鬼ジャマトを撃破した翔と幸喜は、刀鍛冶の里の温泉を堪能し…その後、蜜璃と玄弥、禰豆子との接触に成功した。
蜜璃「へぇ〜、かめんらいだーって言うんだね。何だか格好いいなぁ〜♪」
幸喜「いやぁははは、それ程でも無いっすよ〜♪」
蜜璃は持ち前の明るさで、禰豆子と幸喜とはすぐに打ち解けられた。完全に蜜璃の虜になっている幸喜は、終始デレデレしている。
翔「……。」
翔(…にしても、甘露寺 蜜璃か……七草さんの下の名前も、蜜璃だったよな…てか、容姿も性格もマジで似てる……)
蜜璃「…?どうしたの、翔君?私の顔に何か着いてる?」
翔「ちげぇよ、知り合いに似てると思っただけだ。」
翔の知り合いである『七草 蜜璃』は甘露寺 蜜璃と瓜二つとも言える程、そっくりである。容姿のみならず、性格もだ。
炭治郎「あの、青空さんと仲本さんが持っているそれ…一体、何なんですか?」
幸喜「これか?レイズバックルって言ってな、これを使うと俺達ライダーは強くなれるんだぜ?」
翔「ただ、相性があるんだがな…」
IDコアとレイズバックルには、相性が存在しているらしく…それは、プレイヤーの腕次第である。基本的にどのバックルも簡単に使いこなす翔だが、元々身体能力が高い幸喜は、愛用しているニンジャバックルとの相性は抜群のようだ。
夕食を共にする翔と幸喜、勿論モンスターバックルにも夕食はある。翔と幸喜が食べさせると、モンスターバックルはパクパク食べた。
幸喜「へへっ、やっぱり寝坊助は可愛いなぁ!!」
翔「そうだな。」
蜜璃「寝坊助ちゃんって言うの?へぇ〜、可愛いっ♪」
禰豆子「ム〜♪」
炭治郎「可愛いですね!!」
蜜璃、禰豆子、炭治郎もモンスターバックルを可愛がり、翔は安心していた。
翔(寝坊助もだいぶ人に慣れてきたようだな、これなら…)
その時、里内に鐘の音が響き渡る。
どうやら、里にターボンが現れ…暴れまわっているようだ。
炭治郎「猪…いや、伊之助は別の任務に行っている筈だ……」
翔「お前の言う伊之助ってやつじゃねぇ…猪のライダーだ。」
幸喜「おっしゃあ、飯も食った事だし…いっちょやってやるぜ!!」
翔と幸喜はデザイアドライバーを装着すると、レイズバックルをセットする。
変身ポーズをする幸喜と、全く動じない翔は…バックルを操作し、仮面ライダーへと姿を変えていく。
ニンジャフォームのタイクーンと、モンスターアームドダガーのギーツは宿から飛び出し、ターボンの元へ向かう。
ターボン「はっはぁ、来やがったか!!」
レイズチェーンアレイを振りながら、笑い声を上げるターボン。彼の周りには、複数のポーンジャマトがいる。どうやら、ターボンに手懐けられたようだ。
ターボン「行けぇお前達!!」
ターボンが合図を出すと、ポーンジャマト達はギーツとタイクーンに襲い掛かってくる。
タイクーン「翔、雑魚は任せろ!!奴を頼む!!」
ギーツ「あぁ!!」
タイクーンは空中に飛び上がると、手裏剣型光弾を放ち、ジャマト達を翻弄する。その後、瞬間移動や変わり身の術等の多彩な忍術を駆使しながら、ジャマト達を倒していく。
ギーツ「てめぇの相手は俺だ!!」
ターボン「またお前かよ…ちっ!!」
ターボンはレイズチェーンアレイを高く振り上げる。
ギーツ「寝坊助!!」
ギーツがそう叫んだ後、モンスターバックルは凄まじい泣き声を上げる。
ギーツ(里の連中には悪いが、俺達も手段を選んでられねぇんだ……)
周りを見てみれば、ターボンやジャマトのみならず…里の人達まで、モンスターバックルの泣き声に耳を抑えてのた打ち回っていた。
タイクーン「よっと…って、おい翔。ちとやり過ぎじゃねぇか?」汗
ギーツ「ぐぅの音も出ねぇな…」
タイクーン「えっ!?」大汗
タイクーンに指摘され、珍しく反論しないギーツ。そんな彼に困惑するタイクーン。ギーツがバックルを操作すると、タイクーンも慌ててバックルを操作する。
モンスターバックルの力を乗せ、レイズダガーからエネルギー波をターボン目掛けて放つギーツ。タイクーンは大小様々な大きさの手裏剣型光弾を放ち、ポーンジャマト達を全滅させた。
ターボン「くそ、使えねぇ連中が!!」
ターボンもバックルを操作し、必殺技を放とうとするが既に遅く…ギーツの必殺技を受け、何処かへぶっ飛ばされた。
ターボン「何でいつもこうなるんだよおおぉぉぉぉ……!!」
ターボンをぶっ飛ばした後、ギーツとタイクーンは里の見回りを行った。だが、次なる脅威はすぐそこに迫っていた。
???「ヒョッヒョッヒョッ、遂に見つけましたよ…ここを潰せば、鬼狩り共を確実に…ヒョッ♪」
???「ヒイィィィ…よ、漸く見つかった……は、早く…み、みみ、皆殺しにせねば…!!」
里の近くの森に、怪しい影が2つ近付いている。果たして……