殺人鬼はヒーローになれるのか?   作:sベア

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新キラーがどタイプ過ぎてもうテンション上げまくり。 (大分前じゃね...?)
そして投稿遅れてすいませんでしたぁぁぁぁ!!
筆が走らないゾイ☆



戦闘訓練後編

それぞれくじを引いて対戦が終わり、ついに閻帝の番が来た。閻帝は位置に付きストレッチなどの準備運動を始めた。

 

「それじゃあ閻帝少女。準備はいいな?」

 

「...はい、いいですよ」

 

「皆はこれを見てよく学ぶように!それでは閻帝少女と私による屋内対人戦闘訓練、スタート!」

 

「アーティスト」

 

閻帝は始まった瞬間に変貌を使い、首が長く、腕や手が黒いインクのようなもので作られている女性。アーティストに変貌し、右手から巨大なカラスのような物を出現させて、それをビルの中に向かって飛ばした。すると飛ばした中の一匹が最上階で分裂し、一点を中心にしてくるくると回り始める。

 

「当たった。...成る程、最上階で待ち構えるのね。なら...レイス」

 

カラスが分裂したのはオールマイトに当たったからであり閻帝はオールマイトの位置を知れた訳なので、攻めに行けるように他の殺人鬼に変貌する。次に変貌したのはレイス。両目が光っており、武器の見た目が特徴的な殺人鬼だ。頭蓋骨がはめられた鐘と鉈のような武器を扱い、透明になり奇襲をしながら戦うことができる殺人鬼だ。

 

(さて...透明になったは良いものの音までは消せない。慎重に上がって行くしか無さそうだね)

 

閻帝は最上階に向かって慎重に上がって行く。真っ向から戦ってオールマイトに勝つ自信が無い為奇襲を仕掛けようとする。そして最後の階段にさしかかったその時、閻帝の背後から爆音と共にオールマイトが姿を現した。

 

「気付かれた!?」

 

「足跡で丸分かりだぜ閻帝少女!」

 

オールマイトが閻帝に気付いたのは地面に落ちている砂埃が足に付き、それによってできた足跡が原因である。本人はそれに気付かず音だけに集中してしまっていた。

 

「くっ...ハント「おっと、させないぜ!」!?解除!」

 

オールマイトは変貌しようとしたところを狙い、スマッシュを打つが、閻帝は変貌を解いてそれを躱すと一気に間合いを詰める。

 

(距離を離しても風圧で押される...遠距離攻撃なんて効かないと思う。なら距離を詰めて一気に仕留める!なんて思ったのかな?閻帝少女!」

 

「なっ...!?」

 

「近距離こそ私の本領さ!」

 

閻帝の考えが読まれ驚いている隙に拳を振りかぶってスマッシュを放とうとするが、オールマイトがふと閻帝の顔を見ると───変貌し始めていた。

 

「なんてね♪」

 

「なぜ...なぜ変身し始めている!?」

 

オールマイトが驚くのは無理もなく、閻帝は今まで殺人鬼の名前を呟き、『変貌』を発動しているのだ。

 

「そして...チェックメイト。終わりだ、オールマイト」

 

ドクターに変貌しきった閻帝の姿は背が高く、医者のような殺人鬼になっており、目は見開き口には何か矯正のようなものを付け、右手にこん棒のような武器を持っていた。

 

「俺の能力は電気を発生させる...長時間流すためには近寄らなければいけない。そしてどんなに強くても長時間電気を流された人間は死ぬ」

 

そう言いながら左手でオールマイトを捕まえる。

 

「要するに...分かるよな?」

 

「くっ...テキサス」

 

「放電!」

 

オールマイトがスマッシュを放つ前にドクターが強力な電気を流すと動きが止まり、数秒後にはオールマイトは動けなくなっていた。

 

「今回は...僕の勝ちだね!」

 

変貌を解きながら閻帝はテープを巻き付けた。オールマイトは試合終了の合図をすると話し始めた。

 

「まさか名前を言わなくても変身できるとは...完全に油断していた...完敗だぜ。閻帝少女」

 

「オールマイト先生...僕は男ですよ?」

 

「えっ!?」

 

「やっぱり...ちゃんと生徒一人一人の情報ぐらい調べたらどうですか?それさえすれば今回も勝てたかもしれないのに...」

 

若干呆れつつもオールマイトに説教をすると、体が動くようになったオールマイトが土下座をしながら閻帝に謝った。

 

「す、すまない。まさか男だとは...因みにあの変身は...」

 

「僕の変貌は名前を言えば直ぐに変貌できるけど別に名前を言わないと変貌できない訳じゃない。少し時間はかかるけど、名前を言わずに変貌することはできるよ」

 

「なるほど...取り敢えず皆のところに戻って反省会をしよう。一番大事なのは戦いを振り返り、次に生かすことだぜ。閻帝少年!」

 

「普通は勝った方が言うセリフなんじゃないですかね、オールマイト...」

 

「うぐっ、手厳しい...」

 

 

 

「閻帝さんは透明化の弱点を把握しきれていなかった点ぐらいですかね。オールマイト先生も閻帝さんの個性の事前情報を調べたら反則と思って取り組んだのでしょう。纏めるとどちらとも完璧...まさに隙のない戦いでしたわ」

 

「ハッハッハ!そうだね!そして今の戦いを見れば分かる通り閻帝少年は私と同じ位には強い!沢山盗めよ!」

 

「 「 「はいっ!」」」




閻帝「先生、ちょっとお話が」

オールマイト「あっ、はい」
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