僕のヒーローアカデミア-プレデター襲来- 作:サンショウウオ愛好家
高校生活も一段落ついたのでまた書き始めます
「腕を貰うぞ!」
最初に仕掛けたのはレディ・ナガンだった。自らの髪を引きちぎり、腕のライフルに装填し、狩人めがけて発射する。それに対しホークスは、翼から羽を一本抜き取り剣に変化させ狩人の後ろから斬りかかる。その挟み撃ちは確実に狩人を無力化できる・・・筈だった。
「ッ!」
「マジっすか!」
なんと狩人は槍でレディ・ナガンの弾を弾き返し、ホークスの剣を掴みとるという荒業を成し遂げたのだ。この予想外の行動に二人は一瞬動揺する。そしてその隙を狩人は見逃さなかった。
「グハッ!」
まずはレディ・ナガンの鳩尾に蹴りを入れた。これによりレディ・ナガンはビルの壁を突き破り、ビルの部屋に勢いよく叩きつけられてしまった。
それを確認し、掴んでいたホークスの剣を押し返す。これによりホークスは少しよろついたが、その間に自身の翼から先端を尖らせた羽を狩人に向かって放出させる。それに対し狩人は槍から双剣に持ち変え羽をさばく。何枚かは捌ききれず、体に刺さってしまうがレディ・ナガンの弾に比べれば大したことない。
体制を整えたホークスが斬りかかって来るが、双剣で受け止め、剣を打ち合う。狩人と戦っている中、ホークスは数日前の会話を思い出す。
『今回の仕事は、難易度が高いため、ある人物とやって貰うわ。入りなさい』
その言葉を合図に部屋に入ってきた人物の顔を見るや、ホークスは驚愕に目を見開く。
『貴女は、レディ・ナガン!』
『・・・お前が私の後釜か・・・』
そこに居たのは、今はタルタロスにいる筈の元公安直属ヒーロー"レディ・ナガン"だった。
『今回の仕事は貴方と彼女にやって貰うわ』
『いやいやいや、どういう事っすか!』
淡々と話を続ける会長にホークスが素早く突っ込む。
『・・・さっきも言ったでしょう?今回は危険だと。だから極秘に彼女をタルタロスから移送し、2人で仕事をして貰う。わかった?』
『まあそういう訳だ。よろしく頼む』
『は、はあ』
未だ情報が完結していないのか、戸惑いながらも答える。
『・・・まあ、難易度が高いと言っても、相手は剣や槍、レーザー砲しか使わない。生け捕りでも、奴の装備品があれば十分だから、本体は手足の1本や2本無くても良いわ』
(そんな甘い相手じゃない!)
そんな会話を思い出しながら、ホークスは毒づく。先程から見せる純粋な腕力、身体能力、そして剣の腕。どれを取っても一級品だ。そして鍔迫り合いをしながらも、ホークスは羽を狩人目掛けて発射し続ける。しかしどれも捌かれ、良い結果とは言えない。そんな変わりのない戦闘が続いていたときだった。
「ッ!」
狩人の左腕を弾が貫通する。弾を発射したのは先程狩人に吹き飛ばされた、レディ・ナガンである。
「さっきはよくもやってくれたな・・・ッ!」
レディ・ナガンは鬼のような形相をし、弾を装填し、発射する。それを剣で捌こうとしたが、腕を撃ち抜かれたため、上手く捌けず肩をかすってしまう。その隙を見逃さずホークスは大量の羽を放出する。左腕を撃ち抜かれたため、右腕の剣で捌くが、腕が1本ない分捌ける量も減る。その為狩人は避けに徹する。
(今ならいける!)
ホークスとレディ・ナガンは心で同じことを思いながら攻撃を続ける。するとあることに気付く。狩人が腕のガントレッドを操作しているのだ。直感的にまずいと感じ、止めようとしたが、時既に遅し。電子音がなり、ガントレッドから蜂のようなロボットが大量に溢れ出す。突然の事に驚いていると、その蜂はなんと放った羽や弾に纏わりつき、爆発したのだ。蜂達は羽や弾を次々と爆破し、落としていく。更に蜂は自分達にも向かって来る。あんな爆破を食らったらひとたまりもないので、羽や弾で捌く。周辺は爆破の煙で視界が悪くなり、蜂の撃墜に苦戦した。そしてあらかた蜂を撃墜し、視界が晴れると、狩人の姿は消えていた。
「逃げたか?」
そう呟くレディ・ナガン
「有り得ますね・・・ハァ、また捜索かって・・・なっ!?」
ホークスはレディ・ナガンの頭を見て驚愕する。なんとレディ・ナガンの眉間に、赤いレーザー照準が当てられているのだ。
「避けてください!」
ホークスのその言葉に、レディ・ナガンはヤバいと感じ、横に素早く回避する。
その瞬間━━━━レディ・ナガンの左腕が青い光と共に吹き飛んだ。
その光景を離れたビルの屋上から見ていた狩人は心で呟く。
"次は此方の番だ"
更新遅くなってすみませんでした
今回新たに新兵器が登場したので軽く解説します。
キラービー・ボム:左腕のガントレッドに収納されている蜂型爆弾。大きさは2センチ程。
動くものにくっつき爆発する。爆発の威力はコンクリートの塊に穴が開
く程度。200匹収納されている。
次回も楽しみにしていてください。