その姿は、主に紫と赤のラインが施された黒い装甲を纏っている。目に当たる部分は紫で頭部にはバッタを思わせる触覚がある。なお、目に当たる部分には複眼がない。斑目はヘルメスから与えられたヴィジョンドライバーで『仮面ライダーグレア』となった。
ジャマトライダーA「ジャッ!!」
ジャマトライダーAはブロイアームズから茨の生えた蔓をグレア目掛けて伸ばして来る。だが、グレアは右腕1振りで蔓を薙ぎ払った。その後もジャマトライダーAは蔓でグレアを攻撃し続けたが、グレアはそれらを全て無力化した。
ジャマトライダーB「ジャアッ!!」
見兼ねたジャマトライダーBはグレアに攻撃を仕掛ける。肉弾戦を挑むが…
グレア「……。」ガッ!!ドゴッ!!
グレアは襲い掛かって来たジャマトライダーBを返り討ちにした。
タイクーン「つ、強ぇ……」
ギンペン「翔でも敵わなかった怪人が、赤子扱いだ…」
2体のジャマトライダーを圧倒するグレア。そこへ、数多のキャンパージャマト達が現れた。
グレア「鬱陶しい虫共が…」
グレアはドライバー上部のバイオメトリクサーを右手の親指で操作する。
音声が響くと、グレアの両肩部の装甲が外れ…2体のジャマトライダー達に向かって飛んで行く。その後、ジャマトライダー達の頭部に被さった。その時、ジャマトライダー達はキャンパージャマト軍団に攻撃を始めた。
ナーゴ「ジャマトがジャマトを攻撃してる!?」
ダパーン「えっ、仲間割れ…?」
目の前で発生している出来事に、着いて行けないライダー達。そんな彼らに、グレアはこう言った。
グレア「生徒の諸君は直ちに下校する事、ライダー諸君は負傷した翔と彩羽を連れて行け。」
グレアの言葉を聞き、本栖高校の生徒達はすぐに学校から出て行く。一部を除いて…
なでしこ「あっ、翔君…!!彩羽さん…!!」
負傷した翔と彩羽に駆け寄るなでしこ。
ケイロウ「さぁ、今のうちに神殿に行きましょう!!」
レター「お兄さんと彩羽さんを手当てしないと…」
翔と彩羽をデザイア神殿へ搬送するライダー達、彼らに着いていくなでしこ。彼らが居なくなったのを確認したグレアは、すかさずレイズバックルを取り出し、ドライバー左部のスロットアップグレードアセンブルに装填する。
音声が響き、装填したレイズバックルを操作するグレア。
音声が再び響くと、洗脳したジャマトライダーAに青い鋏状の武器『レイズシザース』が装着された。
直後、別のレイズバックルを装填し、バックル操作を行うグレア。
洗脳したジャマトライダーBには赤い火炎放射器状の武器『レイズファイヤー』が装着された。
グレア「虫共を外に追い出し、最後は焼き払え。」
グレアがそう言うと、ジャマトライダーAは蔓を伸ばしてキャンパージャマト達を拘束…外に放り出した。その後、レイズシザースでジャマト達を切断して行く。ジャマトライダーBはレイズファイヤーから火炎を放射し、ジャマト達を焼き払った。雑魚ジャマト達が全滅したタイミングで、グレアはプロビデンスカードを1度スラッシュする。
グレア「もう貴様に用は無い、消えろ。」
そして、ジャマトライダーAを捕らえ…回し蹴りを放った。ジャマトライダーAは爆散…それを見届けた後、プロビデンスカードを2度スラッシュする。
グレア「貴様も用済みだ、散れ。」
ジャマトライダーBには、胸部と両膝部の装甲ヒュプノレイから無数のレーザーを放って瞬殺した。ジャマトライダー達が消滅し、彼らに取り付いていたヒュプノレイがグレアの両肩部に戻って来た。ジャマトライダー達を撃破したグレアは、静かにその場から去って行った。
その頃、デザイア神殿では……
翔「……!!」
意識を取り戻した翔がベッドから起き上がる。
翔「ぐっ…!!」
しかし、彼の全身に痛みが走った。よく見ると、上半身に包帯が巻かれ、頬にはガーゼが貼られていた。
友香「翔さん、まだ動かない方が良いです。骨折しているのですから。」
翔「…友香、お前が手当てしてくれたのか?」
友香「私だけじゃありません。」
目覚めた翔の元に、なでしこがやって来る。
なでしこ「大丈夫翔君?」
翔「…何故各務原がいる?」
なでしこ「何でって…あの時助けて貰ったお礼、まだ出来てないし……それに、また翔君達とキャンプしたいから……うっ、うぅ…!!」
翔「泣くんじゃねぇよ、俺は簡単に死んだりしねぇって…」
泣き出してしまうなでしこを見て、戸惑う翔。
紫「翔、目覚めたのか…!!」
諒芽「良かったぜ…」
紫達も翔の元に来て、彼が目覚めた事を喜んだ。
翔「…あのジャマト共、今度現れたら斬り刻んでやる。」
ジャマトライダーに敗れた翔は、ジャマトライダーに対して強い恨みを持っていた。
一海「あの奇妙なジャマトは、突然現れた謎のライダーに倒されたぞ。」
翔「…何だと?」
一海からその後の出来事を聞き、眉を寄せる翔。
N「さっき神様達から連絡が来たんだけど、ゲームは一旦中断ですって…」
翔「そうか。」
V「何か、別の運営がトラブルを起こしたらしい……とにかく、お兄さんは休んでて?」
翔「…あぁ。」
キャンプゲーム及び防衛ゲームは一時中断となり、翔は身体を休めるしかなかった。
その頃、ジャマーガーデンでは……
ロキ「くっそぉ…青空 翔を倒せると思ったのに、邪魔が入ったせいで!!何なんだよあのドライバーは!?何なんだよあの仮面ライダーはよぉ!!??」
翔を仕留め損ね、ジャマトライダーまで倒されてしまった事に腹を立てているロキがいた。発狂混じりに声を荒げ、頭を掻き毟っている。
ロキ(デザイアドライバーも限られている…こうなれば、またジャドウ達を集めてドライバーを集めるしかないか……)
その時、ジャマーガーデンのドアが乱暴に叩かれる。
???『ロキ!!居るんだろう!?ここを開けろ!!』
ロキ(マズイ、父上だ!!)
その声は、ロキの父親である神『オーディン』だった。ロキは慌てて姿を消したものの…
ロキ(デザイアドライバーを取り上げられるわけにはいかん!!後、ディスコアIDも!!)
残ったデザイアドライバーとディスコアIDを持って再び姿を消した。それと同時に、ジャマーガーデンのドアが開き、オーディンが入って来た。
オーディン「おいバカ息子!!どこに行きおった!?」
斑目「おい…あのジャマトライダーを産み出した大馬鹿者はどこにいる?」
オーディン「ま、待て斑目 セツナ!!今探している!!戦天使達も総戦力で探す!!必ず見つけ出す!!」
オーディンの隣には、負のオーラを剥き出しにしながら怒る斑目の姿があった。すると、斑目のスマホが鳴る。
斑目「私だ…あぁ、カナか……何、翔が目覚めた!?分かった、すぐに向かう!!」
翔が目覚めた事を知り、ジャマーガーデンを後にする斑目。
オーディン(人間にも、恐ろしい奴が居たとは…全く、あのバカ息子め……ジャドウ達から世界を救った英雄を倒そうとするとは…一体何を考えておるのだ!?)
その後も、必死でロキを探したオーディンだったが…結局、ロキは見つからなかった。
小型バックルって、未登場のまま終わったのもあるんですよねぇ……プレバンとかで出ないのかな……