盲目(予定)になったので世界を感じようと思います 作:空たん
仕事の疲れが吹き飛びますね!Ahoy!!
「ところでエウルアはさぁ、これから何をしたいとか目標とかはないの?」
エウルアがここに住むようになってしばらくたった頃
一向に騎士になろうとしないことに焦りを感じたため原作崩壊を恐れた私は
それとなく聞くことにした
「したいこと?・・・これといってないかなぁ」リーがいるし・・・
「えー、西風騎士団に復讐したいとか、自分を追放したローレンス家に復讐とか」
「リーの中の私はどんだけ野蛮なのよ?!ショックなんだけど?!」
「ご、ごめんって」
自分でも突拍子のないことを言ってしまったことに謝罪する
「それで?急にどうしたの?」
「最近ね、街の人たちの会話を聞いちゃったの
『教会に裏切者が住み着くようになった』って
たしかにローレンスはモンドにとって大罪を犯したかもしれない!だけどなにもしてないエウルアを悪く言うのは間違ってると思うの!」
「私は別に気にしてないわ、そんなこと言われたってたった一人でも私のことを信じてくれる味方がいる!それだけで私は満足しているの」
「でも・・・」
「でも、大切な友達が私のことで傷つくなら周りの人間に私という存在を認めさせるのも悪くないわね」
「っ!!エウルア!!」
「何かいい案はないかしら?」
自分のことを認めさせるには・・・
小さな事をコツコツやっても時間がかかりすぎるしインパクトが足りないし
すごく大きい事って言ってもそんなの滅多にないし
「エウルアは西風騎士団に興味ない?」
「西風騎士団?私の家を追いやった?」
「たしかに西風騎士団はあなたを含めローレンス家を外に追いやったけど
それを逆手にとるのよ!」
「逆手に・・・」
「そうよ!騎士団で結果を出して認めさせるのエウルアはすごいんだって!」
思い立ったが吉日
次の日、私たちは西風騎士団本部にやって来た
「ようこそ西風騎士団へ!何か用事かな?」
「すみません、騎士団の募集を見て来たのですが・・・」
門兵は少し私たちをねぶみすると露骨に顔を顰めた
「どうしてローレンス家の人間がここにいるんだ?」
「あら?私がいるのがそんなに不思議かしら?」
「お前たちがモンドの民に何をしたかわかっているのか!」
「私は何もしてないわよ?」
「穢れた血が入っているだろ!!」
「ローレンス家の血が入っていてもエウルアは何も関係ないじゃない!
それとも西風騎士団は勝手な偏見で判断する差別主義団体なんですか?」
あまりの言われように思わず強く言い返してしまった
「こいつ言わせておけば!」
『何をしている?』
門兵が声を荒げようとしたとき私たちの後ろから声が聞こえる
「だ、ディルックさん!」
団長?もしかしてディルック!?
後ろへ振り向くと原作ではアカツキワイナリー兼酒屋の店主でお馴染みディルックだった