俺の高校生活は最初から最後まで間違っていたのか? 作:ユウア ブルーラム
今、俺は総務高校の校門前にいる。何故かと言えば、今日1日授業がある訳ではない。今日は高校生活を締めくくる大事な行事、"卒業式"4だ。しかも、俺達の学年が飛び立つ時である。何年か前には雪ノ下さんが、去年は城廻先輩が卒業していき、新たなステージに進まれている。その順番が俺達の代に回ってきたのだ。俺は校門から校舎を見て、1人高校生活を振り返っていた。
奉仕部に入ってからは由比ヶ浜の依頼、チェンメール、川崎姉弟、林間学校、文化祭、修学旅行、クリスマスのイベントなどあり、今からしたらよく乗り越えることができたと自分を褒めた。そんな時、周りは友達と会話したり、式の準備の為に走っている生徒もいるが、俺の後方、つまり今校門から入ってきた生徒に突然声を掛けられた。
「今までの貴方を振り返ると、そんなところで立ち止まって校舎をただ見ているなんて、何かあったのかしら、比企谷くん。」
「俺達は今日でここともお別れなんだ。あまり進んで校舎を見ないしな。なんかちゃんと見ときたいと思ってな。」
「はぁ、貴方じゃない人話しているみたいでなんか怖いわね。今日は大事な行事で何ありそうで嫌だわ。」
「おいっ、俺が人らしくないと言っているように聞こえるが」
「正解よ。」
「まだ話しているだろう!?なんか違う意味で泣きそうなんだが。」
「あら、問題ないじゃない。今日は泣く人が多い筈よ。」
「いや、それは高校生活を振り返って思い出して感動して涙が出る。俺はこんな日に自分が周りに人と認識されなくて悲しくて泣きそうなんだ!」
「そんなに小さい事に拘っていたら、嫌われるわよ。」
「今のは流石に冗談だよな!?嘘だって言ってくれ!?じゃないとここで泣くぞ!!」
「もし貴方がここで泣いたら、私に告白して振られたみたいに周りは認識するはずよ。つまり、誰も貴方を助けはしないわ。」
「く、くそ、本当にやったらなりそうなことを言うな!俺の心はガラスのハートで出来ているって教えただろう?」
「ならもうとっくに壊れているわね。」フフフ
「反論できねぇー!!」
「ほら、いつまで道草食ってるのかしら。早く集まらないと、貴方のせいで周りを待たせることになるわ。こんなの所で恥をかく同じ部活の部員を見るのは部長として軽蔑するわ。」
「なんで俺がやらかす前提で話してる。俺は周りに迷惑をかけるような友達すらいないぞ。」
「本気で言っているかしら。」ギロ
「!?」びく
「・・・・まぁ、いいわ。式が終わったら、あとで部室で話しましょう。最後にどういう結末になるかは貴方次第よ。」フフフフ
「(最悪バレないように帰宅するしかないな)」
「比企谷くん?」
「は、はい!(急に低い声で呼ばれたから、反応しちゃったぜ⭐︎)」
「もし寄らなかったら・・・・・どうなるかはわかるわね?」ニコ
「(何故バレた!?心を読めるのか!?そんな訳がない!そしたら俺のプライベートが無いじゃねぇかー。)」
「返事は?」
「・・・はい」
なんか雪の下の話を無視したら、終わりそうな予感したんだが・・・・・走馬灯って普通声を発したり、見られるだけでは見れない筈だぞ!?俺生きて変えるのかよ・・・・
「それでは後でね?比企谷くん。」
「はぁ、わかった。雪ノ下必ず行く」
「最初からそう言いなさい。」
俺の返答に苛立ちが生じたのか、また低い声で話し掛けたが、なんとか治った。今日は総務高校を旅立つ日になんで疲れなきゃいけないんだ。
やはり俺の高校生活は最後まで間違っている!
何がダメだったか教えてくれー!!
「おいっ!比企谷!早くしないと卒業できないぞ!!」
「!?今行きます!」
本当に・・・
この話が続くかは未定です。