俺はシオカラーズのマネージャー    作:フウカ推し

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バンカラちほー

 

ここはバンカラ街。

ハイカラシティやスクエアとは違う街の様子がもの珍しく、ついつい足を止めてしまう。

 

「ハイカラにはない風景だな。もしシオカラーズがライブするなら・・・いてて」

「に“!に“っに”!」

「…」

「ごめんごめん、休暇中は仕事のことは考えちゃだめだったな」

 

猫が珍しいのか、はたまた黒い髪の俺が珍しいのか、それなりに注目を浴びている。

 

俺はシオカラーズのマネージャー。今はバンカラ街に出張中。

ただいまジャッジくんとコジャッジくんに怒られました。

アオリちゃんとホタルさんから「しっかり休んでね!」と言われてここ行きの電車の切符を渡された。

 

急な休暇命令と出張命令と勘違いされそうな行動であったが、暇だし遊びに来たという感じだ。

 

「最近なにかと話題になることが多いし、ちょっと遊んでいこうかバンカラ街。何か食べたいものとかある?」

「に“!」

 

ジャッジくんは近くにいた若者を指差す。

 

「インクリングは食べちゃダメだよ・・・」

「に”ー」

 

不服そうに鳴いて、今度はその隣に子を指差した。

 

「いやあの子もダメだって」

「…」

 

今度はコジャッジくんがマンホールから顔を出すアタリメ司令を指差した。

 

「アタリメ司令も食べちゃダメ・・・アタリメ司令!?」

「ぬおっ!?」

 

大声をあげた俺に驚いたのか、すぐにマンホールに潜ってしまった。

 

「一体なぜここに・・・」

「に“に”!!」

「あぁそうだった、休暇ね休暇。アタリメ司令のことは後にしよう」

 

仕事がないというのは久しぶりだ。なんせシオカラーズはスプラ世界のトップアイドル。世界中から文字通り引っ張りダコ(イカなのに)。

マネージャーとしての俺も大忙しの毎日だった。

 

しかし最近急に2人がフラフラと休む日が出てきて、急にこうして俺にも休暇が渡された。

 

色々と不安になりそうなところだが、これらの出来事の理由は想像がついている。

おそらく土管の下が忙しいんだろう。ヒーローモードというやつだ。

2人は隠しているつもりのようだが、前世の記憶、いわばスプラトゥーンというゲームの記憶がある俺は知っている。

 

俺には前世というものがあった。

スプラトゥーンをやりまくってた。

それ以外は特に特筆するところはない。1も2も両方やっていた。

 

ただし、3の記憶だけはなかった。

おそらくやる前に俺の前の人生は終わったのだろう。

 

だから正直言って、ハイカラスクエアのラストフェスが終わってからは、かなりヒヤヒヤしていた。

何も予想ができなかったからな。まさに未知の世界・・・

急にタコがイカの世界に侵攻してきたりするんじゃないかと怖がっていた。

 

しかし、怖がる必要はないのだと気づいた。

理由は二つある。

 

ひとつ目は、この世界に3号と4号、そしておそらく8号もいるからだ。

オオデンチナマズが帰ってきたのがその証拠。ストーリーモードをクリアしてきたのだろう。

実際に会ったことはないが、きっといい目をしているだろうな。

彼らがいるなら、タコたちの大侵攻なんてないだろうし、あってもどうにかしてくれると思う。

 

ふたつ目は・・・少し自己中心的なのだが、タコたちがナワバリバトルで自分達の色を広げたとて、俺には何の影響もないからだ。

どういうことかというと・・・おっとっと。

 

俺の頭で寛いでいたジャッジくんが急に動き出した。

 

「に“!」

「こっち?」

「に”!!!」

 

そう言ってジャッジくんは大きな建物の方を指差した。

あちらに行けということだろう。

 

「ここ?」

「にに!」

「下?あぁエスカレーターかここ」

 

指示されるがまま建物に入りエスカレーターに乗る。

エスカレーターのボタンを押そうとすると、なにやら見たことある文字が見える。

ナワバリバトル・・・?

 

俺がじっくりその文字を確認するより前に、ジャッジくんがボタンを押した。

 

「あ、ちょっと!今すごい気になる文字見つけたんだけど!」

「…」

「まぁいいか・・・っと着いたか」

 

扉が開くと、目の前にはイカ型の模型が置いてあった。

すごく既視感を覚える。

地面に轢かれた線、的のようなイカ型の模型

 

まるで練習場のような・・・

 

キョロキョロと周りを見渡すと、ジャッジくんはベンチの上で寝っ転がっていた。

いつのまにか頭から降りて歩いて行ってしまったようだ。

コジャッジくんもいつの間にかいなくなったいた。

 

「ここがいいの?」

「に!」

 

以前の時と同じ感じだ。

ハイカラスクエアに向かう俺の頭の上に乗って、こうしていい場所を見つける。

 

おそらくここが、待機場なのだろう。

これで確定した。

 

若者から注目が集まる絶賛発展中の街、バンカラ街。

 

「ここ、スプラトゥーン3か」

 

 

 





このお話でオリ主関係で覚えておいて欲しいこと

・シオカラーズのマネージャー
・アタリメ司令と知り合い
・ジャッジくんと仲良し
・黒髪
・3号や4号ではない。

スプラトゥーン楽しんでるかーい?

  • いえーい!!
  • 楽しー!!!
  • チャージャー君さぁ・・・
  • まだ遊べてないです・・・
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