無機質ポンコツAIに恋をするTSクール独り言ダウナー系少女。 作:ネギ好き
不可能と呼ばれた事は私が可能にする!雨を止めることだって私にもできるはずだ。
そうして夢の中で無双していた私は外の憂鬱な雨を止めるために時折、外を見たり、時を経っていくのをふて寝して待っていたのです。
「あぁー暇になってきたなぁ」
なにか楽しい事はないだろうか?なぜこんな事言っているのだろうか?
それは今日が雨だからだ。せっかくの休日がこうもザーザーと同じ音が降り弾けるのを繰り返される。そんなのは気持ちが下がる。僕的には絶対駄目だからだ。
せっかくの学校が休み。何気なく楽しみにしていたこの時間も外を歩きたいな。と思っても、こうして物思いに耽りたい雨が邪魔してくるのだ。雨はずっと部屋に居たいとそう言っている。ボーっとそう思ってしまう。
ずっとベッドに転んでいても何も起こらないというのに、考えだけは思い浮かんでくる。今日は何?それは
勿論最低限だから、AIだからと思って会話をしようと思っても「対応していません」だって言うだけで、挨拶一つもしやしない。声は可愛いのにね。残念。これ以上のモノが欲しいなら買えということなんだろうね。残念だ。
あの時思っていたような、すべてを予測するAIなわけでもなく、我々、人間を支配するわけもない。
通知を最低限してくれる世界仕様のデフォルトAI。なだけで、今もなお進化し続けてるらしい最新AIとは大違い。に思える。
こうして、このAIと会話をしようと試み続けるけど、いい加減飽きてきた。今まで興味が湧かなかったけど、新しいものをどれ、調べてみるか。検索機能はある。ネットサーフィンなんてサクサクだ。それもちゃんと未来らしく声でも脳波でも検索できる。
どうれ。AIと。検索検索。よし。出た『ショップAI』。これが最大手ぽいというか、いくらネットとかに疎い人でも聞いたことはあるAI専用のショッピングサイトだ。
ここには色々な会社の製品。色々な種類があり、その数もまたすごい多い。AIは用途なんて考えるのもおこがましいぐらいに何でも出来る。万能の道具だ。昔は実用段階まで成長したAIは金持ちしか買えなかったけど、今はベーシックインカムを取っている未来の世界。多少働いて多く稼げても上限があり、そこまで差異はないと言える。貧富の差が平坦な、AIが動かす世界。
ショップサイトが表示されるとすぐ目に入る、最新のAIはどれも、デザインが良い。キャラクターのAIなどなど、動物のAIなんかも、新しく作り続けられている。
おっ、これはVOCALOID仕様になっているAIか。
声がちょっと人じゃないのが良いんだよな。こういった昔ながらのレトロフューチャーな機種は『未来の体験を君に』がコンセプトになっていて、今や機械こそが最も人らしいと言われている時代だからか、こういった融合、声と機械が合わさったモノが
AIが自然になり過ぎるともはや未来ではフューチャー感がなくなる。だから人は少しでも
それと最新の機能面は、っと。機能は昔とは、全然違うね。若干の制限がかかっている。モラルに欠ける言動をするとすぐに接続が切れるようになってるし、強制的にAIの記憶を変えるという事ができなくなっている。
恋愛的な事も出来ない。と書かれている。あくまでマスターと僕としての関係ってわけだね。でも会話は充分に出来るから、問題は無さそうだけど、裏で恋愛用は別売りされてそうだ。あとは家事や諸々合わせた雑務もAIにロボットを任されば済むのは変わっていないようだ。
うん。最新のやつはもういいかな。お金はそこまでないし、無駄使いはできない。セール中のやつを見よう。
セール と頭に念じる。