アレンの冒険[世界は広いなぁ~]編   作:チョモランマ斉藤

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来いよ!武器なんて捨ててかかってこい!

 

 

 

「彼は…ヒーラーではないのか…?」

 

「あん?どうだろうな」

 

 

土煙を残してあっという間に森林に消えたアレンに唖然とするオニール。

オニールからしてみれば死を覚悟をする程の重傷を負っていたのだ。それを見事に治してみせたアレンを後方支援職である回復役のヒーラーと思ってもなんら不思議ではない。

 

そう思い馬車を操縦する青年に問いかけてみても、曖昧な返事しか返ってこない。

 

 

「しかし…彼はFランクだろう?あまりにも…」

 

「無謀だと?ハハハ。オッサンはCランクって言ってたよな。あの動きが出来るか?」

 

「それは……」

 

 

カイの問いかけに言葉に詰まるオニール。

ランクは中級のCランクだが、ベテランと言っても差し支えないだけの年月は冒険者としてやってきた自負のあるオニールにとって、非常に困る質問だ。

 

 

あの動きは、出来ない。少なくとも自分には。

元々の身体能力が高いのか、魔力で強化しての動きなのか。それすら判断できない。

 

 

「すまなかった」

 

「え?」

 

 

アレンについて考えを巡らせているオニールに不意にカイが謝罪の言葉を投げる。

初対面の自分をオッサンと呼ぶような不遜な青年からはとても想像できない真摯な声色の謝罪に思わず呆けたような返事をしてしまう。

 

 

「オッサンの怪我は完全に俺のミスだ」

 

「…君の?」

 

「あの森に居るのはキラーウルフだけだと思っていた。野郎、俺とアレンを警戒して完全に気配を消してやがった」

 

「すまない。どういうことだ?」

 

「早い段階からオッサン達が森に入っていたのは気付いていた。キラーウルフ程度なら対処できる力量であることも。俺達が森を抜けたタイミングで仕掛けてくるとはムカつく野郎だ…いや、言い訳だな。気付かなかった俺が間抜けだ」

 

「ま…まってくれ。意味が…」

 

「あの森にはキラーウルフ以外にもう1匹居たんだよ。オッサンに傷を負わせて、俺達を出し抜いた奴が」

 

 

まさか。と思うオニール。

確かに自分とジニーはCランク冒険者であり、何度もキラーウルフを討伐してきた経験もある。

だからあの森の調査に出掛けたのだ。

単独であってもキラーウルフならば対処できる。故の手分けしての捜索だったのだ。

 

捜索中に突然感じた背中の激痛。

冷静になった今、思い返せば不思議なことだらけだ。

最初はキラーウルフの攻撃かと思ったが、自分のサーチには反応が無かった。自分のサーチは最大展開で半径5m。これならばキラーウルフの奇襲にも対応するのには十分だ。

 

だが結果は…。

 

 

「あの森に居るのは……?」

 

「ああ、そいつは────。」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

森林に入った俺はスピードを落とすこと無く駆け抜ける。この程度、魔の森にくらべたら何て事は無い。

森に入った段階でサーチを展開したら、ジニーさんらしき人の反応。

モンスターの反応は無かったが、とりあえず反応のあった方へ向かってみよう。

 

 

「居た!………ん!?」

 

 

正面にジニーさんを見つけたと思ったら、その背後に巨大な影。

む!いきなり反応が現れた!攻撃体勢に入ったって事か!?こなくそ!!

 

突然現れた俺に驚いているジニーさんを通りすぎて、俺はその影に勢いそのままにドロップキックをブチ込んだ。

 

ドムッ!という鈍い打撃音とグオァ!というモンスターの呻き声。

俺の蹴りを食らったモンスターは木々を薙ぎ払いながら吹き飛んでいった。

 

よっしゃ!間に合った!

着地してジニーさんの方を見れば目立った外傷もなくて安心する。

 

 

「き…君は……?それに、さっきのは……?」

 

俺の突然の登場と、モンスターに襲われそうになってた事にジニーさんは困惑した様子だ。

そりゃあねえ、いきなり現れたらそうなっちゃうよねぇ。

 

「俺はアレン。お姉さんはジニーさん?オニールさんがさっきのモンスターに襲われたっぽくて怪我したけど大丈夫、治ったよ。」

 

「???あ、ああ…?」

 

俺の矢継ぎ早な返答に困惑気味のジニーさんを置いて周囲を警戒する。

手応えはあったが、あれで倒したとは思わない。

 

 

「気をつけて、どうやら気配を消せるみたいだ。まだ居る」

「!…わかった。ありがとう」

 

 

俺の言葉に瞬時に臨戦態勢になるジニーさん。

流石Cランク。突然の事に少し動揺したみたいだけど、今はもう冷静だ。

 

「アレンと言ったね。姿は見た?」

 

「うん。あれは熊型モンスターだった、かなりデカい」

 

「気配を消す熊型……シーフベアか!」

 

俺の少しの特徴だけで謎の熊型モンスターの正体を見破ったジニーさん。

シーフベアか!やべぇ聞いたこと無い!サタナキアに居ないタイプの奴だ!

 

「どんな奴?」

 

「シーフベア、ランクはDから」

 

「から?」

 

「技を盗む。長く生きている個体程ランクが上がる。気配を消せるのは恐らくキラーウルフの技を盗んだから」

 

 

なるほど、厄介だ。

今吹き飛ばした奴がどれほど生きているか分からない。どれほど技を盗んだのか。

だが、やりようはある!

 

俺はサーチの質を変える。

すると、ジニーさんの背後から反応が!

 

「伏せて!」

 

「!!」

 

俺の指示にすぐさま反応して伏せるジニーさんのすぐ真上をゴウッ!という音と共に見えない刃が通りすぎる。

なるほど!あれがオニールさんに傷を負わせた技か!

 

ジニーさんの上を通り過ぎたシーフベアの攻撃はそのまま正面の木に当たって、鋭い爪痕を残す。

 

 

「エアネイル!ワイバーンの技だ!」

 

傷跡を見たジニーさんが俺に教えてくれる。

ワイバーンの技まで…どうやら、かなりの個体のようだ。

 

依然として姿を見せないシーフベアに冷や汗を流しているジニーさん。

俺はそんなジニーさんを安心させるように声をかける。

 

「大丈夫。見つけた!」

 

「えっ!?」

 

あのヤローめ、俺を無視してジニーさんを攻撃したなぁ?許せん奴だ。ボコす。

 

俺のサーチにはくっきりとシーフベアの姿が見えている。

ふっふっふ…!

 

これが俺とベーやんの生み出した対アリア姉用戦術

名付けて!

【気配が無いなら体温を感じれば良いじゃない】

だ!そのままだね!

 

いくら気配を消してくる相手でも、生物である以上体温は存在するのだ!

ベーやんと対アリア姉用に試行錯誤して作ったオリジナルのサーチ。

ソナーとサーチを組み合わせてなんやかんやしてたら偶然できた新サーチ!ちなみに弱点は範囲が凄く狭いこと!半径30mくらい!

 

ちなみにアリア姉には1度は驚かせたものの、弱点がすぐにバレて2回目以降全く効かなかったぜ!

 

まさか新大陸で日の目を見るとはな…ふっふっふ。

 

俺は真っ直ぐシーフベアに向かって走って行く。

俺を迎撃するためにエアネイルが飛んでくるが、そんなもん効かん!

魔力で強化した腕で飛んでくる爪撃をバシバシ弾く。ジニーさんに当たらないように上空に弾くのも忘れない。

 

攻撃を弾きながら進んでいけば、森に紛れていたシーフベアが見えてきた。

デカい。4mくらいはありそうだ。

歴戦の個体と言うのだろうか、たくさんの古い傷跡が残る体をしている。その辺のモンスターとは比べ物にならない魔力を感じた。

 

 

シーフベアも俺を相手に姿を隠すのが無駄だと悟ったのか、腕を大きく拡げて威嚇している。

 

「グルアァァア!!」

 

「よっしゃ来いやクマ公!オニールさんの敵討ちじゃい!」

 

 

オニールさんは死んでないけどね。

 

シーフベアが強靭な腕を振りかぶって鋭利な爪で直接攻撃を仕掛けて来た。

俺も魔力で強化した体でシーフベアの攻撃を腕一本で受け止める。

ドッ!と鈍い音が森に響く。

 

次は反対の腕で再びシーフベアの攻撃。

これも受け止める。

 

お互いが腕と腕とで組み合い押さえつけ合うような体勢になる。

そのままシーフベアが体重にモノを言わせて俺を押し潰さんとしてきた。だが!

無駄無駄ァ!魔力で強化した俺の筋力に敵うものかよ!

 

「ふん!」

 

俺は隙だらけのシーフベアの土手っ腹に向かって強烈な前蹴りを放つ。

ドゴンッ!

という音とともに呻き声を上げて吹き飛ぶシーフベア。

 

追撃するべく吹き飛ぶシーフベアを走って追いかける。

吹き飛ばされていたシーフベアは前足と後ろ足地面に勢いよく叩きつけてガリガリと地面を削りながらブレーキを掛けて止まる。

すると、走って向かってくる俺に大きな口を開けて

 

ゴアッ!

 

と巨大な火球を放ってきた

なんつー技だ!誰のだそれは!このクマ公め!

 

俺は迫り来る火球を見て、近くにあった手頃な枝を折り魔力を纏わせる。

向かってくる火球に対して上段から一気に振り下ろす。

 

ズバッ!と真ん中から真っ二つに割れた火球は俺に当たること無く背後の木々にぶち当たり、弾ける。

 

流石のシーフベアも動揺したのか口を開けたまま動きが止まる。

俺がその隙を見逃す筈もなく、開いたままの口を思いっきり蹴りあげた。

 

 

「ギャッ!!」

 

シーフベアが短くも鋭い悲鳴を上げる。シーフベアの上体が浮き上がる程の強烈な蹴り。

随分とタフな奴だったが、これで止めだ!

蹴りあげられて上を向いたシーフベアの無防備な首筋に向かって、俺は魔力を纏わせた木の枝を思いっきり突き刺した。

 

 

ギャイン!!という、魔力同士がぶつかった音が森に響く。

 

俺の持っていた木の枝が半ばからポッキリと折れた。

 

 

「!!…へっへっへ…こんにゃろう…俺の魔力纏いを覚えやがったな…!?」

 

 

数歩下がってシーフベアから距離を取り、折れて使い物になら無くなった枝を投げ捨てる。

シーフベアは嘲笑っているかのようにゆっくりとした動作で俺の方を向く。

 

「グルァァ!!」

 

「上等だ!来いよクマ公!」

 

立ち上がって大きな体で威嚇してくるシーフベアに対して、不敵に笑って手招きする。

魔力纏いがなんだ。付け焼き刃の技で俺に対抗しようなんて百年早いわぁ!

 

 

魔力で強化されたシーフベアの猛烈な勢いで振り下ろされる爪攻撃を、俺は今まで以上に強化した腕で今度は受け止めること無く内から外へ思い切り弾く。

 

「オラァ!」

 

バシィッ!と腕を弾かれて無防備となったシーフベアの胴体に強烈な右ストレートを放つ。

鈍い音が森に響く。

 

「ゴアッ!?」

 

何て事は無い。シーフベアがいくら魔力で自身を強化しようが、俺には何一つとして問題は無いのだ。

お前程度の相手なんざ、こちとら子供の頃から戦い慣れてるんだよ!

 

アレン・ニンバスを舐めんじゃねーぞこのクマめ!!

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「な……なんて戦いなの……」

 

 

ジニーの目の前では、巨大なモンスター相手に一歩も引くこと無く、むしろ余裕寂々といったような様子で1人の少年がシーフベアと戦いを繰り広げていた。

 

 

遠くから見た限りではあるが、かなりの技を覚えたであろうシーフベア。ランクはCどころの話では無いだろう。

だが、それを意に介すこと無く繰り出されるシーフベアの技を難なく捌いていくアレンという名の少年。

 

 

森に強烈な打撃音だけが響く。

シーフベアが哀れに思えるような一方的な戦いがジニーの目の前で繰り広げられていた。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「これで…終わりだぁ!」

 

 

俺は舌を出してヘロヘロのシーフベアの頬に思いっきり右ストレートを放つ。

 

ドゴンッ!という鈍い音と共に、ゆっくりとシーフベアの巨体が地面に沈んだ。

 

「ふぅ…タフな奴だったな」

 

立ち上がる事の無いシーフベアを見て、体に纏っていた魔力を解く。

多彩な技を放ってきたが、何て事は無い。余裕よ!

 

「終わった…の?」

 

隠れて見守っていたであろうジニーさんが恐る恐るといった様子で木陰から現れた。

出会ったときはチラリと見ただけであったが、改めて見ても傷らしい傷は負っていない。

 

 

「うん、もう起き上がってくる事は無いよ」

 

「そ…そう………改めて、危ないところを助けてくれてありがとう。この森にこんなモンスターが居たなんて…こんな奴が村に来ていたらと思うと…」

 

倒れ伏しているシーフベアを見て安堵した様子のジニーさん。

そういえば、このシーフベアはどうするのだろう。

俺達は採取クエストに来ていたんだけど、持ち帰って良いものなのかな?

 

「オニールは…保護してもらえたみたいね」

 

「うん。カイさんっていう俺と一緒に来た人が先に村に連れていくと言っていたよ」

 

「そう。何から何までお世話になりっぱなしね…とりあえず、シーフベアはこのままにして私達も村に向かいましょう」

 

 

ジニーさんの提案に断る理由も無いので、頷いて村へと向かうジニーさんについていく。

道中に改めてジニーさんに自己紹介してもらった。

 

ジニーさんはオニールさんと同じく近くの村に住む人間のハンター兼冒険者で、村を襲うモンスターを撃退したりしていたらしい。年齢はヒミツと笑っていた。

 

俺の事も聞かれたが、俺がまだ新人冒険者で、ランクもFランクだと知ってとても驚いていた。

あのシーフベアは最低でもBランクくらいはあったそうな。

まあね、俺もね、鍛えてますからね、えっへん。

 

 

しばらく2人して歩いていると村が見えてきた。

村の前でカイさんとオニールさんが俺達の帰りを待っていてくれた。

オニールさんがよろけながらもジニーさんに駆け寄って、抱き締め合っている姿を見て間に合って本当に良かったと思った。

 

 

「お疲れ、アレン。どうだったよ」

 

 

と聞いてくるカイさんに俺はピースサインで応えた。

森に居たのはシーフベアだとオニールさんとカイさんに説明をしたら、2人とも予想はしていたのかやはりな。という反応だった。

 

 

「今何処に?」

 

「森の中よ。私達じゃ持ってこれないもの…持ってこれないよね?」

 

「ん?余裕で持ってこれたよ」

 

「そ…そう」

 

 

俺の返答に苦笑いを浮かべるジニーさんと、驚いたようなオニールさん。

いつの間にやらカイさんが村の人を集めてシーフベアを回収するように指示を出していた。

 

そのとてもてきぱきとした様子に、普段のカイさんとはとても似ても似つかなくてニヤニヤしていると、何笑ってんだよお前も手伝えぃ!と笑いながら言われた。

 

 

暫くしてから森林からシーフベアが回収されてきた。

その大きさに村の人たちが驚愕していると、村人全員を集めたカイさんが

 

「改めて、今回オニールのオッサンが怪我をしちまったのは俺のミスだ。一歩間違えば死んでいたかもしれない」

 

と、深々と村の人達に頭を下げるカイさん。

どういう事か困惑している村の人とジニーさんに、慌てた様子のオニールさん。

 

「シーフベアの存在に気付いて俺かアレンがすぐに討伐してれば負わなかった怪我だ。詫びと言ってはなんだが、このシーフベアの魔石を使ってモンスター避けの護符を作る。これだけの魔力のモンスターなら、この近辺のモンスターなら寄り付かねぇだろうさ」

 

カイさんの言葉に再び困惑する村人達。聞き方によってはまるでカイさんがオニールさんを怪我させたようにも捉えられる物言いに、戸惑う村の人達。もちろん俺もだ。

 

しかし、そこに待ったをかけた人物が居た。オニールさんだ。

 

「まってくれ!君はなにを言っているんだ!この村に来る途中に採取クエストはついでで本当はキラーウルフを討伐しに来たと言っていたじゃないか!」

 

えっ。なにそれ初耳。

 

「君の噂は近隣の村から聞いている!思い出したよ!小さな村では対処できないようなモンスターを討伐しては護符だけ残して去っていく黒髪の青年!それが君だろう!?」

 

「ちょっ…オッサ……オッサンて。ちょっと」

 

「傍若無人な態度だけど決して誇ったり金銭を要求したりしない好青年だと近隣のハンター達が言っていたよ!」

 

「もうやめて……」

 

カイさんがオニールさんの言葉に両手で顔を押さえて呻いている。よく見れば耳が真っ赤だ。

その様子に合点がいった村人達がニヤニヤとし始める。

なるほど、なるほどなるほど?

 

「カイさん……え?なに?もしかして感謝され慣れてないの?ねえねえ?もしかして俺と森で分かれた時にキラーウルフ討伐しに行ってたの?ねえねえ?」

 

「う……うるせー!良いから黙って護符貰っとけや!なんなんだお前らみんなしてニヤニヤしてからに!わら……笑うなコラァ!」

 

顔を真っ赤にしたカイさんが怒鳴り声を上げるも、誰一人としてニヤニヤ顔を止めることはなかった。

もちろん俺もだ。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

時刻は夕方。

カイさんがぶつくさ文句を言いながらシーフベアから取り出した魔石でモンスター避けの護符を作り、村長に渡していた。キラーウルフの魔石も渡していた所を見れば、やはりあの時に討伐していたのだろう。

ちなみにシーフベアは食べられるらしく、村の皆で食べるそうだ。

 

「アレン、帰るぞー」

 

「はーい!じゃあねオニールさん、ジニーさん!」

 

未だに照れているのか、さっさと馬車に乗ってしまったカイさんに急かされて、村の人達への挨拶もそこそこに村を後にする。

 

振り返れば、村人全員で手を振ってくれていた。

心地よい満足感に浸っていると何か忘れているような気がする。

なんだったかな……あっ。

 

 

「カイさん、ヨギ!」

 

「…………あっ!」

 

 

 

平穏を取り戻した森林で2人してヨギを集める。

カイさんにシーフベアとの戦いを話しながらヨギを採取していると、1つ気になる事が。

 

「ちなみにカイさんがあのシーフベアと戦ったらどうなってたの?」

 

「あん?そりゃ、一撃よ」

 

 

うーん。多分本当だろうなぁ…。いつの間にキラーウルフも倒していたのか…ジンさんといいカイさんといい。不思議な人達だなぁ。

 

 

 

なんとかヨギを集め終わった俺達がシュライグに戻る頃には、辺りはすっかり暗くなっていた。

 

 

 

 

 

 

 

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