ナザリック・リコリス   作:ぶんた

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その6

「えええー!姉妹?姉妹プレイヤー?!!モモンガさん!そんなのどこで引っ掛けてきたの?で、姉がボクっ子のシマリスで、妹がゲーム素人の和風メイド?やばい!やばすぎるよ!とりあえずモモンガさん、グッジョブ!なんとかとりこまねば!そんで問題は、姉貴と必要以上に仲良くならないように……」

 

 モモンガの報告にギルドメンバーのペロロンチーノは大はしゃぎ!バードマンである彼は、その翼をバサバサとはためかせつつ、ブツブツと呟きはじめた!

 

「こんな時期に初心者さんとは珍しいな!折角の初心者さんがPKにあったりしたら可哀想だ!モモンガさんが保護できてよかった!」

 

 たっち・みーもモモンガにサムズアップをしてみせる。

 

「……そう?こんな時期に姉妹プレイヤー?それってなんだか。いや、かなり胡散臭いきがしますけどね……」

 

 ウルベルトは眉をよせ、苦言を漏らした。

 

「花々なんかの知識も豊富なんだろう?私は是非とも話をしてみたい!」

 

 彼岸花での件を聞いたブループラネットは前のめりに意見を上げる!

 

「うん。それにメイドに対する知識もあるとか。私もぜひ話してみたいよ」

 

 ホワイトブリムとヘロヘロものりのりだ。

 

「幾つくらいなのかな?女子メンバー増えるなんて、思ってもいなかったよ!」

 

 妹のいるやまいこ。シマリスであるウォールナットが刺さった動物好きな餡ころもっちもち。二人の興奮状態に感化されたぶくぶく茶釜。三人の女子メンバーはかつてない盛り上がりとなっていた!

 

「それでどんなビルドの予定でござる?」

 

 武人建御雷と弐式炎雷はモモンガに問いかけてくる。ジョブが近ければ助力を申し出ようとしているのかもしれない。

 

「ささやかながら私も装備を進呈したいな!」

 

 鍛冶師である、あまのまひとつもやる気を出している。

 

「そのお姉さん。ちょっと期待が持てるね……」

 

 フラットフットが小さく言葉を漏らす。

 

「そうなるとやはり、私の出番だな。盛大に歓迎の準備をせねばなるまいよ……。くふふ」

 

 るし★ふぁーがひとり、小さく笑う……。

 

 

*****

 

 

 るし★ふぁーが暴走するとろくでもない事になる!

 

「いえ!やめてください!」

 

 モモンガの中の人はそう叫びつつ飛び起きた!

 

 rrrrrr!

 

 けたたましく鳴っている目覚ましのアラームを反射的にすかさず止める。

 

「夢?夢かぁ……」

 

 寝ざめでぼうとする頭に手を添えつつ、モモンガの中の人は、目を閉じた。

 

 ――ああ。ああして皆であの二人を歓迎することができれば、本当に楽しかったろうなぁ……。

 

 モモンガの中の人は大きく息を吐き。

 

「ああっ!急がなきゃ!」

 

 そうして、日常へと埋もれていった。




 オンゲでー
 初心者さんにあれやこれやしたくなっちゃうんですよねー
 自分があれやこれやとしてもらったからと
 
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