・ダンジョンの裏事情について聞いた
翌日、ついにアバターが復活したとのことなのでダンジョンに潜ることにした。
ダンジョンに行けなかった間のQRをいくらか比べた結果、まずは★1のダンジョンからやっていこうということにしたのだった。
そしてその★1欲を誘う迷路に今回挑戦することになったのだが……
ダンジョンに入ると何故かメスガキサキュバスが受付に座っていた。
【メスガキサキュバス】
「あっいらっしゃーい」
「このダンジョンはミニゲーム形式で楽しんでもらうものらしいよー」
「来たからには一回は挑戦してもらうけどねー」
【HRYM】
「まさかタダって訳じゃないんだろ?」
「俺はお金なんて持ってないんだが大丈夫なのか?」
【メスガキサキュバス】
「そうだねー」
「本来なら1回100
「一回で成功したらなんとタダにしてあげよっかなー」
【LSシーナ】
「わぁー……すごいよー。タダだって!」
「これはもう挑戦するっきゃないね、おにーさん!」
【HRYM】
「お前ら息ぴったりだな!知り合いか?」
【LSシーナ】
「んー……同じ学校だけどクラスは別だねー」
「学校以外だったら何度か顔合わせたくらいじゃないかなー」
【メスガキサキュバス】
「あんなに激しくしてあげたのにつれないなー、しーちゃんは」
【LSシーナ】
「ちょっと馬鹿!おにーさんの前でその話はしないでよ!」
【メスガキサキュバス】
「でもあんなことされるの好きだからネコのバイトやってたんでしょー?」
「散々焦らされた挙げ句に自分からおねだりしててすっごくかわいかったんだけどなー」
【LSシーナ】
「うるさーい!それより仕事しなきゃ怒られちゃうよー?」
「早く本題に戻ってよ」
【メスガキサキュバス】
「わかったよもー」
「ええっとね、おにーさんには今から向こうにある宝箱を開けてもらいまーす」
「それでどれくらいの時間で開けられるかってのを決めてほしいなー」
「指定できるのは15秒、30秒、1分、2分、5分のどれかだよー」
「短ければ短いほど中身が良くなるから自信がある時間で開けたほうがいいんじゃないかなー」
【LSシーナ】
「これくらいの距離走るだけで中身が貰えちゃうんだって!」
「これはもうやるしかないよ!おにーさん!」
【HRYM】
(話が美味すぎる。絶対なにかあるはずだが……)
「じゃあ1分で……」
【LSシーナ】
「本当に1分も要るの?自信ないんだぁー」
「雑魚■■■と同じくらい足に自信ないのかなー」
【HRYM】
「うるせえ!15秒でやってやろうじゃねーか!」
【LSシーナ】
「うんうん、それでこそおにーさんだよ!」
「じゃあがんばってねー」
【メスガキサキュバス】
「話は決まったかなー。んじゃ始めるよー」
「おっけーかうんとだーうん!ふぁーいぶ!ふぉー!すりー!つー!わん!れっつごー!」
スタートと同時に目の前の宝箱に向かって走る……が、いきなり床がせり上がって思いっきり頭をぶつけてしまう。
痛みで怯んでる間に15秒経ってしまった。
【HRYM】
「うぐ……いったぁ……」
「床がせり上がるのは反則だろ……」
「というかこのゲームどっかで見た気がするぞ……」
【メスガキサキュバス】
「ざぁーんねーん!」
「それじゃ約束だからペナルティねー」
いきなり羽交い締めされて下着を脱がされてしまった。
【HRYM】
「おいこら返せよ!こんなことされるなんて聞いてないぞ!」
【メスガキサキュバス】
「ペナルティになにするかなんて聞いてないでしょー?」
「だから文句言う筋合いはないと思うなー」
「それに次勝てば返してあげるよー」
「もちろんやるよね?」
【HRYM】
「んで失敗したら何されるんだ?」
【メスガキサキュバス】
「そうだねー。ちょっと体を触るくらいかなー」
「その程度の対価で景品が手に入るんだからもうやるっきゃないよねー」
どう考えても罠だったが、この後もシーナに煽られて再挑戦することになり……そしてどんどんペナルティがエスカレートしていくのであった。
★1欲を誘う迷路について
・受付で100DRMを払うか、失敗したときにペナルティを受ける約束をすると1プレーできる
・受付で指定した時間以内にエリア内のゴールの宝箱を開けるとクリア
・指定できる時間は15秒、30秒、1分、2分、5分
・時間が短ければ短いほど景品が豪華になる
・近づくと床がせり上がって壁になる迷路を攻略していく形になる
・15秒でクリアするには、ものすごく俊足で駆け抜けるか、壁がせり上がる前に飛び込むか壁抜けするか、5mくらいの壁を飛び越える必要がある
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