盲目(予定)になったので世界を感じようと思います   作:空たん

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原神に復帰したので執筆を進めてみました。


エウルアデイズ
盲目(予定)5日目


 

 

 

 

モンドの風を感じつつ瞑想をしていたところ少し離れた広場で冷ややかな雰囲気になったのを感じ取る。

普段は穏やかな風が流れているためここまで風が冷ややかなのは久々だった。

気になって見に行ったところ人々の視線は一人の少女に集中していた。

「あれは・・・」

 

『見てあれ・・・』

『よく顔を見せられたもんだな』

『ええ、例の一族よ・・・』

 

少女にかろうじて聞こえるほどの声量で陰口を言っている

 

少女はフードを深くかぶり顔をうつ向かせながら歩く

フードからかすかに見えた水色の髪で察した

 

あの少女は”エウルア”だ

そういえば少し前にローレンス家はモンドの別の地域に場所を移したと新聞に書かれていた

のを思い出した

この頃のエウルアはモンドの人々から蔑まれまともな食料も確保できていなかったはずだ

 

このままいけば原作通り西風騎士団に入るだろうが少なくとも2年後あたりだろう

それまでこのままだというのはさすがに見逃せない

 

エウルアの後を追い人通りが少ない場所で声をかける

 

「ちょっと待ってくれないかな!」

 

一瞬びくりっとしたエウルアだがこちらを警戒しながら顔を向ける

 

「あなたが私の後をつけていたのには気がついていたわ

お望みは金かしら、それとも私の命かしら?後者だったら・・・」

 

エウルアはそっと長剣に触れる

 

「ちがうちがう?!私はあなたが心配で・・・」

「心配?ローレンス家の私を?」

 

眉のはしを上げながら困惑気味になっている

 

「その姿を見る限りかなり厳しい生活をしているように見えるの」

「別の地域に移ったとはいえそれなりの生活はできるはずよ、なのに・・・」

 

私はエウルアをじっと見る

肘から下部分からしか見えないがほっそりとした腕に少しこけた頬、少し汚れた服

あきらかに同年代の少女の恰好ではない

 

「そうよ・・・ここを追い出されてからお父様にモンドのみんなに謝ろうと提案したら一族の恥とみなされて追い出されたわ・・・」

「お店で食料を買おうにも門前払いされるし、宿にも入れてもらいえない」

「仕方なく野宿生活よ・・・」

 

エウルアは力なく笑い背中を向け去ろうとする

 

「まって!あなたは何も悪くないわ!」

「ローレンス家は確かにモンドの暮らしに圧政をひいて苦しめたがあなたはただ巻き込まれただけ!罪人の子供なだけで罪になるわけないわ!」

 

エウルアは肩を震わせながら叫んだ

 

「ならどうしたらいいのよ!!この血が流れているというだけで軽蔑する視線をむけられて!!私の居場所なんてどこにもないじゃない!!

 

エウルアの悲鳴に耳を傾ける

 

「もう、ひとりはいや・・・」

 

私はそっとエウルアの手を取り目をじっと見つめる

 

「なら、これからは私が友人になります!あなたの苦しみが理解できるなんて無責任なことは言わない」

「ただ、あなたのそばで寄り添うことはできると思うの」

 

そう言うと、エウルアはそのまま泣き崩れてしまった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「私はエウルア、エウルア・ローレンス」

「私はグローリー、これからよろしくね」

 

「ええ、・・・もう離さないから」ボソッ

「?」

 




個人的にエウルアはヤンデレの素質があると睨んでます
まぁ二次創作なのでそこらへんは自由に妄想していきます!
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