僕のヒーローアカデミア-プレデター襲来-   作:サンショウウオ愛好家

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受験が一段落ついたのでまた投稿します


第6話 USJ編完結

「もう大丈夫...私が来た」

 

USJの扉を吹き飛ばして入ってきたのはこの国のNo.1ヒーローオールマイトだった。オールマイトの登場で生徒は安堵し、ヴィランは恐怖する。いつもは誰をも安心させる笑顔をしているが、今回ばかりは生徒が危機に晒されて巌のような表情を浮かべていた。

 

(オールマイト!!・・・笑ってない・・・!!)

 

ファンとして、弟子として、今まで見たことの無い怒りの表情を浮かべるオールマイトに唖然としていた。

 

誰もが動けずにいた次の瞬間

 

「ガッ!」

 

「グオッ!」

 

「ナアッ!」

 

オールマイトは僅かに残ったヴィランを気絶させ、相澤と緑谷達を担いで安全な場所に移動した。

 

「相澤くんすまない」

 

オールマイトは相澤に謝罪すると緑谷達に指示を出す。

 

「皆入り口へ、相澤くんを頼んだ!!」

 

そう言うとオールマイトはいまだ脳無の頭蓋骨を持っている乱入者に拳を構える。

 

「オールマイト!!」

 

そこで緑谷はオールマイトに声をかける

 

「あのヴィラン!オールマイト並の力を持ってるって言ってたのに、アイツ簡単に殺し「緑谷少年」

 

オールマイトは途中で言葉を遮る  

 

「大丈夫!」

 

笑顔でそう言うと、オールマイトは乱入者に飛びかかった

 

 

 

一方の乱入者は歓喜していた。

脳味噌の大男がこの場で一番強いと思ったが、それよりも更に強いものが来たのだ。

狩人の血が騒ぎ、向かってくる男に剣を構えた。

 

「CAROLINA・・・」 

 

そう言いながらオールマイトは両手を顔の前でクロスさせる

 

「SMASH!!」 

 

その瞬間両手を乱入者に振り下ろす。しかし乱入者は二本の剣で受け止める。そして乱入者は空いた腹に蹴りをいれる。

 

「グッ・・・!!」

 

その攻撃にオールマイトは少しよろめく。その隙に乱入者は剣を振りかざし太刀を浴びせる。しかし筋肉がさっきの脳味噌男より分厚くなかなか深く切れない。そして幾太刀かいれたとき

 

ガシッ

 

乱入者は足を捕まれた。急いで振り払おうとするが、すぐ眼前に巨大な拳が迫っていた

 

「DETROIT SMASH !!」

 

その掛け声と共に殴られ遥か上空に吹き飛ばされる。余りのパワーに相殺できず、右腕に傷を負い、緑色の血が流れる。だが、乱入者は吹き飛ばされながらも地上にいるオールマイトにレーザーを無数に放つ。しかし・・・

 

「SMASH !!」

 

その一声と共に放ったレーザーは全て掻き消されてしまった。そして凄まじいパワーと共に跳躍し、乱入者に迫る。空中に浮かびながらも剣を振りかざそうとするが、一瞬早く手を捕まれてしまう。そして・・・

 

「OKIAHOMA SMASH !!」

 

そう言いながらオールマイトは乱入者を凄まじいパワーで降り飛ばし、乱入者は轟音と共に壁を突き破りUSJの外に吹き飛ばされてしまった。そしてオールマイトは地に降り立つ。

 

「やはり衰えた、全盛期なら二発もうてば充分だったろうに・・・」

 

そう言いながら黒霧の応急措置を受け、戦いを見ていた死柄木に向き直る。

 

「残ってるのは君達だけだ!速めに決着をつけようか」

 

「クソガッ・・アイツもお前も・・・チートがぁ・・!」

 

死柄木は首を掻きむしりながら呪詛を吐く。しかし隣にいた黒霧が嗜める。

 

「死柄木弔・・・落ち着いてください。こちらは兵力の殆どを失い、更には切り札の脳無も

 失いました。ここは撤退するのが懸命かと」

 

黒霧は撤退を進言する

 

「そうだな・・・ゲームオーバーだ。黒霧、開け」

 

そう言うと黒霧は黒い靄に変わる。

 

「ッ、待て!!」

 

オールマイトが急いで飛び掛かるが、もう靄は消えかかっていた。

 

「次は殺すぞ・・・平和の象徴オールマイト」

 

そう呪詛を残して、死柄木は去った。

 

こうしてUSJ事件は幕を閉じた。

 

 

 

 

 

USJ近辺の雑木林

 

鬱蒼としげる雑木林の中を一つの影が動いていた。その体は所々に木の枝やガラスが刺さり、そこからみどりの血が流れていた。そしてその影の主は心の中で呟く。

 

         "完敗だった"

 

相手を狩ると決めてこの体たらく。この結果に乱入者の誇りは傷つき、それと同時に心から熱いものが溢れてきた。この星に来てから一番の強者、そして今まで自分が狩ってきた中でも一番の力を持つ存在。これは彼の狩猟魂に火を着けた。

 

         "アイツをトロフィーにして名誉を得る"

 

そう決意を決め、彼は透明になった。

 

 

 

 

 

 

とあるbar

 

突如としてそこに黒い靄が発生し、中から血塗れの死柄木がでてきた。

 

 

「完敗だ・・・」

 

そしてポツポツと呟く。

 

「手下もやられた・・・脳無は透明野郎にやられた・・んでそいつはオールマイトに倒おさ

 れた・・・」

 

そう区切りテレビを睨み付ける。

 

「話が違うぞ先生・・・・・・」

 

『違わないよ』

 

テレビの中から低い声がでる。

 

『ただ見通しが甘かったね』

 

『うむ。敵連合なんちうチープな名前でよかったわい。ところで脳無は回収してないのか?』

 

「回収するも何も、脳無は殺されたよ」

 

『何ぃ!わしと先生で作った脳無が殺されたじゃとぉ!』

 

『弔、一体誰に殺されたんだい?』

 

「・・・透明になったと思ったらレーザーを出して剣で戦うやつだ・・あと血が緑色だった

 な」

 

『・・・・・・・・・へえ』

 

テレビの向こうにいる者は興味深そうな声で返事をする。

対して死柄木は首を掻きむしりながら声を荒げる。

 

「脳無に殴られても無傷だし不死身じゃないかと思った!でもアイツ、オールマイトに殴ら

 れたとき血を流してた!」

 

そこで一拍おいて次は地を這うような声で呟く

 

「血が出るなら・・・殺せる筈だ」

 

『・・・・・その、調子だよ死柄木弔』

 

そしてこの後も話した後、テレビの声の主は電源を切った。

 

 

 

 

 

何処かの地下

 

 

「いやぁ、また彼等が来るなんて驚いたよ」

 

そう言いながら後ろを振り向いた顔の無い男は6つのカプセルを見て呟く。

 

「そろそろ、これらを試すときかな・・・」

 

そのカプセルの中には、人間の掌の形をし、長い尻尾が生えた生き物が浮かんでいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




読んでくれて有り難うございました。
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