千束とたきなの用心棒となった翔達は、喫茶リコリコで働くことになった。
翔「これ、2番席だ。こっちは5番席。」
紫「あぁ。」
一海「こっちもOKだ。友香、パフェはできたか?」
友香「はい、バッチリです♪」
幸喜「了解!!」
諒芽「ご注文どうぞ!!」
翔、一海、友香はキッチンにて調理を担当し…紫、諒芽、幸喜は接客や会計等の業務を担当した。
ミズキ「いやぁ、ホント助かるよ〜!青空君達仕事早いし、連携もバッチリだし!!」
クルミ「お前もアイツら見習ったらどうよ?」
ミズキ「アンタにだけは言われたくない。」
千束「ひゃあ、翔さんも一海さんも友香さんも料理
たきな「本当ですね。」
彼らの料理の腕前に驚かされる千束とたきな。
ミカ「東雲さんと鏡君と仲本君は接客が上手い。お客様もあんなに楽しそうに…」
紫と諒芽と幸喜はコミュニケーション力が接客に活かされているようだ。
その日の夕方…
ミカ「お疲れ様。」
千束「皆さん、これたきなが考えた『ホットチョコパフェ』です!!良かったら食べてくださいよ!!」
頑張って働いた翔達に、リコリコのメンバーがパフェを振る舞ってくれた。
幸喜「おぉ〜!美味そ〜♪」
諒芽「なんかウンkあだっ!?」
翔「それ以上言ったら、どうなるかわかってんだろうな?」
諒芽が何か言いかけたが、翔が止めたことで何も言わなかった。
一海「こりゃあ美味い。」
紫「甘さも程よく、香りも良い。」
友香「寒い時期にはピッタリですね♪」
たきな特製のパフェに舌を巻く6人。
たきな「……。」
翔「…?」
何故か俯いているたきなだが、翔以外は気付いていなかった。食べ終わった後、リコリコメンバー達からインタビューを受けることに…
ミズキ「仮面ライダーってどうやって変身するの?」
翔「それを知ってどうする?」
ミズキの質問に答えない翔。
一海「このデザイアドライバーに、このレイズバックルっていうアイテムをセットして変身します。」
翔「おい一海…」
デザイアドライバーの仕組みについて話す一海に、翔は不満そうな顔をする。
一海「まぁ良いじゃねぇか、どの道知られるんだしさ。」
翔「…ちっ。」
彼の言葉を聞くと、舌打ちをして大人しくなる。
クルミ「お前らはさ、どこから来たんだ?」
友香「私達はこの世界とは別の世界から来ました。」
紫「信じられないかもしれんが…このドライバーが証拠のようなモノだ。」
クルミ「確かにこれは見たことない…触っても良い?」
翔「駄目だ。」
クルミ「えぇ〜!?」
デザイアドライバーの仕組みを知られることどころか、触れられることにも嫌がる翔。その理由は……
翔(もしかしたら、裏でテロリスト共とグルになってる阿呆がいるかもしんねぇからなぁ…下手に
リコリコのメンバーの中に、テロリストと繋がりがある者がいるかもしれないと思っているからだ。しかし、ここにはそんな者はいないのだが…翔は極度の人間不信であり、心を許した者しか信用しないのだ。
千束「えーっと、れいずばっくる…だったっけ?大きいのと小さいのがあるけど、何が違うの?」
諒芽「そうだなぁ…デカいレイズバックルをつければスゲェ装備が手に入るし、ちっこいレイズバックルはみみっちい装備なんだよなぁ。ま、バックルにもよるけど…」
たきな「他のレイズバックルもあるんですか?」
幸喜「今のところ、俺達が持ってるのはこれなんだが…他のはまだ見たことないな。」
翔達が所持しているのは、大型がマグナム、ブースト、ゾンビ…小型がシールド、アロー、ハンマー、チェーンアレイ、クローだ。これら以外のレイズバックルは、まだ無いようだ。
クルミ「触んのが駄目だったら、変身して貰うのはいいだろ?」
翔「ダメd」
幸喜「それならお安い御用だぜ!!」
翔「…仲本、てめぇ。」
静かに怒る翔だが、幸喜は何故か嬉しそうにしている。何故なら……
幸喜「おっ!?翔、今名前を呼んでくれたよな!?なぁ!?」
初めて翔に名字で呼ばれたからだ。
翔「そんなことはどうでも良い。仮面ライダーは安易に変身できるモンじゃねぇんだ。後先考えてから発言しろ。」
ヘルメス(それは問題ないぞ。基本的に変身者の体調が良ければ、いくらでも変身できる。)
ヘルメスがテレパシーで翔に伝える。このデザイアドライバーは、装着者が元気であれば制限無く変身ができる。但し、一定の怪我や病気がある場合、変身はできなくなる。
千束「私も変身見てみたい!!へ〜んしん♪へ〜んしん♪」
翔「うるせぇなぁ…」カチャッ…
千束が変身コールをすると、ミズキとクルミも彼女に釣られて変身コールをし始める。イライラしてきた翔は、渋々デザイアドライバーを装着する。そして、外へ出ようとした。
ミズキ「あれ、どこ行くの?」
翔「バカ野郎、こんな狭い場所で変身できるかっての…やるなら外でやる。」
翔の言葉を聞き、一同は一旦店の外へ出た。
裏口から外へ出ると、6人はデザイアドライバーにレイズバックルをセットする。
その後、各々自分の変身ポーズを決め…仮面ライダーへと姿を変えて行く。
仮面ライダーへ変身が完了した時、千束とクルミは目を輝かせていた。たきなは目を見開き、ミカとミズキは思わず拍手をした。
千束「仮面ライダータイクーンは分かるけど、そっちの狐みたいなのは?」
クルミ「おぉ、ペンギンもネコもいるぞ!」
ミズキ「後、ウシとパンダもね?」
仮面ライダーに興味津々のリコリコメンバー達。
ギーツ「俺は仮面ライダーギーツだ。」
バッファ「俺は仮面ライダーバッファ。」
ギンペン「私は仮面ライダーギンペンだ。」
ナーゴ「私は仮面ライダーナーゴです♪」
ダパーン「俺は仮面ライダーダパーン、パンダヒーローとも呼ばれてるんだぜ?」
タイクーン「あれ、俺あんまし注目されてない…?」
タイクーンである幸喜は、千束とたきなを助ける際にライダー名を言っていたため、あまり注目されていないようだった。そんな状況に、タイクーンは困惑していた。
ミズキ「ねぇねぇ、触っても良い?」
ギーツ「駄目だ。」
ミズキ「えぇ〜……」
ギンペン「まぁまぁ、触るだけなら…あぁ、そうか。翔、お前は若い女性が…」
ギンペンの言葉に静かに頷くギーツ。
たきな「その重火器、一体どんな仕組みなんですか?」
ギーツ「教えねぇよ。」
ダパーン「ハンドガンモードにもライフルモードにもなる優れモンだ!ハンドガンだと早撃ちや連射ができるし、ライフルだったら狙撃ができる。」
教えないギーツを見兼ねたダパーンが、マグナムシューター40Xの説明を行った。一時は彼も使っていたため、ある程度の仕組みは理解している。
ギーツ「ちっ…ベチャベチャパンダが……」
ダパーン「…えっ?」汗
ギーツに暴言を吐かれ、困惑するダパーン。
千束「小さいバックルを着けてると、装備も簡易的なんだね~。大きいバックルを着けてると装備が凄いし…」
ミカ「そのチェーンソー、本当に切れるのかい?」
バッファ「切れますよ?」
クルミ「ねぇねぇ、ミズキはさ…どのライダーが好きなんだ?」
ミズキ「私は狐かなぁ、クールだし♪あんたは?」
クルミ「パンダ一択!!」
千束「私はネコが良いなぁ、たきなは?」
たきな「何でも良いじゃないですか…」汗
千束「良くない良くない。で、どのライダーが良い?」
たきな「……ペンギンです。」
千束「マスターは?」
ミカ「商売繁盛、開運、出世、招福、金運向上の縁起物って呼ばれてる狸。」
メンバー達の好きなライダーは、キレイに割れた。こうして、お披露目が終了した。
タイクーン「なぁなぁ、狸って縁起良いってホントなのか?」
ギーツ「自分で調べたらどうだ?」
タイクーンの言葉に、ため息混じりに対応するギーツだった。
こちらの物語は、『独自展開』があります。
ラスボスジャマトを登場させる前に、オリジナルジャマトを登場させる場合ありです。