ジャドウライダーを討伐し、デザイア神殿で休憩している翔達。
翔「成る程、寝坊助を奪われたのか……」
紫「すまない、翔……」
友香「最後には取り返せましたが、寝坊助ちゃん…本当に可哀想でした……ストローを口に入れたまま固定され、無理矢理牛乳を飲ませるようにしていましたから……」
翔「バックルを奪われる事は仕方のねぇ事だ…だが、寝坊助をぞんざいに扱ったバカライダーだけは、許しておけねぇなぁ?」
紫と友香からの報告を受け、眉間にシワを寄せる翔。
ヘルメス『翔、紫と友香が討伐したジャドウライダーは長い長い拷問を受ける。手口もかなり悪質であったからな…』
翔「当たり前だ、寝坊助が受けた以上の苦しみを受けねぇと…腹の虫がおさまらねぇよ。」
討伐されたナッジスパロウ…基、鳳翔鈴は無事に地獄の刑務所へと送られた。そこに、アフロディーテが姿を現す。
アフロディーテ『皆さん、ジャドウライダー退治の件…一先ずお疲れ様でした。休憩がてらに、新たな挑戦者がエントリーしたので、彼らの戦いを見守っていてください。』
一海「新たな挑戦者?」
アフロディーテ『はい、では早速…』パンパンッ!!
アフロディーテが手を叩くと、映像が映し出される。そこに居たのは……
翔「……。」
諒芽「えぇっ!?さややとNとV!?」
翔の実姉である彩羽、元ジャドウの転生者 Nと転生者 Vだった。何やら、何処かの世界で海賊のような格好をしたジャマト達と睨み合っている。
彩羽「へぇ〜、N君もVちゃんも翔君の友達なの?」
N「えぇそうよ、かつては邪道を進んでいたアタシだったけど…翔君が間違った道からアタシを抱き寄せてくれたのよぉ!!」
V「私もNと同じ…悪い事ばかりしていたけど、お兄さんが手を差し伸べてくれた。まさか、お兄さんの実のお姉さんとこうして戦えるなんて…」
N「ビックリしたわぁ、でも嫌いじゃないわぁ!!」
いつの間にかNとVと打ち解けていた彩羽。それぞれレイズバックルを取り出し、デザイアドライバーにセットする。
ドライバーから音声が響くと、それぞれ違う変身ポーズを披露する。彩羽は右手をゆっくり上に上げ、Nは力強いガッツポーズを取る。Vは特に変身ポーズをせず……
彩羽は仮面ライダーパンクジャック(アームドシールド)に、Nは仮面ライダーケイロウ(アームドスピア)に、Vは仮面ライダーレター(アームドプロペラ)へと変身が完了した。
3人のライダーは向かって来るジャマトを迎え撃つ。パンクジャックはレイズシールドを打撃武器として応用し、それを活かした強烈なタックルを繰り出す。ケイロウはレイズスピアを振り回し、ジャマト達を倒して行く。レターはレイズプロペラで空を飛び、上空から攻撃したり弓や大砲を装備するジャマトの気を引いたりしている。
翔「…アイツら……」
翔(もう信頼関係が構築されていたのか、姉貴のコミュ力えげつねぇなおい……)
幸喜「小型バックルであれだけ対応できてるなんて…スゲェ、あの3人スゲェぞ!!」
一海「流石だな、あの3人……」
パンクジャック、ケイロウ、レターは小型バックルしか持っていないが…互いを信頼し合っており、連携を取りながらジャマト達を倒している。それを見た翔は、ヘルメスにこう言った。
翔「アイツらにバックルを贈ることは出来るか?」
ヘルメス『勿論できる。』
翔「そんなら、寝坊助行って来い。」
諒芽「はいはい!!俺はケーローにこれ贈る!!」
紫「私はレターにフローズンを贈ろう。」
ヘルメス『では、贈るぞ。』
ヘルメスが指を鳴らすと、パンクジャック達にバックルが贈られた。
パンクジャック「ん?何これ?」
パンクジャック達の元にミッションボックスが届く。それを開けると、パンクジャックはモンスターバックルを、ケイロウはマルチトンファーバックル、レターはフローズンバックルを入手した。
ケイロウ「あら、強そうなバックルじゃない。」
レター「もしかして、お兄さん達が…?」
パンクジャック「だったら使お!!」
パンクジャックは上半身がモンスター、下半身がアームドシールドという『モンスターアームドシールド』に形態を変えた。モンスターグローブが大きい為、レイズシールドを右手に持っている。
ケイロウはカンフー衣装のような姿に、両手にはトンファーを装備した姿『トンファーフォーム』となった。
レターは上半身がフローズン、下半身がアームドプロペラという『フローズンアームドプロペラ』へと姿を変えた。
パンクジャック「イェーイ!!面白くなって来たぁ〜♪」
ケイロウ「さぁ、かかって来なさい?」
レター「冷たい風、送ってあげる…」
新たなバックルで武装したパンクジャック、ケイロウ、レターは残りのジャマト達と戦いを開始する。パンクジャックはモンスターグローブから繰り出すパンチと、レイズシールドを組み合わせた格闘技を繰り出す。
パンクジャック「ほりゃっ!!パンチ!!」ギャアッ!!ギャアッ!!
ジャマト「ジャアッ!?」「ジャッ!!」
ケイロウは2本のトンファーを使った攻撃と、蹴り技でジャマト達を翻弄する。
ケイロウ「あんっ!!ドゥー!!トゥロワッ!!」ドカッ!!バキッ!!ドカッ!!
ジャマトA「ンジャッ!?」
ジャマトB「ジャアッ!!」
迫りくるジャマトBに対しては、跳び箱のように飛んで躱した後、トンファーで突く。
ケイロウ「危ない!?あんっ!!」ドゴォッ!!
ジャマトB「ジャッ!?」
レターは空中を飛び回り、左手に装備したレイズプロペラから強風と共に冷気を放つ。ジャマト達はたちまち凍り付き、行動不能になった。
レター「皆、今だよ…!!」
パンクジャック「オッケー!!」
ケイロウ「決めてみせるわ!!」
3人はバックル操作を行った後、必殺技を放つ。
3ライダーが放った必殺技により、海賊ジャマト達は全滅した。これにて、ミッションコンプリートだ。
アフロディーテ『ミッションコンプリートです!!』
幸喜「おぉ〜!!」
友香「やりましたね♪」
パンクジャック、ケイロウ、レターの勝利を喜ぶメンバー達。やがて、ミッションを終えた3人がデザイア神殿にやって来た。
彩羽「いやぁ、お疲れ様。」
N「お疲れ様、彩羽さんVちゃん。」
V「お疲れ。」
翔「…やっぱりお前達だったか。」
顔出し声出ししなかったライダーの正体を知っていたのか、翔はあまり驚いていなかった。
諒芽「あれ?翔ちん驚いてねぇの?」
翔「いきなりフレンドリーに接して来た上に、すぐに打ち解けられたって事は、顔見知りって可能性が高いって予想した。まさか、お前達だったとはな……」
彩羽「見抜かれてたか、流石はアタシの可愛い弟だ。うんうん、お姉ちゃん嬉しいぞ☆」
翔「何故デザイアグランプリにエントリーした?」
3人はデザイアグランプリにエントリーした理由を話し始めた。
彩羽「アタシは可愛い弟を助けたいと思ったのと、面白そうだったから♪」
N「アタシは少しでも翔君達の力になりたかったから。」
V「私もNと同じ、お兄さんには助けられたし…」
翔「…そうか。」
翔はコーヒーを飲み始める。
彩羽「そういえば、そっちのお兄さんは初めましてだよね?アタシは青空 彩羽、翔君の姉です♪」
N「アタシはN、よろしくね。」
V「私はV、よろしく…」
幸喜「俺は仲本 幸喜、3人共よろしくな!!」
彩羽、N、Vは幸喜ともすぐに打ち解けた。
ヘルメス『良き良き、新たな仲間達と打ち解けるのはな。』
アフロディーテ『彩羽さんもNさんもVさんも、張り切っていますね♪』
新たなライダーの今後の活躍に期待しつつ、微笑ましく見守るヘルメスとアフロディーテであった。
現在のライダー…計9名
青空 翔(CV.細谷 佳正)…仮面ライダーギーツ
仲本 幸喜(CV.福士 蒼汰)…仮面ライダータイクーン
木場 一海(CV.宮野 真守)…仮面ライダーバッファ
鏡 諒芽(CV.鈴村 健一)…仮面ライダーダパーン
東雲 紫(CV.能登 麻美子)…仮面ライダーギンペン
浅井 友香(CV.小清水 亜美)…仮面ライダーナーゴ
青空 彩羽(CV.田村 ゆかり)…仮面ライダーパンクジャック
転生者 N(CV.須藤 元気)…仮面ライダーケイロウ
転生者 V(CV.白石 晴香)…仮面ライダーレター
脱落したライダー…計5名
飯田 武…仮面ライダーメリー
田中 孝志…仮面ライダーシロー
風隼 颯太郎…仮面ライダーターボン
島袋 九頭夫…仮面ライダーブラーリ
鳳翔鈴…仮面ライダーナッジスパロウ