〈幻想郷異変録〉次代博麗の巫女   作:鈴幡 永輝

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文椛メグツカです!
いやー最近寒すぎません!?流石に地球温暖化ってなに?って感じですよね〜
ってか最近にあったテストの結果まじで神すぎて今も気分アゲアゲです!!そのノリで今回は2000文字の少し長めになってます!!
ゆっくりツカッていってね!!!


7話 人里の書店と幻想郷縁起

 

 

 

 

 

 

 

「うめえな」

 

 

 

 

 

 

魔理沙が甘味処の前で三色団子を頬張りながらそう言った。

 

「それよりこれから永遠亭に行くんだよね?その前に一回阿求の家に行かない?もしかしたら何かいい本があるかも」

 

「確かに」

 

霊夢がアリスの提案に賛成した。

 

「阿求がどうしたの?」

 

突然甘味処から声がした。

 

「小鈴かよ・・・驚かせないでくれよ」

 

「別に驚かしたつもりはないんだけどね」

 

「そうそう,それで今から阿求の家に行くんだけどあそこに何か博麗の巫女の事について書かれた本って置いてあったりする?」

 

「あー確か博麗ノ巫女全書があった気がする」

 

「それ以外はないの?」

 

「うちにあったと思うよ」

 

「え?」

 

小鈴は人里に『鈴奈庵』という書店を開いているのだ。

 

「じゃあここから近いし先に小鈴の店に行くか」

 

「そうね」

 

霊夢が魔理沙の提案に賛成した。

 

「そこのお二人さんはどなた?」

 

「ん?あぁ私は魅魔だ。魔理沙の師匠をしてるんだ」

 

「それで私は神綺。アリスちゃんの母親なんですよ♪」

 

「え,じゃあ魔界出身だったりします?」

 

「はい,そうですが?」

 

「じゃああなたがアリスの創造主なんですね」

 

「ま,まあそうなんだけどあんまり創造とかいうとアリスちゃんの機嫌がね?だからあまり創造主って言わないで欲しいんですが・・・」

 

「あ,おけです」

 

小鈴は阿求同様飛ぶことができないのでみんなで歩いて向かうことにした。

その道中で霊夢が聞いた。

 

「鈴奈庵になんの本があるの?」

 

「え,あぁ『幻想郷縁起』ってやつだよ」

 

「え?幻想郷縁起に書かれているの?」

 

幻想郷縁起は稗田家の人が代々記していった本で幻想郷の妖怪などについて書かれている。博麗の巫女は人間の為書かれていないもんだと霊夢は思っていた。

 

「博麗の巫女って幻想郷縁起に載ってるの?」

 

「最新の阿求が書いたやつにはないと思うけど」

 

幻想郷縁起を初めに書いたのは稗田阿一という今から1000年以上前の人なので,初めの幻想郷縁起を辿っていけば博麗の巫女について何か書かれているかもしれないと小鈴は推測していた。

 

「まあまあ私に任せなって!」

 

「そう・・・」

 

そんな会話をしていると「ちょっと魅魔!?」と誰かを止める声が一行に響いた。

 

「あ,四季刻歌」

 

「四季映姫です!何回目ですか?いい加減に名前を覚えてください!誰ですか!?その“しきときうた”っていう人は!?」

 

「悪い悪い,なんか少し前に外の世界に行ってみたらそんな歌が少し流行ったらしくてな。いつだっけ?9年前くらいか?あれだよ,ちょうどあの正邪って娘が異変起こした時くらい」

 

「そんなことはどうでもいいんです!なぜあなたが人里をウロウロしているんですか!?」

 

「え,いやあ・・・それは・・・」

 

「映姫」

 

「なんですか霊夢」

 

霊夢は魅魔を庇うように今回のことを説明した。

 

「そうだったんですね・・・すいませんでした魅魔。その・・・霊夢は大丈夫なんですか?すごく今更ですか結構霊夢は巫女として信頼をおいてました。今までの巫女で一番異変を解決してるしあなたは性格がいい。人妖問わず接していたところが私としても驚いてました。そんなあなたがいなくなるのは・・・・・・」

 

涙目になった映姫に霊夢が近寄ってこう言った。

 

「ありがとう,映姫。私としても薬があるのなら少しでも長く生きたいから今永琳にお願いしてるのよ。だから心配しないで」

 

そう言われた途端映姫から一滴の涙がこぼれた。いつも怒ってばかりの映姫がこんなふうになるのは初めてなので,魔理沙もアリスも何も言えなかった。

すると後ろから小町が駆け寄ってきた。

 

「四季様〜探しましたよ,ってあれ?どうしたんですか」

 

「あ,小町。ちょっと今色々とあってね」

 

霊夢が説明した。映姫は小町に寄って恥ずかしそうにしていた。

 

「なるほどねえ〜まああたいも霊夢のことは運びたくはないかな〜」

 

「そのためにもなんとかして私は延命の薬を手に入れたいのよ」

 

そんな話をしていると後ろから鈴仙の声がした。

 

「あれ,ここにいたの?師匠が早く持ってきてほしいって言ってたわよ?」

 

「そうなの?じゃあもう少しかかるって伝えてくれるかしら?」

 

「うん,わかった」

 

それで鈴仙は人里の出口へと向かっていった。

 

「まあ映姫,心配すんなって!今から鈴奈庵にいって幻想郷縁起を見せてもらうから」

 

「鈴奈庵?ああすいません邪魔しましたね」

 

「いいのよ,私もさっきの言葉でさらにやる気が出たから」

 

「それでは」

 

そういって一行は鈴奈庵へと向かった。

 

 

―――鈴奈庵―――

 

 

「あったあったこれこれ」

 

小鈴はそう言って本棚からいくつか本を取り出した。

 

「こっから探して」

 

「わかったわ,ありがとう小鈴」

 

そして時計が17時を回っていた。

 

「お,なんかここにそれっぽいことが書いてあるぞ」

 

魔理沙が何かを発見した。

そこには,[博麗ノ巫女ノ寿命ニツイテ湖デ採レル毒ヲ調合スルコトニヨリ変化ヲ成ス]と書かれていた。

 

「もしかしたらこの湖って霧の湖のことじゃね?」

 

「行ってみる価値はありそうね」

 

霧の湖とは妖怪の山に流れる川の下流部に位置する湖で、わかさぎ姫が住んでいる。近くには紅魔館がある。

 

「でもまた紅魔館の方に行くの?遠くない?」

 

アリスが少し面倒くさそうに言った。

 

「まあ時間も時間だ。明日出直すのはどうだ?」

 

「そうね、じゃあ明日10時に博麗神社集合は?」

 

「わかったわ」

 

「わかったぜ!」

 

「私も行っていいか?」

 

「当たり前じゃ」

 

「え、なんだよそれ」

 

「いやなんか外の世界で流行ってるらしい」

 

「ふーん」

 

「私も行っていい?」

 

「当たり前じゃない」

 

「そこは当たり前じゃじゃないのかよw」

 

魔理沙がツッコんだ。それで解散した。

 

「また来てね」

 

小鈴が言った。「うん、ありがとね」と霊夢が返した。

 

「じゃあな小鈴」

 

魔理沙が手を振っていたので小鈴は振り返した。

 

 

 

 

 

 

 

 






あきゅすずは最高!!!!!


こまえーきは最高!!!!!


なんか友人関係からの百合と職場関係からの百合ではまた感覚が違いますがどちらも最高ですね!!!


四季刻歌まじ聞いてて飽きないですよね!?
ちなみに9年前というのはこの話を書いたのが2022年なのでそこからの年になります。四季刻歌が投稿されたのは2013年です。正邪の異変というのは、東方輝針城です。輝針城も2013年に発表されてますので。

*訂正*
いつも感想を書いてくださるくっつく餡玉様よりご指摘がございましたので説明させていただきます。本文にて人里で鈴仙と出会うシーンがあるのですが,そこでレシピを渡せばいいのでは?というふうにご指摘をいただきました。非常に分かりにくい文章構成となっていてそこで誤解を生んでしまいました。正しい解釈としましては,霊夢はレシピと幻想郷縁起を照らし合わせながら見ようとしているということです。そういうふうに解釈できる文章が一つもないのは僕の文章構成のミスです。今後はもうこのようなことがないよう気を付けますが,また有りましたらご指摘の方お願いします。くっつく餡玉様,ご指摘ありがとうございました。



*幻想郷縁起と博麗ノ巫女全書の違い*
幻想郷縁起は原作にも実在する、幻想郷の妖怪とかが書かれた本です。博麗ノ巫女全書はこの次代博麗の巫女のオリジナル本です。公式にはありません。


*四季刻歌の読み方について*
この話の中に四季刻歌という言葉が出てきます。普通に読むと しきこくか と読みますが、正式には しきときうた と読みます。




次回もお楽しみに〜











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