僕のヒーローアカデミア-プレデター襲来-   作:サンショウウオ愛好家

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第2話 戦いの熱に誘われた者

<次のニュースです。昨夜午後11時、神奈川県箱根市の路地裏で指名手配ヴィラン「スナ 

 イラー」の遺体が発見されました。遺体には激しい切り傷があり、首が切り取られていた

 そうです。この手口から、1ヶ月前から確認されている連続殺人事件の犯人の仕業として

 ヒーローと警察は捜査を進めています。>

 

今世間ではある事件が話題となっている。1ヶ月前、ヒーローマシンガル殺人事件から始まった連続殺人事件。今日までの犠牲者はヒーローもヴィランも含めると14名が殺害されている。世間ではヒーロー殺し"ステイン"に次ぐ凶悪ヴィランとして認知されている。また、毎回首が切り取られて殺害されていることからネット上では"首狩りヴィラン"と呼ばれている。

 

 

 

 

 

          

警視庁会議室。ここでは今、ヒーローと警察によって連続殺人事件犯人──通称"首狩りヴィラン"に対する対策が考えられていた。

 

「指名手配ヴィラン"スナイラー"が殺害された事により犠牲者は14名に上りました。」

 

「犯行現場近辺の警察署やヒーロー事務所には市民からの不満や苦情が殺到している。」

 

「ヒーロー殺しステインや今回の事件の解決が難航しているため、社会からのヒーローに対

 する信頼が少しずつだが落ちている。」

 

そう、ヒーロー殺しステインや今回の連続殺人事件などの凶悪ヴィラン犯罪に対する解決が 

全くされていないためヒーローに対する信頼が揺らいでいるのだ。

 

「殺害現場の防犯カメラに犯人の顔などは映っていないんですか?」

 

そう一人のヒーローが質問するが

 

「いや。どの映像でも被害者の体が突然切り捨てられたり、レーザーのような物で体を貫れ

 ている。犯人の手掛かりはゼロだ。」

 

「マシンガルの最後の通信では透明化の個性を持っていると言っていたが・・この映像を見 

 限り透明化なのかレーザー関係の個性なのか検討がつかん。」

 

「複合型の個性の可能性は?」

 

「それなら個性登録を洗えば一発だ。しかし今のところそのような個性持ちは確認されてい  

 ない。」

 

「透明化の能力といいレーザーの能力といい、謎の多いヴィランだ。」

 

「しかし分からないことだけでもない」

 

「どういう事です?」

 

警視総監の言葉に会議室に居る全員の視線が集まる。

 

「今まで確認された被害者全員に共通する事、それは・・・

 

 

 

 

 

  

                   全員が強者ということだ。」

 

 

「「「全員が強者??????」」」

 

会議室に居る全員が聞き返す。

 

「そうだ。最初の被害者マシンガルはヒーロービルボード26位、そしてスナイラーはシンリ

 ンカムイとMt.レディを同時に相手取り互角に戦うほどのヴィランだった。その他の被害

 者も何らかの武勇伝を残している。」

 

「強い奴だけを標的にしているのか・・・」

 

「もし本当にそうだったらとしたら、強者によってくるという性質を生かして奴を誘きだせ

 るかもしれないな!」

 

「ああ、そして誘きだされたところを多数のヒーローで袋叩きにするということも・・・」

 

 

「待て!!!」

 

「!!!!!???」

 

「奴に関する個性や正確な戦闘能力が不明なまま作戦を立てるのは危険だ。とにかく今は強 

 者に寄ってくるということが分かっている。この事を踏まえ、ヒーロービルボード上位の

 ヒーローには十分警戒するよう伝えておけ。」

 

「ハイ!!!!!」

 

「ヒーローの方々には上位ランクのヒーローに何かあったときいつでも向かえるよう準備を

 お願いします。」

 

「了解しました。」

 

各々が活動をするため会議室を出ていくなか、警視総監は一人窓から外を見ていた。

 

(これ以上被害がでないと良いが・・・)

 

しかしその願いは叶わなかった。

 

 

同時刻:雄英高校

 

 

「オラァ!!」

 

「ウオ!」

 

「コエー!マジで三途の川見えた!」

 

「相澤先生・・・そんな・・!?」

 

 

レスキュー訓練が行われる筈であったウソの災害や事故ルーム(USJ)に突如と侵入してきたヴィラン連合と雄英生と教師による激しい戦いが繰り広げられていた。

 

 

そしてそんな戦いを遠く離れたビルの屋上から見つめている影が一つ・・・

 

 

「コルルルルルル・・・」

 

奇妙な鳴き声をあげたその影は雄英に向かってビルからビルへ飛び移っていった。

 

戦いの熱に引き寄せられ、宇宙最強の狩人が狩り場に向かっていった。

 

 

 

 

 

 

  

 

  

  

 

 

 

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