ナザリック・リコリス   作:ぶんた

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その3

 ナザリック地下大墳墓最奥、玉座の間。

 ログインしたモモンガはその玉座に放置され、そのモモンガ中の人はあれやこれやをやっていて。

 

「あっ!」

 

 そして気づけば、うたた寝をしていたようだった。

 画面を慌てて見つめる。いつの間にかウォールナットとチサトが来ていたようで、そのやり取りでログ画面がびっしりと埋まっていた。

 

 

*****

 

 

ウォールナット:おーい!モモンガー

 

チサト:モモさん-!おじゃましまーす!

 

ウォールナット:ん?反応がないな?離席かもな

 

チサト:あら、残念。ならいたずらし放題?額に骨って書いちゃう?

 

ウォールナット:そうゆうことはできないし、やるんじゃねえ

 

チサト:はーい!でも、ぷぷー!モモさん、黙ってる方が偉そうね!

 

ウォールナット:お前な。そーゆーの残るから。ばれるから

 

チサト:うぇっ?!やや、悪口じゃーないよ?褒めてるよ?って!みてみて!クルミ!このベッピンさん、乳でか!

 

ウォールナット:あのなーモモンガの中の人は男っぽいし、そーうゆうこというなよ?

 

チサト:なにこの角と翼?

 

ウォールナット:んー?あー悪魔らしいな。サキュバスでーアルベド?フレーバーテキストなっが!ナザリック地下大墳墓守護者統括……。まあ、偉い役職っぽいな

 

チサト:おおう!こっちのメイドさん!頭がいっぬ!わんわんわーん!しかも乳でかっ!

 

ウォールナット:ってほんとお前、フリーダムな。それと乳に反応するのやめろ

 

チサト:こっちのおじ様、しっぶー!先生といい勝負じゃない?

 

ウォールナット:んー、セバスチャン。執事だってさ

 

チサト:ほほーう?ねね、クルミ。先生のキャラ作ってさーこのセバスチャンさんと禁断の花の塔!(キマシタワー!)とか、どうよ?

 

ウォールナット:ぶふっ!ミカってそうなのか?

 

チサト:え?知らないよー?でもほら、こうゆう組み合わせの妄想は淑女の嗜みって、だれかいってたし?

 

ウォールナット:だれだよ!ちっ!リコリスは女ばっかだしなー。あとモモンガにはいうなよ?わかったな?

 

チサト:ん?それはーふり?ダチョウ倶楽部的な?

 

ウォールナット:ちげーよ!その系は人によるんだよ!

 

チサト:へー?

 

ウォールナット:んー。モモンガ戻ってこないな。寝落ちか?

 

チサト:ねおち?

 

ウォールナット:ああ。とりあえずインしてー。そのままーってやつさ

 

チサト:ふーん?モモさん、お疲れかな?おっと。たきながよんでおるー。じゃあ今日はここまでかな?モモさん、ゆっくりおやすね!またねー!

 

ウォールナット:じゃあなーモモンガ!またなー

 

 

*****

 

 

「し、しまったー!」

 

 モモンガの中の人は頭を抱える。疲れてもいたし、最近一人がデフォルトだったため寝落ちして反応することができなかった……。

 

 ……不覚っ!

 

 モモンガの中の人は悔しさに奥歯を噛む。

 

「それにしても……」

 

 ウォールナットとチサトのやり取りを見つつ、モモンガの中の人の口元が思わずにやけてしまう。

 

 ……ほんと仲よさそうだなぁ。

 

 この二人の中の人らは、もしかするとぶくぶく茶釜さんとペロロンチーノさんのような肉親かもしれない。

 ウォールナットさんは物知りだし落ち着いているから、お姉さんかな?

 チサトさんはあの無邪気さだから、ああはいっていたけれどあのアバターより年下かもしれない。

 そんな姉妹プレイヤー加入となれば、ナザリックメンバー少数の女性陣はもちろん、メンバー全員お祭り騒ぎに違いない!

 

「ふふっ……」

 

 モモンガの中の人はそんなある事のない未来の妄想に浸り、微笑んでいた。




 リコリコ完結!
 いやー!ほんと面白かったですねぇ!
 オバロもいいところで、今期終。
 続編くることを祈りつつー。
 


 
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