投稿が遅れた言い訳はここまでにして本編入ります。
...ほんとすいませんでした!(ただこれからも遅れる)
閻帝は緑谷を案内した後、教室にカリキュラムを取りに戻った。教室には一部の生徒が残っており、閻帝を囲むように近寄る。
「なあ!あんたの個性ってなんだよ!」
「ふぇ?」
「少し怖いけどカッコイイ個性だったよね!」
「ふぇぇ?」
「ねぇ、この後二人でカラオケいかね?」
「えーっと...と、取り敢えず自己紹介から!」
閻帝は一度に沢山の人から話しかけられたので焦りつつも、話をまとめるため自己紹介を始める。
「僕は閻帝低。個性は『変貌』で色んな姿に変貌できる。好きなものは甘いもの!嫌いなものはお肉...こんな感じかな?あ、カラオケは行かないよ!」
「俺は切島鋭次郎。個性は『硬化』!よろしくな!」
「私は芦戸三奈!個性は『溶解』で何でも溶かしちゃう!」
「俺は上鳴電気!個性は『帯電』よろしく」
「エイじんにみななん、上鳴ね。よろしく!」
「なんで俺だけそのまま...」
自己紹介が終わったその後閻帝は別れて帰ったが、まだ性別を勘違いされていることは気付いていないのであった。
「私が...普通にドアから来た!」
「オールマイトだ...!」
「すげぇや、本当に先生やってるんだな!」
「あれ、シルバーエイジのコスチュームね!」
「画風違いすぎて鳥肌が...!」
次の日、本格的な授業を受け始めた閻帝達。午前は必修科目を学び、午後はヒーロー基礎学を受ける。そして今日のヒーロー基礎学の担当はオールマイト。教室に入って来た瞬間、殆どの生徒は喜び、興奮していた。
「私の担当はヒーロー基礎学。ヒーローの素地を作るため、様々な訓練を行う科目だ。単位数も最も多いぞ。早速だが...今日はこれ!戦闘訓練!」
「戦闘...!」
「訓練...」
「そして、そいつに伴ってこちら!」
オールマイトが指を指した方向の壁から数字の書かれた箱のような物が入っているロッカーが出てくる。
「入学前に送ってもらった個性届と、要望に添ってあつらえた
「 「 「 おお! 」」」
「着替えたら順次グラウンド・βに集まるんだ」
「 「 「 はーい 」」」
話が終わり、生徒達はそれぞれ自分の戦闘服を取り更衣室に向かった。
更衣室...
「お、おい閻帝ちゃん?どうしてここにいるんだ?女子更衣室はあっちだぜ?」
「そうだぜ。今までもそうだったじゃねえか」
「そもそもそう言う問題じゃ無いような...」
上鳴がそう言うと切島や尾白など、他の生徒も閻帝に女子更衣室に行くように促すが...
「?どうして女子更衣室に僕が行くの?それこそ問題になるよ!」
勿論閻帝は男なので至極真っ当なことを言っているつもりなのだが、周囲の誤解により閻帝はただの露出魔になりかけている。当人はそんなことも知らず段々と着替え始めているのだが。
「そんな事より早く着替えるよ皆!オールマイト先生を怒らせちゃうよ?」
「で、でもよぉ。女の子の前で着替えられねぇよ俺は」
その瞬間更衣室内の空気が凍る。閻帝以外の生徒は背筋が凍り、一歩も動けなくなる。
「...皆、正直に答えて。僕のこと、女だと思ってた?」
その言葉に上鳴は答えようとしたが声が出ず、うなずくことしか出来なかった。他の生徒も同じようにうなずくだけだった。
「...へぇ、そっか。じゃあ!今日の戦闘訓練...楽しみにしといてよね」
そう言って閻帝は着替え、グラウンド・βに向かった。更衣室に残ったのは凍りついた生徒達と沈黙だけだった。
「あ!閻帝ちゃん!ってその戦闘服カッコイイ!」
「ありがとう!お茶子ちゃんもカッコイイね!」
グラウンドに向かっている途中に閻帝はお茶子と出会ったので話ながら向かうことにした。因みに閻帝の戦闘服は至ってシンプルで機能性に長けているデザインとなっている。中学生の学ランをベースに、目以外にも小さな穴を開け、通気性を良くした顔を守る為のホッケーマスクや最低限の武器としてナイフを腰に掛けている。服単体で見ればただの中学生だが付属品によってそのシンプルさを生かした戦闘服となっている。
(服装なんてよく分かんないから学生服とマスクとしか書いてないけど...良かった)
本人は何も意識していないのだが。余談だがナイフは製作陣が「個性を使えない状況でも戦えるように」と付け加えたものだ。
「閻帝ちゃん、すごい戦闘服ね」
「梅雨ちゃん、だったよね。戦闘服、良いデザインだね!」
「ありがとう、閻帝ちゃん」
「てっち!カッコイイ戦闘服じゃん!」
「みななんも可愛い戦闘服だね!」
「えへへ、ありがと!」
そんなこんなで途中で合流した人達と一通り話ながらグラウンドに向かうとオールマイトが待っていた。
「格好から入るってのも大切なことだぜ、少年少女!自覚するのだ...今日から自分はヒーローなのだと!」
すでに他の生徒も集まっていて、それぞれが頼んだ戦闘服を着こなしていた。
「さあ、始めようか。有精卵ども!
閻帝side
「さあ、戦闘訓練のお時間だ」
「先生!ここは入試の演習場ですが、また市街地演習を行うのでしょうか?」
あ、あれ飯田って人だったのか。なんか仮面○イダーみたい。
「いいや、もう二歩先に踏み込む」
もう二歩...
「ヴィラン退治は主に屋外で見られるが、統計で言えば屋内の方が凶悪ヴィラン出現率は高いんだ。監禁、軟禁、裏商売...このヒーロー飽和社会...オッホン。真の賢しいヴィランは“屋内”に潜む。君らにはこれからヴィラン組とヒーロー組に分かれて、2対2の屋内戦を行ってもらう」
「基礎訓練なしに?」
「その基礎を知るための実戦さ!但し、今度はぶっ壊せばオーケーなロボじゃないのがミソだ」
「勝敗のシステムはどうなります?」
「ぶっ飛ばしてもいいんすか?」
「また相澤先生みたいな除籍とかあるんですか?」
「分かれるとはどのような分かれ方をすればよろしいですか?」
「人数一人はみ出すことない?」
「このマントヤバくない?」
「ん~聖徳太子!」
やっちゃった。流石に質問タイムは設けるか。
「いいかい?」
カンペ!?
「状況設定はヴィランがアジトのどこかに核兵器を隠していて、ヒーローはそれを処理しようとしている。ヒーローは時間内にヴィランを捕まえるか、核兵器を回収すること。ヴィランは制限時間まで核兵器を守るか、ヒーローを捕まえること」
成る程、ヴィランは耐えてもよし、攻めてもよし。逆にヒーローは攻めることしか出来ないと...
「コンビ及び対戦相手はくじだ!」
「適当なのですか!?」
「プロは他事務所のヒーローと急造チームアップすることが多いし、そういうことじゃないかな?」
「そうか、先を見据えた計らい...失礼いたしました!」
「いいよ、早くやろう!」
オールマイト先生楽しんでるね。早く戦闘が見たいのかな?
「の前に、一人欠ける件に関しては...君!閻帝少女!」
「は?」
「 「 「 あ... 」」」
「君は私と戦ってもらう。ヴィランかヒーローかは君が決めていいよ!」
ふーん...閻帝少“女”ねぇ...
「先生...分かりました。なら僕はヒーローでお願いします」
「や、やべえよ。閻帝のやつ切れてやがる」
「やっぱ性別に関しては誰でも切れるのか...」
「オールマイトが相手でよかった...」
アハハ、皆何でそんなに怯えてるのかな?僕はこんなにも笑顔なのになー?
それぞれくじを引いて対戦が終わり、ついに僕の番が来た。僕は位置に付き準備し始めた。
「それじゃあ閻帝少女。準備はいいな?」
「...はい、いいですよ」
「皆はこれを見てよく学ぶように!それでは閻帝少女と私による屋内対人戦闘訓練、スタート!」
さて...本気でヤりにいっても、良いよね?
閻帝の戦闘服どうしよう...せや!ジェイ○ンっぽくしたらええんちゃう?あーでもキャラ的にゴツくないし...と悩んだ結果がこれである。評価、お気に入り登録、感想を書くと作者が1キロ走りながら逆立ちしながら犬神家しながら焼き肉しながらサラダ食べるぐらい喜びます。