その日の夜、里では不可解な事件が起きるようになった。刀鍛冶の1人が出掛けたきり、戻って来ない…置いていない筈の壺が置いてあったり……
幸喜「よりによって甘露寺さんは別の区域で任務だし…ま、でも無一郎や炭治郎達が居るからな。」
無一郎「へぇ、君達も戦えるんだ…足だけは引っ張らないで欲しいね。」
翔「それはこっちの台詞だ。」
炭治郎「ま、まぁまぁ…」汗
禰豆子「むー…」
何やら揉める寸前の無一郎と翔を宥める炭治郎と禰豆子。すると、部屋の戸が独りでに開くと……
「ヒイイイイィィ……」ガタガタガタガタ
奇妙な老人が部屋に入って来た。
幸喜「んおっ?何だ、どうしたんだ爺さん?」
翔「待て仲本…」
翔が警戒態勢に入る中、炭治郎は嗅覚を震わせる。
炭治郎(鬼がどうしてこんな所に…?目視するまで気付かなかった…ッ!!…この感じ、上弦…!!)
そう思った直後、無一郎が呼吸を発動する。
無一郎の日輪刀が入って来た鬼を斬り付ける。
鬼「痛いいいぃぃ…!!」
翔「ッ!!」ダンッ!!
翔は高速で鬼に接近すると、右足で鬼を宙へ蹴り上げる。
鬼「がぁっ!?」
翔「炭治郎!!」
翔がそう叫ぶと、炭治郎は日輪刀を引き抜き、呼吸を発動する。
炭治郎が攻撃した後、禰豆子が鬼の腹部に強烈なキックを打ち込む。
禰豆子「ムウッ!!」ドゴォッ!!
鬼「があぁ…!!」
床を転がった鬼の首を無一郎が斬り落とす。
幸喜「よっしゃあ!!流石は無一郎だぜ!!」
炭治郎「時透君、仲本さん、油断しないで!!」
すると、斬られた鬼の首から身体が生え…更に、本体ともの思わしき身体から新たな頭部が生えた。
翔「仲本!!」
幸喜「おう!!」
翔と幸喜はすかさず、デザイアドライバーにレイズバックルを装填し、仮面ライダーへと変身する。
仮面ライダーへ変身が完了すると、羽団扇を持った鬼が無一郎に団扇を1振り…その直後、緑色の突風が発生し、無一郎を大きく吹き飛ばした。
可楽「うっはっはっはっは!!楽しいのぉ、豆粒が遠くまでよく飛んだ!!なぁ積怒?」
積怒「…何も楽しくはない、儂はただひたすら腹立たしい!!可楽、お前と混ざっていた事も…!!」
可楽「そうかい、離れられて良かったのう。」
羽団扇を持った鬼『可楽』は笑い、杖を持った鬼『積怒』は怒っている。更に…
鬼ジャマト「「「「ジャジャッ!!」」」」
鬼ジャマト達が戦いに乱入してきた。
炭治郎「別の鬼!?」
タイクーン「くっそぉ、柱が吹き飛ばされたタイミングでジャマトかよ…最悪だぜ!!」
ギーツ「あの2体の鬼と比べりゃ、コイツらは大したことねぇ筈だ!!炭治郎、コイツらは任せろ!!」
炭治郎「はい、お願いします!!」
ギーツとタイクーンは、乱入してきた鬼ジャマトと交戦し、炭治郎と禰豆子は可楽と積怒と交戦を始める。
タイクーン「おらっ!!」ザクッ!!
鬼ジャマトA「ジャアッ!?」
タイクーンはニンジャデュアラーで鬼ジャマトの腕を切断する。しかし、鬼ジャマトの腕は瞬時に再生した。
タイクーン「そっか…首を斬らなきゃダメだよな。」
ギーツ「それをわざわざ口に出すな、目的が相手にバレるだろ。」
タイクーン「あ、やべ…」汗
ギーツはレイズダガーを構え、襲い掛かって来たジャマト達の四肢を切断し、後方へ吹き飛ばした。モンスターバックルの力もあり、高い威力の攻撃を繰り出すことができるのだ。だが、鬼ジャマト達は四肢を再生させると…何やら怪しげな呪文を唱え始める。その直後…
ギーツ「!?タイクーン、飛べ!!」
タイクーン「うおっ!?」
ギーツとタイクーンの足元に無数の針が出現した。間一髪で空中へと逃げたギーツとタイクーン。
可楽「おぉっ?何じゃ、狐と狸か?儂の術もくらえぇ!!」
可楽はそう言うと、羽団扇から突風を放った。ギーツはモンスターバックルとダガーバックルを操作し……
ギーツ「ムンッ!!」ブォンッ!!
星を纏った紫色のエネルギー刃を飛ばし、可楽の突風を破った。
可楽「ほぅ、やるのう?」
ギーツ「バカが、甘いんだよ。」
積怒「なら、これを受けてみよ!!」
積怒は杖を地面に突くと、強烈な雷を発生させた。
炭治郎「があぁ…!?」
ギーツ「ぐっ!?」
タイクーン「ぐわっ!?何だこりゃ!?」
衝撃や音が凄まじく、思わず痙攣を起こす炭治郎とギーツとタイクーン。そこに、玄弥が現れ…鉄砲を使って積怒の腕を切断した。
積怒「ッ!?」
炭治郎「…玄弥!!」
玄弥が作った隙を、タイクーンは見逃さない。
タイクーン「俺に任せろ!!」
タイクーンはそう叫ぶと、手裏剣型光弾を積怒目掛けて飛ばした。
積怒「むっ!?」
瞬間、積怒は爆風に包まれていく。タイクーンはニンジャバックルを操作すると、高速で可楽と積怒に向かって行く。
タイクーン「うぉぉおおおお!!」
そして、ニンジャデュアラーで2体の鬼の首を切断した。
炭治郎「…!!…凄いです仲本さん!!」
タイクーン「へへっ、ありがとよ!!けど、炭治郎には敵わねぇってw」
ギーツ「おい、まだ終わってねぇぞ!!」
すると、斬られた鬼達はまたも分裂を開始…新たに2体の鬼が姿を現した。
タイクーン「はあぁぁっ!?また増えた!?」
ギーツ「…どんだけ居んだよ。」
颯太郎「ヘヘッ、ジャマト達が炭治郎達の元に行ったか…そんじゃ、俺は蜜璃ちゃんのとこにでも行きますかねwww」
ジャマトと鬼と戦うギーツらを見た颯太郎は、静かにその場を離れていった。