さぁ、ゲームの時間だ   作:やさぐれショウ

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11.仮面ライダー=(?)

次の日…翔達は、千束とたきなと共に任務に参加していた。地下鉄構内にてテロリスト集団が現れたため、その始末に当たっている。

 

千束「ッ!!」パンッ!パンッ!

 

タイクーン「おらよっと!!」ドゴォッ!!

 

テロリスト「がぁっ!?」

 

千束の銃撃に怯んだテロリストに、タイクーンがレイズシールドを用いたタックルをかまして捕らえる。

 

ギーツ「……。」ズギュンッ!

 

バシュッ!!

 

テロリスト「ぎゃああぁぁっ!!」

 

ギーツはマグナムシューター40X(ライフルモード)からレーザーを放ち、テロリストの足を貫いた。それをバッファとナーゴが捕らえる。

 

テロリスト「くそ…!!」

 

ダパーン「おんどりゃああああァァァァッ!!」ブオンッ!!ドゴォッ!!

 

テロリスト「「「どわああああぁぁぁぁっ!!?」」」

 

ダパーンのレイズチェーンアレイが強い衝撃を生み出すと、テロリスト達は一斉に吹き飛ばされた。

 

テロリスト「ッ!!」パンパンッ!!

 

たきな「ッ!?」

 

たきながテロリストに苦戦すると、ギンペンがレイズアローから矢を放ち、テロリストの銃を遠くへ飛ばした。その隙に、たきなはテロリストに向かって発砲、拘束した。

 

ギンペン「大丈夫か?」

 

たきな「はい、ありがとうございます。」

 

やがて、テロリスト集団はリコリスと仮面ライダーによって全員拘束された。

 

千束「ふぃ〜終わった終わったぁ…いやぁ、仮面ライダーマジ強いから頼もしいし、助かるよ!!」

 

ギーツ「俺達はある程度の戦闘経験を積んでいる、コイツ以外はな?」

 

タイクーン「えっ!?いやいや、俺だって中々頑張ってるだろ!?自分で言うのもあれだけどよ…

 

ギーツ「あの程度ではまだまだだな。」

 

タイクーンに悪態をつくギーツだが、それ以外のライダーは彼を認めているようだ。

 

バッファ「俺は頑張ってるって思うぞ?幸喜、お前戦闘経験あるんじゃねぇのか?」

 

タイクーン「えっ…いや、無いぜ?」

 

ギンペン「初めてであそこまで動けるのか、大したものだな。」

 

タイクーン「俺さ、身体を動かすのが好きなんだよ。特にスポーツが良いよな。」

 

ナーゴ「良いことですよ!」

 

ダパーン「だな!努力は裏切らないって言うし!!なぁなぁ翔ちん、少しは幸喜を認めても良くねぇか?」

 

ギーツ「…お前らは甘い。グラブ・ジャムンよりも甘すぎるんだよ……」

 

タイクーンを養護する彼らを面白くないと思ったのか、ギーツはそっぽを向いている。

 

タイクーン「グラブ・ジャムン?何だそれ、美味いのか!?」

 

ナーゴ「それはインドのお菓子です。」

 

タイクーン「お菓子なのか!?だったら美味いんじゃ!?」

 

ナーゴ「ただ、非常に甘いので『世界一甘いお菓子』と呼ばれています…」

 

タイクーン「甘ったるいのか、それは嫌だなぁ……」汗

 

グラブ・ジャムンは、世界一甘いと言われているお菓子なのだ。ちなみに、一海達は食べた事があるのか…あまり良い反応をしていない。

 

バッファ「あー、あれな……」汗

 

ギンペン「あれは菓子とは思えん…」汗

 

ダパーン「てゆーか、2度と食いたくねぇ…」汗

 

たきな「何の話をしてるんですか、撤収ですよ?」汗

 

たきなの声で、リコリスとライダー達は地上へと上がってきた。そんな彼らを待っていたのは……

 

 

 

レポーター「あっ!!来ました来ました!!あれが仮面ライダーです!!ちょっとインタビューしてみましょう!!」

 

レポーターやカメラマン等、TV局の関係者達だった。

 

レポーター「えっと、そちらの狐のライダーさん」

 

ギーツ「取材はお断りだ。他を当たれ…」

 

ギーツは取材を嫌がり、レポーターを突き放す。

 

レポーター「そ、それでは牛のライダーさん!!テロリスト集団をどのように捕らえたのでしょうか!?」

 

バッファ「えっ?普通に戦いました。」

 

レポーター「では、そちらのスゴイ武器は?」

 

バッファ「これでテロリストを叩いたんですよ、切れないので。」

 

レポーター「成程、ありがとうございます!!あっ!!そちらのペンギンさんと猫さん、パンダさんとタヌキさん!!」

 

レポーターはインタビュー続行を試みるが、ミズキが乗っている喫茶リコリコの社用車に乗り、去って行ってしまった。

 

レポーター「リコリスと協力関係にあるということは、仮面ライダーは正義であると考えられます!!次の戦いにも期待ですね!!」

 

 

 

一海「おいおい、どうしたんだよ翔?」

 

翔「ったく、揃いも揃ってゴキブリのように集って来やがって…気持ち悪い……」

 

ミズキ「何々、青空君って取材苦手なの?」

 

翔「あぁ…大っ嫌いだ……」

 

目立つことが苦手な翔にとって、取材は拷問である。

 

千束「良いじゃないですか〜、仮面ライダーはヒーローだって証明にもなるんですし…」

 

翔「お前の脳ミソは花畑か?」

 

翔がそう言うと、たきなが眉を寄せた。

 

翔「仮面ライダーが正義とは限らねぇ…中にはライダーシステムを悪用するバカがいる。もしこの世界に、ソイツらが現れたら?仮面ライダーはヒーローだなんて、めでてぇ考えはすぐに切り捨てられる。」

 

一海「まぁ、確かにな……」

 

仮面ライダー=正義という考えは、昔話である。今では、ダークライダーと呼ばれる存在がいるため、仮面ライダー=正義と考えられなくなっている。その後、喫茶店リコリコにて甘い物をいただき、心身の疲れを癒やす翔達であった。

 

 

 

ゼウス「ふむ…順調のようだな。」

 

ゲームマスターであるゼウスは、翔達の戦いを天界から見守っていた。

 

ゼウス(だが、この世界にラスボスジャマトの気配がある…奴が現れるのも時間の問題かもしれん……さて、どう対処する…ライダーの諸君。)

 

彼らがいる世界に忍び寄る『ラスボスジャマト』とは……どれほどの大きさで、どれほどの脅威なのか…誰も知らない。

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