・奴隷アバターに入ったらオーク似のおっさん(人間)に犯された
娼館研修の日々
しばらく娼館で研修を受けていたがようやく終わったときにはダンジョンアプリが0.20αにバージョンアップしていた。
いつの間にかダンジョンレビューでタグを付けられるようになったり、ダンジョンをキーワード検索やタグ検索もできるようになったらしい。
【HRYM】
「つまりこれで限られた候補の中から一番マシなハズレを引く作業をしなくても良くなったのか」
【LSシーナ】
「人気のダンジョンだと他の人ともいっぱい会うことになるから逆に注意しなきゃいけないのかもー?」
【HRYM】
「たしかにここまで酷い目に遭ったならストレス発散で他人に当たる可能性も考えなきゃなのか。厄介だな」
【LSシーナ】
「でもおにーさんはもうちょっと稼ぐんだからあんまり関係なくなーい?」
なにせまだ探索用アバターが出来ていないのだ。
アバター保存枠にこれを入れてまたデフォアバターをDPで作れなくもないが、デフォアバターが弱いということを身をもって実感させられまくったからこの手は使いたくないのだ。
そんなわけで今日も今日とて娼館に向かうのであった。
娼館の控室に慣れた感じで入るという悲しい事実を考えないようにしつつ準備をする。
前回まではここの娼館の研修講師サキュバスが相手だったが、ようやくここで本物の客を取ることになるのだ。
奴隷アバター?ノーカンだろ?
オープンな下着でとても恥ずかしい格好をしてるという現実*1から逃避しながら待っていると、今日の客がやってきた。
今の時点からも臨戦態勢なのがすごくわかるふたなりサキュバスだった。
挨拶の仕方から色々仕込まれたのでそれに従いつつ動いているが、今までが研修で今回の相手もサキュバスのせいかいきなり抜き打ち試験を受けているみたいな感覚になってしまう。
実際そうなのかもしれないが。
ただ、今までの研修と違ってしっかり
めちゃくちゃ疲れた……。
相手がサキュバスだからか相手を満足させる前に途中でダウンしてしまった。
ちょっと悔しかったが、受付サキュバスが言うにはあの客はものすごく
とくに相手が人間なら袋菓子程度のボリューム感覚なのだとか。
【受付サキュバス】
「だからといって人間に魅力がないってわけじゃないのよ?」
「こう徐々に堕としていくってのもなかなか素敵じゃない?」
【HRYM】
「いや、同意を求められても困るんだが」
【受付サキュバス】
「あなたみたいに堕ちきっているのに完全に自分で認めきってないのもソソるのよねー」
【HRYM】
「堕ちてないぞ。ここには稼ぎのために来てるだけなんだ」
【受付サキュバス】
「ふふふ……」
そう、頑張ってDPを貯めて探索用アバターを完成できればこんなことをしなくてもいいはずなのだ。
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