プリキュアの世界でジャマトを撃破したライダー達。数週間後、彼らはデザイア神殿へと呼び出された。
デザイア神殿にて……
ヘルメス「よく来てくれた、ライダーの諸君。今回のミッションは今までとは違うぞ、心して聞いてくれ。」
ヘルメスが言うには、とある3つの世界にジャドウが現れ、やりたい放題している。天使たちを向かわせたが、それでも敵わず…そこで、デザイアドライバーとIDコア&悪魔の囁きをしてみた所、あっさりと承諾した為、これを気に退治して欲しい。
翔「あんな汚れた連中にデザイアドライバーを手渡すとか、どうかしてるぜ…」
バツが悪そうにしている翔。何故なら、デザイアドライバーの開発者は彼だからだ。
ヘルメス「しかしだな、デザイアドライバーを手渡した事で強力なライダーシステムを手放しおった。互角に渡り合えるだろう。」
デザイアドライバーで変身するライダー達のスペックは、かなり低い。とはいえ、素の人間の身体能力より少し高い程度だ。決して強いとは言い難いが、レイズバックルの使いこなし方によっては格段に強くなることもある。それも、IDコアとレイズバックルには相性が存在するらしく…それは、プレイヤーの腕次第だ。
翔「んで、そのバカはどこに居るんだ?」
ヘルメス「1人目のジャドウはこの世界にいる。」
ヘルメスが映し出したのは、何やら古風な建物が並ぶ世界。舞台は大正時代…この世界に『鬼』と呼ばれる怪物が蔓延るようになってしまった。そこで、鬼を討伐するべく『鬼殺隊』が結成され、『日輪刀』と呼ばれる特殊な鋼を使った刀で鬼の首を狩ることで退治できる。
諒芽「おいおい、これって『鬼滅の刃』の世界じゃねぇか。」
一海「そういや、深雪先生と蜜璃先生…鬼殺隊の柱にそっくり、てかほぼそのまんまだよな。」
ドールハウスには、鬼殺隊の蟲柱&恋柱似の医師が居る。それはさておき…今回の舞台は
の世界だ。鬼と戦う鬼殺隊の補佐をしつつ、この世界に紛れ込んだジャドウを撃破しなければならない。
ヘルメス「では、鬼滅の刃の世界には…ギーツとタイクーンに行ってもらう。狐と狸は化かす動物って、相場が決まっているからな。」
翔「バカじゃねぇの?」汗
ヘルメス「君は相変わらず容赦のない男だ…まぁ良い、では行くぞ?」
ヘルメスがそう言うと、翔と幸喜の身体が光り出し…その場から一瞬にして姿を消した。
幸喜「おっと…おぉ、ここって…刀鍛冶の里か!?」
翔「騒ぐなバカ。」
鬼滅の刃の世界にある刀鍛冶の里へと降り立った翔と幸喜。来てそうそう……
???「恋柱様、到着致しました。」
???「ホント!?もう目隠し取って大丈夫?あぁ、ドキドキするなぁ♪」
刀鍛冶に恋柱と呼ばれる人物が、何やら忍のような格好をした者に背負われながらやって来た。そのタイミングで……
男「来たぜ蜜璃ちゃあん!!」
建物の中から1人の怪しい男が姿を現した。男はデザイアドライバーを身に着けており、真ん中のソケットにはイノシシのようなIDコアが着いている。
男「あぁ?何だぁ、お前らも仮面ライダーか?」
翔「だったら何だってんだ?」
男「ぶっ殺してやる!!」
男が取り出したのはオレンジ色の小型バックル『チェーンアレイバックル』だ。
恋柱「えっ!?な、何…というかあの子、何で私の事知ってるの!?」
何故か自分のことを知っている男に、混乱し始める恋柱。
翔「仲本、行くぞ。」
幸喜「おうよ!!」
翔はモンスターバックルを、幸喜はニンジャバックルをドライバーに取り付ける。男はチェーンアレイバックルを取り付ける。
変身ポーズを披露する幸喜に対し、翔と男だけは変身ポーズをしなかった。
彼らがそう言うと、アーマーが形成され…仮面ライダーへと姿を変えていく。
タイクーン「俺の名は、仮面ライダータイクーン!さぁ、タイマン張らせて貰うぜ!!」
ターボン「俺様は仮面ライダーターボン、蜜璃ちゃんは俺様のモンだ!!」
ギーツ「仮面ライダーギーツ…さぁ、ゲームの時間だ。」
ギーツとタイクーンは、敵ライダーである仮面ライダーターボンを討伐するべく、走って行く。
蜜璃「わぁ、狐に狸に猪?格好いいし可愛いわ!!」
恋鬼殺隊柱『甘露寺 蜜璃』は突如現れたライダー達に感心を示し、目を輝かせる。
ターボン「オラオラオラァ!!」
ターボンはレイズチェーンアレイを振り回しながら、ギーツとタイクーンを迎え撃つ。
ギーツ「タイクーン、決して建物を壊させるなよ!!」
タイクーン「おぉ、任せろ!!」
タイクーンは分身の術を発動し、ターボンが振り回すレイズチェーンアレイをニンジャデュアラーで受け止める。その間にギーツが素早くターボンの懐に入り、攻撃を開始する。
ギーツ「ムンッ!!ムンッ!!」ドコォッ!!ドゴォッ!!
ターボン「がはっ!?ぐわっ!!」
得意である近接戦でターボンを追い詰めていくギーツ。モンスターバックルの力により、攻撃力防御力が強化されたギーツ…対するターボンは、肩のショルダーシェルに加えて胸に強化装甲オレンジオーバープレートという最低限の防具であり、全身を守れていない。
ターボン「くそぉっ!!」
ターボンは左手のグリップでギーツに反撃を試みるが、簡単に受け流され…腹部に左ストレートを受けた。
ターボン「ふぐぅっ!?」
後方に大きく吹き飛ぶターボン。そこに、タイクーンが追撃を仕掛ける。
タイクーン「よっ!オラッ!!」
ニンジャデュアラーを匠に使いこなし、ターボンへダメージを与えていく。
ターボン「ぐぅ…お前ら、卑怯だぞ!!こちとら小型バックル使ってんだ!!少しぐれぇ手加減しろ!!」
ギーツ「手加減?笑わせんじゃねぇよ、お前ごときにする手加減なんざねぇんだよ。」
タイクーン「お前、この里の人達に迷惑かけてんじゃねぇよな?掛けてるんだったら、尚更容赦しねぇぞ?」
タイクーンの言葉に、少しだけ後退るターボン。どうやら、図星のようだ。
ターボン「!!」
すかさずターボンは、レイズチェーンアレイを上空へ振り上げる。
ギーツ(逃げる気か、させるか!!)
撤退しようとしていることを瞬時に見抜いたギーツは、モンスターバックルの力を発動する。
ギーツ「やれ、寝坊助!!」
ギーツがそう叫んだ次の瞬間…
モンスターバックルが凄まじい声量の泣き声を発生させた。
ターボン「ッ!?」
あまりにも大きな泣き声に、思わず耳を塞ぐターボン。
タイクーン「ぐおっ!?寝坊助、よく泣くなぁ…」汗
ギーツ「何をしている?さっさとトドメを刺せ。」
タイクーン「オッケィ!!」
タイクーンはニンジャバックルを操作すると、ニンジャデュアラーをシングルブレードにし、高速でターボンに接近する。
ドライバーから音声が響くと、タイクーンはシングルブレードでターボンを斬りつけ、上空へ飛ばす。その後、地面を蹴って空中に飛び上がると……
刀身にエネルギーを込め、竜巻を発生させてターボンをぶっ飛ばした。
ギーツ「やるじゃねぇか、タイクーン。」
タイクーン「お前もな、ギーツ。」
ターボンを撃破することはできなかったが、刀鍛冶の里から追い出す事に成功した。すると、建物の中からひょっとこの仮面を被った人達が出て来た。
刀鍛冶1「ありがとうございます!!」
刀鍛冶2「あのイノシシ野郎、迷惑だったんです。追い出してくれてありがとう!!」
刀鍛冶3「やるじゃないか、白い狐に緑の狸!!」
タイクーンが言ってた通り、ターボンはこの里で幾多の迷惑をかけていたようだ。厄介者がいなくなった事で、刀鍛冶の人達はギーツとタイクーンに感謝をした。
あの後、翔と幸喜は甘露寺 蜜璃と共に刀鍛冶の人達からおもてなしを受けることに。
蜜璃「仲本 幸喜君に、青空 翔君だね!!私は甘露寺 蜜璃、鬼殺隊の恋柱なの♪」
幸喜「はい、よろしくお願いします!!後、甘露寺さん…後で、サインいただけますか?」
蜜璃「もちろん!!翔君は?」
翔「必要ねぇ。」
蜜璃「えぇっ!?」ガーン!!
幸喜は蜜璃とすぐに打ち解けたが、翔はまだ彼女に心を開いていない。
翔(しかし、本当に七草さんそっくりだ。いや、あの人がコイツに似てんのか……)
幸喜「なぁなぁ翔!!今夜は猪の肉が食えるってよ!!」
翔「…仲本、うるせぇ。」
幸喜「塩対応すぎねぇか!?」大汗
はしゃぐ幸喜とは違い、反応が薄い翔。ここに、ターボン以外の脅威が迫っている事を…この時の彼らは、まだ知らない。
ダーボンじゃなくて『ターボン』だったのね…すぐに修正します。