・スライム湿地で散々な目に遭った
目覚ましの音で目を覚ますと普段の自室だった。
だが、昨晩の夢の記憶が感情以外は鮮明に残っている。
これは本当にただの夢なのか?
それを知るのは今夜の自分と部屋に飾ってある謎フィギュアだけであった。
昨晩の記憶のせいで全く日常に集中できなかったが、なんとか一日を終わらせることができた。
寝る前に昨日と同じような手順を踏んだところ……。
何故かスライムの集団の中に居た。
体のコンディションはどう考えても最悪で、このままではそのまま一晩中凌辱コースだ。
精神に余裕があるうちになんとかしないと……そう思ったところ聞き覚えのあるようなないような声が聞こえた。
【???】
「あれだけの目に遭ったのに懲りずにまたやってきたんだぁー」
「そんなにスライムが気に入っちゃったのかなぁ?」
「それともただリベンジしに来たら返り討ちにあっただけ?」
きっとメスガキというのはこんな感じなんだろう。
昨日は意識が朦朧としていたからかはっきりとは聞き取れなかったが、確かにこんな声で煽られていたはずだった。
【???→メスガキ】
「どうしたの?早くこのアバター捨てて逃げないの?」
「もう自力じゃ助からないのに?」
「もしかして本当にスライムなんかに気持ちよくしてもらいたいの?」
「おねーさんみたいな雑魚■■■でどれだけ耐えられるのかなぁ?」
そうだ。たしか説明書には緊急時にアバターから離脱してマイルームに戻る方法があったはずだ。
どうにかして思い出さないと……。
【メスガキ】
「あれれ?考え込んじゃったの?」
「一晩中スライムに犯された体でそんな余裕あるの?」
「もうちょっとでまたスライムが動くのに?」
「まさか方法が分からないってことないよねぇ?説明書読んだんでしょ?」
【HRYM】
「ふぁっ……うるしゃあいっ!」
「しってるなら……ふぁやくおしえりょあ!」
【メスガキ】
「あれれー?そんな態度でいいのかなぁ?」
「困ったときにヒトに物を頼む態度じゃないよねぇ?」
「どうしよっかなぁ?このまま放っておいちゃおうかなぁ?」
【HRYM】
「まって……ゆるして……はやくたすけてくだしゃい」
【メスガキ】
「そうそう、いい態度になってきたよねぇ……」
「でもまだ足りないんだぁ……」
「あたしはこれでも悪魔の端くれ」
「だったらモノ頼むなら何かしらの対価が必要だって思わない?」
【HRYM】
「わかった……なんでもいいからたすけて」
【メスガキ】
「なんでもいい?……なんでも!?」
「そっかー……切羽詰まってるのか物知らずか知らないけどそっかー」
「じゃあ使い魔契約よろしくねー。返品は利かないから」
【HRYM】
「いいからはやくたすけ……~~~~~~~」
【メスガキ】
「やば……そろそろ助けないと契約違反で対価が貰えないじゃん」
「アバター離脱するには今あるアバターを捨てたいって願うこととマイルームを強く意識するんだよー」
「正規ユーザー様ならアバター捨てるって意識だけでいいけど一応念押しは大事だからね」
言われたとおりに念じたところ意識が白んでいき……
マイルームに戻っていた。
何故か下着姿のメスガキも居たが。
メスガキサキュバス
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・このダンジョンには娯楽とDRMを求めてバイトでやってきた
・主な業務は罠や魔物にハマった探索者をメスガキ煽りすること
・メスガキ仕草はデム小のカリキュラムに入っているらしい
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