ROMANCE DAWN〜その麦わら帽子は何を紡ぐのか   作:Land1028

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些細なことでも感想をくれると作者はちょろいので寝ずに続きを書きだします()

2022/9/21 20時 タイトルを変更しました


第一話 冒険の夜明け

 ここで彼の幻影を追ってはや20年にもなりますか……。

 

「ラブーン、船長の意志を継ぐ者は現れると思いますか?」

 

 ラブーンは少しだけ悲しそうな顔をする。

 

 その額には彼を象徴するマークが刻まれている。

 

 少しいびつでは有りますがね。

 

 

 この地で偉大なる航路(グランドライン)に乗り込まんとする、新世代達を見続けてますが、彼のような人間は全く見ません。

 

 もうかれこれ20年皆さんにあっていませんが、元気でしょうか……。

 

 

 風の噂でサンジさんが結婚したのは聞きましたが、それ以外は噂すら聞きません。

 

 久しぶりに会いたいものです……。

 

 今なら御二方もパンツ見せてくれるでしょうか? 

 

 

 

 そんな事を考えていたら、海賊船がやって来ました。

 

 さて今回の方々はルフィ船長の後継となるか……。

 

 

「みんな見えてきたぞー! あれを超えれば偉大なる航路(グランドライン)だ!」

 

 

「全くお前は……、あそこはただの始まりだぞ」

 

 リルはそう俺を諭す。

 

 

「そうよギザード、本番はこれから」

 

 

 シーラまでそんな事言ってやがる。

 

「まぁいいじゃねぇかよー、なんたってこの船には俺がいる!」

 

 だよなケイト!! 

 

「まぁギザードの気持ちも分かるけどな。だってこの先の海には、果てしない冒険が待ってるんだから。

 そんなことよりシーラすゎーん!! ケーキ焼きあがったよぉーん!!」

 

「あらありがとうキリニア」

 

「全くエロコックは……」

 

「なんだとこのアホ剣士!!」

 

 

 リルとキリニアは喧嘩を始める。

 

 

 

 いつもの光景を眺めていると……。

 

 

 ……? なんだあのデカい鯨と、にんげ──ーじゃなくてガイコツ!? 

 

 

「お前ら!! あそこにガイコツが居るぞ!! あいつ仲間にしよう!!」

 

 

 全員が俺を向き、口を揃えて怒り出す。

 

 

「「「「お前は面白さで仲間に入れようとすんじゃねぇ!!!」」」」(しないで!!!)

 

 

 

「ヨホホホ、お若い皆さんこんにちは。ようこそリバースマウンテンへ、とりあえずお嬢さんパンツ見せて頂いても良いでしょうか?」

 

 

 こいついつの間に船の上に!!?? 

 

 

 リルは咄嗟に剣を構え、ケイトはピストルを構え、キリニアも臨戦態勢へと入る。

 

 

「な、なんなのこのガイコツ……、見せるわけないでしょうがァァァァ」

 

 そういいシーラが回し蹴りを入れる。

 

 

 するとガイコツはへの字になり倒れ伏す。

 

 

「黄色ですか……。悪くない」

 

 

 しっかり見てるのかよ! 

 

 

 ガイコツは直ぐに立ち上がり、両手をあげる。

 

「驚かせてすいません。やはり若い方の元気は良いものです。戦う意思はありませんのでどうか、拳を収めてください」

 

 

 雰囲気感じる限り言葉に嘘は無い。

 

 

「みんなやめろ、何よりこいつは面白ぇ!! おいガイコツお前俺の仲間になれよ!!」

 

 

 その言葉を聞くとガイコツは大きな声で笑い出す。

 

 

「そんな勧誘をされたのはこの長い人生で二回目ですよ。自己紹介が遅れました。私死んで骨だけブルックです。まぁ立ち話もなんです、良ければあそこでお茶でもしましょう」

 

 

 ブルックは鯨の前を指さす。

 

 ブルック視点

 

 彼らをテーブルに案内し、お茶を出した。

 

 

「ところであの船の船長であろう貴方の、お名前をお聞きしてもいいでしょうか?」

 

 

「ん? 俺か? 俺はレゾロイド D ギザード、海賊王になる男だ!!」

 

 

 

 ……!? 

 

 この子こそ、恐らく我々が長年待ち続けた、ルフィ船長の意志を継ぐ者!! 

 

 そう思うと笑いが止まらない。

 

 

「そうですかそうですか!! 良いじゃないですか海賊王! その称号を聞くのは久しいですね」

 

 

 ギザードさんは少し不服そうですね。

 

 

「お前も俺の夢を笑うのか? ブルック」

 

 

 これはこれは失礼なことをしてしまいましたね。

 

 

「いえそういう訳ではありません。かつての私の船長にそっくりでしたので、嬉しかったんです」

 

 

「えっブルックも海賊だったのか!!??」

 

 

 剣士の方が、少し考え込み重たそうに口を開く。

 

 

「ガイコツでアフロ、名前はブルックで元海賊……!? あんたもしかして麦わら大船団大幹部、ソウルキングブルックか!?」

 

 

 おやおやこんなお若い子達にまで知られてるとは、私の悪名も轟いたものです。

 

 

 お嬢さんが口を抑えながら喋る。

 

「え!? ソウルキングって言ったら、引退した身でありながら、11億8700万もの懸賞金が掛かっている、大海賊じゃない!!」

 

 

 あれ? 私そんなに懸賞金高くなっていたんですか? 

 

 ピストルを腰に携える少年が目を飛び出していますね。

 

「ちょっと待てよ、てことは俺の目標のゴットウソップや、リルの目標の閻王ゾロと一緒に航海してたって事か!?」

 

 

 それを聞きやはり笑いが止まりません。

 

 

「かつては追う側だった彼らが、今では追われる側なんですね。全く20年という歳月は恐ろしいものです」

 

 彼らの口振りからするに、ウソップさんも今では世界一の狙撃手なんですね。

 

 

 あぁ──!! やっぱり私皆さんに会いたい!! 

 

 

「ブルックそんな凄いやつだったのかよ!! だったら仲間にしてもいいよな!! お前ら!」

 

 

 ギザードさんを始め皆さん、昔のあの人達にそっくりですね。

 

 

「せっかくのお申し出ですが、ギザードさん、私は遠慮させていただきます。私のこの命は、亡きルフィ船長に捧げたものですので」

 

 

 それを聞くなりギザードさんはみるみる落ち込んでいる。

 

 

「ですがその代わりに3つ貴方達にプレゼントがあります。1つは私からのお稽古、もう2つはそれが終わったあとに話しますね」

 




今回出てきた海賊達の設定等は次回本格的に明らかになりますが名前と職業だけ書いておきます。


レゾロイド D ギザード 船長

アンスタン リル 剣士(副船長)

リリアリス シーラ 航海士

ドラゲニアス ケイト 狙撃手

ルーク キリニア コック


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