さぁ、ゲームの時間だ   作:やさぐれショウ

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ダパーンって、原作ではダークライダーですけれど…

この作品では、正義のライダーです。


16.仮面ライダーの戦い

遂に、プリキュアとの接触に成功した翔達。あの後、紫と友香と無事に合流できたのだが…

 

一海「おっ?紫と友香、卵が孵りそうじゃないか!」

 

紫と友香の卵は、ヒビが入っており…段々割れてきていた。

 

幸喜「何が産まれるんだ?」

 

諒芽「可愛い動物かもな!ヒヨコか?それともカメか?」

 

幸喜「可愛いって言ったら、ネコか!?」

 

翔「ネコは卵から産まれねぇよ。」汗

 

やがて、卵が割れると…出てきたのは……

 

 

紫「な、何だ…これ……?」汗

 

友香「あの…これの卵だったんですか…?」汗

 

 

小さなレイズバックルだった。紫のは扇の形をしたバックルで、友香のはプロペラの形をしたバックルだ。予想外の出来事に、紫と友香は複雑そうな顔をしている。

 

翔「全員合流できたな…俺らの拠点にでも行こうぜ?」

 

翔の言葉に、メンバー達は拠点へと向かった。やがて、たどり着いたのは……

 

幸喜「で、でけぇ…!!」

 

一海「おいおい、ここが俺らの拠点か!?」

 

諒芽「いやいや、いくらなんでもデカすぎだろ!?」 

 

巨大な門、屋外プール、屋敷とも言えるような豪華な豪邸だった。

 

翔『おいヘルメス、一体どういうつもりだ?』

 

ヘルメス『私からの配慮だ。ここでの君達は世界的大スターという設定にしてある。そうすれば、プリキュアも集まって来ると思ってな。』シッシッシッ…

 

どうやらこれは、ヘルメスによる配慮であるようだ。何やら悪戯な笑いをしていたが…

 

翔『掃除が大変じゃねぇか、何が配慮だ…まぁ良いが…』

 

ヘルメス『心配無用、メイドや執事が居るからな。てへっ♪』

 

翔『てへっじゃねぇよ、気持ち悪いな…』汗

 

ヘルメス『それより、さっそくお客様が来たようだぞ。』

 

ゆい「こんにちは〜!あたしの友達も一緒だよ〜♪」

 

門の前には、ゆいの姿があった。彼女の隣に、2人の少女の姿もある。1人は緑みを帯びた紺色のボブヘアーで前髪の上辺りにアホ毛があり、頭部左側に編み込みがある髪型に、吊り目で緑色の瞳が特徴の少女…もう1人は明るい栗毛の髪で三つ編みを輪っかにした髪型に、 赤みがかった茶色の瞳が特徴の少女だ。

 

ここみ「…う、ウソ!?ほ、本物の翔様!?」

 

らん「えっ!?あの世界的大スターの!?ゆいぴょん友達だったの!?」

 

ゆい「うん、そうだよ!というか、翔さん達って世界的大スターだったんだ。知らなかった。」

 

翔「よく来たな。さ、入れ。」

 

翔は門を開けると、3人をシェアハウスへと招待した。

 

紫「おや、初めましてだな。私は東雲 紫だ。」

 

友香「こんにちは、私は浅井 友香です♪」

 

ゆい「紫さんと友香さんだね!あたし和実 ゆい!食べるの大好き中学2年生です!!」

 

ここね「わ、わたしは『芙羽 ここね』です…!あの、翔様…サインいただけますか…?」

 

翔「良いぞ?後、そんなに緊張しなくて良い…っつっても、初対面なら緊張して当然か。」

 

らん「らんらんは『華満 らん』!!はにゃー、世界的大スターと会えるなんて夢みたい!!」

 

ここねは緊張しながら、らんは元気に自己紹介をする。翔達も自己紹介し、シェアハウスの中へ…

 

執事「お帰りなさいませ。」

 

翔「客人だ、もてなしてやってくれ。」

 

ゆい「わぁ〜、スゴい!!」

 

ここね「執事やメイドもいるんですね。」

 

らん「流石世界的大スター!!」

 

一海「そうだ、折角こうして仲良くなれたんだしさ…敬語じゃなくて良いぜ?」

 

幸喜「そうだよ!!俺達はもう、友達だからな!!」グッ!

 

諒芽「おう!ここだって、我が家だと思って思い切りくつろいじゃってくれよ!!」

 

一海と幸喜と諒芽が、持ち前の優しさやフレンドリーな性格を発揮したことで…ゆい、ここね、らんはすぐに翔達と打ち解けることができた。

 

翔「……。」

 

それを見た翔は、3人に言う。

 

翔「単刀直入に聞く、お前たちがプリキュアだな?」

 

翔の質問に、ここねとらんはビックリした。

 

らん「えっ!?何で知ってるの?」

 

翔「そのハート型のウォッチを見りゃすぐに分かる。」

 

ここね「よく見てるんですね。」

 

翔「俺達はコイツを使って仮面ライダーに変身するんだ。」カチャッ…

 

翔はデザイアドライバーを彼女らの前に置きながら説明した。

 

ゆい「あっ、そうそう!!翔さん達は仮面ライダーになれるんだよ!!紫さんと友香さんもなれるの?」

 

紫「勿論だ。」

 

友香と友香も、自分のデザイアドライバーをゆい達に見せる。

 

ここね「あの、翔様…私達がプリキュアであることは」

 

翔「分かっている、『誰にも言うな』だろ?誰にだって、知られたくねぇことの1つや2つ、あるからな。」

 

諒芽「なぁ翔ちん、俺達がライダーであることを話して良いのか?」

 

翔「俺達ではウバウゾーを浄化することは不可能だ。アイツらはプリキュアに頼るしかねぇ…」

 

この世界に来て分かったこと…ウバウゾーは仮面ライダーの力では倒すことはほぼ不可能である。この間現れたウバウゾーは、ライダー達の必殺技を受けても倒れなかった。キュアプレシャスが浄化したことにより、漸く倒すことができた。

 

翔「そこでだ、プリキュアの諸君…俺達はジャマトに関する情報をお前達に提供する…更に、お前達がウバウゾーを浄化する手助けもしよう。その代わり、ジェントルーやウバウゾーに関する情報を俺達に提供してくれ。無理強いはしねぇ…この取引に乗ってくれるかくれねぇか、選択はお前達次第だ。」

 

ゆい「うん、分かった!」

 

翔「…ん?」汗

 

翔は彼女らに取引を出したが、ゆいはこれをあっさり承諾した。予想外の出来事に、困惑する翔。

 

幸喜「おい翔、自分から取引しといてそんな顔すんなよな?w」

 

翔「…仲本、お前後で覚えとけ?」

 

ゆい「ここねちゃん、らんちゃん、仮面ライダーって強いんだよ!!」

 

らん「仮面ライダーって何?」

 

ここね「ジャマトという言葉も聞いたことないけれど…」

 

聞き慣れない言葉に戸惑うらんとここね。

 

翔(そりゃ戸惑うわ…本来、プリキュアの世界に仮面ライダーが居るなんてあり得ねぇし……そんな時は、見てもらった方が早ぇかもな……)

 

そんな時…スパイダーフォンが鳴った。

 

アフロディーテ『皆様、ジャマトが現れました!!現場は皆様の拠点付近です!!』

 

紫「こんな時にジャマトだと!?」

 

すると、翔は立ち上がり、デザイアドライバーを身に着けた。

 

翔「丁度良い、そこの3人に仮面ライダーの戦いを見せてやろうじゃねぇか。」

 

一海「翔…いつもならライダーの秘密を教えねぇのに、珍しいな。」

 

翔「ゴチャゴチャ言うな、さっさとジャマトをぶっ飛ばすぞ?」

 

翔の行動を見た一海達も、デザイアドライバーを装着し、外へ出る。

 

ゆい「仮面ライダーの戦いが始まるんだ…ここねちゃん、らんちゃん、行こう!!」

 

6人のライダー達の後を追うように、3人のプリキュア達も外へ出る。

 

 

 

玄関前には、無数のホールスタッフジャマト達の姿があった。

 

翔「お前ら、後ろの3人にジャマトを近付けるなよ?」

 

一海「オッケー!」

 

友香「わかりました!」

 

紫「了解した。」

 

諒芽&幸喜「「了解ッ!!」」

 

ゆい、ここね、らんの前に立った翔達は、デザイアドライバーにレイズバックルを取り付ける。

 

 

《SET》

 

 

各々自分の変身ポーズをすると、レイズバックルを操作し、仮面ライダーへと変身する。

 

 

翔「変身…」

 

友香「へ〜ん身♪」

 

4人「「「「変身ッ!!」」」」

 

 

《GRAB! GRASHER! ZONBIE》

 

《ARMED PROPELLER》

 

《ARMED WATER》

 

《ARMED FAN》

 

《ARMED ARROW》

 

《MAGNUM》

 

 

ギーツはゾンビフォームに、ナーゴは新しいバックルを使ってアームドプロペラに、バッファはアームドウォーター、ギンペンもこれまた新しいアームドファン、タイクーンはアームドアロー、ダパーンはマグナムフォームに変身した。

 

 

《READY FIGHT!!

 

 

ここね「あれが、仮面ライダー…?」

 

ゆい「うん、そうだよ!カッコいいでしょ!?」

 

らん「はにゃー!パンダの仮面ライダーだ!!」

 

ライダー達がジャマトと戦う中、ここねとらんは関心を見せ、ゆいは目を輝かせる。

 

ギーツ「ムンッ!!」ザシュッ!!

 

ジャマトa「ジャアッ!?」

 

ギーツは左手に着いているオレンジ色の長い鉤爪『バーサークロー』で、ジャマトを瞬殺した。

 

ギンペン「やぁっ!」

 

ギンペンは両手に持っている銀色の刃付きの白い扇型武器『レイズファン』を振るい、舞い踊るようにジャマトと戦う。この武器は、斬撃用の武器として扱うことが可能である。ギンペンは空中に飛び上がると…

 

ギンペン「はっ!」ヒュンッ!

 

レイズファンをブーメランのように投げた。

 

ズババババッ!!

 

そして、10体程のジャマトを一気に撃破した。

 

バッファ「やるな紫…俺も負けられねぇぜ!!」

 

バッファはレイズウォーターを鈍器として扱うだけでなく…

 

バッファ「おらっ!!どらぁっ!!」ドガァッ!!ドガァッ!!

 

ジャマト「「ジャッ!?」」

 

頭部に生えている2本の角を使い、突進や頭突きを繰り出し、ジャマトを倒していく。

 

ゆい「スゴイスゴイ!!」

 

らん「はわわわ、仮面ライダーって強いね!!」

 

ここね「数が多いのに、たったの6人で柔軟に対応してる…!って、敵がこっちに来てる!?」

 

感心する3人に、ジャマトが近付いて来る。

 

ダパーン「おぉっと!?そっちに行くんじゃねぇぞ!!」ズギュンッ!ズギュンッ!

 

ダパーンは咄嗟に3人の前に立ち塞がり、マグナムシューター40X(ライフルモード)でジャマトを撃破した。

 

ここね「わぁ…ありがとう、パンダさん♪」

 

ダパーン「へへっ、良いってことよ!」グッ!

 

お礼を言うここねに、グッドサインを送るダパーン。

 

ジャマトb&c「「ジャッ…!!」」ブゥンッ!!

 

そんなダパーンに、2体ジャマトがナイフとフォークを投げた。

 

らん「はわっ!!パンダさん危ない!!」

 

ダパーン「うぉっ、ヤベッ!?」

 

ダパーンは3人の方に向き、トウセンボをするように守る。

 

ナーゴ「にゃっ!!」バババババッ!!

 

すると、ナーゴがダパーンの前に立ち…レイズプロペラを高速回転させ、攻撃から守った。

 

タイクーン「くらえっ!!」バシュッ!バシュッ!

 

その直後、タイクーンがレイズアローから矢を放ち、ジャマトb&cを撃破した。

 

ダパーン「サンキュー友香、助かったぜ!幸喜もありがとな!」

 

ナーゴ「いいえ♪」

 

タイクーン「困った時は、お互い様だろ?」

 

今回、彼らが変身するライダー達はスペックは低いものの…持ち前のチームワークを駆使して、多彩な連携プレイを展開する。

 

ギンペン「諒芽、友香、幸喜、こっちはあと少しだ!」

 

ダパーン「オッケー、そっちは任せたぞ!」

 

前戦をギーツ、バッファ、ギンペンに任せ…ダパーン、ナーゴ、タイクーンはゆいとここねとらんを守ることに専念した。

 

 

 

ギーツ(仲本、お前中々やるな…)

 

タイクーン(幸喜)にだけ心を許していないギーツ(翔)だが、少しずつ彼を認めて来ていた。

 

バッファ「よっと!」ゴォンッ!

 

ジャマトd「ジャアッ!?」

 

バッファはハズレバックルであっても、それを使いこなし…上手くジャマトと渡り合えている。ギンペンは新型バックルをすぐに使いこなしていた。それを見たギーツは、バックルを操作する。

 

《ZONBIE STRIKE》

 

ドライバーから音声が響くと、左手のバーサークローを地面に叩き付けた。すると、墓石のようなエフェクトが現れ、残りのジャマト達を拘束する。

 

ギーツ「バッファ!!ギンペン!!」

 

ギーツの言葉を聞いたギンペンは、バックルを操作する。

 

《FAN STRIKE》

 

ギンペン「はぁっ!!」ブゥンッ!ブゥンッ!

 

ギンペンは2つのレイズファンを投げつけ、拘束されたジャマトを倒していく。残ったジャマトには、バッファがトドメを刺す。バックルを操作せず、頭部の角を突き付けた状態で、猛スピードで突進して行き…ジャマト達を上空へぶっ飛ばした。

 

 

 

6人のライダー達の活躍で、シェアハウス前に現れたジャマト達は全て撃破された。

 

『SUBMISSION CLEAR』

 

どこからか音声が響くと、6人のライダー達の前にハテナミッションボックスが出現した。それを開けると、中にはレイズバックルが入っていた。

 

ギーツ「…へぇ。」

 

ギーツはシールドを手に入れ…

 

バッファ「うおっ!?これって、ブーストじゃねぇか!!」

 

バッファは大当たりのブーストバックルを手に入れた。

 

タイクーン「おっ、これは初めて使う奴だな。」

 

ナーゴ「私は爪でした。」

 

ギンペン「私のは短剣だ。」

 

ダパーン「おっ、これはチェーンアレイだな。」

 

ナーゴはクローバックル、ダパーンはチェーンアレイバックル、タイクーンは緑色の槍の形をした小型バックル、ギンペンは紫色の短剣の形をした小型バックルだった。

 

ギーツ「……。」

ギーツ(ジャマトからプリキュアを守る、か…)

 

スパイダーフォンに表示されたサブミッションをこなし、安堵するギーツ。

 

らん「すっごぉ〜い!!ゆいぴょんが言ってた通り、仮面ライダーってホントに強いんだね!!」

 

ここね「でも、ビックリした…まさか世界的大スターの翔様達が変身してたなんて…」

 

ゆい「ねぇねぇ、ここねちゃんとらんちゃんはどの仮面ライダーが好き?あたしはパンダの仮面ライダー♪」

 

らん「らんらんもパンダが好き!」

 

ここね「わたしもパンダが良い…」

 

パンダとは、本来人から愛される動物であるが故なのか…この世界では、ダパーンは子ども達から絶大な人気があるようだ。

 

ダパーン「今の俺、人気者?」汗

 

タイクーン「てゆーか、コアIDって…誰がどうやって決めてるんだ?」

 

ギーツ「さぁな…」

 

ライダー達専用のコアIDは、ランダムで配られているようで…誰が決めているのかはわからない。

 

ここね「あっ、翔様からサインを…!」

 

ゆい「翔さんは…キツネさんだよ!!」

 

ギーツ「どこにサインすれば良い?」

 

ここね「この色紙に…!」

 

ギーツ「はいよ。」

 

ギーツはここねの色紙にサインを書いた。

 

らん「パンダさんパンダさん!握手して!!」

 

ここね「わ、わたしも…!」

 

ゆい「あたしもあたしも!!」

 

ダパーン「おう、勿論だ!!」

 

3人のプリキュア達は、ダパーンがイチ押しのようだ。彼女達のリクエストに応えるダパーン。

 

ギーツ「ヤレヤレ、人気者は大変だなぁ…」

 

バッファ「いやいや、翔…お前他人事みてぇに言ってるけど……」汗

 

ギンペン「翔、お前も人気者じゃないか。」汗

 

ギーツ「…冗談だろ?」

 

ナーゴ「いえ、事実だと思いますが…」汗

 

タイクーン「良いことじゃねぇか!皆から好かれてるってことだろ?」

 

ギーツ「タイクーン…お前は良いよな、脳内花畑で……」




パンダって、本来人から愛される動物であるという僕の偏見から、ダパーンは子ども達から人気が高いと考えています。

僕もダパーン好きです。
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