〈幻想郷異変録〉次代博麗の巫女   作:鈴幡 永輝

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みなさんこんにちは。文椛(かざりはな)メグツカとお申します。
この次代博麗の巫女が初の投稿となりますのでミス等ありましたらコメ欄にお願いします。

⚠注意⚠
オリジナル設定が沢山含まれております。あまり原作の設定を気にし過ぎず、広い心を持って読んでくれるとありがたいです。


巻ごとにあるかないかはまだわかりませんが、百合要素が含まれるシーンがあります。私は様々な方々に読んでいただきたいので、なるべく抑えますがそのような要素があることをご理解ください。


東方二次創作には様々なカップリングがあります。例)レイマリかマリアリみたいな 人それぞれの価値観ですので、ご気遣い頂けると幸いです。


1話 プロローグ

 

 

 

 

 

 

 

 

博麗神社の巫女、通称博麗の巫女。

 

 

代々引き継がれてきたこの博麗の巫女は今13代目である。

 

 

その13代目博麗の巫女、博麗霊夢は博麗神社に八雲紫、茨木華扇の修行により幻想郷の治安維持、妖怪退治を行っている。

 

 

この博麗霊夢はトクベツだった。

 

 

前代博麗の巫女より霊力が強かった。それはこの霊力の暴走に自制をかける力も比例している。

 

 

しかし、必ずしも強いことがいいわけではなかった。

 

 

力が強い分身体に負担がかかっているため寿命が短い。

 

 

それは一番強かったとされる初代博麗の巫女と同じなのだ。

 

 

博麗の巫女なだけあって流石に寿命は普通の人間より長い。だが、博麗霊夢は寿命が削られて能力をもつ人間と同じ位なのだ。

 

 

そのことを博麗霊夢自身もしっかり理解していた。

 

 

 

 

 

 

 

霧雨家に生まれ現在は勘当中の魔法使い。

 

 

二つ名は普通の魔法使い、霧雨魔理沙。

 

 

彼女は紅魔館に住むパチュリー・ノーレッジや、魔法の森に住むアリス・マーガトロイドとは違い、人間の魔法使いなのだ。

 

 

ただ、霧雨魔理沙がもつ魔力はとても大きく、彼女の切り札であるマスタースパークはそれを物語っている。

 

 

ただ、魔法が使えるからって人間に変わりはない。

 

 

普通の人間よりかは寿命はあるが、妖怪よりはない。

 

 

 

 

 

 

 

紅魔館。かつては幻想郷を赤い霧で覆う異変を起こした洋館。

 

 

吸血鬼が住み着き、人里の人間は絶対に近づかない、いや近づけない。

 

 

その紅魔館の主であるレミリア・スカーレットのメイド、十六夜咲夜は紅魔館に住む唯一の人間だった。

 

 

彼女は時を操ることができるため、それで寿命を伸ばしている。

 

 

ただ、紅魔メンバーで一番先に別れをするのは十六夜咲夜であると皆が理解していた。

 

 

主人のレミリア・スカーレットは十六夜咲夜を不老不死にさせようとしたりしたが、結局は失敗に終わっている。

 

 

 

 

 

 

 

ただ、霧雨魔理沙と十六夜咲夜は共に博麗の巫女より長生きができるのだ。

 

 

同じ人間である東風谷早苗は、生まれつきの特殊な体質と、神である八坂神奈子と洩矢諏訪子と共に過ごしているため、理論は不明だが長生きができる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八雲紫は焦っていた。

 

 

 

 

 

 

13代目博麗の巫女、博麗霊夢はもう長くないと知っているからだ。

 

 

今まで12人も見てきたからこそわかる紫は焦っていた。

 

 

 

博麗霊夢はトクベツな巫女であり、過去の巫女よりも多く異変を解決している。

 

 

そして一番の問題なのが周りである。

 

 

 

霊夢は性格上人から尊敬されることが多く、それは人妖問わない。

 

 

過去1番の人気を誇っているのもこの霊夢なのだ。

 

 

もし霊夢が死んで皆がトチ狂ったらそれこそ幻想郷の崩壊を意味するのだ。

 

 

博麗大結界は博麗の巫女と八雲紫の管理により成り立っている。だからこそ博麗の巫女が死ぬとわかったら次代博麗の巫女を探さないといけないのだ。

 

 

 

 

 

 

「私はなんでいつも『次』を探さないといけないの?」

 

 

紫は藍と橙が寝てる横で一人で泣いていた。

 

 

悲しいに決まっている。今までも何十年ともに過ごした仲間との決別を12回している紫はメンタルが壊れつつあった。

 

 

 

 

 

 

「辛いですよね、紫様」

 

 

 

横で寝ていたはずの藍が切ない顔をしてそういった。

 

 

そして紫は藍に抱きついた。

 

藍は頭をなでよしよしと慰めたが紫の涙は止まらなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつも通りの朝。

 

 

さっさと身支度を終えてさっさと朝食を食べる霊夢。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

霊夢は知っていた。自分の死期が近いと。

 

 

 

死期を知った今、できることはなにもない霊夢にとって、することは結界の管理と神社の清掃だった。

 

霊夢はイツメン(魔理沙 アリス)には言わないようにしていた。

霊夢は孤独死を考えていた。一人でそっと死ぬ方が心配をかけさせている自覚を持つ必要がないからだ。

 

霊夢はこの避けられない運命を受け入れようと考えていたのだ。

 

霊夢はアリス程には及ばないが、紫や華扇によって厳しい修行を受けていた。それは学習面でのことでもある。

 

―――博麗の巫女はある程度の期間が経てば死期が訪れる

 

それは初代博麗の巫女からの言い伝えだった。

 

死にたくないと悲しむ毎日よりも、あぁ、死ぬんだ。くらいの考えで毎日を過ごしたほうが気が楽だと考えた霊夢はひっそり死のうと考えていたのだ。

 




次章がいつ頃投稿できるかはわかりませんが、なるべく早めに投稿しようと考えているので、次章も見ていただけると幸いです。
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