OrverLord ─始祖の吸血鬼─   作:ブラック×ブラック

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今回からグリモワール大迷宮のお話にが本格化します。

楽しんで頂けたら嬉しく思います!


第九話  グリモワール大迷宮ー1

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 大迷宮中央 御屋敷 邸宅前

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大迷宮の管理者ルゥ=ルゥは、最近姿を見なかったロベルト・ダンと御屋敷邸宅前の木陰で寝転びながら空を見上げていた。

ルゥは、300年前に覗き見た帝国騎兵団とヒルデリアの戦を思い出すだけで、人間種嫌いに拍車が増しイライラする。

ただ、あれ以来グリモワール大迷宮に近づく人間種は少なくなったので、最近では退屈していると言う事だ。

まったく、わがままな姫君だとため息がもれる。

見た目は、お子様だがこの『グリモワール大迷宮内』ではヒルデリアでさえ勝てない恐ろしい存在として誰もが知る人気者。

横でブーブー言ってる幼女よりヒルデリア派だが、そんな事は口が裂けても言えない。

ロベルトは、情報収取として周辺諸国に足を運ぶ事が多くなったと横で不貞腐れている姫君に構わず話し続けた。

 

「ルゥも外に行きたいぞ!

 ブッコロス!

 ギッタンギッタンにケチョンケチョンにブッコロス!

 わがまま言わないルゥは偉い!」

 

ロベルトには、この小さな悪魔…もといドライアドのルゥ=ルゥが『わがままでは無い』と自称する意味が分からなかった。

旦那様がルゥ殿の事を話し、気遣って欲しいと私に仰せになられていたなぁ…。

 

『ロベルト、この地へグリモワール大迷宮が転移してから300年経つのだね。

 随分と長い時を君達は過ごしてきた。

 これから訪れる未来、ルゥの世界はこのグリモワール大迷宮が全てなのだよ。

 だから君にお願いしたい。

 彼女の力になって欲しい。』

 

((私など、ルゥ殿の足元にも及ばないと言うのにどうすれば良いのだろうか…。

 ヒルデリア殿も旦那様と同じような事を口にしていたよな。))

 

『ロベルトさん、ルゥちゃんと遊んであげて下さいね。』

 

まったく恐ろしい事を言う方だ。

血塗れに成っている未来しか見えないのだ。それ程までにロベルトは、ルゥ=ルゥを恐れていた。

ルゥ殿は、本当に愛されているのだと知った。それがグリモワール大迷宮への貢献度合い、つまり能力差の違いでは無いだろうかとも考えた事もあった。

だが、旦那様より私に大変栄誉ある事に形は違えど同じように考えている。そういった語り口調でお話しを受けた事もある。

あの言葉は、ロベルトには大変ありがたかく感じていた。

高い能力を有する他の皆の中で、自分の能力もまた誇りに出来る物なのだと卑屈にならずにいられるのだから。

改めて考えるとルゥ殿が知る人間は、300年前大迷宮前で勃発した出来事に起因し、人間種を攻め込んでくる敵対者としか認識出来ていないからなのかも知れない。

その後、へり下る人間の対応はヒルデリア殿がなされていたのだし…。

 

((まぁ、あれじゃ好きになれないよな…。))

 

先ずは300年間、目を背けてきた存在、ルゥ殿を知る事から始めなければいけない。

今の所『残虐な大迷宮管理者』としか認識していないのだから…。

彼女の事を知らないから恐れてしまう。多少知る事が出来れば少しは違うかも知れない。

 

「ルゥ殿、外は危険ですよ。」

 

「そうなのか!?」

 

「いえ、ルゥ殿であれば大丈夫だと思いますがね…

 人間達の組織力は馬鹿に出来ませんぜ。

 それを管理している魔導国も恐ろしいですし、怖いものばかりです。」

 

「むぅ…そうか…。

 ワンコロが虐められたら私が助けてやるからな!」

 

「その時は、私の事はわす…いえ、ありがとうございます。

 …

 ……

 ルゥ殿!

 他の誰にも真似が出来ない大切な仕事があるじゃないですかい?

 私とゆっくり話していて大丈夫なので?」

 

ロベルトがそう口にすると、大迷宮の小さな管理者ルゥ=ルゥは”シュタッ”っと身軽に立ち上がり、未だ空を眺めているロベルトを見下ろし親指を立て”ニカッ”と笑った。

小さな悪魔は、ロベルトを助けてくれると言った。

 

その言葉が素直に嬉しかった。

 

今日迄の300年間、背を向け積極的に関わろうとしなかった大迷宮の小さな『守護神』を敬礼で見送り願う。

 

この先、ルゥ殿が戦う日が訪れない事だけを。

 

「ご健闘をルゥ殿!」

 

*てっく・てっく・てっく*

 

てくてくと歩いて行く後姿は、本当に愛らしい。

今迄、どうしてあれ程ルゥ=ルゥを恐れていたのか疑問にさえ思えてくる。

だが、この日を境にルゥは、ロベルトに『ちょっとした悪戯』を仕掛けるようになるのだ。

大迷宮管理者の一日は、多忙を極める筈なのだが…。

結果、ロベルトを鍛える事に繋がっているのだが二人は気付いていない。

 

「上よ~っし!

 右よ~っし!

 左よ~っし!

 後ろよ~っし!

 前よ~…むっ!なんかおるぞ!!」

 

前方の異変をルゥ=ルゥは、メッセージの魔法を使い即座にあるじに伝えた。

男と女二人が大迷宮入口に立っている。

 

**あるじ~。大迷宮の入り口~なんかおるぞ~。

  男と女だ~。アレ人間じゃないぞ~ブッコロスか?**

 

**ルゥ、慌てなくて良いよ。きっと彼等は、新しく家族になる者達だ。

  ルゥは、あの二人の姉と言う事になるね。

 

  さぁ、大迷宮入口から中央の邸宅迄、道を作って欲しい!

 

  勿論、彼等が通った後は即座に迷宮構築も忘れないようにね**

 

**あいわかった~。あるじ~姉として頑張るぞ~**

 

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  大 迷 宮  入 口

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鮮血帝ジルクニフ・ルーン・ファーロード・エル=ニクス

ようやく辿りつく事が出来た大迷宮。

まず驚かされたのはその規模だ。

かつて、自身が統治していたバハルス帝国の大貴族。

ここに帝都が幾つ入るのだろうか…そんな事を考えてしまう程だ。

 

((魔導国に対抗しうると考えたから、爺は協力要請を止めたのか?))

 

大迷宮の入口に、怪しい仮面に赤い外套を羽織った少女が立ち尽くしていた。

真祖に覚醒したジルクニフには、目の前の少女が人間種でない事に気付く事が出来た。

生前であったなら、こんな化け物と遭遇していたら腰が引けていただろう。

だが、少女の存在に怯む事は無い。

ここで引き返すと言う選択肢を持ち合わせていないからだ。

彼には彼の目的がある。自身の変容、漲る力の正体、己の変化全てを理解しなければならないと考えている。

 

ここに辿り着く迄、飲まず食わずでやって来た。

空腹感は無い。

喉は乾くが対して苦にならない。

ただ夜間と比べれば、日中は若干行動が阻害されているように感じたが動けない程では無かった。

 

『真祖』とは、一体何なのか知りたかった。

そして何より、あの『御方』に御会いしたかった。

 

 

蒼の薔薇イビルアイ

大迷宮…。

こんなものがあったのかと自身の目を疑った。

 

((実在したのか…))

 

魔導国考案の娯楽施設程度にしか考えていなかったイビルアイにとっては衝撃的な光景である。

視界でその規模を測る事は困難…いや、不可能と言える巨大迷宮。

招待を受けたのは良いけど迷路になっていては辿り着けるか分からない規模だ。

おそらく、転移、飛行の魔法やアイテムは使用不可能になっているのだろう。

入口は解放されている。

 

((まるで、地獄の門だな…。))

 

そんな事を考えていると背後から、迫り来る巨大な存在を感じた。

イビルアイは、ゴクリと唾を飲み込む。

あの酒場で感じたものに比べれば耐える事は可能だ。

しかし力の規模に比べ、それは不自然な程不安定に感じられる。

ここまで来たら何が現れても驚かない。既にそんな次元の話では無いのだから。

あれこれ考えている間にも事態は動いている。

 

後方の注意対象を見失ってしまった事に気付く。

そして、それは当然かのように真横に存在しているのだ。

 

真横に立つ男の顔に見覚えがあるが、羽織っている衣服のせいだろうか上手く思い出せない。

黒一色の衣服に色白で赤い目…赤い目?

 

((コイツ吸血鬼か!?しかしこの顔…。見覚えのある顔だぞ!))

 

真横の存在に注意を払いながら、入り口を見ていると男が話しかけてきた。

 

「お前、吸血鬼だな。あの御方と会うつもりか?」

 

「お、お前ではないぞ!イビルアイだ!それにワタシは、招待されたからな!」

 

イビルアイと言う名は聞き覚えがあったが、この女はあの御方に招待を受けた方だ。

思い出した方が後々良い関係を築けるのでは無いか…帝国の絶対者であった頃のジルクニフには無い思考回路だが属国化した判断を下せた彼の思考は柔軟である。

生前より遥かに多くの事を同時並列化し、その結果を導き出せるよう昇華する事。

バルディアは、ジルクニフにそれを望んでいた。

 

「それは失礼したイビルアイ殿。私はジルクニフ・ルーン・ファーロード・エル=ニクスだ。」

 

こいつ最後の皇帝か!

イビルアイは、その名を聞き男の顔を今一度注意深く見る。

彼の皇帝は、魔導国の属国化の道を選んだ人物だ。

そんな男がなぜ吸血鬼化し、ここにいるのだと言う疑問が浮かんだ。

それを見越してだろう、ジルクニフは言葉を続けた。

 

「私は、こちらの御方に『真祖』として覚醒させて頂いた。

 彼の御方に今一度拝謁願いたくこうしてここにいるのだよ。」

 

もう、驚かないぞと決めていたイビルアイだが、その決意は硝子の様にいとも容易く粉砕された。

 

((真祖として覚醒ってなんだ!?

 真祖は、最上位の吸血鬼ではないのか!?

 

 …違う!!

 

 ジルクニフの言葉は、更なる上位種が存在するとでも言うかのような口ぶりじゃないか!

 では、あの酒場でバルディアと名乗った男がそうだと言うのか?))

 

「ち、ちなみにその『御方』はだが、ど、どんな容姿をされていたのだ?」

 

((なぜそんな事を聞く?

 直接御会いした事がないのか?

 招待は、招待状のような形で受けたのか?

 私が偽証しているかどうかの確認か?))

 

多くの可能性が頭の中でぐるぐる回るが、こうしてこの大迷宮の入り口前に立っている。

その事実が重要なのだ。

招待を受けたと言う彼女が、私の偽証を確認する為の質問であるならば…。

偽証はしていない。途中から考えるのをよし、同族のよしみと言う事で彼の御方の容姿を語ろうとした正にその時であった。

イビルアイが地獄の門と例えた大迷宮。

その迷路の壁が、入り口の幅だけ不気味に動き中央の邸宅迄の道が形成されたのだ。

 

「君は、招待を受けていたから当然だろうが、私は違うのだよ。だが、大迷宮への入場をお許し下

 されたようだ。」

 

コイツ、ほんとに皇帝だったんだよな?

ジルクニフの『鮮血帝』と言う異名が嘘では無いかと思える程だ。

少なくともイビルアイには、ジルクニフの表情は純真無垢な子供が浮かべる笑顔そのものに見えた。

 

「ヨカッタな!行こうじゃないか!」

 

王国と敵対していた帝国の主。

だが、イビルアイには同族の存在が素直に嬉しかったのだ。

二人並んで遥か先に見える邸宅へと歩き出すと、これまで歩いて来た道は既に無く大迷宮の名の通り迷路の壁が構築されてゆく。

どれだけ歩いただろうか分からない。

ただ目の前の道を真っ直ぐ歩いているだけで、ざっと六時間は経過しているだろう。

 

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  大 迷 宮  庭 園

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ようやく、庭園に辿り着くとそこに現れたのは女性の執事である。

イビルアイは、この顔を知っている。あの酒場で場違いなドレスを身に着けていたヒルデリアと名乗っていた女性だ。

ヒルデリアは左手を胸に当て、少し腰を折ってから背筋を正した。この一連の無駄の無い美しい動作を皇帝であったジルクニフでさえ見た事がなかった。

 

「ようこそおいで下さいました。 

 ジルクニフ・ルーン・ファーロード・エル=ニクス様

 そして、イビルアイ様。

 我が主バルディア・ブラッゼ・アンティウスが御二方のお越しをお待ち申しておりました。

 我が主の元迄、このヒルデリア・クロスがご案内させて頂きますが…。

 その前にイビルアイ様。」

 

「なんだ?」

 

「確認させて頂きますが『イビルアイ』。そうお呼びしても宜しいのですね?」

 

イビルアイは、その問いに頷き答えた。

すると他の使用人がヒルデリアに美しい装飾が刻まれたグラスを渡した。

グラスに注がれているのは、煌めく液体。

アルコールの類では無い美しい『赤』。

 

吸血鬼である二人には、それが血液である事を瞬時に理解出来た。

 

「ジルクニフ様は既に頂いているとの事なので、こちらはイビルアイ様へのウェルカムドリンクと

 言う事になりますわ。」

 

ヒルデリアが笑顔でイビルアイにそれを勧めるので、素直に頂くことにした。

ゴクリと喉を鳴らし一気の飲み干す…。

身体制御を失い”グラリ”とその場に倒れこんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

!!!!!

 

 

次にイビルアイを襲ったのは、体中の血液が沸騰するかのような感覚。

火傷程度の痛みでは無い。

 

 

 

 

 

 

 

「グゥアァァァァァァァァァ~~~~~!!!!!」

 

 

 

 

 

 

ジルクニフは、目の前の現象が、何がおこっているのか、招待を受けた筈の女が今凄まじい悲鳴をあげ苦しんでいる事に理解が追いつかない様な顔をしている。

彼の『真祖』覚醒は、彼の遺体にバルディアの血液を零した結果である。

遺体であるから当然意識は無い。ジルクニフがあの痛みに襲われる事は幸運にも無かったのだ。

 

ただ、才があった。

今の彼にとっては幸運とも呼べる『真祖』へ覚醒出来る才があったのだ。

 

だが、イビルアイは違う。意識あるまま『始祖』の血を口にした。

これに耐えるのは容易ではない。これに耐えて初めてイビルアイは『真祖』としての覚醒が成るのだ。

イビルアイは、かつてある青年に口にした事があった。

 

『才ある者は、最初からそれを持ち合わせている。』

 

自身が発した言葉が頭をよぎった。自分は、一体どちらなのかを考える暇も無く絶え間なく激痛がイビルアイを襲う。

始祖の血は、劇薬なのだ。

イビルアイの言葉通り、才ある者は『真祖』へ覚醒し、そうでない者は灰と化し泡の様に消えていく…。

 

地面でのた打ち回るイビルアイの姿をヒルデリアは、そのままの姿勢で見下ろし成り行きを見守っている。

他から見れば冷酷無慈悲ともとれる姿勢とその眼差し…。

だが、彼女の胸中は別である。

 

((イビルアイ、耐えて下さい!

 貴女なら真祖への覚醒が成った時、シャルティアさん同様の力を得る事が叶うのですから!

 消えないで!耐えなさい!))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

**御主人様、イビルアイは、様々な思いを胸に覚悟を決めこの大迷宮へ訪れたのだと考えます。

  しかし、誠に残念ながら彼女の覚醒は、難しいかも知れません…**

 

**…そう…か…。

  とても悲しく思うよ…。

  私の判断は間違っていたのだね。真祖覚醒の強要は過ちだった。ジルクニフで上手くいったか

  ら当然元々吸血鬼であるイビルアイも覚醒出来るものだとばかり…**

 

 

**私がいます!

  バルディア様!私がいつまでも御側に!!**

 

**…ヒルデリア、君は悪い子だね。

  弱った相手にそれは…。でも、君の存在に私はいつも救われているよ。

  本当にありがとう、ヒルデリア**

 

 

御主人様との通信が途絶えた時に初めて時刻の経過に気付く。

周囲はすっかり闇に包まれていた。

イビルアイの声はもう聞こえない…。

彼女がのた打ち回わっていた場所には、彼女が羽織っていた色と同じ赤い煤のような物があった。

ジルクニフは、未だイビルアイがいた場所を茫然と見つめていた。

 

((あいつは消えたのか…。あれが同族の死の形なのか…何も残らないのだな…))

 

「ジルクニフ様、我が主がお待ちです。

 これより主がお会いになるそうですが、本日はお休みになり後日になさいますか?

 我が主は、ジルクニフ様が落ち着いてからで構わないと仰せです。」

 

「あ、あの…。

 ヒルデリア殿。

 う、後ろを…後ろをご覧に!!!」

 

イビルアイが感じていた様にジルクニフも同族の存在を嬉しく頼もしかったのだ。

数時間程度共に過ごしただけだが、それでも喪失感は否めなかった。

 

 

赤い煤は、不自然な動きをみせている。

そもそも吸血鬼の死は灰と化し散り逝くものである。

風で拡散する事も無く、ただその場にあるのだ。

 

ヒルデリアは、この時点でイビルアイの覚醒が成ったと確信した。

それは、バルディアの美しい漆黒の煤と似ていたからである。

先程迄イビルアイがいた場所にあった赤い煤が一気に集結しイビルアイの姿を形成する。

 

 

イビルアイの真祖への覚醒は成ったのだ!

 

 

茫然と立ち尽くすイビルアイにヒルデリアは駆け寄り抱きしめた。

そしてきっと悲しんでおられる御主人様に吉報をいち早く届ける為メッセージの魔法を使い彼女の覚醒を伝える。

 

**御主人様!!イビルアイの覚醒…成功です!!**

 

その一報にバルディアは心底喜んだ。

最高の形で二人と再会出来る。

今回の事で『真祖』を安易に増やすのは、今後よそうと考えを改めたのであった。

 

「ヒルデリア!オマエ、殺す気だっただろ!?

 アレは一体なんの血だ?一体何を飲ませやがったんだ!

 ウエルカムドリンクだとぉ~~~この~~~~絶対殺す気だっよなオマエ!!!

 何か最後しんみりしてやがったな!

 煤状態でもしっかり見えてるんだぞ!」

 

「えぇ。ですが、運よく覚醒されましたわ…

 ほんと運よくね。

 私としては、どちらでも良かったのですよ。

 真祖覚醒、本当におめでとうございますイビルアイ!」

 

「クソッ!なんなんだお前達は!」

 

イビルアイは、ヒルデリアの最後の言葉が本心なのだと彼女の表情を見てなんとなく気付いたので何となくヒルデリアと言う女性に好感を持ち始めていた。

ジルクニフは、目の前の出来事に驚愕している。あれは、あの時見た煤化なのではないだろうか…

だが、こう言わずにはいられなかった。

 

「イビルアイ殿、真祖覚醒おめでとう!」




楽しんで頂けたなら嬉しく思います!

イビルアイちゃんパワーアップです!

次回もグリモワール大迷宮のお話になります。
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