。別のヒーラーのヒーロー使ってます。こっちのほうが圧倒的に強いので」
【柊一郎】
「すぐ切り捨てるじゃん」
【ノア】
「でもこのシリーズのファンなら絶対使いたくなりますよね。このキャラ」
【伊栖未】
「な」
【柊一郎】
「ネタバレになりそうなことは言わないでほしい」
◆
【ノア】
「……で、話とは?」
【伊栖未】
「しぃ、仕事の話?」
【柊一郎】
「いや、ちょっと妙花の話を」
【伊栖未】
「? いま出張でい、いないけど」
【ノア】
「本人のいないとこでないと話せないことですか?」
【柊一郎】
「うん。最近……というか、ラーレを設立して以来ずっとそうなんだけど」
【柊一郎】
「――オレたち、妙花に仕事頼りすぎじゃない?」
【ノア】
「…………」
【伊栖未】
「…………」
【のあちー】
「……たしかに!!」
【柊一郎】
「イラスト業はともかく、経理は全面的に妙花にやってもらってるし」
【伊栖未】
「いま出張でやってくれてるように、企画の交渉事も全部妙花に任せっぱなし」
【ノア】
「営業に関しては妙花以外スキルがまったくありませんからね」
【柊一郎】
「元ヤクザの組長だから慣れてるのはわかるけど、現状あまりにもおんぶにだっこだと思う」
【ノア】
「それで、少しでも妙花の負担を減らすために私たちも仕事を覚えようという話ですか?」
【柊一郎】
「それは追々。覚えたからといってすぐにできるわけじゃないし」
【伊栖未】
「どぉ、どっちにしても、妙花いないと教えてもらえない」
【ノア】
「まあ、それもそうですね」
【柊一郎】
「だから、せめて感謝のしるしとしてなにかプレゼントしたいなと思って」
【ノア】
「なるほど、そういうことですか。賛成です」
【伊栖未】
「わ、私も賛成。それぐらいは、したい」
【柊一郎】
「というわけで、妙花になにをプレゼントするか会議しよう」
【黒紅】
「お、おっしゃ…!」
「了解です」
◆
【ノア】
「……で、言い出しっぺの柊一郎はすでになにか案あるんですよね?」
【柊一郎】
「もちろん」
【伊栖未】
「な、なに」
【柊一郎】
「ジュエリーとか」
【ノア】
「うわっ」
【伊栖未】
「うわっ」
【柊一郎】
「……ダメ?」
【ノア】
「感謝のプレゼントでそれは違うでしょう。正気ですかお前」
【伊栖未】
「童貞の発想」
【柊一郎】
「…………」
【ノア】
「だいたいそんなんで妙花が喜ぶと思えません。そもそも私たちの予算の何百倍も高価なの持ってそうじゃないですか」
【柊一郎】
「じゃあネックレスとか花束とか」
【伊栖未】
「なぁ、なんかズレてないか?」
【ノア】
「もはや恐怖をおぼえますね」
【柊一郎】
「……今まで彼女いたことなかったし」
【伊栖未】
「あんま関係ない」
【ノア】
「アクセはなしとして……ストールとかどうですか? 妙花、いつも白いの羽織ってるでしょう。おそらくシルクの」
【伊栖未】
「あっ……それ、いいかも!」
【柊一郎】
「あの肩から下げてるひらひらしたやつか」
【ノア】
「ええ。普段身につけてるもののほうが喜んでくれるでしょう」
【柊一郎】
「たしかに」
【ノア】
「ひとまずBURB〇RRYのサイトでも見てみますか」
【伊栖未】
「…………えっ、た、高くない、かぁ?」
【柊一郎】
「ストールって……こんなにするんだ」
【ノア】
「…………」
【ノア】
「いったん保留ということで」
【伊栖未】
「さわさり」
【柊一郎】
「もうちょっと手頃な値段でいいのないかな」
【伊栖未】
「だ、だったら紅茶のギフトとかどうだ。妙花、たまに紅茶飲んでるだろ」
【柊一郎】
「いいねそれ」
【ノア】
「……たしかに値段もそこそこですし、無難なところとしてはアリですね」
【柊一郎】
「なんならオレたちが飲みたいまである」
【ノア】
「ところで妙花ってなんの紅茶好きなんですか?」
【伊栖未】
「……え? な、なんの紅茶って」
【ノア】
「いろいろ種類あるじゃないですか。ダージリンとかアールグレイとか」
【柊一郎】
「好みと違うのを渡すのは……避けたい」
【伊栖未】
「…………」
【伊栖未】
「…………わ、わからぬ」
【ノア】
「となるとこれも保留ですね。万が一好みに合わなかったらまずいので」
【柊一郎】
「じゃあお菓子、ハム、酒の詰め合わせは」
【ノア】
「もはやお歳暮じゃん」
【伊栖未】
「だ、ダメってわけじゃないけど……もっと普通のプレゼントっぽいものを」
【柊一郎】
「プレゼントって……難しい」
【ノア】
「そもそも妙花ってこういうありきたりなもので喜ぶイメージないんですよね」
【伊栖未】
「だ、だったら妙花の趣味に沿ったものはどうだ?」
【柊一郎】
「趣味?」
【ノア】
「博打、野球、釣り、ゴルフ、競馬、盆栽……あたりでしたっけ」
【柊一郎】
「正直どれも明るくないから選ぶの難しい」
【ノア】
「博打だったら……え、なんでしょう。ぜんぜん思いつきません」
【伊栖未】
「ぜ、全自動麻雀卓とか」
【ノア】
「高すぎません?」
【柊一郎】
「少なくともオレたちのポケットマネーじゃ無理」
【ノア】
「妙花も恐縮しそうですね」
【柊一郎】
「野球もバットとかグラブとかよくわかんないし」
【ノア】
「ゴルフや盆栽も同じ理由で難しそうですね。競馬にいたってはなにプレゼントすればいいのか皆目見当もつきません」
【伊栖未】
「釣りだったら、まぁ、まだわからなくもない」
【ノア】
「でも竿、リール、ルアーは好みが分かれるので、このへんは避けたほうがいいかもしれませんね」
【柊一郎】
「帽子とかフィッシンググローブは?」
【ノア】
「値段的には手を出しやすいですけど、ただ帽子だけだと地味ですし、グローブはサイズとかあるので厳しいですね」
【伊栖未】
「バッグやポーチにクーラーボックスも、普通に持ってる」
【ノア】
「もはやプレゼントしても使ってもらえなさそうですね」
【柊一郎】
「趣味方面は……厳しそう」
【伊栖未】
「むぅ……」
【ノア】
「……ひとつ思ったんですけど」
【柊一郎】
「なに?」
【ノア】
「元々の話は、妙花への仕事の負担が大きいってことでしたよね」
【柊一郎】
「そうだけど」
【ノア】
「だったら疲れを取るようなものをプレゼント、が一番いいんじゃないですか? そのほうが喜びそうですし、実用性があります」
【伊栖未】
「な、なるほど……」
【柊一郎】
「となると……安眠グッズとか?」
【伊栖未】
「おお……いいなそれ……! 妙花、そのへんあんまこだわりないし、ちょうどいいかもな……!」
【ノア】
「そういうのだったらいくつ持ってても困りませんからね、めちゃアリと思います」
【伊栖未】
「じゃあ、枕とかどうだ?」
【柊一郎】
「YES/NO枕?」
【ノア】
「疲れを取るものと言ってるでしょう。かえって疲れてしまいます」
【伊栖未】
「なんならわたしたちがほしい」
【ノア】
「そうだそうだ」
【柊一郎】
「思ったのと違う返しがきた」
【伊栖未】
「せ、整体枕とか?」
【ノア】
「悪くありませんけどちょっと年寄り向けっぽいんですよね」
【伊栖未】
「偏見」
【ノア】
「でしたら抱き枕のほうがいいんじゃないですか? M〇GUとかだったらビーズクッションタイプの売ってますし」
【柊一郎】
「へぇ、そんなのあるんだ」
【ノア】
「知りません? バ〇ブの形状に見えなくもないアレですよ」
【柊一郎】
「怒られそうだからそういうこと言うのやめてほしい」
【伊栖未】
「で、でも候補としては、あり」
【柊一郎】
「……あ、だったらこれはどう?」
【ノア】
「……これは」
【柊一郎】
「Y〇gibo Max」
【ノア】
「…………」
【伊栖未】
「…………」
【柊一郎】
「…………」
【ノア】
「めちゃアリですね」
【伊栖未】
「完璧」
【柊一郎】
「でしょ?」
【ノア】
「これは絶対喜ぶでしょう。ナイスアイディアです、柊一郎」
【伊栖未】
「まさに、最適解」
【柊一郎】
「これは決まりかな」
【ノア】
「ええ、私はY〇giboに賛成です」
【伊栖未】
「同じく」
【柊一郎】
「了解。じゃあ早速注文しておく」
【ノア】
「はい。お疲れさまでした」
【伊栖未】
「よ、Y〇giboは盲点だった。よく思いついたな」
【柊一郎】
「…………」
【伊栖未】
「……あれ? ど、どうした?」
【ノア】
「なんです? やっぱなしとでも言うつもりですか?」
【柊一郎】
「いや、そうじゃないけど。ただ、これだけでいいのかなって」
【ノア】
「……どういうことです?」
【柊一郎】
「妙花の性格から考えて、自分だけなにか受け取ったらオレたちにもお返し渡すと思うんだ」
【柊一郎】
「だから、こう……妙花だけに向けたものでなく、
【ノア】
「……言わんとすることはわからなくもありませんけど」
【伊栖未】
「で、でもそんなものあるか……?」
【柊一郎】
「…………」
【柊一郎】
「…………そうだ、これなら」
【伊栖未】
「……?」
【ノア】
「……なにか思いつきました?」
【柊一郎】
「――――――」
【柊一郎】
「…………ってことなんだけど、どう?」
【伊栖未】
「……いいな! それ!」
【ノア】
「はい。私もそれ、良いと思います」
【柊一郎】
「……よし、じゃあ早速準備してくる」
■翌日
【妙花】
「……おーい、戻ったぞ手前ら」
【ノア】
「あ、お帰りなさい妙花!」
【伊栖未】
「ど、どうだった?」
【妙花】
「問題ねぇ。こっちの提示する条件を快く吞んでくれたよ。向こうのやっこさんらも案外乗り気だったようでな」
【伊栖未】
「よ、よかった……!」
【ノア】
「……これもすべて妙花の交渉能力のおかげですね」
【妙花】
「あ? なんだ急に。持ち上げるじゃねぇか」
【柊一郎】
「……お帰り、妙花」
【妙花】
「よお、帰ったぞ――どうした柊一郎。神妙な面持ちで」
【柊一郎】
「……実は、妙花にプレゼントがあります」
【妙花】
「……プレゼントだぁ? おいおい、どうしたってんだよ。だからノアも伊栖未もさっきからソワソワしてんのか」
【伊栖未】
「い、いいから……! ほら……!」
【ノア】
「……これです。見てください」
【妙花】
「こ、これは……あの、Y〇giboじゃねぇか……!」
【柊一郎】
「これ、妙花に。好きに使ってほしい」
【ノア】
「私たちからのささやかなプレゼントです」
【妙花】
「ささやかにしちゃあ豪勢な気もするが……いいのか? アタシがもらって」
【伊栖未】
「妙花は、それだけのことをしてきた。当然」
【妙花】
「……?」
【柊一郎】
「……実は、プレゼントはそれだけじゃない」
【妙花】
「おいおい、Y〇giboだけでも十分なのにまだあんのか。……いったいどうしたってんだよ」
【柊一郎】
「……はい、これ」
【妙花】
「これは……レザーキーホルダーか」
【柊一郎】
「よく見て」
【妙花】
「……ん? "Large-minded"って字が彫ってあるな。なんだこれは」
【柊一郎】
「買った店で彫ってもらったんだけど、単語はその人の特徴的なものを意味してる。だから妙花はそれ」
【妙花】
「へぇ、”度量が広い”ってか。ありがてぇけど、なんか気恥ずかしいじゃねぇか」
【柊一郎】
「実は妙花だけじゃなくて……オレたちの分も、ある」
【ノア】
「…………」
【伊栖未】
「…………」
【妙花】
「…………なるほど、4人でおそろいってか」
【柊一郎】
「オレたちのもちょっと見てみて」
【妙花】
「ええっと……伊栖未が”Artistic”、ノアが"Eloquence"、柊一郎が”Lunatic”か。くっくっ、わかりやすくていいじゃねぇか、面白れぇ」
【柊一郎】
「……なにか気づかない?」
【妙花】
「ああ? ……別に、よく特徴捉えてていいんじゃねぇかって思うが」
【伊栖未】
「そうでなく」
【ノア】
「各単語の頭文字に着目してみてください」
【妙花】
「……? 頭文字って……”L”、”A”…………っ!! くっくっ……なるほどなぁ」
【柊一郎】
「わかった?」
【妙花】
「……全員の頭文字を取って並び替えたら”LALE”になる」
【ノア】
「正解です」
【伊栖未】
「つ、つまり、このキーホルダーは」
【柊一郎】
「オレたちは4人でひとつのラーレ、って想いを込めたもの」
【妙花】
「…………」
【ノア】
「妙花、私たちのできない仕事をいつも引き受けてくれてありがとうございます」
【伊栖未】
「ほぉ、本当に助かってます。ありがと……な」
【妙花】
「…………」
【柊一郎】
「妙花には仕事であまりにもお世話になりすぎてるから、なにか感謝のしるしにプレゼントしたいなと思って」
【妙花】
「…………ったく、気にすんなっつってんだろうが」
【柊一郎】
「オレたち仲間だから。妙花ばかりに負担かけてばかりなのも……心苦しい」
【伊栖未】
「だぁ、だから、せめてなにかしたいなって」
【ノア】
「Y〇giboは実用性に眼目を置いたプレゼントです。で、キーホルダーは」
【妙花】
「……”アタシたち”ってことか」
【柊一郎】
「うん。”みんなで共有できるもの”もプレゼントしたいなと思って」
【柊一郎】
「オレたち……運命共同体だから」
【ノア】
「……それ、肌身離さず持っててくださいよ」
【伊栖未】
「
【妙花】
「…………」
【妙花】
「…………やれやれ、ずいぶんと粋なことするじゃねぇか」
【ノア】
「あれ? もしかして泣いてます?」
【妙花】
「抜かせ。アタシを誰だと思ってる」
【柊一郎・伊栖未・ノア】
「「「株式会社ラーレのイラストレーター」」」
【妙花】
「…………」
【妙花】
「……こりゃ一本取られたねぇ。まいったよ」
【柊一郎】
「そういうわけだから、今までやってた経理仕事とか営業とか……オレたちにも教えてほしい」
【妙花】
「あいよ。かまわねぇが、アタシはスパルタだからな……覚悟しとけよ?」
【伊栖未】
「こわっ」
【ノア】
「何卒お手柔らかにお願いします」
【妙花】
「……しっかし、Y〇giboって思ったよりデケぇんだな。部屋に持ってくのちと大変だぞこりゃあ」
【伊栖未】
「……じぃ、実は、わたしから個人的なプレゼントが、あります」
【妙花】
「……マジか。至れり尽くせりだな」
【柊一郎】
「えっ、いつの間に」
【ノア】
「…………」
【伊栖未】
「……はい、妙花と……ノアにも」
【ノア】
「え、私にもですか……って、これは……」
【妙花】
「Yes/No枕じゃねぇか……!!」
【柊一郎】
「本当にいつの間に買ったの」
【伊栖未】
「す、隙を見て」
【ノア】
「鐘さん……ナイスです! 実はほしかったんですよね、これ……!」
【妙花】
「こりゃいいねぇ……。……柊一郎、つまり
【ノア】
「ええ。……これは
【伊栖未】
「…………♡」
【柊一郎】
「みんなの目線が……怖い」
【ノア】
「……ところで鐘さん、自分だけ抜け駆け、なんて思ってませんか?」
【伊栖未】
「……そ、そりゃあ、柊一郎はみんなのもの、だけど」
【ノア】
「そっちでなく。……プレゼントのほうです」
【妙花】
「ノアもあんのか。……こんなにプレゼントをもらったのはいつ以来だろうねぇ……」
【ノア】
「……私からはこれです」
【妙花】
「……手紙?」
【ノア】
「私から妙花へ向けた、個人的な感謝の手紙です」
【伊栖未】
「これまた古風な」
【妙花】
「いや……こういうのが案外心に来るものだぞ? ……ま、後で読ませてもらうよ。手前らの前で涙流すわけにはいかねぇからな」
【ノア】
「そう言わず、今ここで……呼んでください」
【柊一郎】
「オレも…………気になる」
【伊栖未】
「…………」
【妙花】
「……わかったよ。……まったく、部屋でひとりで読もうと――」
【手紙の中身】
「妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花(中略)妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙花妙(略)」
【妙花】
「…………」
【柊一郎】
「…………」
【伊栖未】
「…………」
【妙花】
「……おいノア、なんだこれは」
【ノア】
「……は? ですから感謝の手紙って言ったじゃないですか。一文字一文字想いを込めて――」
【妙花】
「どっからどう見ても怪文書だろうが!! こりゃどういう了見だ!! ア゛ァ゛!?」
【ノア】
「なっ……!! 私からの厚意を無下にするとは……それこそどういう了見ですか!!」
【妙花】
「正気かテメェ!! 誰が読んでもビビるに決まってんだろうが!!」
【伊栖未】
「な、なんだこれはぁ……」
【柊一郎】
「”妙花”がゲシュタルト崩壊しそう」
【ノア】
「あーもう完全にキレました。おい柊一郎、私とお前でウロボロスになって少し懲らしめてやりましょう」
【柊一郎】
「ゼ〇ブレイド3ネタめっちゃ引っ張るじゃん」
【妙花】
「上等だコラァ!! おい伊栖未! アタシらもインタリンクするぞ!!」
【伊栖未】
「わ、わたしも巻き込むなぁ……!」
【柊一郎】
「いつの間に妙花もプレイしてたの」